2012年10月27日土曜日

2012.08.31-09.02 Kenji Miyazawa Dance&Leading&Vc Event SR 41RP STAFF REPORT

2012.08.31-09.02 Kenji Miyazawa Dance&Leading&Vc Event SR 41RP STAFF REPORT

チェロとダンスと朗唱レポートです。

前日北高の文化祭からのリハーサル→本番2日間。
「雪渡り」では可愛らしい子狐さんが、「セロ弾きのゴーシュ」ではなんと本物のセロ弾きさんが、そして最後に宮沢賢治の最も有名な詩「雨にもマケズ」、本当に素晴らしいステージでした。


時間に多少余裕があったので、沢山集中して音を聞けた。ステージ上で・出演者の立ち位置や演奏位置で・客席で・オペ席で。

音響の仕事はそこにある音の環境を支配する(管理する)責任を担うのだなと学びました。

だから運営系のスピーカの確認や、がなりマイクを用意する事も大事な仕事。
そしてモニターに関して。ナレーションの方が聞く音・チェロ弾きの方が聞く音・踊っている時に聞く音・全員でステージにいる時の音・少人数しかいない時の音、様々な状況があるのに再現部分は数個のスピーカのみ。

ただ音を出すだけでも音響さんは緻密な計算・経験の上の職人さんなのだと思った。

少し気になった事が袖奥にあったサイドのモニター。大分大きくなっているように感じたのだが、踊る上では絶対必要な音量でした。そういえばダンサーへのモニターというのは初めてで歌やドラムのモニターとはまた違ったものを要求されるのだとハッとしました。
結構な音量が出ていたのでもちろん表のハウススピーカーにも影響はあって、最前列から3列目くらいの位置で聞くと良い意味での臨場感というか生声も十分に聞こえる位置なのでその対比が面白いと感じた。
メインの位置も客席3列目くらいの位置にあったので奇跡的によい音空間ができたのかな、とも思う。

そして今回は朗唱や劇?台詞がメインだったという事もあり、沢山人の声をじっくり聞く機会があった。


実はここ最近まで、生きてて人の声に対してここまで関心を持って聞き入った事はないかもしれない。
凄くダイナミクスのある声・小さく繊細な声・低音が凄く広がる声・逆に全然無く高音が澄んだ声、多種多様でそれぞれの人が持つ世界にたった一つしか無い楽器です

年を取るにつれて変化も遂げる。今回も小学生の方が多くいらっしゃったのだが甲高い声であったり年を重ねて熟成されたのどとはまた違った子供にしかない声の魅力を実感した。
マイクを通す事によってその魅力を失わないように音響の技術がある、と私は思います。
こうしたいっと思った時に、音楽的ではないかもしれないが声を音としてとらえ分析する能力が必要であるなと実感。

音を落ち着いて聞けるようになってきたからこそ次の段階として、個々の音の分析を自分なりにしていきたいなと思った。

またここでもピンマイクを4波(1つは予備)使用したのだが、ピンマイクは体格や衣装に配慮するものだと学びました。
何かのミュージカルの音響さんの記事を読んだ時に、専属のワイヤレスのチーフさんやスタッフさんがいてダンスの稽古や衣装のチェックにも同行すると書いてあった。もちろんプランを考える上で必要で同時に長い公演をともにする仲間といいコミュニケーションをとる信頼関係を築くそうだ。
今回マイクを付けさせてもらったかたで小柄な方がいらっしゃったので送信機を入れたバンド(?)の付け方を肩からしょうかたちにした。気をつけた事は首から下げてる飾りの下に通すという事。途中でその首飾りをとる必要があり、リハーサルでその確認をしておらず手間取る部分があったので注意した。
出演者の方と身近に触れ合う機会はそんなに多くないのでとてもやりがいのある仕事だった。



素直に感動した素敵なステージでした。こんな本番に関わる事ができてとても幸せです。
舞台の仕事の魅力が(少しだけかもしれませんが)感じられました。

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