2014年10月31日金曜日

2014.10.31 Koga Yokanbe Festival(Pakuma)SR Project経過報告

2014.10.31 Koga Yokanbe Festival(Pakuma)SR Project経過報告

通算4回目、古河市のよかんべまつりに参戦。
↓コチラは昨年。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2013/11/20131101-03-koga-yokanbe.html

この週末天候不順が予想されているので、早めに仕込み。
雨が降り出す前に、Main SPが組めて良かった。

 100均で購入した、水準器が最近大活躍、水平だいじ。
肝心のSPとかいろいろ映っていませんが、のんびり、芝生で仕込み。


ココ数日かんがえていたこと。
Generalist

誰もがSpecialistを目指す必要が、何故あるのでしょうか?
Generalistは、何でも屋でもなく、その中で、得手不得手がある。

ドラッカーから、チームとしての成功は、『自身の強みを最大限に生かすこと』
一隅を照らすEngineerとしての生き方、『置かれた場所で咲く』

既に頭の中は週の中頃の現場と、週末の3録音のこと。
やらねば。

2014年10月29日水曜日

2014.10.26 Nikko Fujihara Brass Band SR and Rec Project終了報告

2014.10.26 Nikko Fujihara Brass Band SR and Rec Project終了報告

毎度おなじみ、栃木県は鬼怒川の中学校吹奏楽部演奏会です。

こちらは、昨年の様子ですが、、。

今回、別途録音のスケジュールが重なりまして、伺えませんでした。


プランニングと機材貸し出し、ホールとの打ち合わせまで行い、あとはスタッフにRec PA共に託しました。










Main Micは吊りマイク装置が無いので、バトン吊り、DPA4006×2。
Frontは4本KM184。



システムは、こんな感じ。
録音PA共に、上手ステージ下。


機材は前日渡し、当日溝ノ口録音の後、機材とHD受け取り。
10/28ただいまミックスしておりますが、良い感じです。
今井さん、片岡さん、ありがとうございました。



2014年10月23日木曜日

2014.10.19 Nikko Outside Event SR Project終了報告

2014.10.19 Nikko Outside Event SR Project終了報告

半年振りの、日光総合会館前、秋の野外演奏会SRにいってきました。http://m-aquastaff.blogspot.jp/2014/05/20140525-nikko-outside-event-sr-project.html

前日は先生のお宅に泊まらせて頂き、深夜まで飲みました、飲みました。



昨日に引き続き、空が青い!!
画像は左の奥が男体山、右側が日光連山です。

渋滞予想されましたが、9:30前には到着。



珍しく神橋の信号につかまったので一枚、二枚。


清々しいです。


ゆっくりゆっくり仕込み。


今週も野外イベントがまだあるので、電源ケーブルを新調。
初めて電線を100m巻きで買いました、意外にこんなもん?

これからデジタルマルチ化とかしても、電源はやっぱり要所要所に必要になる。
発電機から遠いことも予想されるので、50mを2本新調。
これで、60m×1、50m×2、全て平行ですが、足りない現場無いでしょう。

そして、実は仕込み始めてふと忘れ物に気づく。
マルチの先バラを全く載せていなかった、、、、。




最近Foot Monitorのコトで実験してることがある。
あおり棒等で、Footをあおると床面への接地面積(電気のアースのことじゃなくてね)が減りますよね。
これって、ほんとうにどうなのか?
そもそも、ゴム足等でアイソレートされてはいるが、接地面積の広いスピーカー、狭いスピーカーでどうなの?

ギターアンプとか、コンボタイプなら、椅子に載せただけで結構音が変わっちゃうアンプってあるし、どうなんだろう。

いっそ、音に良い影響があるキャスターで全部つくってみるとか、固いプラスチックタイプのキャスターで聞き比べしてみたい。
どうしても、ゴム足キャスターばかりだから、そんなことで音が変わるのならやってみたい。

今気づいたが、マイクスタンド、ラック類、スピーカー、ほとんどモノのがゴム足じゃん。

屋外だとどうしても、Foot Monitorの音が細くなる、線が細くなる、それ以外にも理由はあるが、ちょっといろいろTryしてみたいとこです。

昔、506stにラスク板という、鉛の板??があって、アンプをその上に載せたりいろいろ先輩達がやっていたこと、聞いてみよう。





アンプとSub Lowのラッシング方法こんな感じ。

『やりたいことをやる、なりたいものになる』
思い描く想像力の無さばかりにへこたれず、いろんな形があるさ。
Live Soundでも、Recordingでも、Educationalでも。
まだ、学ぶ。

再来週は古河市よかんべまつりです。
がんばろー!

2014年10月22日水曜日

2014.10.18 Chorus Recording Project終了報告

2014.10.18 Chorus Recording Project終了報告

先週末の土曜日、栃木市でChorusの録音を行って来ました。
天候がよく、順調に?高速が渋滞していたので、国道4号をひた走り、栃木市へ向かいます。



空が高い!



入り時間が17時と遅かった為、栃木市内で行われていたイベントを見学。
お味噌屋さんの蔵でのイベント、久々にギタリスト小川倫生さんの演奏聴きました。



内部の画像は遠慮させて頂きますが、『なるほど!』というセッティング、良い低音につつまれて、会場を後にして、自分の現場へ。

録音に使用する会場が、17時まで使用とのことなので、廊下で準備。


音楽室みたいなところでした。


システムはMic→ONYX HA→Hard Disk Recorder→O1V、
特にパンチイン等無いと思われ、より確実な方法での録音になりました。
一人現場なら、このくらいが限界かと。


録音は7曲のDubbing、17:30-19時頃までで完了。
現場でHD→HDとBack Upを作成して、20時過ぎには日光に向け出発。

詳細をあまり書けませんが、詳しいことをお聞きになりたい方は直接どうぞ!

2014年10月19日日曜日

2014.09.28 Inagi Music Event SR STAFF REPORT II

2014.09.28 Inagi Music Event SR STAFF REPORT II




私は9月28日に稲城の山に新しく作られる町のためのイベントの PA の現場へ参加させていただいた。
私自身、PA はもちろん、音響の現場に参加すること自体、今回が初めてだった。そこで私自身の感じたレコーディングと PA の違いを考察していきたい。

当日は、朝から仕込みが始まり、私も機材の運搬などにとりかかった。そのときまず始めに感じたことは、現場は私が思っていた以上に早く動かなければならず、現場の厳しさを感じた。

その次特に気になったことは、普段レコーディングスタジオでは目にすることがなかなか無い、ミキサー、パワーアンプ、スピーカーの結線である。レコーディングスタジオでは目にすることのできないこれらの結線を自らすることにより、以前より信号の流れを理解することができた。

いざ音を出し始めると、当日は野外ステージだったため、やはり気になるのが風の影響。これこそレコーディングスタジオにはほぼ無い悩みである。風の影響を防ぐために当日は、マイクカバーをつけて風をしのいだ。

演奏が始まると、曲にあわせてその場その場で必要な音を動かしていた。この日の前日、富さんのラフミックスを見学する機会があり、そのとき、録音した曲を流しながらリアルタイムでフェーダーを動かしミックスしていた。そのミックスの現場と、PA の演奏中が非常に似ていると感じた。

さらに気になったことは、PA の現場には音場があるということ。当日は野外で行われたため、かなり広い範囲で音を聴くことができた。これがもし屋内だったらどうだろうか、そんな疑問が生まれた。これこそレコーディングスタジオではほぼ無い悩みだろう。

以上の点で、私自身一番大事だと思ったことは、各機材の結線である。これを実際に自分でつなぎ、信号の流れを理解することによって、レコーディングスタジオの信号の流れを意識して役に立たせていきたい。

2014年10月17日金曜日

2014.10.12 Yuuki Yui No Oto Outside SR STAFF REPORT

2014.10.12 Yuuki Yui No Oto Outside SR STAFF REPORT

レポート



茨城県結城市で行われた結いの音という、町おこし要素も含む音楽イベントに音響スタッフとして参加させてもらった。

当日は出だしがミスから始まった現場だったが、ミスを悔やむ暇がある職業ではないので反省は後回し。

9時前には現場に到着しゆったりと仕込みを始められた。
当日はフリーのPAである今井さんと合同の現場であった。

現場に入ったと行っても所詮学生の身分ならではの大切なことがいろいろとある。

・仕込みの段階で学生だから、といって指示待ちをしてはいけない
 これはやはり外の現場に出ると、とりあえず早く終わらせることが大切になってくる。そのため、指示を待っていても、ほかの人がテキパキ進めてしまう。外に出るからには、意識くらいは一人前だと思った責任感で行動が大切だと思った。

・数少ない指示は聞き逃すな
 上記には指示待ちについて書いたが、やはり現場となると当日に指示が飛ぶことになる。しかし前からセット図などの資料がある場合、基本的にその通りの仕込みとなる。が、やっぱりや、こちらの方が、などの理由でかわることは少なくない。
 大切なのはその時の指示を一回で正確に聞き取り、理解することが大切である。
 指示をされるということはこのくらいのことならできるだろう、という信頼である。
 その指示を大前提に聞かないというのは時間、信頼ともにロスすることとなる。

・配慮と遠慮は別もの
 学生という立場上、自分で気づくことはかなり少ない。
 気づいたとしてもそれが正しいのか、はたまた間違いなのかもわからないことは多々ある。
 やはり学生であるからちょろちょろ動き回るのは邪魔だと思われるが、
 みんなでそのときそのとき求める良い音を作る職業なので、遠慮するということは、自分の立場をわきまえると同時に、仕事をさぼっているのと同じになってしまうのではないか?と、思ってしまった。

 やはり、どうしても不安と自分の自信のなさが目立った現場だと思った。
自分の知識に自信を持つことは難しいし、経験はすぐには増えない。
しかしそれはすべての人に当てはまること、と考えればいくらでもなんとかなると思える。

 自分にできることは、今回の経験を次の現場のときにできるだけ、最大限に発揮することだと思う。

http://m-aquastaff.blogspot.jp/2014/10/20141012-yuuki-yui-no-oto-outside-sr.html

2014年10月16日木曜日

2014.09.28 Inagi Music Event SR STAFF REPORT

2014.09.28 Inagi Music Event SR STAFF REPORT

 東京都稲城市のマンション展示場で行われたライブイベント。出演者は花枝聖と稲城の森バンドと、gattaneraさんのアイリッシュハープ&ヴォイス。
 事前の打ち合わせでは、屋内と聞いていたが、当日会場が屋外となり風の面で注意しなければいけなかった。テント、ステージの場所や卓の位置も決まっていなかった。また、テントの安全面も不十分であり、もう少し音響スタッフの立場として、安全について考えた方がいいと思った。

 回線表を頭に入れてなかったので早く動けなかったのが悔しかった。やはりある程度回線表を頭に入れておくことや、セッションを作っておくなど、音響作業は事前準備が必要だと思った。そして、複数で作業をする時の意思疎通はとても大切であると思う。

 PAはリアルタイムでのミックスということで、音の調節、音量、バランスなど気をつけることが多くて難しかった。リアルタイムで音を追いながらミックスすることの大変さを学んだ

 最近のコンソールはTouch Senseのものが多く、指先を守る必要がある、軍手は大切なので忘れないようにする。それと無駄な体力の消耗は避けるようにすること。







2014年10月13日月曜日

2014.10.12 Yuuki Yui No Oto Outside SR Project終了報告

2014.10.12 Yuuki Yui No Oto Outside SR Project終了報告

前回3月に引き続き、茨城県結城市で行われた、結いの市。
結いの音、結城酒造会場のLive Soundを担当して参りました。

こちらが、前回のブログです。



10月中旬というのに、今年最大の台風が近づく中の移動となりました。
5:00に横浜出発、6:15に高津、8:30には茨城県結城市に到着、早過ぎたかな?とも思いましたが、休憩せずにこの時間、渋滞が無くて良かった。

ホントに台風くるの?って位のいいお天気。



仕込みはゆっくり9:00-11:00まで。
 サウンドチェック開始が11:45くらいだったか。
 この提灯に、LEDライトの火入れがされてました。

3月は比較的アコースティックユニットが多かったのですが、今回はMain Mon共に前回より大きいシステムを用意しました。

MainにQrx115 Stand一対向、FootをFMX1202を四系統でした。

 最近気にしているのは、SPのケーブル長と太さ。
Canare 4S6なら10mまで、4S8なら15m、それ以上は負荷とプログラム内容で、音楽品質に耐えうるかが、ポイント。

ただ、電源面では不安でありましたが、アースの処理等丁寧に実施。
QLのデータ通りにやることが、とても大切だと痛感。
また、卓周りの準備がほとんどいらないことも、むちゃくちゃ余裕が出た。
今までだと、01V or DM1000の ビニテマーキングやパッチ替え、Word Clock、ADATの確認など、本体で行うことが沢山あったが、その時間が削減されている。

ただ、アウトチェック前、再度マイクチェック前、にマーキングやパッチをやりながら確認していた作業が抜けるので、必要であればUSBからLoadされたデータの確認、Recall SafeやCh Linkは行った方がいい。

あと、どうしてもステージつらにFOOTがおけないので、かさ上げ用の台が必要です。
それと、先だってのイントレ現場用に100円均一で買って来た水準器がとても重宝。

酒屋の土間なので、若干水平に不安がある。
SPスタンドだけでも水平をとっておくと、なんだか安心できます。


Input系は卓が画像の通り上手袖すぐなので、8P使わず、2Pを多用しました。
楽器電源のタップ取りをもう少し楽にやる方法は無いのか。

そして、やっとやっと1ヶ月かかって、QL1用のケースが出来て来ました。
 段ボール音響からの卒業です。

Wifiルーター、LEDライト、電源などを仕舞うポケットが便利すぎる。

時間があったので、酒蔵のご主人に煙突のお話とか、煉瓦作りの建築についてお話を伺う。
 10月末から仕込みだそうです。

Mixはほぼいまいさんが担当。


IPadがやっぱり便利すぎる。

15:00頃、別現場に様子を見にいってみる。
ちょうど仕込みの時だったので、手伝う。


 YAMAHA DXR12/DXS15をMainで一対向、SideがDXR8を一対向。


リンクアウトの秘密と安全性について認識。



この棒が欲しい。
 棒がほしい、、、。


雨が降ったら走って助けにこなければいけない感じでしたが、風も吹かず、雨も降らず、穏やかに進行。

自分の会場に戻る。


3バンド通して、Outの雑感。
Sub-Lowが無い中でどうやって、機材を安全につかいこなし、EQ/Dyn/空間系の3台プロセッシングを行うか。

録音でもPAでも、やっぱり機材のピークがつかずにミックスされつつ、音圧感、透明感、融合感などを常にバランスよく気を配ること。

Main 75°では、限界があるし、やはりもう少し音声で言う焦点距離みたいなものが、近いSPを使うべきなのか。
ただ、これは8インチ程度でもサイドがあれば解決した話かと。

Front ManをDrなBassなどリズムセクションに。
打ち込みLineものも同じく。

Inputの雑感。
EGが二人のときは、クロスのパンか見た目のパンか。
MC時のRevの扱いなんですが、MuteじゃなくてDimボタンみたいなものがあると良いと思った。ワンボタンで-10〜-15 Downとかね。

いまいさんのTuningから客観的に聞くことができた。
どフラットで始めたVoのChEQは、切りすぎなくてもいいが、抜けやS/Nが良い分、探るべきポイントはきちんと探る必要がある。

そんなとこでしょうか。

終了撤収後、かがり火の中の神社の現場に合流、雅楽の調べをひととき聞いて帰路につく。
25:00に帰宅、19時間の日帰り現場でしたが、帰宅すると、ねこの皆さんが三割増しでかわいく見えました。


最後の出演者がMCでこう仰っておりました。
『フェスでもない、箱でもないこういったイベントは貴重で暖かさを感じました』
ふむふむ。

8月末から週末必ず現場があり、嬉しい限りです。
『必要とされていることをやる』
『置かれた場所で咲きなさい』

明日は台風なので、またまたケーブル作りです。
モコちゃんが限界なので寝ます。