2012年10月17日水曜日

2012.10.14 Takasaki Dance Stage SR Install 41RP STAFF REPORT


2012.10.14 Takasaki Dance Stage SR Install 41RP STAFF REPORT
10/14高崎小学校公演仕込み

今回は、搬入から仕込みに参加させていただいた。
音響機材の他に、別のセクションの機材を運ぶ事もあった。
人数が多いため、流れるように荷物を運ぶ必要があった。
一人で運べる物、運べない物。自分が触って良い物、駄目な物、区別をしっかりする。

今回の図面は一枚のみで、富さんと河田さんが内容を確認している際、自分の手元には資料がなかった。
お二人の話には耳を傾けていたが、今思えば覗き込んででも図面を見ておけば、後々スムーズに作業を行えたと思う。
そうやって状況は常に把握して、情報をとりにいかなくてはならない。

作業をしていて感じるのは、先を予想して行動する事の難しさ。
作業効率を上げる為に、無駄な往復、二度手間を減らす事。小さいロスでも重なると時間がかかってしまう。
ケーブルの扱いはまだまだ未熟。特に触れる機会の多い物だからこそ、十分に慣れておく必要がある。

マルチボックスの配線の確認する際に、どの様に確認すべきか?
この時1~5ch分図面に記されていたのだが、3番のchが空いていた。
私は1本1本図面通りに機材と繋がっているか手繰って確認してしまっていた。
そういった場合には、「3番が空いていました。」、「1番2番と4番5番に入ってます。」と言うだけでも伝わる。
24chのマルチに全てマイクが刺さっていたら、全部確認するのか?全体で覚える事。

スピーカーのチューニングについて
最初にノイズを流し、iPadのアプリで周波数ごとのレベルを確認する。
(ああいったシステムはなんという名前なのでしょうか。オーディオアナライザですか?)
その後卓を河田さんが操作し、富さんがステージ側でW/Lのヘッドセットを使用した。
チューニングに必要な声の成分を全て出せる技術。出せない部分を補う技術。
最初は大量の帯域がハウリングしている様に思えたが、声で探し、イコライザでブーストして探し、無くなっていった。

スピーカーにかけるディレイ
ステージ中央後方にあるモノラルのスピーカーを基準(0ms)として、前方に向かうにつれてディレイをかけていく。
客席の場所で違和感無く聞こえる事が重要。
しかし、ステージ後方ではかなり音がズレて聞こえてしまい、ダンサーの方はこの中で踊れるのだろうか?と思った。

現場では毎回が失敗の連続だが、同時に発見の連続です。
今回も色々と勉強させていただき、ありがとうございました。

以上です。

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