2007年4月25日水曜日

2007.4.29 Surround Live Recording 終了報告

***M-AQUA & surround2011.org のプロジェクトでした。***
日時:2007年4月29日(日) 12:00-22:30
場所:晴れたら空に豆まいて / 渋谷区代官山町20-20モンシェリー代官山B2
内容:moment spring session 2007

Surround2011関連のサラウンドライブレコーディングを行った。
26chのマルチ収録(バックアップはAlesisHD24)で、
SRとの頭分け16回線、SurroudMic8回線、SR OUT2回線
で行った。

回線内訳は
1.Acc
2.Mand
3.Kick
4.SN
5.TOP
6.EB DI
7.EG
8.Pf Near
9.Key L
10.Key R
11.AG1
12.AG2
13.FrontVO下
14.FrontVO中
15.FrontVO上
16.???
17.Sur FL(ステージ上から客席ねらい)
18.Sur FC(ステージ下から客席ねらい)
19.Sur FR(ステージ上から客席ねらい)
20.Sur LFE
21.Sur LS(バトンK&M258)
22.Sur RS(バトンK&M258)
23.Sur LB
24.Sur RB

2007年4月24日火曜日

2007.3.17 教育施設VTR音声収録終了報告

2007.3.17 教育施設VTR音声収録終了報告
町田市内の、幼稚園の卒園式の式典と、謝恩会のVTR収録部分の、
音声収録を行った。

WL (SR)
DynamicMic(SR)
Front MKH416 べたスタンド
RE90H×2 吊りマイクカーテンより

HeadAmp Millenia HV-3D8に入力したマイクを
D2424ハードディスクレコーダーと、MG16/FXに入力。

基本はDirectMixをM-boxMiniに入力して、
その日のうちに、WAV 24/48で出力して渡した。

ベタのスタンドが、足音の影響を受けていた。
吊りのマイクが、カーテンにひっかかった。
一般の方は、幕を使いたがる傾向がある。

収録は問題なかったが、やはりコンプが必要でした。
子供の声は、ダイナミクスが大きく、
おっかけのフェーダー操作は15dBはあたりまえでした。

いずれにしても、MKH-416が一番良いところを拾ってました。

スタッフ:
片桐 聡
富 正和

2007.4.21 GOSPEL CONCERT SR STAFF REPORT 35RP-1

2007.4.21 GOSPEL CONCERT SR STAFF REPORT 35RP-1

・マルチケーブルを引く時はコネクターを持たずケーブルを持つこと。
 当たり前の事であると後になって気づいても遅い。

・スタッフ間の伝達事項を正確に伝える。
 「モニターをあおって」言われた際に、モニターの前側をあおるのか?
 後ろ側をあおるのか?正確に伝達する事で2度出間を防ぐ事ができる。

富)モニタースピーカーの特性、高域ホーンドライバーを考えれば、
 いわずもがなで、わかる事です。
 富に、言われる前に、『木島君へのモニターのエリアが曖昧』と、
 少しでも思っていれば、もう少し手前にエリアを広げたいのか、
 奥にエリアを広げたいのかがわかるはず。
 だから、『今どうなのか?』『自分ならどうするか?』を考えて、
 参加すると良いと思いますよ。

・何も言われてないのに勝手に作業をしない。
 作業には必ず手順(考え)があると思います。
 手順に沿った動きをしなくてはならない。
 手があいていたとしても「次に何をすればよいか?」を
 確認するべきであると思いました。
 この時にもわからない場合は必ず自分から質問する。

・先輩の動きをよく見て、盗むべき所を盗む。
 今何をしているか?次に何をすればよいか?
 常に先を読んだ行動が重要であると感じました。
(富)これはどんな所でしたか?

・コンパネとは何か?を最初わからず、無駄な動きをしていました。
 業界用語・舞台用語の知識が、まだまだ足りないという事を実感しました。
(富)一般常識です、酒屋でも使わないかなー?。

・ステージ上のケーブルを養生し過ぎない。
 撤収の事も考えてケーブルを扱い、這わす。

・本番中にマイクスタンドの足がパイプ椅子に重なり、
 スタンドが倒れるという事態が発生しました。
 事前に見えていたにも関わらず、倒れるという最悪の形になってしまい
 申し訳ないです。
 ブームスタンドを使うべきであったような気がします。
 今更言っても後の祭りで、何のためにデミトスを持っていたのか。

(富)倒れるのはしょうがない事です。
『倒れたら→直す』、『マイクが死んだら別のマイクを渡す』
この、シンプルな対応と、判断力は音響全般に言える事でないでしょうか?
いいミックス、をするだいぶ前段階ですが、大事な事と思います。
今回、咄嗟に直しに出れたのは正解です。
あれ、前回もそうだったんですが、ステージ側から、
『ストレートでなく、ブームにしたいです』
という、ステージマンからのリクエストを待ってました。
思っていたならまず合格、後はそれを勇気を持って言える事。
それはこつもあって、チーフを飛び越して、
ミュージシャンに聞く。
ミュージシャンがブーム良いと言えば、
チーフに、『ミュージシャンがブームが良いと言ってます』
と伝える。

これが、波風立てないで良い方法に近づくやり方ですね。

ただ、ブームは駆動部分が多くなり、
お辞儀の可能性も高く、扱いが難しいので、今回の場合
あえてソロマイクはストレートのままにしたのです。

スタンド余ってましたよね?


・撤収後、搬出する際にどのような順番でトラックに積載していくか。
 計算された順番で積んでいかないと、全て積む事ができない。
 この時にもコンパネのサイズを、一目見ただけで判断できるように
 ならなくてはならない。

(富)あの中で正方形の物が3×3しかなかったので、そういっただけで、
皆さん、測り屋ではないので、これは何ミリですとまでは覚えなくて良いです。
ただし、この三つサイズだけは感覚で覚えて下さい。
1尺 3尺 1間 これさえ感覚で覚えれば、OKだと思いますよ。

・出会いは突然起こりうる。打ち合わせの段階から言われていたことですが、
 常にアンテナを張っておく事が大切であると思います。
(富)ミュージシャンやスタッフが話している会話を聞き取って、
言われる前に先回り出来れば、理想です。
自分や、音響に言われる事でなくても、空気を読めという事です。
おのずと、出会いも・・・。

今回は事前の2回の打ち合わせや、配布された資料からも、
 本番当日の光景を自分の中では良くイメージする事ができたと思います。
 しかし、実際には電源の場所や、会場の広さといった、配布されました資料からも
 読み取る事のできない事も多くあり、まだまだ事前の準備が必要であると
 感じました。

次回は今回の反省点・修正点を生かし、より一層精進しようと思います。
本番後のSRならではの充実感のような醍醐味も体験する事ができました。
ありがとうございました。 これからも宜しくお願いします。

2007年4月22日日曜日

2007.4.21 GOSPEL CONCERT SR 終了報告

2007.4.21 GOSPEL CONCERT SR 終了報告
日時:4月21日(土)8時から仕込み
場所:杉並区内中学校体育館
スタッフ:4名
片岡敬
塩谷高宏
森岡謙


・搬入時、養生シートの上を乗せていったりと、
 多少の手間がかかった。
・体育館は床が柔らかいが、上履きがあるとやりやすかった。
 途中で履いたが、最初から履くべきだった。
・電源のトラブルも無く、ノイズも無かった。
・スピーカーの下に3×3のコンパネを引いたが、
 安定度は何も無いより良かった。
 角材をしいてもよかったかも。
・クワイヤの並びが伝えられていたのと違った。
・モニターはやはり、別系統で、最低でも3パート。
 スピーカーの個数も必要だった。ただし、電源を考えると、
 このくらいが適当か?
・エリミネーターのハンドルが折れた。
 経年変化でしょうが、延々移動する場所で無くて良かった。
・アンテナが3本たたなかった。
・アンプのトラブル等も無く、スピーカーケーブルを10m&15mにして正解。
 延長しても、20をmaxとしたい。
・頭で歪む事が多かった。
 ダイナミクスの大きいグループ、
 solo+58+Milleniaの時、Aのみで良い。









2007年4月1日日曜日

2007.3.2-3 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 35RP/SA2

2007.3.2-3 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 35RP/SA2

 今回2007年3月3日(土)吉祥寺の武蔵野公会堂にて、
Dreamer's Union Choir(クワイヤー)によって行われた、
チャリティ・ライブに参加させていただきました。

 本番までの仕事の流れを、整理すると、
まずチャリティライブが行われるその前の週に、2度、回線図
配置図を元にミーティングに参加しました。
今回研修者が6人という事で、全員がそろってのミーティングは行う事が出来ず、
連日ミーティングが出来るスタッフが集まり、トミさんとの打ち合わせになりましたが、
毎回十分に時間をとっていただき、個人的には前回参加させていただいた研修よりも、
本番であり、チャリティ・ライブと本番までの作業とともに、趣旨、内容、
全体の流れ、注意すべき点、というものなどが、
ミーティング時に理解出来たと感じました。

 しかし、あえて自分でいうのも変ですが、結局の所、それは事前に予想・想定して
プランニングしたものであり、限られた情報と、
”そこ”は”そう”であろうという判断のものであるということです。
まだまだ、現場経験もなく、出演者のスタイル、ホールの特性等も知らない自分が、
ミーティングで打ち合わされた内容だけで、ほとんどが理解出来たと、
自分の中のどこかで思ってしまったに違いありません。

 ミーティングで想定していた者と、実際の現場での内容というものは、
全く同じになるわけがない、おもちろんわかっていたと思いますが、
現場ではまだまだ自分は、動けていませんでした。

 3月3日(土)の前日に、ホールに機材をセッティングし、出演者、
ホール側の音響照明としてのスタッフさんとともに、リハーサルを行いましたが、
思うように動く事が出来なかった要因・対処として。

・突発的に参加が決まった楽器等に対する対応力を身につける。
→現場を数多くこなしていけば、身についてくるものではあるが、
参入することによって、では何が作業として必要となってくるのかを考えることが、
大切である。

・使用している機材、道具等の名前を覚える。
(MICスタンドの種類や、どこに使用するケーブルなのか、ケーブルの仕様箇所)
→機材、道具等の名前は、会社ごとで違い、一つの呼び名に統一できてはいない。
正式な名称一つの呼び名だけではなく、覚え、略称、別名であっても、
何をさしているのかを理解する事が大切である。
それにより、昨日や必要性を理解していくことができる。
(卓側orステージ側で使用する物なのか等)

→もしわからない機材、道具等があっても、それはベーシックなものであり、
オペレートするにあたり、必要最低限なもので、その時に覚えるべきものである。
よって、理解している人間に恥ずかしがらずに、質問し、教えてもらう事が大切である。
・配置図や回線図等事前にもらった資料を覚えたつもりでも、仕込みやリハーサルの緊張している
ときでも、覚えていなければ意味がなくなってしまう。
→公演内容のポイントだけでも、なるべく多くの事を覚えられるようになり、
覚えていなければ、手持ちの図面等を見て、すぐ追えるようにしておくことが重要である。

・公演途中に転換最中に、マイクやモニター楽器等を、一度ハケなければならないという作業が
ありましたが、前に述べた事が出来ていれば、展開、仕事の流れの速さ等、
全般的に戸惑う事がなくなっていくのではないかと思います。


今回、ディレクターの木島さんを含め、出演者、ホール側のスタッフさん、
先輩である片岡さんや、他のスタッフ、富さんと一緒に研修させてもらい個人的に理解出来た点として。
・慣れている人、手順(流れ)を理解している人を見る。(自分が動けていない時)
・タイムテーブルの必要性、リハーサル時、照明さん、音響さんは、タイムテーブルを事前に、
 ディレクターさんからもらいタイムテーブルを見て、操作のポイント、
 オペレートを行いチェックをしてゆく。
 通常、公演順に行うものである。
・今回、HouseSpeakerをステージより、フロアに降ろし、客席と近い為に、
 高音と比べて指向性がなく、回折するLowを、90°内側に向けて設置を行った。
・早くセッティングをしなければ行けない理由として、
 アーティストや他のスタッフに迷惑をかけてしまう。→リハの時間が短くなる。
 自分たちのチューニングが十分にできなくなってしまう、ということがある。
・機材配置など、プランニングをするために、マルチボックスのポジショニングと、
 マイクケーブルの長さを考える。 ケーブルの長さを出来るだけ短くする事で、
 音の質が守られ、引っ掛け防止等安全にもなる。
 マルチボックスを分岐する事もその為に適していれば使用をする。
・マルチケーブルの引き回しについて、事前にホール側のスタッフさんに、
 安全上の確認をとるため、客席からステージへのケーブルのはわせ方を伝える。
 今回は後ろにいくほど、客席はせり上がっていたので、マルチの巻きを後ろにもっていき、
 卓側からステージへ引き降ろした。
 通路上にはケーブルマットを敷き養生をする。
・マルチケーブル(8ch)に、先パラ(XLR)のコネクターをつけそのまま入力する。
 XLRには、入力に応じた番号がふってある。
・ハウススピーカー、TopBottomの分岐、 
 使用するAmpにて、PALALLELにして出力している。
 通常はSTEREOにて出力。どちらになっているか、セッティング時に注意する。
・クワイヤー ゴスペルの場合、コーラスとはいわずに、ゴスペルクワイヤ(聖歌隊)という。

今回も研修に参加させていただきありがとうございました。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。