2014年2月12日水曜日

2014.02.11 音の記憶メモ

2014.02.11 音の記憶メモ

宇都宮のA.Sax奏者亀和田国彦さんのRecording Day1終わりました。
コチラの詳細は別途記事としてあげるとして、帰りの道すがらふと思うことがあった。

今聞いている音も、ほんの0.数秒前の音、耳で受け取り脳で感じるまで時間がかかる。



前々から、何かノスタルジックというか、昔の話ばかり気になること、どうしても気がかりだった。

五感の記憶の中でも、特に視覚と較べてみれば、とても曖昧で、とても可能性のある、その人それぞれの、音の記憶はとても興味深い。

画像は一昨日の芸大北千住校舎の中庭です。
人がその気持ちの時、どんな景色を見ていたか。

そして、その気持ちの時、どんな音を聞いていたか。
昔の人の絵柄や画像はあるけれど、昔の人の音を残すには、知るには、少し障害がある。

自分の目の前で、唄い、奏でている音を、まずその場で聞いて(これがPA Live Soundか)、それを、その音が好きなのだと、耳を傾ける。

その懐かしく想えるような、つい忘れてしまうような音を、どうにか覚えていてもらうための術(これがRecordingか)、共に必要なのは、その耳を意識を持って傾けること。

Long and winding Roadだね。
今の音、今目の前で聴いていてくれること。
その自分が聴いた音を残し、誰かに誰かに伝えること。

ちょっと、気になったので、まとめてみた。
わたし自身のことを、Recording Engineerでもない、PA Engineerでもない。Broad CastingのEngineerでもない。

何ものか。
「音を聴くこと」「その音を覚えること」「その音を伝えること」
とてもだいじだね、だから唄い続けてほしいひとには、唄い続けた方がいいといい、奏で続けてほしいひとには、奏で続けた方がいいという。
ギリギリのとこで聴こえてくる音、それもだいじだ。

0 件のコメント: