2007年12月23日日曜日

2007.12.15 Soul&Gospel Concert SR STAFF REPORT 36RP

2007.12.15 Soul&Gospel Concert SR STAFF REPORT 36RP

初めてm-aquaの研修に行って思ったこと、勉強になったことをレポートにまとめます。

去年行った、今回とまったく同じコンサートのレポートがあったので、それを読んで予習していきました。そのためか、ある程度のイメージはできていたので、特に焦ることはなかったと思います。

しかしリハーサル途中で57と184の列を変える時に、把握するまでに時間がかかってしまったり、機材やケーブルの呼び名、特に混乱したのはスピコン=ノイトリックと呼ぶことです。ノイトリック=XLR という固定観念が自分にあったため、ノイトリック持ってきて!と言われた時、マイクケーブルを持っていってしまいました。スピコンはノイトリック社の製品。この他の機材も色々な呼び名があって、そのようなところで余計な時間かかってしまいました。又、2U、3Uなどの大きさがまだ自信がないことに気づきました。

マルチケーブルを敷く際、2階から1階に降ろす作業ひとつでも、必ずひとりでやらないこと、それはケーブルだけを降ろすならまだ良いが、コネクターがあるものならコネクターを痛めるほか、怪我をしかねないから、下の人がコネクターを受け取ってからケーブルを降ろしていく。これも当然のことですが、周りが忙しそうだったら、一人でやってしまうかも、と思いました。

コンサートホールだったので、客席側のケーブル養生には養生テープを使っていました。自前で持っていった白のビニテは一切使わず、ステージ側でも使ったのは黒のビニテでした。自分も白・黒ビニテ、養生テープをいずれ揃えるべきかな、と思いました。

リハ前、富さんがハウリングポイントを聴いて、僕は指示を受けながらGEQをカットしていって、少しずつハウリングが消えていくのがよくわかって、すごいなと思いました。自分はここを切るかな、次はここかな、と思って指示を聞いていたのですが、的はずれなことが多く、難しく感じましたが、もっと耳を鍛えようと思いました。

プレイヤーの方とコミュニケーションをもっと取っておけば良かったな、といまさらですが思います。特にモニタースピーカーについて、先に聞いておけばより早く追加のモニタースピーカーを出せたことに気づけたと思いました。
それと、前半の部の途中から車いすの足が、マイクスタンドにぶつかってマイクスタンドが揺れていたので少しずらしたのですが、後半の部が始まってまたぶつかっていることが何度かあり、倒れることはなかったにしても、休憩時間の時に富さんに確認しておくべきだった、そして絶対にぶつからない位置に動かすべきだったなと思いました。

去年、先輩が書いていたラッシングベルトの締め方については、実際現場では危険な作業だったため自分はやらなかったけれど、前日のホテルの部屋で試行錯誤して、富さんに聞いて締め方を覚えました。

撤収の際、いち早く富さんが駆け込んでいったのはバトンの下にあるマイクスタンドでした。
よくわからず、しかしすごく急いでいたので、自分もできるかぎり急いでマイクスタンドをステージつらに持っていき、モニタースピーカーもスタンドから下ろして端に寄せました。後になって聞いてわかったことなのですが、そういう機材を一番にどかさないと、照明さんがバトンを降ろせないということでした。よく考えれば当たり前のことなのですが、自分は音響のことしか考えていませんでした。そのような気遣いは音響の技術以前に大事なんだと思いました。

前回の人も書いていますが、弁当を早く食べることは冗談ではなく本当に大切だと思いました。

次回、お手伝いする時はもっと動けるようになりたいと思いました。
また宜しくお願い致します。

2007年12月18日火曜日

2007.12.08 GOSPEL SR YOKOHAMA STAFF REPORT 36SI

2007.12.08 GOSPEL SR YOKOHAMA STAFF REPORT 36SI

今回、私が初めての参加ということで戦々恐々としていましたが、結果的には大きな事故もなく進行できたのでそれが一番嬉しかったです。
初めてのことばかりで目の前のことにとらわれあまり細かいことに気づくことができなかったので、先ず自分か感じた改善点について書こうと思います。

まず、最初からですが集合が8:15とのことだったので、富さんより先に現場に向かおうと大分余裕を持って家を出たつもりだったのですが二駅乗り過ごし、結局先を越されました。ですがぎりぎり搬入には間に合いましたのでそれは良かったと思います。

機材の名称については、略称になじみが無い物が多く数度戸惑うことがあり、この点は改善は必要だと感じました。
回線表について、事前に配布された物を持参していったのですが当日配布された物との相違があり、その点に気づくのが遅れました。実際に結線時には混乱が起き、状況の変化に素早く対応することの重要性を再認識しました。(富=現場で変更はよくあります)

指示については、指示された内容について不明な点が有ればすぐに確認すべき、ということは分かっていたつもりでしたが、実際には理解したつもりで実は理解できていない状態で作業を行う段になって、あれ、と気づくことが多かったです。

今回は富さんが声の届く場所にいましたし、インカムも持っていたので大きな問題にはなりませんでしたが、場合によっては全体の作業を遅延しかねない危ない状態だと思いました。
本番中、演者さんの立ち位置や曲目など事前の打ち合わせと違う箇所が多く、対応に追われました。
その際、曲目の変更の影響でSaxの方のマイクを非使用時に袖にはける判断をしたのですが、その際一瞬混乱させてしまいました。後になって考えると、その時は一声かけるか、問題が有れば宅側でミュート操作できるので移動させない方が良かったと思います。

また、演目の後半でキーボードスタンドの足がひな壇から少し出てしまってぐらぐらと不安定になっていました。自分は上手にいて、キーボードは下手だったので行動はしづらいですが、実際は事故は起こらなかったものの、下手にインカムで伝えて判断を仰ぐのが最良だったと思います。

次に特に今回学んだことは、
・灰色、の意味。→舞台上でもっとも目立たない。
・スピーカーのパラレル接続。→簡便。
・マルチボックスの構造について。→恥ずかしながらやっと今回完全に理解した。
・マイクスタンドの初期状態。→手順を簡略化するため、ねじをゆるめたまま仮置きする方法もある。
・スピーカーを積み上げる際の手順、方法。
・弁当は早く食べる。
この辺りです。

それではまた機会がありましたらよろしくお願いいたします。

2007年12月16日日曜日

2007.12.15 Soul&Gospel Concert SR終了報告

2007.12.15 Soul&Gospel Concert SR終了報告






















結成10年を迎えた、宇都宮のコーラスグループ、
『ワールドソウルコーラス宇都宮』のクリスマスコンサートのSRを担当しました。

日時:12月15日 17時30分開演
場所:宇都宮市文化会館小ホール
出演:ワールドソウルコーラス宇都宮
ディレクター&ボーカル ネイザンイングラム
パーカッション 佐藤喜一
ベース ロドニードラマー
ピアノ ジョナサンカッツ

昨年に引き続き、3回目の同ホールでの公演でした。
今年は主催者からの、『コンデンサーマイク&少ない本数でのコーラス収音』があったので、
ハウスは、2/1のスタックで行った。

非常に今回、参考になった点が何点かある。

1:Choir収音について、コンデンサーマイクと、ダイナミックマイクのキャラクター
2:チューニング時における、オフマイクの倍音成分の帯域について、演奏者の印象
3:サイドモニターと、Choir収音における中音の安定
4:ネイザンがよく語る、GainとLevelの違い


1:ここの所、Choir収音ではダイナミックマイクを中心に収音を行っていた。
理由は、1本1本が突然、Choirの位置でソロを歌われても、ある程度モニター音量音圧を稼げる事。
5857は混じるが、本数を多く揃えられる事等のことから、ダイナミック中心のChoirの音づくりを行っていた。
反面、1本1本のマイクのハウリングマージンは稼げるのだが、収音できる、エリアが少ないことと、低域の収音が難しい面も課題として残っていた。

今回、主催者からのオーダーで、コンデンサーマイク5本で、収音を行おうとプランをたてており、主なチューニングの時間を
・Choirマイクの頭決め
・ハウスのマージン取り
・ハウスの58チューニング
・ハウス&プロセの音決め
・ChoirのEQ EXP −28 1.3〜1.5:1 HPF200hz
・58フロントフットチューニング
・Choirのモニターチューニング
・ピアノモニターチューニング

こんな順でおこなった。
むろん、一番の問題点の・Choirのモニターチューニングについて説明します。
表がだいたい整ったところで、サイド的にスタンドだてしている、Eliminatorでチューニングを始める。

2:チューニング時における、オフマイクの倍音成分の帯域について、演奏者の印象
傾向として、通常、58で切る所よりも、かなり上、4k〜8K等を多く切った。

何度も何度も使っているが、コンデンサーマイク184の印象、イメージを再認識した。
低域はとても豊かで、58等に比べて痛い帯域は無い。
ミュージシャンや、アシスタントさんでも、その傾向は認識しているようで、
過度なハウリングで探りながらも、58とは傾向の違うマイクということを、
皆に認識していただけたと思った。
とにかく高域の倍音が奇麗ですね。

また、下手のスタンド立てのChoirモニターを、ピアノのすぐ近くや、山台下手奥後方等移動してみたり、上手のChoirモニターは、袖幕ギリの所まで持っていった。

3:サイドモニターと、Choir収音における中音の安定
結果的に、下手Choサイドスタンド立ては、ピアノの奥に設置、
上手Choサイドスタンド立てを、フットモニターを追加してパラにした。
中央付近のChoパートには、ZX-1をペアで追加した。


チューニングが終わりリハが始まる。
途中オーダーの偏向はあったが、主に返していたのは以下の通り、

Choir下手=ソプラノ&メゾ中心
Choir中央=アルト中心
Choir上手=テナー&バス中心 カホン、ピアノ、ベース
ピアノ=ピアノ、クワイヤ、ソロ
ベース&カホン=カホン、クワイヤ、
フロントフット=ソロ、ピアノ


リハーサルは順調に進行したが、モニターの音量音圧感の不足が指摘された。

当初の予定のコンデンサーマイクKM184×5本に、SM57×5本を足した。
結局、前列をSM57、2列目3列目をKM184で狙う事になった。

いずれにしても、コーラスマイクのチューニングを、KM184 SM57両方で行う事は
重要であったと感じる。
KM184は、遠くの音源も収音できるが、ハウリングマージンはとりにくい。
今回上の辺りをざっくりカット、ローは200Hz付近でのHPFとなった。
SM57は、上記にもかいてあるが、痛い所を抜き、近接不足分をブースト、
特定のパートがオンになりすぎないように注意した。

本番、特段大きな混乱も無く進んだ。
ピアノや、EB&カホンのモニターも、あまり大きな指摘なく進んだのも、
普段よりマイクの本数を減らしたからかもしれません。

最後に今回、一番緊張して、ヤバいと思ったことがありました。
本来人が通れるはずの無い、客席後方の通路を、何人もの人が通っていて、
あげくの果てに、卓電のコンセント付近で子供が遊んでいたのはびっくりでした。
『危ないところは、通れないようにしておく』←鉄則であります。

2007年12月9日日曜日

2007.12.3 Classic Hall SR終了報告

2007.12.3 Classic Hall SR終了報告

12月3日に、山手元町の山の上で行われた、
大学の音楽学部クリスマスコンサートの終了報告です。

33RPの卒業生が、SRを担当、私は録音に専念しました。

まず、33RPの卒業生SRエンジニアの方からのお手紙です。
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まだ二年目の僕が気になったことをいくつか…
・リハーサルの時、もう少しステージを気にしてほしかった。
 途中で参加したのでシステムうんぬん確認したいことがあるとは思いますが、
 やはりステージ上の進行が一番大事なのではないかと思います。

・MC用のマイクについて。今回は基本ハンドで使って、使わないときは下手
 (あるいは上手)にスタンド置きでした。
 その際スムーズにマイクを出演者が取ってステージまで持っていけるように、
 ケーブルのたまり、マイクホルダーの向きなどなどを学生自身気付いていなかった。
 すごい細かいことですが、こういった事に気にかけておくと、出演者はもちろん、
 ステージマン自身がスムーズにケーブルを介錯できるような気がします。


・いろんな人と積極的にコミュニケーションを取ってほしい。
 システムや何故って思ったことを富さんや僕にもっと聞いてきてもいいじゃないかなと。
 授業では習わないことや、学校ではNGのことも現場ではOKなことあるはず。
 なぜいいのかとか些細なことでも聞ける勇気を今から持ってほしいです。

 俺はもっと話をしたかったってのが正直なとこです。それが音響にかかわらないことでも。

 まだまだ実習もやってない一年生には細か過ぎますかね…
 PAも録音でもいろんなもの(現場)に興味を持ってほしいです!

富さんはどう感じましたか?

あと、PAをやるにおいてアタマってどう決めてますか?
僕の場合フェダーを規定にしてトータルバランスを聞いて決めてます。
そうすれば、フェダーがほぼ規定にそろってミックスがしやすいと思うからなんですが…、
富さんはどうですかね?

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以下富の返信です。

(富)メールありがとうございます、今回頼んで本当に良かったと思っています。。
> ・リハーサルの時、もう少しステージを気にしてほしかった。
(富)もちろん、音響スタッフに信頼される事と同じ位、スタッフや、出演者からの信頼を得る
   チャンスはどこにでもある。今回だって、Tosさんにスカウトされるチャンスだったかも??。

> ・MC用のマイクはスムーズにマイクを出演者が取ってステージまで持っていけるようにケーブルのたまり、マイクホルダーの向きなどをセッティングしておく。

(富)想像、イメージが大事です、この後どうなる可能性があるか???

> ・いろんな人と積極的にコミュニケーションを取ってほしい。
 些細なことでも聞ける勇気を今から持ってほしいです。

(富)みすみす聞けるチャンスの逃している事に気づいた方が、良い。
   何かきっかけがあればそれでよし。
   『へー、君こんな質問するんだ!見所あるね!』みたいなね。

> まだまだ実習もやってない一年生には細か過ぎますかね…
(富)ぜんぜん、細かくないです。
   みんなで、フロア周りを分担したのが良くなかったね。
   前半後半でわけて、ミックス室に来る事も出来たし、
   みんなで手伝いに行くと、誰かをたよる。
   頼っていてはいつまでたっても、ステップアップしない。

> 富さんはどう感じましたか?
(富)点数無しです。


> あと、PAをやるにおいてアタマってどう決めてますか?
> 僕の場合フェダーを規定にしてトータルバランスを聞いて決めてます。
 そうすれば、フェダーがほぼ規定にそろってミックスがしやすいと思うからなんですが…
 富さんはどうですかね?


(富)これ重要ですね。
   どうしても人間はフェーダーの規定よりも下で使おうとします。
  (大きい音が出過ぎてはいけないという心理)録音でもSRでもこう考えます。

   頭(ヘッドアンプのゲイン)は、非常に難しいです。
   インプットが増えれば増える程、規定より下で使う楽器が増えますが、同時にどれだけ
   そのマイクに、音が入力されるか、収音されているか、にもよりますね。

   ドタバタものであればある程、1本の58のトークがやっぱり基本で、規定にしてオモテの
   音量が得られるようにします。デジタクならピークメーターで、-15から-20かな。
   Vuなら、-7位ふれるようにします。
   フェーダー規定であれば、ドタバタもので、プリ→ポストの切り替えがらくだから、
   なるべくそうしてます。

   歪みやすい楽器は、規定の0dBより、フェーダーを上で使う。
   S/Nの悪くなりそうな、小音量の楽器は、規定の0dBより、フェーダーを下で使います。

   今日だと、ピアノとバイオリンは、だんだんフェーダーが上がって、頭1時間位しぼりました。
  (音量が上がると、卓の内部の頭で歪む可能性があるからです)
   ヴォーカルとギターはノイズの問題はおいとけば、フェーダーは規定より下です。

   また、川口のゴスペルの様なものは、全部のクワイヤマイクを規定で使うと、頭がかなり小さく
   なって、S/Nやダイナミクスが損なわれます。
   同じ楽器にマイクが5本以上のときは注意です。
   そんなときは、フェーダーを-5から-15位で使うときもあります。
   -20以下は使わないです。

   あとは、DM1000のときは、あえて、Group to Stereoで送って、Groupフェーダーで-5から-10
   下げる場合もあります。

   今日リハで見てたら、Houseのマスター-10で使っていたでしょ。
   私もデジタル卓なら、マスターは、-10~-5で使います。

   まあ、普通のアナログ卓って、SSLとかでない限り、突き上げが規定って卓ってほとんど無いから、
   そこでヘッドルームもかせいで、システムのトータルレベルダイヤを揃えているって感じかな。

   ちなみに、今日のアンプは最終的に、HouseのATTは-10dBでした。
   いつも、-10~-6くらいです。

   放送屋さん出身は、トークと歌で、±15dBくらい軽くフォローしなければ、聞こえないとき
   があります。
   やっぱり放送が一番ダイナミックレンジを狭く作るので、しょうがない面もあります。
   SRでは、±15dBもフォローしなくても、±7~8dBのフォローで足りる事もありますよね。
   このあたりも、chのフェーダーの位置って難しい。

   あと、モニターに重要でない楽器は、(おかず程度の楽器)は、規定でない事が多いです。
   ただし、-20以下にならないようには気をつけています。

   逆に聞きたいんだけど、アンプって絞るの好きですか??。
   アンプについているアッテネーターって、なるべく絞らない方向で使うようにしています。
   あのヤマハのアンプ、-10dB以下で、卓アウトから『ぼんっ!』と突っ込むと、良く歪みます。
   アッテネーターで絞るよりも、GEQでしぼるよりも、卓のマスターで-5dB程度なら
   しぼります。

   また、こんな情報交換をもっと出来ればと思っております。

   ありがとうございました。

2007年12月8日土曜日

2007.12.08 GOSPEL SR YOKOHAMA終了報告

2007.12.08 GOSPEL SR YOKOHAMA終了報告

横浜根岸薬事会館で行われた、『フルゴスペル横浜教会』主催の
『Chiristmas Gospel Concert』のSRを担当しました。

出演はDreamer's Union Choir

厚木より、Rick Johnson Group



バンドは、
Key:木島Taro
Bass:Itomen
Guitar:Yuuta
Per:You
の4人でした。


ハウスSPは当初QRXをスタンド使用で考えていましたが、
搬入が容易だったため、通常のホールでの2/1スタイルでスピーカーを
スタックしました。
10/6の現場でラッシングが届かなかったため、一番長いラッシングを、
常載としました。
さすがに、サブロー68kgだと安定感抜群です。




卓周りは今年後半から、HAの入れ替え等がありましたが、
なるべくすっきり、コンパクトにを目標に、こんな感じです。

アウトボードは、ハウスはDriveRack、モニターはQ2031で統一、7系統以上は、
なるべく予算を計上して、モニ卓を組んだ方が良いと感じております。


今回の会場は、Pタイルはりの会議室でした。
『すっごく響きます』『もわもわです』
ハウスのディレイは最終的に7msec前後となりました。
また、フロントのフットのみはっきりしないので5msecのディレイをいれました。
アンプのアッテネーターは
ハウス=フルテン(DriveRack CD=-9dB Console Mast-10dB)
モニター=-8dB(Eliminator8Ω)
モニター=-10dB(FMX4Ω)
コンソールのヘッドアンプは1時前後
EXP -25 3:1
Taro HS COMP 8:1 -12dB

サイドで物足りない315付近は当初、+3→戻してフラットに。
また、今回の反省点として、サイドをもう少し、間口をせめてもよかった。
前後の音圧での振幅と、左右の音圧での振幅は、ハウスの前後の方が影響がある。
左右は比較的、サイドモニター等、ホールでは幕があるのでなんとかなるが、
それにしても、通常のホールセッティングよりも近づけたいと思った。
来週への課題である。


ハードディスクレコーダーは、アサイン忘れと、WCを必ず確認すること。
機材を入れ替えて安定運用しているとはいえ、まだ、片手で数える程度の運用なので、
慣れてくるとポカがでそうです。
インプットの基本は32chです。
DM1000  HA−16ch
ONYX800 HA−16ch





コンソールは、当初袖にセッティングしようと考えてましたが、
客席中央で良かったです。
真後ろの柱が直近で、多少やりにくかったですが、ステージが以外と
すっきりしていたので、コントロール下におけて無事終了しました。
上記にも書きましたが、サイドの位置は要検討です。
間口が広ければ広い程、ハウスの距離に近くなってきて、もわんとします。

しかし、全体的に良いコンサートになりました。
本当に、人の縁は不思議なものです。
このブログを出演者の方が見ていたら本当にありがとうございました。
横浜で起業して4年ですが、少しづつ人の和に助けられてやっております。

また、スタッフの3人、打ち合わせが全く無い中、ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。

SR STAFF:
石井宏
梶田翔
池田匠