2011年8月23日火曜日

2011.08.13 Band&Choir Event SR 40RP-2 STAFF REPORT

2011.08.13 Band&Choir Event SR 40RP-2 STAFF REPORT

2011.08.13 Be-choir@世田谷区民会館
◯内容
世田谷区民会館というホールで3バンドと講演1グループ。F.O.HとMONを分けた。モニターPAは戸田音響の大坪さん、河野さんが担当。また明治座舞台から野坂さんに来て頂き、本番中はステージマンをして頂いた。

・モニター卓への分岐方法は色々ある。例えばYパラケーブルを使う、F.O.H卓からパラで送る、スプリッターという専用の機材を使う、など。今回はステージ側マルチとF.O.H卓側マルチの間に32チャンネルマルチを接続し、そこからMON卓へ立ち上げた。MON卓位置は下手袖。また、Choirマイクの返しはソプラノ、アルト、テナーごとにMIXした音をMON卓へ送った。
・MON卓マルチはステージとF.O.Hの間にあるので、MON卓まで音が来ていればF.O.H卓にも音は行っているということ。なので転換中の回線チェックはステージとMON卓の間で完結しても大丈夫(今回のようなシステムなら)。
・メインスピーカーの他にInfillスピーカーも使い客席前列内側の音をカバーした。
・ケーブルをマイクに繋ぐ時は実際に使う時の高さ、場所にセッティングしてみて必要なケーブルの長さを考える。
・モニターのサウンドチェックにピンクノイズを使っていた。
・本番中のケーブル介錯など、誰かが出るはずだから…ではなく、気付いたらすぐに出て直していい。出ないより全然まし。
・点字ブロックの上に機材等を置かない。
・今回はマルチもインプットも多く、マルチをバミるだけでも結構時間がかかった。
・大坪さん、河野さんはサウンドチェックをジェスチャーで行っていた。すごく意思疎通がとれているんだなと思った。

感想
 今回はPA卓、モニター卓あり、録音もあり、と盛り沢山な内容だった。特にモニター卓を使う現場は初めてで、繋ぎ方や、リハ・本番中の動きなど初めて見るものばかりで新鮮で楽しかった。本番中は河野さん、野坂さん、一年生が舞台袖にいてステージマンをしていて、僕がケーブル介錯に出ないといけない場面があったのに出れなかった。誰かが出て行くだろうと思ってしまった。これは見学で来た現場ではなく一緒に「仕事」をしているのだから遠慮する必要はないし、出来る事があるなら積極的にやっていかなければいけないと感じた。

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