2013年11月28日木曜日

2013.11.26 Kioicho Conference SR Project終了報告 Mic1本でもMixing

2013.11.26 Kioicho Conference SR Project終了報告 Mic1本でもMixing
内容ほとんど書けないですが、大事な項目だけメモメモ。

MC二人、進行役事務局一人、凡そ20人程度に6本のマイク。

会議とはインタラクティブで、ライブでとてもMixing能力が問われると思った。
どのように、その場の流れを掴み、その場にあった表現、2時間長のセッションライブ、息つく暇がなかった。

すごく難しい。

『Cross-PA』という言葉を教えていただいた先輩は誰だろう。
スタートはBroad Castingだったこと、一本のマイクのDJ番組から始まり、2人喋り、ロケーションでのブーム一本で収音する難しさ。

キャリアをスタートさせたころ、音楽をやりたいやりたいと、ただ悶々としていた。
しかし、その大事な土台を作る時、一本のマイク、人の声をちゃんと収音出来ることの大切さ、今でも身にしみます。



そして、こうやってその日の反省は、後ろ向きなのではなく、とても大切なお土産作り。


先だっての11/23 Power Chorus祭りもしかり。
・それぞれの満足感はどうだったか?
・メッセージはどのように形を変えて行ったか。

忘れなきゃいけないことも多くあるが、整理出来る時に忘れないための整理。
だから、『お土産は自分で作る、自分で考える』
20131127Mental attitudeお土産は自分で作る何が良くて、何が改善の余地があるのか、何処へどんな立場で赴いても、何かを持って帰る。

追記:クライアント様の納品がMP3指定だったので、H2収録機として使いましたが、FarmwareのVerが古くて、急遽同行のスタッフから借りました。

2013年11月25日月曜日

2013.11.23 Power Chorus Show Case Vol.2 Project終了報告

2013.11.23 Power Chorus Show Case Vol.2 Project終了報告

3月に行った↓Power Chorus Show Case
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2013/03/20130302-power-chorus-movement.html
今回、Power Chorus Show Case2回目であると同時に、記念すべきDreamers Union Choirの3rd Album発表レコ発ライブでした。



場所は、池袋トヨタショールーム内にある、アムラックスホール。
池袋といえば、思い出深い2010年。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2011/11/20111021-22-dreamers-union-choir-gotta.html
The Sounds of Blacknessの発売と
 Star Peopleでご協力いただいた、moment String Quartetとの競演でした。


さてさて、画像はライブ終了後に、マエストロを相模原まで送り届けるため、池袋駅前で打ち上げ待ちの時に撮った画像です。

今日は終了報告の前に、そのマエストロについて、少し書かせていただきます。

タイトル『木島タローという男』(画像は↓2012年11月東京芸大公演から)


わたしが(木島さんも)多大なる影響を受けた、Nathan Ingram III、彼からいつも感じることがあった。

『SingerやDirectorは、時にものすごい孤独を感じている』
言いたいこと伝えたいことはこれです。

もちろん、多くの人が集まり、多くの出会いがあり、音楽の中で生きていれば、いろいろなことがあるのでしょう。

客席の最後方、なるべく遠く全体を見渡せる場所で、わたしはNathanとその風景を良く見ていた。
『見てみろ!』と、よくNathanは言っていた。

ステージには、音楽・Choir Musicという一つの言葉に集まって、人生をより良く生き、より良く調和し、楽しみ、慈しみ、唄い、生きている人達がいて、そういった導き、支えについて、Directorという仕事はなんて、時間と労力がいるのだろうと、つくづく感じた。

コチラの画像は、2003年仙台でのChorus録音、右はじが木島さん、その隣がNathanです。
もちろんその恵みを受け取ることが出来る生業で、とてもいろいろなパワーが集まるこの仕事、とても興味深く共に歩いて来た。

この画像は2004年〜2005年頃、まだ、DUCも前身のCCMも始める前に、あるChoir録音を行った時の画像です。


Singer,Soloist,Composer,Band Master,Choir Director,Maestro

Mixing Engineerの仕事をする上で、とても大事な事をそれぞれ教えていただきました。
『SingerやDirectorは、時にものすごい孤独を感じている』
時が経つに連れて、そのNathanと木島氏がとてもだぶって見えてくる。

Mixing Engineerも同じか・・・。
しかし、こうも言える。
『SingerやDirectorは、時にものすごい一体感を感じている』

SingerやDirectorの声に耳を傾けなくては、Mixing等始まらない。

音響や映像、もちろん音楽もだが『ものづくり』に関わろうとしてるひとびと、唄うことにつまづき、ちょっとひと休みしているひとびとへ、このわたしと木島タローさんの出会いから伝えるべきこと。

『音楽を通して、やっと繋がることが出来る』
それが面白い。
もちろん、上述したように、『もの凄い孤独を感じる』ことが時にはある。

ただ、その孤独を解決してくれるのが、やはり音楽で創作で、そこに生きて行くという決意は時に必要なのかと。



DUCに至る道については、コチラをお読み下さい。
http://ameblo.jp/duchannel/entry-11684477872.html

長々と書きましたが、最後に少し紹介したいことがある。
間もなく完売になる、Dreamers Union Choirの1st Album『知らない誰かの笑顔の為に』

このCDをお持ちの方は、最後にボーナストラックが収録されております。
もうすぐ完売なので、ネタバレになっても良いかと書かせていただきます。
そのボーナストラック、その頃のメンバー(Jonかしなちか)が、Sessionの中でこう叫んでいる。
『タローさん、DUCを作ってくれてありがとう』
今も変わらず、わたしもそう思っております。


では、音響的なProject終了報告を少しだけ。
今回、FOHのMain Systemに、Sub-Lowだけを持ち込んで組み合わせてSystemを構築した。
運良く、客席側にしかもCenterに集める形でSub-Lowを組めたことが、とても全体の音圧感に良い影響を及ぼしていた。

持込のSub-Lowを初めてPower Soft M50Qでドライブ。
3時くらいの位置で十分な低域を得られた、これはいい。
先日導入した16P 20mも、回線変更等わかりやすい回線経路になってよかった。


今回、Stage画像は載せません。
是非皆さん、DUCのLiveにいらしてください。

http://ameblo.jp/duchannel/entry-11651836479.html

そして、皆さんのお手元に、どうかこのDreamers Union Choir 3rd CD
『KEEP ON RUNNIN'』が届きますように。

音響 M-AQUA
富 正和

2013年11月19日火曜日

2013.11.19 Equipment Maitnance info ベンリモノ

2013.11.19 Equipment Maitnance info ベンリモノ

秋晴れの一日、昼までのんびり。
かぜがおさまらないけど、いろいろ準備を進めなければならないので、倉庫へ。

ひとつめはこれ。


ZENNのGA10という、Amp台。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=1007%5EGA10%5E%5E

Pakuma さんに教えていただいたのですが、こりゃ便利です。
使い方はこう。

RAMSA A80の場合

角度が2パターン


これなら、結構角度をつけても、ゴロンと転がらない。


こちらは、もう少し大きな RAMSA A200の場合。


いい感じの角度です。




これは、自分で作るよりいいし、壊れてもこのパーツを使って修理できる。


アコギ用のMiniAmp AERとかを載せても良いと思います。


なにより、スマートに仕舞えるのがいい。
 昨日のゲネプロで試したかった・・・。

二つ目は、先だっても紹介した、Alesis DEQ830。
廃番の製品をどうにか入手。
XLRパネルのパーツを注文したので、取り付け。


昨日 Analogue In Analogue Outで使ったのですが、やっぱりADA→ADAのDigital機器2段がまえのレイテンシーは少し気になります。



DEQ830は、Digital Analogueの切り替えは無く(ホントに無いのか?)、Digital優先な機器(WCはADATのみ)なので、今後どのように2現場目に対応するかは検討中。しかし、昨日のM-AQUA+のように、これだけ借りて行けば、かなり楽になるはず。



三つ目は、 このデジタルスネークの時代に、16chのAnalogue Mullti Cableを買いました。
実は、10年近くフリーランスでやっていて、一番使っているマルチケーブルは何かと考えると、この右側の灰色先バラ10m弱。

ゆくゆくステージボックスで、Digital Snake化したとしても、袖からステージ中までは、やっぱりアナログ。
しかも、出張での録音が多く、リハスタ内での取り回しに必要かなと思い、整備しました。
現状16chは50m×1、30m×3、20m×1
皆が必要なモノ、長く使えるモノ、一人で現場をこなす為のモノ、軽量化、

日が暮れたら作業はおしまい。





2013.11.16 17 18 Mic1本でもMixing 一隅を照らす(いちぐうをてらす)

2013.11.16 17 18 Mic1本でもMixing 一隅を照らす(いちぐうをてらす)

この週末に考えていただいじなこと。
・いきかた。
・やりたいこと。
・代わりが出来ないこと。

土曜日は筑波、日曜日は八王子機材引き上げ、月曜日はDUC ゲネプロでした。
泊まりでは無かったが、ねこたちには少し負担をかけた。毎日遅く帰ってくると必ずモコちゃんが階段の上で待ってる。



しかし、総じて多彩な立ち位置の人たちや場所にいってみておもうこと。



・やりたい道、生きたい道が決まっていること。
又は、明確に決まっては居なくて、手探りでも前に進もうとしている人。
・会社のためではなく、誰かのため、じぶんのため。

「安いから、話しやすいから」が、きっかけでも別に全然気にしない。


それよりも、「なぜ彼なのか?」「なぜわたしなのか?」というところがだいじなのだ。


比較の仕方も重要です。
「深く考えないこと」これでやりすごせればよいのだが、その端々でやっぱり考えてしまう。


「どっちの道もいけそうだ、だけどこっちの道がいい」

今日は少し落ち着いて、ゆっくりした時間を感じてみる。
そんな時、こんな言葉に出会った。

「一隅を照らす」天台宗最澄さんの言葉でした。


20131119Mental attitudeパラダイムシフト あたりまえ?あたりまえはあたりまえじゃない、
20131119Mental attitude全て言葉や理屈で説明するな見えないところでやっていること、考えの及ばないところでやっていること、全て言葉で説明するな。
20131119Mental attitude自分が本当にやりたいこと見つかってる?とても残酷な言葉です。しかし、手探りで試行錯誤して、間違ってもまた分岐点に戻って、正しい道へ行けばよい。
20131119Mental attitude一隅を照らす一隅とは今居る場所のこと、置かれた環境で尽くす。


2013年11月16日土曜日

2013.11.12 Mic 1本でもMixing 今日の出来事 Stand1本まだまだ知らないことがある。

2013.11.12 Mic 1本でもMixing 今日の出来事 Stand1本まだまだ知らないことがある。

今日は一日溝ノ口。それぞれの録音に帯同しながら、夕方からは機材レンタルへ稲城まで。
帰宅してから、Jzコースの卒業研究Mix。気合いが入ってこの時間。
もう寝なければと思うのだが、とりあえず、これは書いておきたい。

数日前のこと。
マイクスタンドのメンテナンスと積み込みをしていた。

来週、Choirのイベントがあり、12月も比較的Inputの多い現場が続くからだ。




ちょっとこの画像を見てほしい。




通常ブームの足が緩んだ時は、6角レンチで締めればいいのだが、時々うまく行かないときがある。
これまで、締まらないやつはもう構造的に駄目なのだと決めつけていた。


甘かったっす、ごめんなさい。
だいたい、ぐらぐらのやつは錆びていて、ねじがあまり機能しないようになってること多いのですね。

1回緩めて、油を注してから締め直すと、よりいい感じ。
ただアホみたいに、締めても駄目なら、緩めて、油差してから、締める。

なんたるこっちゃ。
あれだけスタンドについて講釈たれていたのに、まだまだ知らないことある。
あしたは、筑波。
がんばろーー。



2013年11月14日木曜日

2013.11.04 O-ta Gospel Matsuri! Project終了報告

2013.11.04 O-ta Gospel Matsuri! Project終了報告

こちらも、よかんべ祭りと同じく2年振りに帰って来た、『大田区ゴスペル祭り』、11月初旬の風物詩となりました。

http://m-aquastaff.blogspot.jp/2011/11/20111103-o-ta-gospel-matsuri-sr-project.html

http://m-aquastaff.blogspot.jp/2011/11/20111103-o-ta-gospel-matsuri-sr-40rp-1.html



さてさて、何度もう一度下見しようかと思ったことが一点。
これ。
Planはこちら。




会館既設の回線を使うことで大幅な時間短縮。
・・・なんですが、マルチの方向性が心配で心配で。


当日の様子は、コチラのブログでも紹介されています。
http://blog.goo.ne.jp/gospeloota/e/b7949233e3f5ee5d73d392fa2672ef5b



幸い、昨年2012年12月 斎藤直江さんのディレクションで活動されている、Precious Praiseさんの10周年記念クリスマスコンサートでの経験が生きました。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2012/12/20121215-oota-gospel-concert-sr-project.html

この会場、プロセとカラムが、XiとEVスピーカーというだけで、なんだか安心する。
つながりもいい。
そして、今回Foot Monitorで、一工夫。
前現場の機材の関連も有り、FrontFootをQRxという、いつものMain Speakerでやってみたのだ。

これが効く。
PAはとにかく独学なので、一からカットアンドトライでやってきた。
Foot一発チューニングするところから、Sideを使えるようになる、Foot のCDドライバーの感じが不自然なので、BOSE502Aを転がしてみたり、いろいろやってきた。
こうやって、Frontに並べると良い点、とってもあった。
音の方向性、マージン、スピーカーとしての音の焦点距離。
やってみるもんだ。
しかし、ゼッタイ忘れちゃいけないこと。
本番で練習をしてはいけない、今回違和感があったら、ホールのFMXを借りようと思っていたのだ。

Sideは前サイドMONOと、Choir奥サイドSTEREO。






本番つつがなく進行。
もともと、齊藤直江さんというSingerさんは、タロー君に紹介してもらったのだ。
たぶん、10年くらい前。
今回、初めて二人の別々のChoirが同じステージに立ち、その音響が出来ること、ほんとうに嬉しく想います。
時間内に終了、客席使用は17時までなので、17時までに、卓周りを撤収。
ステージ上は、少し余裕を持ってバラして解散。

わたしは、もう一つ大事なことがあったので、終了後急いで三鷹へ。
この同じ2013年の11月4日、三鷹かぜのえきというCafeがCloseとなったのた。

DUC Tenor ぽていとこと石見亮太の周りに集まる人達の輪、一日雨が降り続いてたようですが、こちらもあたたかい雰囲気で、終われたようでした。
http://ameblo.jp/poteito-ryota/entry-11683513186.html

想い出深い秋の一日でした。
次は何処へ行こうか。