2013.02.24 Choir Recording 41RP STAFF REPORT
ホールでのピアノと合唱のレコーディングでした。
目的がレコーディングという事でPAする部分は、袖に用意されたモニター とステージに向けられたTB用のスピーカーのみ。
ステージ上には合唱のコンデンサマイクが4本・ピアノ+ メインマイクがステレオでたちました。
仕込みに関しては3人もいたのでゆっくり行なえた印象。
・マイキングを確認する時は遠くから・近くから・ 様々な角度から見る必要がありました。
・レコーディングの際、 特殊であると感じるのがTB用モニターを用意してステージ上( ブース内)と袖(コントロールルーム) のやり取りを行なうシステムを組むという事です。
レコーディングスタジオなどは始めからそのようなシステムが組ま れているが、ホールなどでのレコーディングの際は一から組む。 これが収録の質がどうこうの話しでは無く、 とっても大切な事なのだと学んでいます。
SRでも同じようにステージモニターにTBを返す事やクリカムを 配備することなど、 音を仕事にする以上責任を持つ部分であるのです。
・今回合唱の収録であったのだが、 歌うという事は凄く体力のいることなんだなと感じた。 それが収録される音に関わらず人として気を使い、 思いやる事が重要なのだと思う。
・SRではダイナミックマイクを使う事が多いからか、 今回足音や平台がきしむ音、 譜面がカサカサとなる音がとっても気になった。 もちろん自分の発する音に関しても。とっても繊細です。
素敵な楽曲ばかりで、 時に胸が痛み時に感動したり感慨深い現場でした。
音をゆっくり集中して聴く、 多くの発見がある事なのだと改めて実感。 つい時間や空気にのまれそうになるが、 いつもふと立ち止まって聴く事ができるといいと思った。
ベーゼンドルファー(ピアノメーカー)、初めて生で音をききました。
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