2014年2月27日木曜日

2014.02.22 Fujihara Big Band Festival SR Project終了報告

2014.02.22 Fujihara Big Band Festival SR Project終了報告

今年でなんと4回目になる、冬のイベント、「他人には聴かせられないコンサートin 鬼怒川」
1回目
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2011/03/20110226-fujihara-big-band-festival-sr_20.html
2回目
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2012/02/20120211-fujihara-big-band-festival-sr.html
3回目
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2013/03/20130216-fujihara-big-band-festival-sr.html

前日13:00到着、調律の進行を伺いながら、じっくり仕込み。

バンド台は当日仕込み。

今年は2月に2週続けて大雪が降り、大変な出来事も沢山ありました。
雪は無いけど、つるつるでしたが、幸い会館の前はもうほとんど雪もなく、搬入出もいつも通りらくらくでした。


高原山の空が青い。




今回、通常ステージより、一段下にSax Sectionが降りました。
良い影響の方が多かった。
butスタンドは、舞台下からだったので、BSで助かりました。



いろいろ手探りながら、Big Band Soundを探す。

ほんの数年前までは、一生のエンジニア人生で何回、Big BandのMixingが出来るのだろうなどと考えていた。

やっぱ、やればやっただけ、Arrangeの奥深さ、それぞれの演奏家の個性、とても勉強になる。

オケや劇伴のOrchestra Sound Acoustic Soundと共に、Comboで沢山の勉強をさせていただき、今も多くの演奏家から学んでいます。

無理しちゃいけない。
「この音」を見つけるためにやっていて、「この音」に出会うためにやってる。
直接お話しが出来なくなってしまった先生も多くいます。
やってます。
過度の期待や緊張が苦手で、Comfort Zoneばかり探しているけれど、ここが自分の場所だと想いながら。生きてます。

そして、数日前のBig Band Soundを思い出しながら、Get JazzのMix手直しをやってます、もうすぐ皆さんのもとへ届きます。
2014.2.27 1:10


2014年2月23日日曜日

2014.02.23 今日の出来事 耳の健康 MBT一日目

2014.02.23 今日の出来事 耳の健康

今日は朝から、昨日の鬼怒川の機材降ろし、その後機材車を車検へ、そのまま元町へいって来ました。
週末の結婚式の下見のためです。


・・・・が、ついに。。
つ、ついに、買っちゃいました。
全く音響とは関係ないのですが、体が健康になれば、それも又良い音づくりに・・・。


下見の前に、チャーミングセールで賑わう元町を徘徊してみました。
目的地はここ!
MBTマサイベアフットテクノロジーという、靴屋さんです。
伺ったのは元町店。

履く気満々、買う気満々、お店のひとが約一時間以上、丁寧に説明して、歩き方この靴の効能等、いろいろ教えていただき、何足も履き替えて、購入に至りました。

昨年12月に、いろいろ時の人だった、猪瀬東京都知事が履いているという記事を読んだのです。

背が高く見えるとか、痩せるとか(これはどこにも書いていない)、いろいろ興味深いことあったのですが、まあとにかく、騙されてみてもいいし、百聞は一見にしかずなので、、、。

そして、今日やっと、お店で履いてみることが出来ました。

あ、お店から何も貰っていませんし(そもそも、ウチ音響屋)、この先どのような効能があるかどうか解りませんが、むちゃむちゃテンション上がりました。

そしてこの靴は、靴を履いて意識して歩くこと=トレーニングと詠っています。
ホントかどうか、こちらでちょっとづつリポートして行こうと思います。

購入後、元町から、海の方へ、中華街、そして帰宅。
感想は、まず腰が痛い。痛く無い体勢にすることが大事だなと。
よく学校で、『背筋をピンと伸ばして!』といいますが、あれが違う。

約一時間のお店での、集中講義で習ったふたつの動作。
これむっちゃ普段使っていないトコを使っている感じで、新鮮。

『慣れるまで毎日履くのは避けてください』とのことなので、ちょっとづつトレーニングをしていこうかと思います。


マサイ族の力、スイスのテクノロジーで、健康になるぞ!

ブログのラベル"MBT"でこれからもリポートします。
どうぞお楽しみに!!!。

2014年2月20日木曜日

2014.02.11-12 A.Sax Jazz Quartet Recording Project終了報告

2014.02.11-12 A.Sax Jazz Quartet Recording Project終了報告

宇都宮で活躍されている、Alto Saxの亀和田国彦さんの3rd CD録音

2nd CD 2011年5月の録音
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2011/05/20100501-jazz-quartet-studio-recording.html
1st CD 2009年11月の録音
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2009/11/20091123-jazz-quartet-recording-staff.html
前2作はコチラでお求めになれます。
http://www.amazon.co.jp/亀和田國彦カルテット/e/B003P6I7EW

1stは宇都宮の老舗ジャズクラブ「近代人」、2ndは新大久保のFreedom Studio、3回目は、何度か利用させていただいている、Volta Studio Recordingです。


アイコンタクトを考えたら、こんな隅っこになりました。
鏡登場!

Over HeadのMicはC-414

Snareの角度に一苦労。

Kickは大好きU47fet(-10dB)



Bassは、最近の定番CMC64U+U87Ai、Wood Bassにはちょうど良いブースサイズでした。

Pianoは3本。

この2年間の結果が、どうでるか。

ただし、Pf ONは DPA4006

S-LowにU87Ai

このYAMAHAいい音してました。だいぶ優しい音になりました。


スタジオ入口のトランス

SaxのBoothにこんなもの発見!

録音後のメンバーです。画像左から
A.Sax 亀和田国彦さん
Drums バイソン片山さん
Bass Brent Nusseyさん
Piano Greg Mckenzieさん






2/20現在、Mixにとりかかろうとしております。
「聴き方」「聴こえ方」
Direct Mixで始めた頃と、自分自身がどう変わっているのか。
「いい音」の定義とは、「その人らしさ」とは。
写実的な観点と、印象的な観点、「捉え方」の相違。

そもそも、楽器の練習や、作曲・アレンジ等とも違うこの仕事の鍛錬の仕方。
昨年、大先輩がある場所で書いていることを目にする。

音楽Mixingとは、音楽そのものの技法のひとつなのだ。
Live MixingでもSound Recordingでも。

そして、たいせつなせんせいたち。
ドラムのバイソン片山さんとは、尾田悟ヨーロピアンジャズ ライブレコーディングから数えると、とても多くのセッションでご一緒させていただき、そのダイナミズムを学ばせていただいた。ベースのブレントナッシーさんとは、ネイザンのお仕事で12年位前に白金台のきれいなレストランバーで、「ライブなのに、W Bass Mic録り指定、しかも持込コンデンサー」いい音していて、とても参考にさせてもらった。
そして、今回初めてお会いした、ピアノのグレッグマッケンジーさん。
とにかく繊細、彼からプレゼントしていただいたNY録音のCDがとても素晴らしい音で、発奮しております。



プランはこんな感じでした。
 SaxはM49→1073→PT inをメインに。

積極的にかけ録り。
この数字がいい。
Soloをするのに一手間かかるが、それにしてもまとまりのある落ち着いた音です。

そして、リーダーの亀和田さん。
宇都宮を代表するAlto Saxの名手です、独特のサウンドは、「残したくなる音」
ご自身のライブ活動もさることながら、「録音」という手段を通じて、「何か」を「残し」「刻む」こと。大切なのだなと思いました。

完成が楽しみです。

元気ですよ!

2014年2月12日水曜日

2014.02.11 音の記憶メモ

2014.02.11 音の記憶メモ

宇都宮のA.Sax奏者亀和田国彦さんのRecording Day1終わりました。
コチラの詳細は別途記事としてあげるとして、帰りの道すがらふと思うことがあった。

今聞いている音も、ほんの0.数秒前の音、耳で受け取り脳で感じるまで時間がかかる。



前々から、何かノスタルジックというか、昔の話ばかり気になること、どうしても気がかりだった。

五感の記憶の中でも、特に視覚と較べてみれば、とても曖昧で、とても可能性のある、その人それぞれの、音の記憶はとても興味深い。

画像は一昨日の芸大北千住校舎の中庭です。
人がその気持ちの時、どんな景色を見ていたか。

そして、その気持ちの時、どんな音を聞いていたか。
昔の人の絵柄や画像はあるけれど、昔の人の音を残すには、知るには、少し障害がある。

自分の目の前で、唄い、奏でている音を、まずその場で聞いて(これがPA Live Soundか)、それを、その音が好きなのだと、耳を傾ける。

その懐かしく想えるような、つい忘れてしまうような音を、どうにか覚えていてもらうための術(これがRecordingか)、共に必要なのは、その耳を意識を持って傾けること。

Long and winding Roadだね。
今の音、今目の前で聴いていてくれること。
その自分が聴いた音を残し、誰かに誰かに伝えること。

ちょっと、気になったので、まとめてみた。
わたし自身のことを、Recording Engineerでもない、PA Engineerでもない。Broad CastingのEngineerでもない。

何ものか。
「音を聴くこと」「その音を覚えること」「その音を伝えること」
とてもだいじだね、だから唄い続けてほしいひとには、唄い続けた方がいいといい、奏で続けてほしいひとには、奏で続けた方がいいという。
ギリギリのとこで聴こえてくる音、それもだいじだ。