2009年5月30日土曜日

2009.5.3-4 Brass Band Live Recording&SR STAFF REPORT 38RP

2009.5.3-4 Brass Band Live Recording&SR STAFF REPORT 38RP

今回、宇都宮での研修に参加させて頂きました。
出演者としてではなく、スタッフ(研修生)としてこういったイベントに参加するのは初めてで、打ち合わせの段階からずっと緊張していました。
入学したばかりで殆んど何も解らない状態だったのですが、お客さんや出演者さんは私が初心者であることを知らずに動くので、「甘えていられないな」と思い、渡された資料や昨年のレポートを読んで本番に備えていました。

今回は楠田さんと共にステージ側に付いて、転換や曲の間に、必要なマイクをステージ上に出してセッティングをする、などといった内容の作業が主でした。

会場に着いてまず始めに、マイクスタンドへのマイクのセッティングと、結線の作業をしました。
学校の授業でよく見たり触ったりするマイクは比較的扱い易かったのですが、あまり触った事のないマイクは手に持つとき少し緊張しました。
ステージ中央にセットする奥パート用マイクは、とても値段が高いということで、マイクスタンドへの取付けはさせてもらえませんでしたが、マイクを手に持って、マイクスタンドの近くまでの数メートルを歩くだけでかなり緊張したことを覚えています。

結線の後はマイクチェックに移りました。
トランシーバーを使って音響室と連絡を取り合いながら、一本一本のマイクの前で声を出して、ケーブルがきちんと繋がっているかの確認をしていきます。
「パッチ盤に番号通り正しく繋いだから何の問題も無く、すぐに終わるんだろうな。」と思っていました。
しかし、2部で使うナレーション用のマイクのチェックで、正しく音が出ませんでした。
原因は音響室のパッチ盤の接続の間違い?でした。
その直後にサウンドチェックをしたエレキピアノも正しく音が出ませんでした。
楠田さんがホットタッチをしたら、DIの接触が悪い状態だった事が判明し、それには違うDIに交換するという方法で対処をしていました。
結線するときに正しく繋いだつもりでも、どこか失敗があったり、途中の機器の調子が悪かったりする事などですぐに音が出なくなるので、マイクチェックなどの確認作業は常にしっかりとしておかなければならないんだな、と思いました。

二部のリハーサル前、天板の電球が切れている、ということが発覚したので、照明さんたちが、平台を移動してから天板を降ろして、それからローラーが付いたハシゴのようなものを使って天板に近づいて、電球を交換していました。
凄くピリピリした雰囲気で、これには手を出してはいけないと思ったので、安全な位置からひたすら作業を見ていました。
天板を支えている鎖はとても大きくて太くて、もしこれが落ちてきたらとんでもない事故になってしまうだろうな、と思いました。

2部のリハーサル中、音響室を見に行った時に、客席の方へ出ている富さんの合図に合わせて奥パートマイクのフェーダを下ろすという作業を任されたのですが、音響室の中が明るく、窓に音響室の中の景色がハッキリ写ってしまっていて、合図の瞬間が見えずに失敗してしまいました。
見えないな、と思った瞬間に「見えづらいのですが、部屋の明かりの強さを変えてもよろしいでしょうか?」などと言っておけば、オロオロしなくても済んだのに、と悔しい思いをしました。
音響室の中が明るすぎると客席の様子が良く見えない、かといって暗すぎると(小さな明かりがあるとはいえ)手元や足元が良く見えなくて困ってしまう事が有るのではないかと思いました。

高校生がアンサンブルのMCに使うワイヤレスマイクを花道の床に直接置いてしまっていた為、マイクスタンド(置き皿)の用意をしたり、予備のワイヤレスマイクにビニールテープで印を付けたり等の作業をしました。

それから、1部でのトランペットソロが下手のカゲで演奏されるので、その音を2部のナレーションで使うマイクで拾うことになりました。
本番近くになってからでも変更になる箇所が多く、戸惑ってしまう事もありましたが、とにかくメモを取ることで覚え直して、乗り切ることが出来ました。


4日(ゲネプロ、本番)
2部ゲネプロ→3部ゲネプロ→1部ゲネプロ→本番、という流れで進んでいきました。

始めは3日の朝と同じように、ケースから出したマイクをマイクスタンドにセットして、確認をしながら結線をして、マイクチェックをする、という流れで進んでいきました。

ここで初めてマイクチェックをさせて頂きました。
マイクの前に立ったとき、「何か特別な言葉(フレーズ)を言わなければいけないのだろうか?」と思い、少し焦ったのですが、とりあえず「マイクの位置・番号」と「いかがでしょうか」を連呼していれば大丈夫、という事だったので、その通りにしました。

ゲネプロでの転換作業中、 ソロマイクのうちの一本をステージに運んでいるとき、「ケーブル同士が絡まないように」という事を意識しすぎていて、気付いたら、マイクの先端が幕に引っかかりそうになっていて、ヒヤリとしました。
もし壁や出演者や楽器にぶつかっていたら、大変な事になっていたと思います。
舞台の上は危険が多いので、目の前にある事だけに気を取られないようにして、自分の周りを歩いている人、自分の上下左右に有るもの、自分の持っているもの、そういったものに万遍なく気を遣いながら行動する事が大切なんだと思いました。

本番直前にはカゲアナのチェックを、カゲアナ担当の方を呼んでやりました。
楽器のサウンドチェックのように、担当の方の声を使ってチェックをしておかないと、本番で「少し違う?」となってしまうことが有るからかな、と思いました。

私の本番での仕事は、VibeとHrのマイクを出す、というものでした。
そして、アンコール2とアンコール3の間に「満員のお客さんが居る前でマイクを運ぶ」という作業をする事になっていたので凄く緊張していましたが、
転換の度に移動するエレキピアノの動きを、資料を見ながら頭の中で何度も確認して心を落ち着けていました。

そして本番。1部から2部への転換は、迅速に落ち着いて行うことが出来ました。
しかし、2部から3部への転換中、まだ完全に転換が終わっていない内に照明が付き、一気にステージ上が慌しくなりました。
その雰囲気にのまれて焦ってしまい、散らばったケーブルを綺麗にまとめられないまま、3部が始まってしまいました。

アンコールでのマイク出しは、落ち着いて出来たと思います。

撤収中は、忘れ物をしないように!機材をぶつけて壊さないように!と声を掛けられていたので、それを意識しながら作業をすることが出来ました。

今回の研修では、「解らない事が有ったらすぐに訊く」という事を意識して挑んだはずなのに、こうして終わってから思い出してみると、慌しい場面などで疑問点を見つけた時に、「場が落ち着いたら訊こう」とメモも取らずそのままにしてしまい、結局質問の内容を忘れてしまった箇所がいくつか有った事に気付きました。
それに、音響室へあまり行く事が出来ず、客席や袖側で聴く音と、音響室に入ってくる音との違いを感じて、勉強する事も今回殆んど出来ませんでした。
今回のような大きなホールでの研修はもう無いかもしれないのに、かなり惜しい事をしたな、と後悔しています。

忘れ物が多かったのも反省するべき点のひとつだと思いました。
搬入や搬出のときに使う皮手袋を忘れてきてしまい、しかも、先輩が貸して下さるまでその事に気付いていませんでした。
素手だと機材をしっかり持ちづらいし、ひょっとしたら怪我をしてしまうかも知れない、それに何より忘れ物は信頼を失くすのに、すっかり忘れて素手で重い機材を持ち運んでいました。
事前に「持ってきて」と言われたものは最低限忘れずに持って行かなければならない事を実感しました。

また、今回の会場の間口はとても広かったので、学校の授業ではあまり使われないような長さのケーブルを、転換の度に巻いていたおかげで、8の字巻きのスピードが研修に参加する前より倍くらい速くなっていたりなど、今まで出来なかった事が出来るようになっていたり、3点吊りマイクのような、何度も上げ下ろしが出来ないマイクのセッティングを近くで見るという経験する事も出来て、本当に為になったと思っています。
それと、作業中に楠田さんから、「ガムテープに切れ込みを入れておいて、コンセントを上下から挟み込むように貼ると取れにくくなる」という事などの、実習などですぐに使える知識を教えて頂きました。楠田さんには本当にお世話になりっぱなしでした。 本当にありがとうございました。

あっという間の2日間でした。
この研修に参加して学んだ事は本当に大きいと思います。
本当にありがとうございました。
来年も機会があれば是非参加したいです。

2009年5月25日月曜日

2003.10.1 STAFF REPORTの内容について

2003.10.1 STAFF REPORTの内容について

2009.5.31また更新
M-AQUAの研修生としてSTAFFに参加していただいた方には、強制ではありませんが毎回REPORTの提出を求めています。REPORTの主旨が解りにくかったり、何を書けば良いのか解らないという人もいると思います。
そこで、こんなこと書いて頂けるといいなというポイントを、まとめてみようと思います。
また、音についていろいろと語り合いたい方の投稿もお待ちしています。

学校のREPORTとは、全く主旨が違います。
『自分自身の再確認』
『同じ情熱を持った仲間との共有』
『まだ見ぬ後輩の為』
このお手本にとらわれずに自由に書いていただいても結構です。
ただし自分はだめだ!だめだ!では、書く方は自己嫌悪、読む方は???になってしまいます。
『次に、同じ場面があったらこうしよう!』ってのが良いと思っています。

慣れないうちは、現場で何をやっているかが解らないまま終わる。
慣れてきても、ちょっと変わったプロジェクトだと、慌ててしまう。
研修から帰ってきてからが、本当の研修だと私は思っています。

・プロジェクト全体の流れが理解できたか? 
 事前の想像と現場は?、録音物ならその後どうなった?
・現場の今の作業が何をしているのかが解らない。
 その時なぜ自分は冷静に見る事が出来なかったのか?
 その時自分は何してた? どこにいた? 

・システム全体の把握ができたか?
 大まかに全体を把握してるか? 細かい部分に目がいきすぎていないか?

・自分以外のSTAFF方の名前や役割、動きで参考になったこと。
 照明や舞監・ディレクター、その時々で実際に現場を動かしてるのは?
・STAFFの中での自分の役割は?
 もっとこの部分を担当したかった、人が多すぎたEtc

・機材の取り扱いで覚えたこと、忘れていたこと。
 授業や他社の現場とどう違ったか?、忘れないようにするには?

・Stage Workや、音づくりに関わる部分で、現場で聞けなかったことは?。
 あの楽器になぜこのMiking、このEQ、このEffect、プランニングの意図。
・『こうすればもっと良くなる』という、建設的なアイデア。
 (機材・操作・手順)

・このプロジェクト後に、自分を変えたいポイントを一つだけ考えてみる。

では、このREPORTを書く為にはどうすれば良いか?
せっかくのプライベートな時間を割いて研修に来ているのだから、必ず成長してほしい。
どんなところを、現場で見てくれば良いか?
どんな所を事前に想像し、どんな所を事後に反省し、調べるか?

人を尊重すること、人に遠慮すること、紙一重だと思いますが、一人一人考え方は違う。
こちらも、私一人の考えを押し付けないようにして、それぞれのスキルアップの手助けをしたいと思います。その一つがこのSTAFF REPORTだと私は思っています。
tomi

2009.5.24 Niko演奏会SR Project終了報告

2009.5.24 Niko演奏会SR Project終了報告
日時:2009/5/24
場所:栃木女性センターパルティホール
内容:二胡教室の発表会のSRにいってきました。
編成:二胡+ガットギター フルート+エレピ
教室の生徒の演奏以外に、模範演奏二胡+Gtr、ゲスト演奏Flute&Epfの演奏がありました。

04:40 磯子出発
05:15 横浜戸部出発、とにかくETC上限割引が始まってから、日曜朝でも車が多い。
当日乗り込みの場合は要注意です。お盆とかどうなっちゃうんだろう・・・。

08:00 会場到着。
09:00 搬入開始。まず搬入口ですが、ここで2つ覚え書きを書いておきます。
1:ゲートが無くなりました。
2:フロア周りの搬入は、上手の非常口がスムーズで良いです。

機材車ちっさい。

搬入口は、荷台より低くて楽です。


搬入口裏の通路はこんな感じです。


09:15 諸々セッティング
まずHOUSEのSPですが、緞帳使用ということで、客席床面にセットしました。
Eliminatorですが、スタンド2段あげでした。QRxも考えましたが、時間が無いのでやめました。

スタンドいい加減に直します。首が傾いてる。

10月の下見も兼ねてましたが、上手壁コンから卓電を平行で取りましたが、15mだと届きませんでした。C口もあるようですが、照明だと思うので、AC-平行が20m必要です。

卓位置ですが、今回仕込み時間1時間ということで、客席床面の最後列、可動席の最前列に組ませていただきましたが、ACが届かなかったので、1m程上手よりになりました。
上手Amp
上手は多少スペースに余裕有り。HOUSE -0dB 他MONITOR -10dB


下手Amp
下手は3U縦置きくらいが丁度いいです。せまし。HOUSE -0dB 他MONITOR -10dB

今回Multiの16chをカスッて使いましたが、ParaParaBoxがもう1個あると良いなと思いました。

Side Spは一袖が、舞台と直角にセットされているので、丁度その一袖の辺りにセットしました。ちょっとくらくて見えないかも。

各楽器のFootはFMX1202でした。やっぱりちょっとばかり高いSPは安心です。
HOUSE&SIDEのSPケーブルは10mで余裕で届きました。

客席から見たStageはこんな感じです。


10:00セットアップ完了、チューニングへ。
ここで今回のOutのTuningと設定について。
AmpのATTですが、-10dBではギリな会場でした。
狭い室内ならば、-10dBで行けたかもしれませんが、フツーの場所ならキツいです。
まあ、狭い室内-10dB、Hall-6dB、屋外-3dBくらいかなあ・・・。

まずはデジタクのOutから。久々のDriveRackです。
TB/Check Micは3時くらいまでHAをあけました。
今回HOUSEグラフィックではあまり切らなかった。
画像無しですが、200、1.25、6.3、辺りですが、Q-2031に比べると切れがいいです。
STEREO MAST -5dB位→X-OVERで-15dB→Amp0dB Conseole以降のTotalのAttnationは-20dBといったとこでした。


モニターは、念入りにやりました。
特に、外音と中音が、プロセニアムで結構違う。
ステージだと、客席に出ている感じがちょっとわかりにくい。ある意味別世界でした。
ホリゾント使用だという事も会ったのですが、色々切りました。

ConsoleのAUX SENDです。
AUX1-4が全部-10だと思ったら、ケッコウずれが出ていました。
今度は仕込みの時に、打ち込んでおきます。
AUX MASTER画面です。

AUX1 Side Monitor



AUX2 Side Monitor



AUX3 二胡&Flute Foot Monitor



AUX4 Gtr&Epf Foot Monitor



MONITORのGEQはこんな感じです。

真ん中あたりからだと、1.25k 1.6kは、もう少し戻せたと思う。
上のほうは、ミュージシャンが堅い堅いいうので、4k 5k 8kの一目盛りも、これならDM1000のAuxMastOutのEQでやってもいいかなと思った。
ちょっと今度、QRxのデフォルトEQに手を入れてみます。
二胡モニターはそれに加えて400と、Gtrは、とにかく安全第一で、160(これは戻せた)、250、315、400と切りました。
危ないのでHPFも130辺りまで少し切り込んだ。
Sideはあんまり切らなかったけど、ちょっとイタタ(1k 1.25k)ってとこと、シャリって所を落として(6.3k)終了。
SideはEpfのLoがぶわんぶわんいってたけど、もう少しHPFで切り込めた。

Out系のTuninngは以上。
そこで、ミュージシャンが入ってきてリハが始まる。
スンゲー、スンゲーキンチョウ。
ドタドタドタと走って行って挨拶。
GtrのMicを見て、『これでとりあえずやってみましょ!』って感じで、リハが始まってしまう。もちろんDIも用意していたが、いよいよ勝負であります。
『ガットギターのMicどり、しかもFoot有り、かなりの大御所・・・』
当初、ご自分のGtr to Gtr Monを-5dBくらい返している状態でリハが始まった。
HAが少しばかり絞られる。

画像の2chが二胡、3chがGtrです。
二胡はPad Offで2時だから、-50dBくらい。
GtrはPad Onで2時だから、-30dBくらい。結構とれている。


そこで、天の声が聞こえる。
『僕さあ、Foot嫌いだからGtrのFoot切っていいよ』確かHARUさんもいつも言っていたことで、色々考え方があると思うけど、私はこう思います。
アコギのサウンドホールがあって、目の前にFoot Monだったら、音がたまってしまうの当たり前ですよね。いや、この日一番感動した。あ、もちろん演奏も感動したけど、あー、HARUさんに教えてもらった事が生かされていて、他のギタリストの人も同じ事を言うということに、肝銘をけました。
ということは、SideやHouseの空気感を聞きながら演奏するということで、結構これまたキンチョウの種が増えました。
やっぱり、Sideはある程度のシステムが必要ですな。

各InputのChの設定を紹介します。
今回、Pre-Postの切り替えも想定されたので、極力Ch FDR規定で使うように心がけた。

二胡

今回も堅さを、T君は気にしてらっしゃいました。
リバーブは50msec 2.6secで。彼のFootにもRevを返してました。

Gtr


コモンリバーブちょいかけ。
ギターのHPFが肝ですね。こわいけど、Loききたい。
ププさんもいってましたが、『Acoustic GtrのFoot Monは怖い』といっておりました。
再度必須です。

Flute

Fluteの高域は、シェルビングかLPFか迷います。結局こうなってます。

Flute MC

今回、MCの工夫しました。Chが余ってたのでAD5を6chにも入力して、MC用に15dB程CompのアウトでGain UpしたChを使いました。MonitorやREV切っておいて結構安心でした。今後も使おう。

11:00 ギターに続いて、フルートもリハーサル。
少し長めのケーブルに調整。
エレピの痛い感じと、低域を調整して、大きな問題も無くリハ終了。
わらわら、立ち話をしていたら、生徒さんたちがやってきて、段取り確認。
WLの回線チェック等を行い、開場時間となる。
13:00 開場 弁当食う。
13:30 開演
本番の事はあまり書けませんが、とにかく素晴らしかったです。
これで、無料って。



16:00 結構押して終了
撤収の手順をざっとまとめ。
Amp落とす。AmpのInputをぶっこ抜く。
MultiのInputとSPぶっこ抜く。
Micケーブル巻く。
時間なさそうなので、SPをスタンドから降ろす。
たたんでおく。
Multi抜く&巻く。電源も。
卓側ぶっこわし。フタする、逆さにして、色々内蔵を入れておく。
框部分に注意しながら、ステージつらに集積。
デミトス回収。Micしまう(おまかせ)。
よきところで、機材車セッティング。

16:50 積込み完了

今後の反省点。
・セッティングの順番を、回線表に書いておく事。
・積込みの順番を、回線表に書いておく事。
・モニターの香盤表を書いておく事。
・アンプの使用目的をもう少し見やすく書いておく事。
・Ampの各種確認。Ampの入力のバナナのゆるみ、InputParaをSTEREOに戻しておく。
・GEQや、Ampの表示を回線表をうまく使えないか模索中。
・10月のPopsコンサートの時には、上手横から客席へ直接搬入


19:30 松戸
22:00 横浜到着

Stage Staff:Abe Sayuri
SR:tomy
Hall Staff:PuPuさん、y田さん
ありがとうございました。

2009年5月21日木曜日

2009.5.21 新橋勉強会開催

2009.5.21 新橋勉強会開催
Virusで、開催を延期しようかと思いましたが、大変勉強になりました。
tamaki.takashi.hyonin.tomy

2009年5月15日金曜日

2009.5.14 VO&Gtr Recording Project終了報告

2009.5.14 VO&Gtr Recording Project終了報告

日時:2009.5.14
場所:都内ライブハウス
内容:Recording
09:30 集合
10:00 搬入
11:00 リハーサル
11:30 Rec Start
17:00 End〜撤収
Tourで販売する、Premium-CDの作成です。
VO&Gtrです。

まずは、搬入です。
アシスタントさんが来るまで、駐車場探しと、一回現場を見ておこうと会場までいってみました。
すると、エレベーターがあるじゃないですか!!!

『アシスタントに、地下だけどEVあるよ!』と、喜んで早朝の歓楽街の道路に駐車して、意気揚々と機材をおろして、EVの前まできて撃沈・・・。
『エレベーターの表示にB1がありませんでした』
その瞬間、あーー、アシスタントをお願いしておいて良かったと思いました。

お店の入り口はこんな感じの、二丁目のイキフンたっぷりでした。


ドアの入り口にはこんな感じの『カランコロンカラン』があったし。


内部のセッティングはこんな感じです。
あまり広い画でとると、場所がバレてしまうので、このくらいで勘弁してください。




卓側はこんな感じです。
MicとDIはまずONYXへInput、002と、Direct Mon用に01VにADATで接続しました。




技術的には、
・冷蔵庫や、入り口付近を避けたセッティングになったが、反面、後ろの壁が不要な反響がアリ、御本人がとても気にしていた。毛布をもう1-2枚もっていけばよかった。
・ギターのピッキングとストロークの時にHAの調整が必要だった。
・VOは、結果的にBeta57を使用したが、-55dB付近までHAをあけたが、SNが結構良かったので助かった。
・GtrのマイクはC-414でした。

Mix Down 2009.5.16
今回のプロジェクトは、演奏がシンプルながら学ぶ事がとても多く、自分のステップアップになりました。
また、録音された音源はとても素晴らしく、ぜひどこかで紹介しようと思っております。

Mix Down Memo。

・ピックアップの無いマイク録りのギターの音色。
Vo Mic(VO:70% Gtrかぶり30%)
Gtr Mic(Gtr:70% Voかぶり30%)
ディレイで調整試みたが、どちらをBehindに設定するかが難しく、結局VOに対して、アライメントのディレイは使用しなかった。
変わりに、左右に5%程度づつ、6msec 7msecばらした。

・AG LINEの音色。





・VOの音色
Beta57を見直しました。
『ケッコウいい!!』
S/Nは全く問題なく、音色もかなり好感持てるものでした。
REC&SRどちらでも使えるダイナミックマイクを探していて、これなら無理してMD441を買わなくても良いかも。ほとんどの楽器これで行けます。
今後は、Beta57なら増やして行っても良いかなというくらい、いままでの印象を覆しました。
Beta57の5K〜10Kについて、いままで扱いにくい印象があったが、痛すぎるという感じはなかった。VOの背後にセットした布のおかげかもしれないが、『もうこれでいいじゃん』的な印象です。また、HAとの相性、HAのGainの設定も関係してくると思った。
さすがにOFF Micで使うのは違うけど、Solid感はずば抜けて素晴らしかった。
いつもWet&Wetな音色ばかりを追求している自分としては、以外なMixとなった。




・リバーブは、D-Verb=Plate True Verb=Hallと2種類用意したが、結局D-Verbしか使わなかった。

2009年5月10日日曜日

2009.5.10 VO&Gtr Live Recording Project 終了報告

2009.5.10 VO&Gtr Live Recording Project 終了報告


日時:2009.5.10
場所:JR大森駅徒歩すぐ、Live House『風にふかれて』
内容:Ito Ginji Live Recording
Live Recordingでした。
12:00 大森到着、最安値の駐車場を探す旅へ。
12:30 一人で搬入開始
14:00 リハーサル
15:30 到着
17:00 Open
18:00 Start
20:30 End〜撤収
21:10 出発

Tourで販売する、Premium-CDの作成です。
VO&Gtrです。

14日に行われるRecordingの前哨戦で、外録にいってきました。
頭分けですが、何の予備知識も、準備もしませんでした。
図面を引いても、不確定要素が多すぎるので、入念な準備はしませんでしたがパラボックスはこちらで用意しました。

また、事前に聞いた編成では、VO&AG VO KEY PER WBということでしたが、入力が全部で、8chから10chに入れば良いなと思い、8ch-30mとPara Box Se-Paraケーブル、2PをStage Boxにぶっこんどきました。

あとは、なるようになれと現場対応で決め込みました。
当日、出発前にR-44を忘れてたり、台車を忘れてたりといろいろありましたが、一番のおたのしみは現場についてからすぐにメインイベントが訪れました。

駐車場はライブハウスの前に確保できました。

階段は手上げで、2階から3階くらいでしたが、幸い機材が少なくコンパクトに考えていたのと、ライブハウスのオーナーさんが手伝ってくれたので、難なく搬入できました。
汗はちょーかきましたけど、気持ちよかったす。
ひとりってのが、ストイックになるねー。
01V、3U×2、青箱、Mix Cable、Mix Acc。

でもね、ちょー繁華街の搬入は盗難がいつも気になります。
だから、女子でも非力な人でもいいから、ちょっとだけでも荷物番してくれる人がいると助かるのです。(ライブハウスも楽しいよ)

搬入後は一人で、セッティング。
こういう時には、とにかく早くセッティングしないと、サウンドチェックに間に合いません。
サウンドチェックの途中で、録音側のコンソールの結線変更は絶対に不可なので、ちょーいそぎます。『もらい』の仕事は楽だと思っている人が多いかもしれませんが、ライブハウスの場合も、ホールの場合も、録音は後乗りだけど絶対に、本線のSRに迷惑かけないようにと私は心がけています。
だから、トランスや、予備のケーブルは必須です。
今回の場合は、当初は予定していませんでしたが、DIを三つ貸し出しました。でも問題が解決できて良かったですけどね。

まずはマルチボックスを、ライブハウスのマルチの回線全部をパラにします。
ライブハウスのマルチが8chだったので、ラッキーでした。

マルチが無いケーブルが直引き埋め込みのハコだと、死ぬ程厄介ですが、この辺りは宇都宮時代からいろんなライブハウスで経験を積んだ思い出と共に、ボックスに無理無くパラッた時点で、その日の仕事の3割り終了です。

皆さんマルチを敷くときはアタマ持っちゃいかんよ!!。


卓位置までそそくさと、8P30mのマルチを敷いて、卓位置決めます。
なるべくお店の営業の邪魔にならないようにと、丁度このブログのトップのガラスの裏辺りに一度卓周りを決めたのですが、そんな場所大変だからこっちへどうぞと、ハコの方に優しくして頂いたので、お言葉に甘え画像の位置におさまりました。
いっつも自分の癖なのですが、なるべくコンパクトに邪魔にならないようにセッティングしようと思ってやっている事が、実は台本が見にくかったり、無理したりして後で後悔します。

『極力邪魔にならないように』は基本路線として大事なのですが、3時間の本番とかを想定してセッティングしたいものです。

電源は上を飛ばして難なく確保。
画像で見るとすごく、コンパクトですよね。01Vの恩恵だーーー。
演奏者の方がまだ来ていなかったので、早速回線をSRの方に決めていただいて従います。

こんな感じです。


リハ中いろいろ変更ありました。
Cajon=SM91のバウンダリー=バウンダリーをカホンの中に入れる人初めて見ました。しかも持ち込み。
WB=Mic→DIに変更
AG=ライブハウスのDI→持ち込みDI BOSS
他大きな変更はありませんでした。

本番中に、練習問題的なNoiseがほんの少し発生しました。
お客さんは2〜3割りの人しか気づかない感じのノイズでしたが、原因わからず、ライブハウスのSR担当の方やオーナーと必死に探しました。

結論は
WBのTuner(BOSS)→DI→REC&SRのMIX
で、発振音がずっとしてました。
もちろん、何かピックアップの調子が悪いんだろうと、REC&SRどちらもMUTEして、WBの出番を待っていました。

しかし、問題はEarth→SR卓にノイズが混入してしまいました。
結果は、SR卓のWB入力をミキサーの直前で抜くと、SR卓の他のチャンネルへのノイズが無くなりました。
アースからのノイズ混入でした。

とはいえ、いろいろとDIの問題かなと思い、本番中にアシスタントのD君にミックスを変わってもらい、DIを本番中にとりに行きました。
ちょっとヒヤヒヤもんでしたが、ある意味このトラブルでアドレナリン?が出まくって楽しかったです。

いやー結論としては、トランスや、アースきりケーブル、DI等もう少し整備しようと本気で思いました。
今回トラブルに気づいて良かったですが、もっといろいろな手段を用意して、いばらの現場に立ち向かおうと思いました。

音響を18年やっていて、やっとそういったトラブルに冷静に対処できるようになったと、自分でも感心しました。
B社の悪口は言いたく無いのですが、DIはちょっとS/N悪しで、うちならCountryMannを後2台整備しようと本気で思いました。

このLive音源から、何曲かピックアップもあるかもしれません。

AssistantのDoiKensyouさん、ありがとうございました。


最後帰る人