2008年8月27日水曜日

2008.8.26 Brass Band Recording 終了報告

2008.8.26 Brass Band Recording 終了報告
演奏はリハーサル室




ミックス室 控え室





今後の課題
・時計のノイズ要注意 1分ごと
・空調の吹き出し口 ガラス側
・控え室よりも、更衣室のほうがアイソレーションがとれる。





場所:栃木県総合文化センターリハーサル室
内容:吹奏楽アレンジの学校応援歌他4曲収録
   演奏会形式のライブレコーディングではありません。
   ただし、Alesis HD24による24chマルチ収録を行いました。
時間:26日早朝7:00頃 機材車同乗→栃木 26日22:00頃都内到着
スタッフ:中田亮 富

2008年8月10日日曜日

2008.8.1-3 Natsukoi Sound Stage 2008 STAFF REPORT 36RP-1

2008.8.1-3 Natsukoi Sound Stage 2008 STAFF REPORT 36RP-1

【1日目(前日仕込み、アメタイ)】

まず事前に渡された資料を読み砕いてイメージしておくことがとても大事だと改めて思いました。
次に自分が何をすべきか、他人が何を言っているのか、などスムーズに考えられると思います。
僕はこの日、その場の流れに全然ついていけず、人にいわれた事をやっているだけで精一杯でした。

一人で出来ることと出来ないこともしっかり考える必要があると思います。
とにかくスピードを求められる中で、必要最低限の人数でやることはとても重要です。
そのためにはある程度の筋肉も必要だと感じました。SideのEliminatorを一人で立てられるくらいは。

上手SideのEliminatorがHi落ちしていて、富さんに「何か分かるようなしるしを」といわれ、
ビニテに「故障の可能性あり」と書いて貼っておいたのですが、あとで指摘されました、それを見た依頼主はどう思う?と。
何も考えずにそういう事をしていたので、すごく反省しました。

機材の設置が大体終わり、アメタイをして一日目は終了したのですが、この晩、降りました、雨が。
ありえないけど、もしアメタイをしていなかったら・・・でした。




【2日目(高校生バンドコンテスト、吉本スペシャルライブ、打ち上げ花火等)】

バンドコンテストでは僕以外のM-AQUAスタッフがドラム経験者だったので、基本的にドラム周りは彼らに任せ、
他のマイクやモニター等を僕が担当しました。
転換時に資料をゆっくり見ている時間はないので、事前にバンドの構成を頭に入れておかなくてはならないのですが、
いざ転換が始まってみると混乱して頭に入れたはずの情報が吹っ飛んでしまいました。
必要のないChoマイクを立ててしまったこともあって、きっと富さんを戸惑わせてしまったろうと反省しました。

事前に渡された資料からの変更点を、卓側に的確に伝える事の難しさを痛感しました。
楽器がなっているステージ上ではデミトスは使えない→一人がクリカムに徹して、卓側との連絡を担当する。
な、はずなんですが、ステージスタッフ同士の会話もなかなか難しい状況でした。
やはり一人一人がステージの状況をきっちりと把握して、全体の流れを気にして動く必要があると感じました。
八の字巻きをしながら周りをみたり、何かをしていても、そこだけに意識が集中することは良くないと思いました。

ステージマンの僕らが演奏者に対してどこまで手を出すか、というのも悩みました。
前のM-AQUAの手伝いの時も言われたのですが、Voマイクを立てるとき、
「マイク立てますので」っていうと身構えて本来の姿勢をとらない
痛感しました。でもそういわないと、みんなギターアンプ、ベースアンプの前で後ろを向いたまま離れない。
そこを自然に動かすのもステージマンの腕だと思いました。
似たような事ですが、今回の出演者はアマチュアの高校生だったので恥ずかしいのもあってか、
みんなステージの奥の方で演奏しようとする人が多かった気がします。うまく誘導するのもステージマンの・・・です。

転換時にケーブルが交差しないようにするのは基本だと思いますが、僕はこれが全く出来ていませんでした。
前のバンドの演奏時にVoマイクとフットをどう動かすかを含めてイメージしとかなければいけなかったと反省しました。
今回は転換開始→演奏者の音だしの手伝い→マイク、モニターの移動  とやっていましたが、
演奏者の音だしの手伝いってあんまり出来る事がなくて、正直意味あったのかなと考えました。
そんなことしている間に、マイク、モニターを落ちついて移動させていれば、
交差させることなくうまく転換できたのかなっと、次回の改善点です。


吉本スペシャルライブではワイヤレスピンマイクをつける手伝いをしていました。
柔道着を着ている芸人さんにピンマイクを付けたのですが、
丁度心臓マッサージする場所の10cmくらい上の位置に、養生テープで貼付けました。
しかしこの位置だと、マイクが道着の内側に入ってしまい(上手く音が拾えなかったのか)富さんに指摘されました。
その芸人さんは動きの激しい方で、アクションする度にボコボコかなりうるさい音がなってしまいました。
以前、ガムテープ等で三角形を作ったものを2つ用意し、そのテープでマイクをサンドイッチにして襟やネクタイの裏などに仕込むと
衣擦れの音がしにくい、と聞いたことがあったので少し意識してつけてみたのですが、
あのような動きの激しい場合はやはり無理があるのでしょうか。それとも僕の付け方に問題があったのでしょうか。

何組かの漫才形式の芸人さんであったケースなのですが、ピンマイクの他にスタンドマイクを必要としていて、
何も考えずにSM58をBSで角度をつけて立てたのですが、事前資料にはスタンドマイク(あれば38B)と書いてあり、
漫才スタイルのヴィジュアル的な要素の為に必要としていた事は明らかでした。当然、芸人さん側は、
真っすぐ上を向いたマイクを想像していたはずなのに、登場してみたら「マイク角度ついてるやん!」って思わせてしまったのかと、
全てが終わった後に気づきました。
音響的な考えだけでなく、もっと広い視野で考える必要を感じました。

ステージ裏で、出番待ちの芸人さんや、マネージャーさん?他のスタッフさん等に
「おはようございます。よろしくお願いします。」と挨拶をすると、なんとなく警戒されていた雰囲気から、
和やかになって一緒に頑張ろうっていう雰囲気になった気がして嬉しかったし、少しプロ気分でした。


打ち上げ花火の間は、片付けられる範囲の機材を片付けて半撤収の準備でした。
その時、KM84のケースをどこに置いたか忘れてしまって(というかどんなケースか忘れていて、ケース、ケースと思っていたので、
頭の中には銀のジュラルミンケースしか浮かんできませんでした。それも一日中テンパっていたからそんな事になってしまったと思います。)
ありもしないKM84用のジュラルミンケースを探してフラフラしていたら、富さんに怒られました。
富さんの言う通り、忘れたら忘れたとすぐ言う、のが大事、時間ない。




【3日目(ダンス大会、ファッションショー、吉本スペシャルライブ等)】

3日目については基本的には、2日目ほど忙しい転換はなかったのですが、
ステージ上の空気を読んで、出る時・引く時の判断が難しかったです。
進行のだいまじんさんとはアイコンタクトで意思疎通を図っていたのですが、何をしていいのかわからない事も多々あり、
市長さんが優秀者を表彰する場面でマイクだけを持って飛び出していってしまい(表彰状を両手で持ちながら喋るから本来スタンド必要)、
結局僕が市長さんにマイクを向ける形になってしまい、お客さんは「???」だったと思います。
もっとステージ上の流れを気にして、先読みして動かなければいけないと思いました。


出演者が日射病で倒れてしまい、ファッションショーが予定時刻に始まらずに時間が押してしまい、しかもそこに僕らの転換の遅さが重なって、
その後のゲストバンドのDirty Old Menさんの演奏曲数を減らす形になってしまいました。
そして転換が遅くなってしまった一番の理由は、僕がFoot3→センターモニター×2とFoot4→上手モニター×1の位置を入れ替える、
という判断にとても時間を掛けてしまったことだと思います。
(演奏者側にお願いされたが、専属のローディの方は入れ替えない方向で、と)
一度、元の配置のままセッティングをして、悩んだ挙げ句演奏者のお願いを聞いて、入れ替えるという感じだったので、
かなりタイムロスがあったと思います。

来年はFoot4が二発に戻っていると思うので問題ないとおもいますが、一応書いておきます。
Beta57持ち込み、JC使用のVo&Gtの方は、Footが二発あるのが望ましいみたいです。



【その他諸々】

クリカム→マイクケーブルを引きずりながらステージ上を歩き回るので、ひっかけやすい。ONにしっぱなしに注意、うるさい。
デミトス→聞こえづらいこと多々あり。ステージ上ではあまり使えない。でも非常に便利。
スピーカースタンド→SP乗っけてから、スタンド伸ばせるときも。もちろん重かったら無理、考える、筋肉つける。
イントレ→ゆれる、怖い。



三日間の貴重な体験、ありがとうございました。
レポートには書ききれないいろんなことを経験できました。暑さとか、空気とか、臨機応変にならなきゃどうしようもない感じ?とか。
あと最終日の撤収のとき01Vぶつけてしまってすみませんでした。「他人まかせ」といわれて、その通りだと思って反省しました。
イベント中はきつくて大変でしたけど、終わってみたらすごくいい思い出になりました。来年、ぼくがペーペーだったらまた声かけて下さい。
ありがとうございました。

2008.7.26 27 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri STAFF REPORT 36SI-1

2008.7.26 27 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri STAFF REPORT 36SI-1

私は27日の午後、スタッフとして参加させていただきました。
野外のライブについて今まであまり考えたことはありませんでしたが、富さんの話を聞いて、なるほどと思うところがたくさんありました。
野外の難しさはやはり空間がデカいというところです。ホールのように壁があるわけではないので、かえしのスピーカーの具合だったり、ステージの向き、電源の確保などその場所に適したものを考えなくてはなりません。
そして、一番心配なのは天候。私が到着したときにちょうどポツポツと雨が降り始めてしまいました。なんとか終わるまで降らないでくれーと思っていましたが、本番直前に嵐がきました。いきなりの出来事で何をすべきか分かりませんでした。とにかく必死に機材を避難させました。

雨もだんだんおさまり、機材のチェックも終わり、このまま中止で終わりかな、、とも思いましたが、お客さんの「今日はもうやらないの~」という言葉でバンドのリーダーさんが動き始めました。
この場所でのライブで感じたのは「お客さんの聴きたい」という気持ちの強さでした。準備のときから「何時からやるの?」と聞くお客さんが何人もいました。リハーサル中でも演奏が始まると自然と客席がうまっていきました。毎年ここではジャズライブをやると楽しみにしている人。たまたま通りかかった人。ジャズの音楽に誘われてきた人。色んな人がいると思いますが、それもまた野外のライブの魅力だなと感じました。聴きたいというお客さんの気持ちと伝えたいという演奏者さんの気持ち、その気持ちをつなぎより多くの人に良い状態で音楽を伝える仕事ってステキですね。

終わってみて思うことは参加することの大切さです。もちろんやるべきことを頭のなかで整理することは大事です。しかし、いくら頭の中で確認しても実際に見ること、動くことをしなければ感じることは出来ません。
今回参加させていただいてとても貴重な経験ができました。
ありがとうございました。

2008年8月9日土曜日

2008.8.1-3 Natsukoi Sound Stage 2008 終了報告

2008.8.1-3 Natsukoi Sound Stage2008 終了報告 だいたいUPしました。





栃木県大平町で行われた野外ライブお祭りイベント、『なつこいSoundStage2008』の音響を担当した。
今年で5年目の担当となるこのイベントは、(イベント自体は7?8年目)町営の野球場の外野のバックスクリーン前に特設ステージを設けて、2日間様々なイベントを行う大平町挙げての夏の大イベントです。

エムアクアにとっても、野外としては最大級の機材の規模及びイベント運営時間となります。
2009年以降も参加される方、ぜひ夏の思い出にこの終了報告を読んで参加して下さい。

1:主なスケジュール

8月1日(金) 15:00〜18:00
・ハウスメインスピーカー側イントレ内スピーカー仮設(下手、上手)
・ハウスメインスピーカー側アンプ仮設(下手、上手)
・モニタースピーカーケーブルセッティング
・マルチケーブル敷線及び長さ確認
・アンプ用扇風機配置
・雨対
・積み替え
・暑さに慣れる





8月2日(土) 7:30〜21:30





・コンソール側オールセッティング
 DM1000 01V GEQ DriveRack MD/CD Multi 手元あかり
・コンソール側ディレイスピーカーセッティング
・雨対解除 細引き及びショックコード集めモニター接続及びセッティング






・マイク接続及びセッティング
・WL/RX(ワイヤレス受信機)セッティング
9:20頃 マルチ接続、電源確保
10:50セットアップ完了 挨拶
17:40まで、
・主に高校生バンド選手権 13バンド 今回Key無し、AG無し
・途中適宜抽選会



17:45よしもと興業
・4組とも WLPin

19:00頃
・入賞者演奏の前のスペシャルゲスト しばのまり子(AG追加)

・入賞者演奏

20:00頃
・花火
21:00
・音だし終了
・コンソール側全撤収
・マイクヘッドのみ撤収
・マルチ巻き取り
・ステージ側雨対
21:30
・ホテル帰着

8月3日(日) 9:00〜21:30
・ホテル出発8:35
・コンソール側オールセッティング
 DM1000 01V GEQ DriveRack MD/CD Multi 手元あかり
・コンソール側ディレイスピーカーセッティング
・雨対解除 細引き及びショックコード集めモニター接続及びセッティング袖でチェック

・マイク接続及び、Cマルチは回線チェックのみ
・WL/RX(ワイヤレス受信機)セッティング
9:40頃 マルチ接続、電源確保
10:20セットアップ完了 だだっこはマイク無し、挨拶有り

11:00 キッズパフォーマンス
12:10 ダン☆スタ+
・基本はMD、CDは一組だけだった。
・AutoReady解除の音源は一つも無し。
・オペレーター交代制




・インタはダンス後、マイク1本
16:00頃? ダン☆スタ+表彰
・入賞者が踊る
・ステージ奥はまだセッティングせず

16:30 抽選会後方でゲストバンドセッティング
・Footの系統が交差した。
17:15 ゲストバンド DirtyOldMen


17:45よしもと興業
・4組とも WLPin

19:00頃
・抽選会 エンディング

19:15
・音だし終了
・マルチ巻き取り優先
・ハウスR側撤収




24:00
・横浜帰着

2:あし&まくら

金曜日ということで、都内はある程度混雑
今回、スタッフの3人同乗で、レンタカーの乗用車で来てもらった。
非常に助かったし、機材車より快適で、気分転換になったのではないでしょうか?

宿泊のパルスオーヒラ
値段が安く、部屋にお風呂は無いが、必然的に湯船につかることになり、
疲労回復には最適。
ただし、部屋が異常にタバコ臭いので、ファブリーズが必須。
女性スタッフの場合の、もう1ランク上の部屋も、後日確認が必要。

3:機材&システム
機材冷却扇風機は4個で充足している。
ビニールは6個あるが、微妙。
筒っぽ(ビニール筒)は実家にある。
イントレは8畳では足りない。16畳タイプでないと、イントレに2段目をカバー出来ない。
来年、張り方に注意。前後に、古いタイプの16畳を使用すること。
インシュロックは1カ所止めが望ましい。

ハウスは、今年度よりQRX118→218へ。
ロックにも耐えうるシステムになった。
QRXは直進性と到達性が高く、昨年よりQRX115が1発減ったが問題なかった。
P5000S→QRX115
P7000S→QRX218
但し今後の改善点として。
 QRX218 8Ωドライブ
 プロセッサーの変更 DriveRack→DC−ONE等 EV 純正の音にしたい。

OutFill(外振り)のZX1はP7000Sで、ATT −6dBだったが、系統は別の方がのぞましかった。

サイドのパワー不足を指摘された。(2日目事務所サイド)
Eliminator+ZX1でも良かったかなと思った。
サイドは2対向必要だった。

フットモニタの件。
来年以降フロントはFoot2系統4発必要 DrumとExで1発あれば十分ではないか?
(合計Foot6発は変わらず)

Eliminator1発ハイ落ち。後日修理、ダイヤフラム交換後、ユニット交換も検討。

コンソールは初めて、カスケードをして使った。非常にやりやすかった。
Aux6系統までなら、これでカスッて使えば何の問題も無い。
アウトボードは、前述のメインプロセッサーの変更を検討。
クリカムのPGM INの変換ケーブルを作成したい。

WLは多少の電界落ちはあったにせよ、下手アンプ上(蓋でかさ上げ)で問題なかった。
吉本さんの舞台裏での演出時は、かなり電界がおちた。

今回WLの2P PinのHAについて
1日目Mic→2日目0dBとしたが、ヘッドルームが確保され、100hz以下のぼこっとしたノイズは1/5位に低減された。

ドラムのOHはKM84を使ったが、ECMでもよかった。

4:運営

審査員マイクは両日必要、フェーダーボックス(カフ)を使用して楽だった。
ファンファーレ、アタック、BGM音源を制作する。
各自の役割を決めると、他のセクションが見えなくなる。
効率が悪いように見えるが、全員野球の方が、長丁場の場合は良いと思う。
アシスタントには、チーフと同等のシステムの理解と流動的なイベントに対する対応がもとめられるが、今回はスタッフに恵まれて、かなり精神的にはらくだった。

Yさんへ
Yさんはとても勘がいい。
『やっていいこと』と『やってはいけないこと』をよく確認してる点がとてもよかった。
Yさんが、『これってやっちゃだめですよね・・・』という確認が何回かありましたが、ほとんどの場合、Yさんの勘は当たっています。
ただし、ほとんどの場合、『それ、絶対やらないで!!!』ということが多かったので、Yさんが自分の頭で考えて、『これやっちゃだめだな???』ということは、ほとんどやってはいけないことが多いので、今後の音響スタッフの振る舞いとしてよく参考にして下さい。
あと、KM84のケースを無くしたとき、まずは、最初に謝ればあんな対応にはならないでしょう。 どこにおいたのか忘れたのであれば、忘れたことを隠さずに、すぐに忘れましたといえば、『ハハハ』と笑い話で、みんなで一斉に探し始められる。
そつなくやろうとせず、自分の性格やクルーの中での役割を理解して進めれば、あんなに怒られないと思います。

また、他の人にも言えますが、私が『追い回して』という時と、『みんなで』という時の作業の切り替えは皆さんにも必要で、『細かく確認しなければいけない』ときや、『おおざっぱにスピード』が求められる時等、ホントに臨機応変さが求められます。
ケーブルを巻きながらでも、全体を見渡して次に何をやろうか、考えることです。

Oさんへ
Oさんは、もう少し体力をつけて下さい。
機材運搬に無理する必要は無いし、一人で無理して壊したら、私が怒るだけなのですが、もう少し、体力をつけられた方がよいのではないでしょうか?
最低SX300やLiveQのSPが、安全に一人でブッさせるようになって下さい。
Oさん、Yさんの前で、Sideのスピーカーの上げ方見せましたよね。
上で一人が持ち上げて支えるとすっぽ抜けるので、あまり良いやり方では無いですね。
もちろん、速やかに出来れば何の問題もないのですが。
2日目のサイドの高さの指摘ありがとうございました。
2日目はダンスでそれほど、バンド演奏よりサイドの要求が無いと思ったので下げてみました。

もう一つ、Oさんは的確な指示が素晴らしい。
しかし、ステージ上でミュージシャンに音を頂く時は、クリカムを持っている人が直接大声で話すべき。中間を経由すると時間がかかる。
今回Oさん→Iさん、Yさんへの指示をしているワンクッションがとても時間がかかっていたのが、ステージ周辺のマイクでよく聞こえた。
逆に、Yさんは自分でなんとかしようと抱え込んでしまう、Iさんはもくもくとやりすぎで、Yさん、Oさんには理解出来ない作業内容が多く見受けられた。

Oさんは、全体を見渡す力は優れている。あとで、IさんYさんにいろいろ、自分が担当しなかった所を聞いてみて下さい。

Iさん
ワイヤレスの管理ありがとうございました。
昨年の経験が生きていると思いますが、ワイヤレスはチャンネルの設定がなされていないと、とても危険です。同チャンネルでの送信又は、隣接チャンネルでの送信はビートを起こします。そういえば昨年ホテルで実験した様な気がしますね。
また、電池も限りある資源ですし、どの電池の銘柄や使用法についても厳しい会社では、必ず電圧をチェックしてから使う等、安定運用に向けて工夫をしています。
Iさんは、基本のうっかり忘れてしまうことが多いです。
苦手なポイントを整理してみて下さい。



5:来年度の参加者にむけて


上述しているが、アシスタントには、チーフと同等のシステムの理解が求められる。
流動的なイベントに対する対応が、とても大事である。

チーフの呼びかけや、周知に対して、誰に行ってる訳でもなく、全員に伝えているのだし、積極的に情報を入手すること。

・知っておいてほしい用語
 知らない用語をそのままにしない。
 雑物=機材の保護や、ネーミング、バミリ等に使用する周辺消耗品一式のことをさす。
 雨対=あめたい 雨対策全般 ブルーシート、ビニール筒、ビニール袋、等
 細引き=綿素材のロープのこと 工事用語
 ショックコード=ロープできっちりしめても、風で煽られることが多い。
  自転車の荷台の固定等でも使用する様なゴム製のヒモのことを、指してます。
 養生テープ=低粘着ともいう
 コンパネ=

・クリアすべきテクニック
 マイクセッティング
 出ばやしがなっている間にスムーズに、きれいにセッティングを心がける。
 事前にケーブルを整理しておく。
 奇麗なセッティングはなにか?
 マイクのセッティング位置は胸〜口元の位置か?それとも真上向きで良いのか?

・全般注意点
養生テープやガムテープなど、無用に使い過ぎは注意。
古いのから使わず、わざわざ新しいのを出してみんな使うが、みんなそれで仕事をした気分になっている。本来の目的は何か?
もちろん、ビニテ等私物を出していただいているのは知ってますし、とても助かってます。

みんなドラムのマイキングをやりたがるが、時間かけ過ぎ、何々さんがドラムのマイキングの係だろうがなんだろうが、早くやらないとこういったドタバタでは間に合わない。
もちろん、当初の割り振りは重要であるが、セッティング時も流動的に、足りない所があればカバーする。出来る所からやる、出来ない所は後回し。

手が空いていたら、手が空いてますと申告し、作業全体の空気読む。

最後にこの終了報告内でも、また現場でもかなり厳しいことを発言しましたが、
このイベントに参加した3人に方は確実にステップアップをされたと思います。
残された半年を有意義に使って下さい。



スタッフ
石井宏 小野峻 山上耕平 富 正和

照明 東日本舞台さん

2008年8月2日土曜日

2008.7.26 27 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri STAFF REPORT 37RP-1

2008.7.26 27 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri STAFF REPORT 37RP-1

お疲れ様です。
二日間にかけて本当にお疲れ様でした。
千葉の柏と言う所で祭りが行いました。
この時に行ったジャズライブの事について話したいと思います。

すべてのシステムの流れは最初の日に富さんから教えてもらいました。
午後1時から設置が始め、だいたい1時間で終わりました。
楽器の前に設置されているマイクを僕と池田さんがテストをやり始めました。
終わってからリハーサルが始まるまで待機しました。
リハーサルのときにコンソールの所では楽器の一々のレベルを
確認しながら調節しました。
野外のライブはコンソールの人が継続的にモニターをするべきだと思いました。
モニターをしながらメーターを弄らないと,うまくできる訳がないと感じました。
リハーサルの時にだいたいのセッティングが出来ました。
間もなく、本番に入りました。
本番の時はセッティングに関してやる事はほとんどないでした。
富さんはコンソールの前で継続的に音をモニターしましたし、
池田さんは舞台の横でスタッフとして立ていました。
この日のライブは大きいな問題もなかったし、天気も予想以外によかったし、
うまく演奏が終わりました。
そこで撤収して解散しました。
問題は次の日に怒りました...

次の日、
前の日と同じ時間から始まりました。
スタートメンバーが変わりました。
一組の福田さんが来ました。
まず福田さんと一緒に前日と同じセッティングをしました。
リハーサルまでは順調だったです。
確か雨が降る前までには平和だったです。
ちょうどリハーサルが終わった頃...
真っ黒の雲が僕たちの所まで近づいていました。
ちょっとヤバイな気がしましたとたん...降ってしまいました。
急に小指くらいの太さの雨が振り出し...戦争でした。
あの時、僕はマイクから救わないと
雨にぬれて全部使えなくなっちゃうと思ったから
思い切りズボンのポケットに入れ込めて
コンソールのスペースで出し置きました。
また舞台にスピカをとりに行きました。
強風でサイドスピカが倒れてケースが壊れてしまったし、
ハウススピカの正面の金属がつぶれてしまったし、半端なかったです。
全部の電気機器を雨にぬれない所まで移動して雨が止まるまで皆待ちました。
僕はそれで今日のライブは終わったと思いました。
でもすく暴雨が止まったし,機材の救いも悪くはなかったし、、、
ホーテルの入り口、言い換えれば雨に安全な所?!
屋根の下でコンサートを再開して9時までライブをしました。
やはり演奏者と富さんはプロでした。
僕だったら壊れた機器の事が気になって再開するのが
無理になったかもしれなかったですが...
さすがでした。

今度の仕事では本で習得できない、
そのような何かを習得できて本当にいい経験だったと思います。
大勉強になりました。
また応募します。
お疲れ様です。
では失礼します。

2008年8月1日金曜日

2008.7.26 27 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri STAFF REPORT 36RPE

2008.7.26 27 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri STAFF REPORT 36RPE

2008.7.27の参加者からのレポートです。

4時すぎから遅れて参加しました。
ほぼ初めての事だったので緊張していましたがジャズのライブだということでで楽しみにもしていました。私が到着するころにはほとんど作業は終わっていたようで開演前にリハーサルをしたり今日の仕込みについて説明を受けていました。
しかし開演直前激しい雨と風に襲われました。あっというまに待っていたお客さんもステージもなくなりました。私はまず初めになにから手をつけたらよいのかもわからない状態で機材が倒れないように押さえる事くらいしかできませんでした。冨さんはいたって冷静にばらす指示やスピーカーのチェックを行ったりしていて改めてプロだなと思いました。
片付けながらこのあとどうするんだろう、今日はもうやらないんではないかと思ってしまったのですが屋根のある場所で行う事になりました。こっちが先に諦めるなんてダメですよね…。ライブ中お客さんが増えていって楽しそうな表情をみたりしているとやっぱり出来てよかった!と思えました。
今回参加してみて現場にいかなければわからないことがたくさんありました。野外でやる事の大変さを身をもって感じましたし自分の勉強不足も痛感しました。この日の体験をこれから学校の生活や就職した際にも生かしたいと思います。また是非参加したいです。ありがとうございました。

おはようございます
遅れてしまいましたがレポートです。なんか参加してみてアタシこんなんで大丈夫かなぁって不安になってしまったんですが折れずに頑張りますまた参加させて下さい。