2011年8月31日水曜日

2011.08.26 27 Musical Live Recording Project終了報告

2011.08.26 27 Musical Live Recording Project終了報告
外注のお仕事でしたので、全容を書けませんが、メモとして残しておきます。

内容:ミュージカルのDVD収録ライブレコーディング(Protoolsおぺれーた)
映像は、C社6亀HD中継車。中継車への音声はあくまでガイドの為、PA-OUT+AUD Mix
場所:東京国際フォーラムホールC
PAはS社 X-Array 片側8/3程度、ホールッ常設のEAW Line Arrayも使っていた。
WL23波ゼンハイざ、マイクヘッドはDPA4066(無指向)DPA4088(単一)だった。
両日共に、マイクチェック時に、PA席で音を聞いたけど、ぬけの良さ、音圧感、自然さ良い音でした。
とても勉強になった。
演奏は生(Drums,EB,EG,AG,Key×2,Vl,Vc,Cb,Hr×2 Per 2ch Mix)
PM5DがOcheMix、MainがPM5000、SEがDM2000でした。
演奏はオケピで、SX300他BOSE101等、全般的にはSPでのモニターだった。

WL Micは下手分岐、純パラした後収録側にだけスプリッターXta(Gain忘れた)を介して、6Fの同通室へ。
楽器類はPA席での純パラ、Dr Mix Orch Mix等、ステムMix系もPA席から分岐。
Audは客席コンセント6カ所、C-391 6本の使用。
連絡系はモトローラ以外に、PA席〜収録室〜下手クリアカム、PA席〜収録室、収録室〜中継車へIPB(テレコール2W)。

肝心の収録はDigiじゃなかったAvid VENUE Profile+HD2。
HAのみ使用。

全般的な感想としてはこちらです。
・WL DPAのHead Setの音色の自然さがきわだった。やっぱ無指向か?
・どこをモニタリングするのか、とても大事。
・Profileは触らないと忘れちゃう。
・ステージ内のモニターに関して。サイドが吊りだったのが印象的。
たぶん、UPMなんだけど、生音の返しは無いのかな?それとも、メロ取りやすい楽器だけ返してるのか興味深かった。
・Disk allocation(綴りが間違ってるかも)とか普段使わないので、思い出した。
・Splitterの分岐位置について、最近の傾向は、Mic〜スプリッタ〜PA卓ではな、PA側からみれば、PA卓と、収録のスプリッターが純パラになっている(説明難しい)のがはやりのようだ。
これを機に、いろいろ分岐の方法について、授業内で使う資料をまとめ中。

資料準備中(説明足りないとこ有ります)

・ワイヤレス監視の方法について、ノウハウが欲しい。
・M-AQUAでの72chの収録システムの構築が急務。予備はMastの24ch分でいけるようなシステム作り。
・Profileで教えてもらったこと、アサイナブルフェーダの切り替えで微調忘れてた。

2011年8月28日日曜日

2011.08.13 Band&Choir Event SR 40RP-3 STAFF REPORT

8/13 choirイベ(照明お手伝い)
[メモ]
・オペはトランスサウンドテクノロジー林さん、本田さん、ベンタさん
 途中から音響の吉本さん
・ナマ→色なしの地あかりのこと
 ss→サイド、横からのあかり
 cl→シーリング、舞台正面
 fr→フロント、客席サイド、L,Rある
 ct→山台の上におくやつ…?
・フェーダは次のをあげてから下げること→舞台上を真っ暗にしてはいけない、危ない。
・基本的に作業灯はつけておく。ただし、照明の確認をしているときは、半分くらいに落とすなど、卓側が配慮すること。 
・スモーク→たくことで光の通りを綺麗に見せることができる。
・カラーフィルター→フィルターは持ち込みで、外枠だけ置かれているため、ひとつひとついれていく。その際、フィルターに色を表す数字が書かれているため間違っていないか確認する(十の位は大体の色合い、一の位で細かく決まる)。フィルターをライトに入れる際、2カ所あり今回は上側にすべてそろえた。抜け落ちないように止めるのを忘れない。
・フェーダには操作しやすいように何番がどのライトか書かれているのと同時に、色の番号も書かれていたので、リハーサルのときにそれが合っているかも確認した。
・無線→横のボタンを押しながらしゃべる。ないと不便、使えないと不便。
・灯体を取り付けたら、落ちないことを何度も確認すること。
・灯体吊るすときはコミュニケーション大事!どこの回路にさすかとか、ちゃんと計算してやらないとブレーカー落ちる!みんなで確認必須!回路間違えるとその分あとで時間がかかってしまうので、ここでしっかり把握することが必要。


[感想、反省]
学校では照明に関わることはあまりないし、つい音響に目がいきがちですが、音響をやるにしても、照明のことは把握しておくことが必要だと思ったし、視野を広げることができて今回お手伝いさせてもらってたくさん学ぶことができました。
内容としては、細かい作業が多かった。わりとリハーサルまでにやることが多く、音響とは違う流れで進んでいくことに少し戸惑った。
照明オペレートするために、調光室にいるときは、ステージ側や音響の方々とコンタクトがとりにくく、リハ中などは状況がわからなくなることが多々あったため、中継して伝えてあげるなど、その場所場所をしっかり把握して、そうやって話を伝えてあげることも大事だと思った。
今回は照明のお手伝いとして参加でしたが、バラシは、終わり次第音響と合流、という形でした。
途中からでしたし、ほとんど打ち合わせもない状況でしたので、あたふたしてしまった。その場の状況に応じて、しっかりとほかのスタッフに聞いてコミュニケーションをとらなければと思った。
初めましての方がたくさんいて、やはりコミュニケーションがいかに大切か身にしみた。
今回参加させていただいたことにより照明にさらに興味を持つことができたのがよかった。また照明の方もお手伝いできたらと思います。

2011.08.19-21 Sumida Jazz Festival Outside SR 40RP Staff Report

とみです。
M-AQUAの現場ではありませんが、参加した方からのレポートを皆さんでShareしたいと思います。
どんな現場にも通用するような、グローバルな技術を身につけて欲しいと思います。
今回、レポートを書いてくれた方は、一人で参加したようです。
『自立』『自覚』『自信』
この3つについて自分で考えなければ前に進めないし、音楽そのものを守り、『本音』で仕事をする為には、指示を待っていては出来ない、いずれも『本当の音』を目指してがんばって下さい。

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2011.08.19-21 Sumida Jazz Festival Outside SR 40RP Staff Report

野外の掟10カ条(個人的な)
1・暑さ対策をする。
2・雨対策をする。
3・どこでどの機材を使うのかを考える。
4・機材のケアと注意について考える。
5・配線をやって音を出して卓を操作するだけが仕事じゃない。
6・しっかりと電源を確保する。
7・その場所の特性を把握する。
8・晴れても雨でも対応できるように準備をしておく。
9・雨などで危ないと感じたらすぐに中止する。
10・無理をせず休憩すること。そして楽しむこと。

8月19日:前日準備 20日、21日:すみだジャズフェスティバルより。
1RP
「暑さ対策をする」
基本的な準備として帽子、タオル、水分(塩分も同時に取れるとなお良い)は用意する。野外は気をつけないとすぐに熱中症などになる可能性があると思う。帽子で直射日光を避ける。汗をかいたら拭けるようにタオルは常時持っていたい。首にかけてもいいのかもしれないが、作業中に落ちると面倒なので自分はベルトに通しておいた。いちいちベルトから外さなくても汗を拭けるような長さのタオルを選んだ。しかし機材の運搬中に邪魔にならないように注意したい。

こまめに水分を取ること。作業に集中していると思わず汗をかいていたりするのでしっかり水分補給をすること。命に関わる。

「雨対策をする」
タオル、雨具、着替えくらいはあると良い。タオルは手が濡れているときにすぐ拭けるように。着替えは、衣類が濡れた時にそのまま作業を続けるのが気持ち悪かったのでチャンスがあれば着替えたいと思った。雨具は傘ではなくカッパ。傘をさしながら作業ができるならやってみれば良いと思う。また、天気が悪くなった場合に思わず気温が下がることがある。そんなときに防寒着にもなる。

「どこでどの機材を使うのかを考える」
今回は、大小合わせて30ヶ所程のステージがあった。全ての機材を1ケ所の倉庫に集めてからそれぞれの場所へ運んだ。その場所によって、屋内なのか屋外なのか、屋外なら屋根があるのかどうか、どのように電源を取るのかなどを考慮して使う機材を考える。

屋根のない場所なら、雨が降ってきたときにすぐに濡れない位置に運べるように比較的小さくて軽いものを選ぶ。出演者の方はステージごとに決まっていたので、マイクの本数、卓のch数などを考える。

「機材のケアと注意について考える」
今回は湿気が多かったので、使わない間はビニール類で包むなどの雨や湿気に対する対策が多かった。また終わった後に、マイクは乾燥材と一緒に保管する、濡れてしまったケーブルはしっかり拭くなどのケアも大切だと思いました。

「配線をやって音を出して卓を操作するだけが仕事じゃない」
機材の配布について考えたり、テントの設置、当日のスタッフの水分をしっかり確保したりなど色々やるべきことがあった。様々な場所にステージがあったのでお客さんが訪ねてくることが何度かあった。なので、自分が担当するステージの周辺のステージに関しては位置を把握しておくことが大切だと思った。また、お客さんには気分良く楽しんでいただきたいので対応には気を使った。アルバイトで客商売をしていて良かったと思った。とっさに焦らず反応できる。

「しっかりと電源を確保する」
常設のステージなら電源は取れるようになっていると思う。今回はそうだった。その場合は何口取れるのか、テーブルタップはいくつ使えるのか、電源が必要な機材はいくつなのかなどを確認する。仮設ステージなど、電源を近くで確保できない場合はどこから取るのか、どんなルートでケーブルを引くのか(安全面などを考慮して)などに気をつけた。

電源ケーブルを抜いたまま放置しない。雨が降っていたため、放置しておくのは危険。またケーブルを引いて電源を取る場合は、できれば濡れない場所を選んでケーブルを引く。どうしても無理なら水が溜まらない場所が好ましいと思った。

電源の取り口をすべてふさがない。出演者の方がアンプやエフェクターなど電源が必要な機材を持ち込むこともある。

「その場所の特性を把握する」
今回は様々な場所に会場があった。常設ステージ、屋上、カフェの店内、公園、駅の広場など。なので場所によって色々と変わってくる。音が聞かせたい位置とは違う方向へ広がってしまたっり、元々そこにあるものに当たって反射したりなど大変らしい。また他の音がたくさんあった(セミの鳴き声、車両の走行音など)。スピーカーから出す音が小さいとそれらの音にマスキングされてしまう。しかし大きすぎると近隣住民から苦情がくるらしい。今回は、基本的にドラムにはマイクを立てなかった。生音で聴こえる範囲の会場だったので、ドラムは生音で他の楽器をドラムに合わせて調節していった。
会場が駅のすぐ近く、道路を挟んで向かい側にはそこに住んでいる人たちがいる。騒音や近所迷惑などを考えると配慮の必要な会場であった。


「 晴れても雨でも対応できるように準備をしておく」
テントは雨なら雨よけ、晴れたら直射日光を避けられる休息所として使えるので、いずれにしても夏場の野外でテントは必ず必要なのだと思った。

「 雨などで危ないと感じたらすぐに中止する」
ステージが盛り上がってきたところで強めの雨。それに伴って中止。そうなったらお客さんも出演者の方もスタッフも気分は下がると思う。しかし危険だと感じた場合はすぐに中止するべきだと言われた。機材も壊れてしまうかもしれないし、結構な量の電気を使っているので何より身の危険が考えられる。残念だとは思うけど、危ないと感じた場合はすぐに中止すること。

「 無理をせず休憩すること。そして楽しむこと」
晴れていたなら暑さで体力を奪われ、雨が降っていたなら濡れて体温が奪われたりなど、とにかく注意することが多くあるのが野外だと思った。無理をして倒れたりしたら困るし他の人にも迷惑がかかる。こまめに休息を取ること。ただしだらけないように。今回はスタッフに年配の方が多くいたので、特に無理をしてほしくないと思った。
代表者の方に凄く強く言われたのが「スタッフが楽しそうじゃなかったらお客さんが楽しいわけがない」ということでした。スタッフというのは意外とお客さんから見られているので注意しようと思った。

「全体を通しての感想」
野外の現場は初めてでした。なので自分で考えられること以外にもしっかりとした準備をしたいと思って野外の現場を経験したことのある人たちの言葉を参考にさせていただきました。野外であってもそうでなくても気をつけるべきことはたくさんあると思いますが、個人的には野外のほうが気をつけるべきことが多いと思いました。

知っている人がいない現場へ1人で行くというのにも少し慣れてきました。しっかり挨拶から入り、初対面の方とも協力して声を掛け合って作業をする。その場所の状況を観察して、誰が仕切っているのか、他の人が誰に指示を聞きに行っているかなどを判断する。よく見てみると意外とわかりやすいと思いました。

今回はステージ上での配線、転換、撤収を多くやらせていただきました。
ミキサーなどの機材はステージの上手に設置。お客さんから常に見えているという状況でした。なので待機中も気を抜かないようにしました。転換作業の際には、次のステージのセッティングを理解しておかないと動きづらい。次のステージでも使うものは無理に一度片付ける必要はないし、そのままにしておいた方が早い。基本、Multi-boxからケーブルは抜かなかった。マルチの何番に何を持ってくるかを決めておいて、転換時にその通りにつないでく。そうするとわかりやすかった。Multi-boxにはビニール袋をかけて使用した(雨対策)。

マイクケーブルはスタンドの足元に巻いて溜めるが、ハンドマイクとして使用する場合は少しだけ遊ばせてあとはステージ後方に巻いて溜めておく。ケーブルは綺麗に、ステージ上を美しく。しかしそれにとらわれすぎて危なくないように。フットモニターは音を聴かせたい人の方へしっかりと向ける。動きながら歌う方がいて難しかった。最初の立ち居地にあわせたので地中でずれてしまった。

今回は凄く楽しかったけどなかなか疲れました。知っている曲が演奏されたり、カホンの音が聴けたり、マリンバの演奏を聴けたりなど嬉しかったです。ただ、肉体労働的なことも多くあったので、体力をつけておくのは大事だと思いました。凄くいい経験になりました。

今回の個人的な10か条はどちらかというと「野外」というよりも、さまざまなステージがある場合の注意点だと思えることがあるかもしれないです。
また野外の現場を手伝わせていただいたときにもう一度今回のこととあわせて野外の注意点を考えてみたいです。


「以下、今回気を使った雨対策について基本的なことのまとめ」
・カッパを用意する。
・乾いたタオルを用意する。
・機材を雨から守る。基本的に濡れない位置に置く。使っていないときはビニールを被せておく。フットスピーカーのように上を向いているものは特に危ない。
・濡れた手で機材に触れない。
・使い終わったマイクは乾燥剤と一緒に保管。
・スタンド、ケーブルは拭いてからしまう。
・電源注意。漏電とかしてたら危ない。これも濡れた手で触らない。

・とにかく機材は濡れないように!

2011年8月24日水曜日

2011.08.21 Kuroiso Jazz festival2011 SR Project終了報告

2011.08.21 Kuroiso Jazz festival2011 SR Project終了報告

栃木県は旧黒磯市(今は那須塩原市)を流れる、那珂川河畔で行われた、黒磯ジャズフェスティバルにいってきました。
http://www.kuroisojazz.com/


私が、25〜26歳のころ、NHKでの仕事では自分のスキルアップに足りないと、自己勉強の為に録音をさせていただいた、友人からの依頼でした。

お店の名前は、黒磯グランボワというレストランです。

前日21日は移動日、栃木市で打合せを終えた後移動、18:15頃到着して現場の下見。
夏は日が長いね。ヒグラシがいい感じに鳴いてテンション上がりました。


宿に入ってから、今回の依頼者グランボワさんにお邪魔して、打合せつつお食事等。
おいしいごはん、グランボワの皆さんありがとうございました。






当日は、天気予報通り小雨。

機材おろし童子

雨降りは、うっとしいけど、涼しくて作業しやすかったです。
なにより、幻想的な雰囲気ありありで良かった。
セッティング後のリハーサル。まったりー。




さてさてでは、Audio Planであります。



電源は、石のステージ後方に2カ所。おおもと100Aからそれぞれ、子供のNFBをかんで20Aが4口出ていた。
アメタイざっくりこんな感じ。

雨降りでしたが気持ちいい。


フラは、芝生でやりました。


演奏こんな感じでした。


面白い会場です。前後左右は何も無く柱だけ、天井は丸天井、床は石造り。
音の印象は、少し前に飛びにくかった。
来年はイントレ等用意しつつ、客席方向にスピーカーを移動して、エリア拡大をのぞみます。
サイドもも少し高くした方が良かったかもね。
んでも、楽しかった。



卓周り


C/D Drive Rackの設定。


ちょいと低域重めの設定になってしまったかな?


ハウスのスピーカー裏から
何度やっても、袖オペはサブロー低音の回り込みがキツくて、難しいですね。
天候がもう少し良ければ、来年は客席側に卓を組みたいです。

とっぷりと19時過ぎまで夕暮れを楽しみました。


STAFF
日下南、植森侑子、とみー

STAFFのお二人、かなり厳しく、かなり楽しい落差の激しい現場でしたがよく頑張りました。
そして、グランボワ佐藤さん、MC栗田さん、現場でお会いした全ての演奏家の皆さんありがとうございました。

M-AQUAは北那須・栃木・東北を応援しています。

2011年8月23日火曜日

2011.08.13 Band&Choir Event SR MON Engineer STAFF REPORT

2011.08.13 Band&Choir Event SR MON Engineer STAFF REPORT
モニタープランはこんな感じでプランしました。

基本、BandはALL Input立ち上げました。ファンタムはモニターでかけました。

バンドのモニターM1~M5は基本Pre返しでVo系、Choir、P.BなどはPost返し。
Side/Foot/Back Sideはバンドも含めて全部Post返しにしました。最近モニターをやる場合はこのパターンでやることが多いです。

Sideに関してはMix15/16を経緯してMTXの7/8を通してOutしています。
理由としては、EQを多く使えることができることが最大の利点です。
ステレオフェーダに立ち上げない理由としてモニモニフェーダーをモノフェーダーに立ち上げており、フェーダー操作の間違いを防ぐためです。

SideのQRXはPS15よりは使いやすかったです。ただDriveするアンプによってキャラクターが変わってくるって印象です。

MainのQ-1はおおかたプラン通りにエリアをカバーできていました。3/2でも十分カバーできたのかもしれません。ただ、やはり200Hz当たり
がでっぱるのはQ-1の特徴なので、そこをアンプ側で落としている状態でスタートするべきでした。

全体を通しての反省点。
・もう少し、仕込みの振り分けをお願いするべきでした。マルチの引き回しなど。
・FMx1202のマージンをリハ前にもう少し取っておくべきでした。
・リハ/本番を含め転換時間の短縮、ステージ進行が適当になってしまったため転換終了後間があいてしまった。舞台監督が不在と言う理由もあるがステージチーフなどがもっとしっかりと進行するべきでした。
・バンドセットリストの最終確認不足。今回はシビアな曲とかありませんでしたが、確認するべきなのか、しっかりと伝えてもらう。

次回にもつながるといいですね。
Tsubo



2011.09.10 September Concert STAFF募集 fromますださん

2011.09.10 September Concert STAFF募集 fromますださん
増田さんから、スタッフ募集のお知らせです。
特に現場未経験の方ぜひ行った方が良いと思います。
・・・1年生限定・・・
音響STAFF緊急募集!
「2011 セプテンバーコンサートJP 」
http://www.sepcon.jp/
開催日時:9月10 日(土)
会場 大久保ルーテル教会  
東京都新宿区大久保 1-14-14
出演者数 10組程度の予定
こんにちはPA実習担当の増田です
夏休み明けですが、PA現場に参加体験してみませんか?
本来なら2名程度の現場ですが、経験の無さを人数でカバーする?未経験者OK!な現場です
学内実習と同程度の機材でやる予定です
* このコンサートは出演者、会場、スタッフ等、すべてボランティアで運営されています
  趣旨、詳細は上記アドレスにて確認して下さい
----------------------------------------
募集人数 : 10名位
募集内容 : PA全般   仕込み~本番~バラシまで
募集条件 : ギャラ無し  交通費無し  食事無し
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・参加希望の人はメールにて受け付けます。()
 sepcon2011@live.jp(PA masuda)
・クラス名 お名前 をお知らせください
・入り時間等は追って連絡します

2011.08.14 Yokohama Akarenga Peru Festival 40RP-2 STAFF REPORT

2011.08.14 Yokohama Akarenga Peru Festival 40RP-2 STAFF REPORT

2011.08.14 ペルーライブイベント@横浜赤レンガ倉庫
◯内容
野外でのライブ、ダンス、DJイベント。ペルー人が主催のイベント

・帽子必須。なければタオル被る。
・野外イベントは黒TシャツでなくてもOK。
・水分補給が大事。こまめに飲む。
・涼める場所を探しておく。
・野外の場合電源の確保が大事。近くの建物に野外用の電源があるのか、発電機が必要なのか。
・ダンスの前に水などがこぼれていたらステージを拭く。
・雨対策
 メインスピーカー:ゴミ袋などをスピーカースタンドに付けておき、雨が降ったらすぐに被せられるようにする。
 モニタースピーカー:上を向いているので濡れやすい。雨が降ったらとりあえず横向きにしたり、裏返したりする。
 マイク:薄いビニール袋を被せて使う場合もある。
 電源:地面に置いてある電源は地面から浮かせておく(漏電対策)
 楽器:管楽器や木製の楽器は多少なら濡れても大丈夫。革を使った打楽器は要注意
 マルチ:これも上を向いているので要注意。濡れない所に置く。何か被せる。
・カメラマンにステージ上の電源ケーブルなどを踏まれないように注意する。
・風でマイクが動かないようにマイクスタンドの各ネジはきっちり締める。
・今回は仕込み図、セット図、セットリストなどがなく、回線表しかない状況だったのでPAさんやバンドさんと話し合い、配置をどうするか、マイクをどうするか事前に決める。
・スピーカーを乗せる足場はバッテンが付いているとスピーカーを乗せられないのでバッテンが付く前に乗せる。ただしバッテンがないとグラグラして不安定なので注意する。
・PAがステージを見る事のできない位置にいる時はステージの状況を伝える。板付きのスタンバイができた、楽器持ち替えた、など。
・今回はバンド→ダンス→バンドという流れがあり、バンド演奏の後ステージ上の物を全部ハケる必要があった。最初に楽器やアンプ、ドラムセットをハケて、その後マルチボックスを丸ごとハケた。その時クリップマイクなどマルチに残しておけるインプットはそのまま残しておいた。それ以外はマルチから抜いた。
・TBマイクが無いときはステージとPAの間で直接やりとりしないといけないので中継する人が必要。
・野外のバラシは暗いので明かりが必須。なので電源は一番最後まで生かしておく。また、電池の式のランタンなどがあると便利

感想
 今回は初めての野外イベントでの仕事だった。やはり一番気をつけないといけないのは暑さ対策だと思った。黒くない服を着て、帽子を被り、こまめに水分を取る。これがすごく大事です。また野外の場合何もないところからステージを組んで(今回はステージ車)、スピーカーを設置して、電源を確保して…という流れになるのでステージを作る作業の進行具合も気にしながら作業しないといけない。本番中はステージの状況に常に気を配る事。
ステージ上で何かあった時はすぐに出て行けるように見る事と度胸をつける事が大事。これに関しては前日の世田谷のイベントの反省もあったので少しはできるようになったと思う。二日間を通して、多少自分自身の成長を感じる事ができた。知識に関してもそうだし、動きの部分も現場に慣れてきた感じがあった。また、音響は知識だけでなく現場を広く見渡せる視野や、何かに気づける感性、コミュニケーション能力など様々な能力が必要とされる仕事だなとあらためて思った。

2011.08.13 Band&Choir Event SR 40RP-2 STAFF REPORT

2011.08.13 Band&Choir Event SR 40RP-2 STAFF REPORT

2011.08.13 Be-choir@世田谷区民会館
◯内容
世田谷区民会館というホールで3バンドと講演1グループ。F.O.HとMONを分けた。モニターPAは戸田音響の大坪さん、河野さんが担当。また明治座舞台から野坂さんに来て頂き、本番中はステージマンをして頂いた。

・モニター卓への分岐方法は色々ある。例えばYパラケーブルを使う、F.O.H卓からパラで送る、スプリッターという専用の機材を使う、など。今回はステージ側マルチとF.O.H卓側マルチの間に32チャンネルマルチを接続し、そこからMON卓へ立ち上げた。MON卓位置は下手袖。また、Choirマイクの返しはソプラノ、アルト、テナーごとにMIXした音をMON卓へ送った。
・MON卓マルチはステージとF.O.Hの間にあるので、MON卓まで音が来ていればF.O.H卓にも音は行っているということ。なので転換中の回線チェックはステージとMON卓の間で完結しても大丈夫(今回のようなシステムなら)。
・メインスピーカーの他にInfillスピーカーも使い客席前列内側の音をカバーした。
・ケーブルをマイクに繋ぐ時は実際に使う時の高さ、場所にセッティングしてみて必要なケーブルの長さを考える。
・モニターのサウンドチェックにピンクノイズを使っていた。
・本番中のケーブル介錯など、誰かが出るはずだから…ではなく、気付いたらすぐに出て直していい。出ないより全然まし。
・点字ブロックの上に機材等を置かない。
・今回はマルチもインプットも多く、マルチをバミるだけでも結構時間がかかった。
・大坪さん、河野さんはサウンドチェックをジェスチャーで行っていた。すごく意思疎通がとれているんだなと思った。

感想
 今回はPA卓、モニター卓あり、録音もあり、と盛り沢山な内容だった。特にモニター卓を使う現場は初めてで、繋ぎ方や、リハ・本番中の動きなど初めて見るものばかりで新鮮で楽しかった。本番中は河野さん、野坂さん、一年生が舞台袖にいてステージマンをしていて、僕がケーブル介錯に出ないといけない場面があったのに出れなかった。誰かが出て行くだろうと思ってしまった。これは見学で来た現場ではなく一緒に「仕事」をしているのだから遠慮する必要はないし、出来る事があるなら積極的にやっていかなければいけないと感じた。

2011.08.21 Kuroiso Jazz festival2011 SR 40RPE Staff Report

2011.08.21 Kuroiso Jazz festival2011 SR 40RPE Staff Report
<レポート>
20日、21日と2日に渡って研修に参加しました。
「安全に作業することが基本」ということをよく言われましたが、いまいち実感が湧いていなかったんだと今回怪我をして気がつきました。
今回は軽いねんざで済んだものの、素早く動くことも大事だけれど、何より安全に気を配らなければならないのだと改めて感じました。

いつも人数が多い中での研修だったのですが、21日はいつもよりも人数が少なく(それでも多いぐらいなの知れませんが)自分の仕事のウエートが大きかったと思います。
それだから気がつかなくちゃ全てが先に進んでしまうこともあるし、気がつかなきゃ先に進まない。
今まで真剣じゃなかったわけではないですが、今まで以上にもっと貪欲にならなくちゃと感じました。

2011年8月20日土曜日

2011.08.13 Band&Choir Event SR 40LC-1 STAFF REPORT

2011.08.13 Band&Choir Event SR 40LC-1 STAFF REPORT

8/13(土)世田谷区民会館(照明の手伝い)

<メモ>
・地明かり(基本色なし)
・サスペンションライト…舞台上のスポットライトをつける棒。
 フライダクト状(灯体をつるして電源を供給できる仕組み)になっている。
 「1サス、2サス…」
・シーリングライト(=前明り)…客席上部に設置。舞台正面を照らす。
・ピンスポットライト(ピンスポ)2KW
 ねらうときは針金の穴2つと先端の3点を合わせる。
 灯体は高熱になるので触るときは注意。
 リハ中などにねらいを調整するときは、人のいないところで合わせる。
・フロントライト(=前明り)…客席サイドから舞台を照らす。
・電源→C型コンセント(コネクト部分がC型になっている)
 サスペンションライトはミニC型(20A)
・一回路約30~40Aが最大(一回路につく取り口は2~3口)
・ストロボ…フラッシュのような閃光を放つ照明効果。
・電源を差す場所に書かれている数字を照明の種類ごとに合わせる。
 →卓のフェーダと同期しているので、
  数字を合わせておくことでひとつのフェーダで同じ照明を操作することができる。
 (そのため、最初の仕込みで何番の回線につないだのかをきちんとメモしておく。)
・スモークマシーン…スモークがある方が照明が綺麗に(はっきり)見える。
 (※スモークも照明の仕事の範囲内に入る。)
・カラーフィルター…照明に色を入れるための薄いフィルター。
・色のない状態の照明は「生(なま)」という。
・卓には数字で色が表記されている。
 十の位の番台で大まかな色(赤、青など)が決まっている。
 一番台の数字でさらに細かく色分けされる。
・作業灯…舞台での作業をするのに必要な明かり。
 サス合わせ・明かり合わせのときは、舞台上で人が作業をしているので
 次の明かりを先に上げてから前の明かりを落とすこと。真っ暗にすると危険。
・照明卓のある部屋はフロントにあった。(新しいホールだとほとんどが正面後にある)
・ピンルームの窓がなかった。(普通は(新しいホールだと)ある)
 でも照明さん的には、
 「窓ガラスがあると、暗いときに自分の姿が反射してねらいにくいので、ない方がやりやすい」
・本番中、フロントとピンルームと舞台袖で連絡を取り合うときは館内のモニターを使用。
 (リハ中は照明さんが持ってきた無線でやりとり)
・梯子を登り降りするときは前の人が登り(降り)終えてから。
・電源差したらの電源の床のふたはちゃんと閉めること!

<感想>
今回は照明の仕事を手伝わせていただきました。
照明に関しては知識も経験もほとんどなかったので、最初は少し戸惑いました。
照明の林さんがひとつひとつ丁寧に教えてくださったおかげでわかりましたが、
用語だけでも事前に自分で勉強しておけば良かったです。

ピンスポを少し触らせてもらいましたが、ねらいを定めるのは難しいなと感じました。
でもあれを完璧にできるようになれたらかっこいいだろうなぁとも思いましたし、
照明の色を考えるのも、ひとつひとつの灯体の使い方を考えるのも、面白そうだなぁと思いました。
照明の灯体そのものは思っていたよりも軽かったです。
サス合わせで使う長い棒は、持ち上げるときは力が必要だけど上手くバランスをとれば重くないらしい。

本番中、私はホール正面にあるピンルームからステージを見ていました。
本番中の音響について、客観的に見ていて気になったのはスタッフの動くタイミングです。
休憩時間に行う転換のときに出てくるスタッフは、BGMが流れ出してしばらくしてから出てくる感じでしたが、
もっとすぐに出てきて作業を始めてもいいのではないかな、と思いました。
(お客さん側の様子は、会場の照明がついてスタッフが出てきたのを見てから、休憩を取りに動き始める感じ)実際、自分がステージで動く立場だったとして、言葉で言うほど動ける自信はまだないですが…
それでも今回、普段自分たちがやっていることを客観的に見ることが出来て良かったです。

音はとてもいい感じでした。ピンルームに窓がなかったので良く聴けました。

当たり前だけど、音響も照明も、安全第一。
仕込みのときに外した使わない灯体をバラシで戻すときも、
ひとつひとつ落ちないようにしっかりと吊るせているか確認しました。
山台を運ぶときも声を掛け合ったり、梯子を登り降りするときも次の人にひと声かけるなど、
ほんの少しのことで大きな危険を回避できる。
「コミュニケーションが大切」とは単に相手の事を知るためだけでなく、
こういうところでも必ず必要なことだと思います。
自然に声を出したり呼びかけることを癖にしたいです。

2011.08.14 Yokohama Akarenga Peru Festival 40RP-1 STAFF REPORT

2011.08.14 Yokohama Akarenga Peru Festival 40RP-1 STAFF REPORT

2011.8.14 ペルーイベント at 赤レンガ倉庫

◯ペルーのイベント(バンド、ダンス、歌etc...)
◯8月14日(日)8:00~
◯赤レンガ倉庫(野外)
◯快晴!

◯メモ
・熱中症対策。帽子、黒くない服Tシャツ、まめに水分補給。
・イントレ。ばってん重要。スピーカ入れてから。
(tomi:バッテンのついてないイントレは近づくのも本当はダメ)
・日陰を作る。人にも機材にも優しい。
・風が強く吹いたらテント切る。風の逃げ道をつくる。土台ごと持っていかれないように。
・音を聴きに行く。ただし、常に何かあった時のために気をつけておく。
・急な変更には臨機応変に。
・何度も出はけするもの、ケーブルの長さを覚えておく。
・「ハッハ、ワンツー、テステス」やるのが(tomi:やるだけが)仕事ではない。音質ばかりに捕われないで音楽の捉え方も考える。
・パーカッションは1つの楽器でも叩く場所や角度によって音の高さ、音色がかわる。(コンガ、ジャンベ、カホン、ボンゴetc...)
・人のマイキングでやっても面白くない。まねでもいいから自分でやってみる。

・雨対策
 ◯まずfoot を横にする(コーン紙に水が溜まらないように)
 ◯マイクはビニールをかぶせて止める。1カ所に集めてまとめてかぶせる事も。
 ◯スピーカもビニールやブルーシートをかぶせる
 ◯漏電に注意!すこし浮かせておく。特に裸足の人は危ない。

◯感想
初めての野外イベントで、野外ならではのアクシデント(雨風熱中症)の対処法を考えるとても良い機会だった。今回は音を聞きに行く余裕があった。ラテン面白いですね!さっそくCD借りてみました。おなかの底から出る声が気持ちよかった。
夜の暗い中での撤収作業は大変だった。電源のいらない電池式のライトが便利だと思った。
ドラムのセッティングも出来るようにします!

2011年8月19日金曜日

2011.08.13 Band&Choir Event SR 40RP-1 STAFF REPORT

2011.08.13 Band&Choir Event SR 40RP-1 STAFF REPORT

2011.8.13 BAND&CHOIRイベント at 世田谷区民会館

◯BANDとCHOIRのイベント
◯8月13日(土)9:00~22:00
◯世田谷区民会館

◯メモ
・実際に音を聴く、覚える。
・ガムテープは直接ステージ床に貼っちゃダメ(板だから?)
・養生テープ使いすぎ注意。撤収の時の大変になる。あと、高価だから。
・アンプ、footの位置バミった。
・スタンドとマイクの番号を会わせておくと楽。
・1つの楽器でも曲によって奏法、音色が違う。もちろん人によっても。
・出はけの際、出演者さんの足下をライトで照らしてあげると安全
・keyの方、ピアノいすが喜ばれた。
・気づいたら自分で判断して素早く動く。聞いてる暇は無い。
・ステージの前(縁?)は微妙に傾斜になっている。あんまり前に物を集めすぎると落ちちゃうかも。
・急な変更も臨機応変に対応。
・機材が混ざらないように気をつける。

◯感想
もっと音を聴けば良かった。リハーサル等機会はたくさんあったはず。毎回袖やその場でじっと見てるだけになってしまうので次回は気をつけたいです。自分が何をすべきかが焦って見えなくなることが多い。人の流れ、仕事の流れを見て的確に判断&行動できるように気をつけます。
今回面白いと思ったのはステージが盛り上がる程、舞台袖はハラハラした事。ボーカルの方がスピーカの前に行きそうになったり、ステージから降りたり、、、。

2011年8月16日火曜日

2011.08.13 Band&Choir Event SR Project終了報告

2011.08.13 Band&Choir Event SR Project終了報告

場所:世田谷区民会館
内容:Be-Born バンド×3+講演
スタッフ:音響8、照明5、録音1

照明:トランスサウンドテクノロジー
Chief 林さん+2名、田中さん、大橋さん、三谷さん

録音:慎さん

音響:エムアクア 機材出し 戸田音響
Monitor 大坪さん(戸田音響)
Stage 河野さん(戸田音響)
Stage 野坂さん(明治座舞台)
Stage 佐藤さん、日下さん、植森さん(M-AQUA)
F.O.H Care Manegement 石川(M-AQUA)
F.O.H tomi

4月のチッタ以来のBe-Event2回目、今回はバンドは3つ、転換も大きなモノはなかった。
HOUSEと、HOUSE卓(DM2000)、MONI卓(M7CL32)、MONI Amp等を借用。

全般的な感想は、d&BのQ1とてもやりやすかったです。
また、モニ卓があることによって、安心してChoir Mixに集中できました。

Audio Planです。




コチラの人員配置図が分かりやすと思います。
コチラは卓周りのPAと収録の系統図。

ステージはChoirマイクは転換無し。



バンドは諸処対応有りですが、ドラム移動は無し。


セッティング中、二人似てる・・・。

リハーサル時間、ある程度とれて良かったです。


今回照明さん、卒業生の林さんに頼みました。
いろいろありがとうございました。

そろそろ、DM2000かLS9-32か結論を急がねば。
開業10年目には、どちらかをメイン卓にしたいですね。

モニターはPS15で十分でした。買わないけど。(いや、買えないけど)


スタッフの皆様お疲れさまでした。