2013年1月30日水曜日

2013年1月29日火曜日

2013.01.13 Karaoke School Live SR Project終了報告

2013.01.13 Karaoke School Live SR Project終了報告
カラオケ教室の開講入学式です。前回はおなじみ築地
でしたが今回はなんとドイツ!
演歌でドイツ?ドイツでカラオケ?


日時:2013/01/13
場所:東京ドイツ文化センターホール
内容:9時搬入、12時30分開演だったかな?
一部 開講式 ワンポイントレッスン ゲストステージ他
・開講挨拶
・上半期グランプリ歌唱
・オリジナル曲制作プロジェクト MD+VO2名
・ゲスト演歌歌手 45分
・講師紹介
二部 リサイタル
・出演者三人
・HD24 8chマルチ収録あり


徒歩なら、246から草月の横をおりてくる。
搬入口は無く、正面からフラット搬入、カフェは8時からやってます。
スロープあるよ、雨振ったら大変よ。

 Sideの置き位置にまよった。そでがないのです。
  





大宮に引き続き、EQ/WLはPakumaさん借用。
 いっぱいのお客さんはどこからきた。
 収録2台体制、今回は念のため、わたしのHD80GBでも収録して、先生のHDと共に、京都に旅立って行きました。
 12UのAmpは予備です、机変わり。


今回ポイントは3つ
1:マルチ収録 HDの検証
2:初めての会場ということもあり、動線人の流れ、控え室は上手地下でした。
3:New Amp PowerSoft M50Qを楠田さんに使ってもらい、FOH LR/Side/Footという標準的なイベントに必要なPower Amp構成でもう一台整備するに値するかどうかを見極めたい。
コチラが本国のサイト。



フラットで適度なステージの高さあり、ゲストの方もバンバン客席におりてサービスできてやりやすかったです。
半面照明さんは、特電から調光器持ち込み、大変そうでした。
このホール、小編成の録音等でも使用されるようです、ご覧の通り左右の板張りが適度な落ち着いた響きを演出していて、弦カルくらいならば、いい感じに録れるのでは?
2013年が始っちゃいましたー!

STAFF:楠田さん、嶽下、とみ








2013年1月28日月曜日

2013.01.12 Omiya Classic SR Project終了報告

2013.01.12 Omiya Classic SR Project終了報告


ここのところ毎年Pakumaさんの現場で担当しています、大宮ソニックシティでのオーケストラ公演。
今回は、連日の東京芸大公演中の中、連休2連ちゃん現場とDUCリハというスケジュールの初日現場を担当してきました。。


搬入口がいつも通り凍える寒さ、昨年は楠田さんがおらず、演歌の大御所Mまさこさんの緊張で寒さも感じなかったが、やっぱりさむい。
むいさーのそにっくいん。アンプをM50Qにしたおかげで楽々搬入、駐車場所をまた間違える、何回いっても駐車場をおぼえられんです。
このホールは、反響板をしめてしまうと、大臣柱の前しか出入りが出来ない、よって、演奏者の導線のケーブル養生は、いつも以上に念入りにやらねば、と思った。

そういえば、溝口さん、秋川さん、森さんと、今までソニックでオケPAに関わって来たけど、落ち着いて音が聞けていなかった。

今回はですね、画像を撮る余裕が全くなかったのです。
昨年の様子からもーそーしてください。

プロセやカラムのエリアについて、今回はっきり解ったことがあった。
こちらのプロセは、はっきりと数列めで音圧が下がり、切れていることがよくわかる。
サイドは自然な感じ、スピーカーを感じさせないディレイとEQが設定されている。
実はこの夏、山野ビッグバンドの観覧で、ソニックのいろんな席で座ってみて、既に画策を。
もし、うちで山野を受けたならどのようなシステムでやろうか考えた。

山野の担当PAさんは片側4/2くらいのスタックで間口をちょっとせめていた。
この間口をせめる(狭くする)ことで、左右の音のディレイを少しでも少なくしていたのだな、と思う。
また、ポータルにQRX112/75が固定はね返りで常設されている。うまく使えないかとコチラも覚え書き。
この『左右のスピーカーの幅』が、どれだけ音場・タイム感・演奏に関わってくるか理解できるだろうか。
間口をひろくとればとるほど、演奏の幅を広く取れば取るほど、左右のスピーカーの距離が遠くなるため、音が遅れるのだ。

不思議な感じだが、これも大きな会場や、大きな空間で音を鳴らしてみなかったら解らないことだ。
理論ではなく、体で覚える。

こういったクラシックの生音中心であれば、またそれは違うのだろうけれども、生音だって、配置で音は変わるのだ。
演奏家やマエストロは、その会場でそのグルーブについて、あわせこんでいく。
すごい技術だ。

今回弦が特にすばらしい音をしていた、先だっての下妻は86442だったが、今回は1stだけで12型だったか、とても倍音がきれい。
反面、木管が思わしくない、ぬけないのだ。
いつも思うのだが、この弦の編成(12型)に対して、ホルンはそこそこ人数がいるのだが、TP&TBがとても人数が少ない、しかしとてもすばらし音をしている。すごくいろいろな発見があったのだ。

ピアノもここ何年も下手に配置したり、上手に配置したり、ふたを開けたり閉めたり、曲にもよるが、いろいろ試行錯誤している。今回はうまくいっていたようだ。

リズムセクションDr/EBの方から、Voがでかすぎるのは、多少サイドのレベルで対応できたが、Pf EB、Front
Sectionについては、何か工夫が出来るといいと思う。
メイヤーのMMとか買えればいいのだが、それが無理でもA80レベルで細やかにできればと思いました。

本番、ク○コさんはメインでM88を使用、Loがいい、そして柔らかい。
Loの吹かれ方が嫌みが無い。フラットヘッドの影響か、それとも歌い方か。

秋○さんは、いつも通りSCHOEPSでしたが、モニターは無し、そうそう秋川さんの声を少しだけDr&EBに返せば良かったのかなと思った。首の位置くらいに構えて、角度を少し水平方向に胸をねらってもいいのかな。

転換は下妻と同じく、私が下からマイクとFOOTを、たけしたに上で受け取ってもらうのと、持ち上げて調整。
FMX1202より、小さいモニターも検討できればと思いました。



芸大と機材をうまくすりぬけられてよかったです。
Mix Pakuma 楠田さん
Stage 富 たけした

2013年1月25日金曜日

2013.01.24 Big Band Recording Final Mix Down Project 経過報告

2013.01.24 Big Band Recording Final Mix Down Project 経過報告

明日から冬季休業、その前に今日は本年度最後の洗足に向かいます。
録音は既に終わっているのですが、洗足Big Band Get Jazz OrchestraのFinal Mixです。前職時代にフロアマンでNブリや、のどバンドにマイク立ててた時は、いつになったらこういうミックスをできるようになるのかと思ってた。
とちぎでHARUさんに会い、多くのJazz Man、お店の方々に支えられて、Strait AheadやCombo、Jazzにどっぷりつかる。
Foot Prints、CaramelでLive Sound、Live Recordingをして胸を借り、Nismoでもまだまだ学ぶ。
Tokyoに戻り、miggy+で配置についてとても多くのとをトライして、藤原ビッグバンドでは、いろいろ試行錯誤もする。
光栄な賞に貢献できた?The Vanguard Jazz Orchestraでも、多くの助言や協力をいただき、記憶に残る記録が残せた。

ここで伝えたいことはこういうこと。
いろんな行動や気持ちは、『繋がっているし』自分で『繋げていく』のだ。

初心を忘れないようにしたい、だって多くを気付かせてくれるのは、初めてマイクを立てて、フェーダーをにぎるひとたちであり、緊張を前にした演奏家であり、お金や時間を割いて受け取りにくるお客さんだからだ。

わたしに、できること、できないこと、したいこと、してほしいこと。
その間をうめていく。

Jazzに出会えて良かった。
Dreamers Union Choir のSinger ヤタローこと、岩崎大貴の言葉を借りていえば、こういうことだ。

『自分の心がときめくもの』

これを大事にできるのは、自分自身でしか無い。

来週は、40期の卒業制作発表会、他の誰にもわからない、自分の、自分達の心がときめくものを形にしてがんばってください。

そして、私はといえば、新しく始めた溝の口のこの地でも、始めた頃と変わらず、新鮮な気持ちを忘れず、やってみるだけ。

すいません、高木さん。ちょっと遅れてます。
Tomi

2013年1月14日月曜日

2012.12.24 Gospel Live Event SR Project終了報告

2012.12.24 Gospel Live Event SR Project終了報告
昨年に引き続き尾山台教会のクリスマスミサChiristmas Gospel Concertの音響を担当しました。昨年は長年活動を続けた、用賀深沢教会のGods Gospel Choirの解散コンサートもかねていましたが、今回は新しくここ尾山台教会を拠点に活動する、『Voice of Oyamadai North』の皆さんが、クリスマスミサの中でコンサートを行いました。

まず、キャンドルサービスの画像です。

とにかくあったかい、教会なのです。


なんか懐かしいかんじのね。

木造なのに中二階分くらい天井が高い、落ち着いた空間です。
水平指向性を生かすため、MainのHOUSEはEliminatorに。




こちらが、ドラムです。

ど、ら、むです。
Keyは昨年同様上手になりました。

卓周りこんなかんじ。

毎年続くといいね。
ステージ側の天井が低いのが、かなり音に影響するけれども、いい感じの初期反射が、独特の響きを作り出していました。
大切な時間のために『集う』ひとたち。
画像が無いのですが、新規導入の4ch Ampで、今回の現場を乗り切りました。
音はまずまずです、前日のカラオケ卒業式でも使いましたが、とても8kgのアンプの音とは思えないです。なんか、新しい音。
押し出しもあるし、ヌケもよい。
あったかいあったかいコンサートでした。









そして、今日は2013年1月14日です。
どうしても今日この記事をアップしたかったです。
ちょうど一年前、急逝した師、Nathan Ingramさんから教わっただいじなこと。
『クリスマスの本当の意味は、愛と平和、シンプルです』
私が教会での仕事、どの宗派のお仕事も受ける意味について記しますと、こういうことです。
『何かを信じる人は美しいと思うのです』


2012年、本当にいろいろなことがありましたが、一年間皆様ありがとうございました。
こう書いている今、新しい年の新しいプロジェクトがどんどん始まっていますが、あせらずにやっていこうとおもいます。
どうしても、責任やなにか『こうでなくてはいけない』と、焦りを意識してしまうのだが、わたしにはこのやり方しかできないし、『そのままやればいい』といつもNathanから、語りかけてもらってる気もしていたのです。

だから、わたしが音楽に関わり続ける限り、彼の存在決して忘れることは無いでしょう。
そして、その『声』も『唄』も『音楽』も、本物でした、忘れません。

2013.1.14
音響 M-AQUA
富 正和

2012.12.24
Mixing Engineer 嶽下 あい
Assistant Engineer とみ

2013年1月9日水曜日

2013.01.07-17 09 Tokyo Sonic Art Weeks 共感覚実験劇場 経過報告

2013.01.07-17 09 Tokyo Sonic Art Weeks 共感覚実験劇場 経過報告

東京芸術大学美術館地下で行われている、アートと音楽のコラボレーションイベント、暮れから準備していました。
とりあえず、中途の経過音響Planをどうぞ。












まだ公演中ですので、画像などはFBでどうぞ。
3日間終わって、ざっくばらんな印象を。
・ツイーターでPAすること。
・反射、反響、残響について、とてもおもしろい音になる。
・フツーにRecordingやLive Sound、Broardcastingでやっていること、F.Oひとつにしても、意味が違う。より柔軟な思考と受け入れる力が試される。

今日は3日目、途中で今井に任せて、夜間部の授業のため専門学校へ向かう。
こちらでもまた、刺激をもらう。いろんな人がいるのだ。

そして、こんなことを考える。
『打ち合わせをしすぎてはいけない』『あわせをし過ぎては音楽の可能性・キラキラしたものが失われる』
HARUさんから教わったもの、ずっとそう信じていた。

4月に始まった洗足Jazz科の録音でも、そのことがごく自然にどのセッションでも行われていて、自信がついた、確信した。
こういった実験音楽でも、インスタレーション的なものも同じ。

クラシックの演奏家は毎日『さらう』、そう復習をするのだ。キャスターやアナウンサーは毎朝声だしをする。シンガーは走り・体を作る。ジャズはメジャーリーガであればあるほど、メトロノームやスケールの基礎練習を怠らない。

我々エンジニアはどうだろう。
一人では修練しにくい競技種目で、結果は100点が当たり前。
誰も教えちゃくれないし、誰もが教えてくれる。

マエストロやディレクター、コンポーザーやソリストの孤独と葛藤、面白いんだ、この仕事はね。