2016年9月22日木曜日

2016.08.10 Television Score Recording Project終了報告

2016.08.10 Television Score Recording Project終了報告

4月に録音5月にOnAirされた、作曲家日向敏文さんとのお仕事。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2016/05/20160426-television-score-recording.html

今回もドキュメンタリーの音楽録音でした。
連日の録音及び諸々でへとへと、梅干し酸っぱかった。


編成はPfとGtr。





Cue Boxで確認しながらマイキング。

いつも通りHAとInterFace持ち込み。
クレーンソングはMUTEボタンが逆です注意。

ギターにはなんと、新入りのRE320使用しました。
これがまたいい!!

その後8月下旬にミックスを1日行い、本日9/14日向さん、ディレクターさん立会いのもと、動画に音楽の貼り付け位置を確認しながら、ミックス作業。
そうそう、備忘のために映像の間延びなどあったら、ココをチェック。

あと、タイムコードキャラクター入りのワーク映像をいただくこと。

OnAir決まりましたらまたご報告します。CXです。

9/22追記
放送日が10/9 フジテレビ 14:00-
ザノンフィクション ”愛のチカラ"です。

12/6追記
局内告知のようですが、アーカイブしておきます。





2016.09.11 Kuroiso Jazz festival2016 SR Project終了報告

2016.09.11 Kuroiso Jazz festival2016 SR Project終了報告

黒磯Jazzとしては第13回、M-AQUAの参戦は多分5-6回目。

昨年の様子。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2015/09/20150906-kuroiso-jazz-festival2015-sr.html

ことしは、9/11暑さもほとんど和らいだ9月の初旬に伺ってきました。

てっきり雨予報が、なんと!


朝7時の段階で青空あり!

搬入後落ち着いた9時ちょっとまえ。
風もなく、足元の草木も濡れてない、むちゃむちゃ清々しい朝。

イントレ搬入を少し遅めにしてもらったので、慎重にオモテの位置を決められた。
サイドをイントレ上に載せるか、スタンド使用か迷ったが、結局すぐにおろせたり、場所が移動できるのは良いことなので、イントレ直近にスタンド立て。



こちらがプランです。


FOHはHi/Sub共に横置き。
Subはイントレ組んでからでも、Subのキャスターに乗せればらくらく。
イントレ内でも倒せます。
Hi Boxは横置き、ただ今回8オーム別アンプ駆動で行った。
アンプに無理がかかっていないねいろ。

今回は、洗足学園音楽大学をこの4月に卒業した、ジャズピアノ相馬ゆかりさんをイベントにお誘いしてみました。(画像左端)
相馬さんは、地元がこの地域ということ、そしてエレクトーンでの師匠も、私がよくよく存じ上げている方でした。


そしてそして、仙台からのゲストサックス奏者、廣海大地さん。
わたしが5年前初めて大学で録音したビッグバンドのメンバーでした。
こんな風にできることをちょっとづつやっていくのが楽しい。

相馬さんは都内と栃木でジャズピアニストとして活躍する傍ら、故郷の那須塩原に音楽教室を開きました。
頑張って行って欲しいです。


イベントは終始曇り空でしたが、雨に降られることなく、進みました。






黒磯Jazz FestivalとM-AQUAの関わりはもう20年くらいまえ。
黒磯の駅前の瀟洒なレストランバー、カフェドグランボワのマスターさとうさんに、様々なJazz Liveの録音を自らの勉強のためにやらせてもらっていたのがきっかけ。

その録音は販売が目的ではなく、演奏家とのコミュニケーションが目的であった。
今思い返すとそこが原点。

『CD作るぞ!』とか『チケット売るど!』ではなく、演奏家を理解したかったから。

演奏家からの依頼には、目的がつきもの。
エンジニアから
『学ばせてくださいという意思を伝えること』
『あなたの音楽が知りたい』
『ただただ、ジャズが好きなのだ』

ちょっと変わった若者を受け入れてくれたからこそ、その後の独立につながり、どうにか音楽・音響で生きて行っています。


雲間に青空






詳細の画像はこちらにもございます。
https://www.facebook.com/kuroisojazz/photos/?tab=album&album_id=1090141397722789

撤収時、カマキリも雨宿り。






今回ディレイスピーカーを初めてパワードにしてみました。
SRM350をK氏からお借りしたけど、これがまたバランスいい!


帰宅後翌日にアウトチェック。



RCFの本格デビューはいつ???

永く続くイベントになりそうです。

2016年9月15日木曜日

2016.08.12 Big Band Large Ensemble Jazz Rehearsal VSC Project終了報告

2016.08.12 Big Band Large Ensemble Jazz Rehearsal VSC Project終了報告

昨年から行っている、Big Bandの夏の合宿の締めくくりホール練習。
今年は二回目です。

http://m-aquastaff.blogspot.jp/2015/09/20150814-big-band-large-ensemble-jazz.html

会場も、昨年と同じエポック中原。


PianoのマイクとSideの502、3点吊りが今回の肝でした。

卓の周辺のごちゃごちゃ。

卓は昨年同様YAMAHA QL1+ Mackie DL32RのStage Boxです。

ホール下手袖3点のパッチはメス出しでした。
これまたきたない。

こちらが図面です。



・せり搬入は一度に音響機材だけなら、乗り切れる。
・音響電源は下手
・袖幕から、アンプ位置の推測。
・以外とバンド全体が舞台中央よりでした。

三点を吊るところ。
この画像まじめにやってる。




三点吊りと、プロセの関係。



卓位置を昨年より少し後ろにしました。

現状M-AQUA保有のパワーアンプ16ch分です。(パッチ前)



電源は下手なので、アンプも下手。


FOHは逆T字型。


こちらは、ドラムのマイキング。
やっぱり上から少し前目から、幅は広げすぎず、トップシンバルとHHを意識。

 Kickは、RE320。これがぶっとい。音もぶっとい。
 ピアノはDPA4099V(80Hz HPF入り)とKM184
これが決定打になりました、リハーサルを通して、DPA40099Pの実力、汎用性Stereo Pairで導入することになりました。

Brass Section


マイクの変更を当日行いました。コンミスからのありがたい進言で、とても柔軟に考えることできました。ありがとうれいらさま。
Saxのマイクを変えたのです、C214×5→Beta57×5。




 この画像とても重要なのが、セクションとソリストの位置、Voiceの位置関係。



HA Saxで+15-18dB、Vo Soloで+24dBあたりでしょうか。






M-AQUAとしては、このホール練習で得られたデータは、8月終わりに役立ちました。



今回も昨年同様、Mackieからプレイバックをして、皆で客席で試聴。


そして、お決まりのコメダ シロノワール。
『エポック中原に来たら、コメダに行く』の図式が出来上がりつつあります。


8月下旬のビッグバンドイベントの件はまた別途書くとして、週末からBig Band録音です。
がんばろー!