2005年12月24日土曜日

2005.12.24 SURROUND LIVE RECORDING REPORT

2005.12.24 SURROUND LIVE RECORDING REPORT
お疲れ様です。昨日はありがとうございました。しつこい6月生まれ佐藤は無事家にたどり着きました。
今回は(も)miniDVとDATを間違えるなどありえないことを連発し大変ご迷惑をおかけしました。
↑はカメラさんにまで迷惑がかかってしまいあのまま持っていたらとおもうとおそろしいです。

池上さんに続き、サラウンドのレコーディングということでサラウンドのマイキングなどものすごく勉強になりました。ただお二人の会話には全くついていけませんでした。本当に自分は何も知らないんだと痛感しました。この年末年始を利用してすこしでも理解できるように勉強したいと思います。

2005年12月23日金曜日

2005.12.23 GOSPEL LIVE SR REPORT 34RP-2

2005.12.23 GOSPEL LIVE SR REPORT 34RP-2
[ゴスペルSR]今回初めてSRのお手伝いをさせてもらったのですが、所々で次に自分が何をするべきなのか解らずにただただ見ているだけの状態になったり、持ってくるように指示された物がどこにあるのかや、どれが必要なのか解らなかったり、とても自分の中でとても焦ってしまいました。機材をセッティングする時は使用する物を下手・上手に大体で振り分けて置くといい。卓側の客席がステージ側から高くなっている時には卓側とステージ側を繋ぐマルチケーブルは高い方(卓側)から引いていくといい。片付ける時も高い方から巻いていく。今回はステージまでマルチを客席と壁の間のすき間に引いたけれどマルチの端を2人で持ち上げて客席上を通り一気に引くと時間の短縮になる。ハウススピーカを組み立てる時に1番上に乗せるにはどうするのか疑問に思っていたけど、モニタースピーカを踏み台として使うと言う事を聞いてこんな使い方も現場ではするんだと驚きました。人が通る場所にケーブルを引く場合は養生マットを乗せテープを貼り安全に通れるように固定する事。リハーサル時にはキーボード用に用意したモニターをコーラスのモニターとし
て使用したりと演奏者達の希望に的確に対応する事も必要だなぁと思いました。ステージの上手と下手にそれぞれスタッフとして付いていたけれど、ステージ上の物を動かしたりハケたりする時は上手側は上手に付いているスタッフが、下手側には下手に付いているスタッフがする事。リハーサル時に卓の横にいた時にはとても緊張しました。本番でも演奏者の入退場時にマイクがずれないか等を注意して見たりとする事や、指示が合ったり気付いた時に戸惑ってしまって、すぐに動けなかったのが残念でした。一日通しての現場での体験は初めてだったので準備は大変だったけど、朝からばらしまでの流れを見たり、とても良い体験になったと思います。手際がとても悪かったと思いますが一日とてもご迷惑をおかけしました。そして一日どうもありがとうございました。

2005.12.23 GOSPEL LIVE SR REPORT 34RP-1

2005.12.23 GOSPEL LIVE SR REPORT 34RP-1

CHRISTMAS GOSPEL CONSERT
2005,12,23,FRY
横浜情報文化センター 情文ホール

9:00 機材搬入 セッティング

*振り分ける
ホールまで運んだら機材を振り分ける
卓、卓周りで使うものを設置場所まで運ぶ
*Houseスピーカー
Subをたてる
MAIN(Mid)をのせる
MAIN(Hi)にラッシングベルトをつけてから転がしを台にして一番上に
ベルトで固定
*マルチ
今回は
CHO用16chマルチ←8ch−8chの先バラ(ローカル)で上手側まで伸ばす
L側出力系マルチ
→下手側からはわせる
バンド用マルチ
R側出力系マルチ
→上手側からはわせる
マルチは巻きをいったん上に運んでから卓側(上)からステージ側(下)におろす
↑楽だし引きずらなくてすむ
通路を通して下まで持っていってから持ち上げて大外回しにする
人が通るところは養生する
↑ガムテ(?)をちまちまはらない←撤収が大変になるから
先バラのケーブルは川をきれいにしてから結線しないと後で大変なことになる
車椅子の人の席が確保できるようにする
*マイクセッッティング
ホルダーのあいているところにロックがくるようにする
*サウンドチェック
HOUSEスピーカー スピーカーの前にいってチェック
モニターもチェック 
マイクチェック
ハウリングとの闘い
*あまったケーブルでまとめる紐がついていないやつは同じ種類をまとめてかけておく

1:30くらい?  リハ

*モニターやマイクのことでアーティスト側から要望があるかも知れないのでよく見ておく
*マイクケーブルが邪魔になっていないかもチェック 踏んでしまっているようなところがあったらなおす
*マイクの位置を直すのはミキサーに確認を取ってから

16:30 本番

*CHOの人の出入りが激しいのでマイクが動いてしまわなかったかよく見る
*ふた手に分かれているのだからマイクなどの入れ替えも分担して前を通らない

8:00 撤収

*マイクはとりあえずケーブルだけはずして上に向けておく
*ドラム周りのマイクは楽器が片付けられるように先にはずす 外したクッリップマイクは下に置かない
*マルチやスピコンは巻きをいかして巻く
*這わせてあるマルチは卓側から降りながら巻いていく 二人で巻く
*マイクスタンドは一番短く

●感想
自分の日ごろの運動不足を痛感しました。次の日は全身筋肉痛でした。
スピーカーをスタンドに取り付けるのも一苦労でもっと筋力をつけなければと思いました。また、経験を重ねて
最小限の力ですむようなコツみたいなものを身につけたいです。
結線は言われたとおりにつなぐのが精一杯でどこがどこにつながっているのか考える余裕はありませんでした。
複雑になるとさっぱりで、でも回線表を見ただけですぐに理解できるようにならなければならないと感じました。
次に何をすればスムーズに行くのか、順番を考えて行動することが出来るようにしたいてす。
リハの時にキーボード用のモニターが急遽CHO用に変更になったり、もともとあったCHO用のモニターも
場所が変更になったりと驚きましたが、臨機応変にアーティストさん側の要望に対応していてすごいと思いました。
本番中マイクをはけなければならないのにスムーズに行かず恐ろしく時間がかかってしまいました。あげくのはてに
説教してるひとの目の前を通りゆげさんにねじを緩めてもらってしまいました。
自分のミスのせいでその場の雰囲気もぶち壊しで全体に影響を与えてしまうのが分かりました。
何故失敗したのかを考えて次にいかしたいです。
今回初めて生でゴスペルを聴きました。ラストのほうでステージとお客さんが一体になっていてすごかったです。

とても勉強になりました。ありがとうございました。

2005年12月17日土曜日

2005.12.17 GOSPEL LIVE SR REPORT 34SI

WSCOクリスマスコンサート2005レポート
34SI
 今回はゴスペルコーラスグループのコンサートのSRアシスタントとして参加させていただきました。今まで参加させていただいた現場の中でも一番規模も大きく、機材も多かったので大変ではありましたが、とても楽しんでできました。
 今回特に学んだことは以下の項目にまとめます。
① スピーカー位置
② 結線について(回線表の正確な把握)
③ OFFマイクで音源の音を拾う場合のマイキング
④ PA・SRエンジニアの立ち位置と視点
まず、①についてですが、今回は今までと比べて大きなホールでのSRだったので、スピーカーの数やケーブルその他の長さも必要となりました。そのため、ケーブルが邪魔にならないように結線したりという気遣いが必要でした。また、ホール自体の反響が大きかったので、スピーカーの位置を何度も確認しなおしたり、チューニングにも時間がかかりました。ホールの構造などが音に対して大きな影響を与えているということが、直に感じることができました。
②については、今回沢山のケーブルや機材を用いたので、どのケーブルがどの機材に結線されているのかを把握するのが大変でした。どのモニターがどのアンプから繋がっているか、上手に必要な物は何か、下手はどうか、マルチボックスのどこに何が繋がっているかなど、限られた時間の中で正確に把握することが必要となりました。また、16chのマルチボックスでは、当日に大幅な変更もあったので、ステージ側というのはその場その場で状況が変わることもあり得るし、それを臨機応変に対処していくことが必要でした。今回は、平台を当日に組んだ事もあり、それをちゃんとイメージした上でセッティングしていかなければ、時間が無駄になってしまうということがわかりました。それには、前々からの下調べときちんとした計画を立てることが必要だと思いました。
また、今回初めてデジタルの卓を触ったのですが、触ってみてようやくコンソールの方の回線表のイメージがつきました。レイヤーの切り替え、HAに別のアンプが必要な理由や、マイクやSPをパラにすることによって、回線を減らす工夫などです。今回、結線についてとても勉強になったと感じます。
次に③ですが、これは本番直前まで決定しなかったので、かなり焦りました。当初、コーラス側のマイクは、ダイナミックマイク(SM57・SM58)を計14本、コンデンサマイクを2本という予定で、当日の朝セッティングしたわけですが、かなり大幅変更になりました。結局、ダイナミックマイクは一本も使わず、コンデンサマイク(計8?10?本)でまかなう事になりました。それでもOFFマイクではどうしても低音が弱く、結局リードの3本のダイナミックマイクのうちの1本をベース側のコーラスに立てることになりました(当初は低音をかせぐために、低音のよく出るSM58をベース側にする予定でしたが)。本番直前でもそういった変更があるのだと驚きました。よりよいステージにするために、あの場にいた全員が試行錯誤していたように感じました。
また、全てをOFFマイクに頼るというのは非常に難しいことだと思いました。音がちゃんと拾えないので、空気音ばかりをマイクが拾ってしまい、ノイズになってしまったり、上記に記したように低音が削れてしまったりといった問題が出ました。ゴスペルのコーラスのコンサートなどでは、生音の割合が大きい方が好まれるので、ステージ上をあまりごちゃごちゃさせたくない、という意図があるようですが、その辺の兼合いも大変でした。無理にマイクを遠ざけたり数を減らそうとしても、いい音を作ることができないし、かといって、あまりに仰々しいステージにしてしまうと、コンサートの内容が損なわれてしまう、という表裏の問題に衝突しました。しかし、出演者やディレクターから要求された内容(マイクの数など)でいい音を作ることがエンジニアとして必要なことでもあるので、それをうまく受け取ることも大事だと感じました。
最後に④ですが、今回のコンサートで一番勉強になったのはこの点だと思っています。たった2時間弱のコンサートのために、前々からしっかりとしたプランを立て、回線表や機材を考え、前日からセッティングをし、長い時間チューニングをし、突然マイクの変更があったりして、ああでもない、こうでもないと試行錯誤するのは非常に大変な事です。今回のコンサートでは特にそれを感じました。しかし、本番を間近で見ていて、『このためにこの仕事があるんだ』と確信しました。自分のこれから進んでいく道と、その立ち位置を再確認した感じがしました。本番を見たとき、『コンサートというのは、出演者と同様にエンジニアも一緒に演じているんだ』と思いました。この瞬間を得るために存在している仕事なのかもしれないと思うほど、充実感と感動がありました。
そして、エンジニアに求められる事として、一つ気づいた事は、『冷静さ』です。本番前、本番中、撤収、全てにおいて常に冷静でなければならないと感じました。出演者と観客の両側に立って物事を考えるというのは、非常に大事なことで、それがエンジニアに必要なことだと思いました。特に本番中の集中力はすごいものでした。
今回のコンサートで、一番感じたのはそういったことでした。沢山の技術的に重要なことも大事ですが、そういったやる気や精神的な面も多く学べた気がします。参加させていただき、ありがとうございました。

2005年12月11日日曜日

2005.12.11 GOSPEL LIVE SR REPORT 33RP

2005.12.11 GOSPEL LIVE SR REPORT 33RP

すみません。レポートを提出した気になっていました。

前に、一度やったことのあるものだったので、場所が変わってもちゃんとできると思っていましたが、場所が変わったことによりやり方も多少変わってゆくこ
とに、うまく対処できませんでした。同じ内容のものでも事前にちゃんと確認をし、本番当日にどういうことをするのかしっかり考えておくことが大切だとあ
らためて思いました。
あと、隣の大ホールでやっていたピエロさんの機材のノイズの影響があれほどわかるくらいにあらわれたのには驚きました。

2005年12月6日火曜日

2005.12.3 GOSPEL LIVE SR REPORT 33RP

2005.12.3 GOSPEL LIVE SR REPORT 33RP
2005/12/03 WSCT
現場には何回か行ったことはあったのですがやはりいまだにテンパってしまい基礎的なミスを何度もしてしまいました。富さんにいわれたものも目の前にあるにもかかわらずわからなかったりして全然だめでした。撤収作業も遅くまとまったケーブルに苦戦したいへん時間をかけてしまいました。次機会がありましたら落ち着いて作業できるようにしたいです。2RP2須永泰光

前に行ったときよりは、どういう機材を使っているのか分かっていたので考えながら動けたように思います。しかし少しでも、予想外のことや急いでやらないといけないことになると、焦ってしまい普段できることができなかったり、すぐ混乱してしまうので、どのような場合でも冷静に考えて動けるようになりたいと思いました。
ゴスペルを初めて生で今回みたのですが、ネイザンさんのすごい歌唱力に感動してしまいました。

33期RP

2005年12月3日土曜日

2005.12.3 GOSPEL LIVE SR REPORT 33RP-1 2

2005.12.3 GOSPEL LIVE SR REPORT 33RP-1
前に行ったときよりは、どういう機材を使っているのか分かっていたので考えながら動けたように思います。しかし少しでも、予想外のことや急いでやらないといけないことになると、焦ってしまい普段できることができなかったり、すぐ混乱してしまうので、どのような場合でも冷静に考えて動けるようになりたいと思いました。
ゴスペルを初めて生で今回みたのですが、ネイザンさんのすごい歌唱力に感動してしまいました。

2005.12.3 GOSPEL LIVE SR REPORT 33RP-2
現場には何回か行ったことはあったのですがやはりいまだにテンパってしまい基礎的なミスを何度もしてしまいました。富さんにいわれたものも目の前にあるにもかかわらずわからなかったりして全然だめでした。撤収作業も遅くまとまったケーブルに苦戦したいへん時間をかけてしまいました。次機会がありましたら落ち着いて作業できるようにしたいです。

2005年10月1日土曜日

2005.10.1 EVENT SR REPORT 34SI

2005.10.1 EVENT SR REPORT 34SI
10月1日 企業福祉演奏会レポート
音響・映像総合技術科 Aさん
 今回はJR東日本の企業福祉演奏会のSR実習に参加させていただきました。
前回参加させていただいた柏祭りのSR実習の時とは違い、今回は私一人の参加だったので、緊張していました。ただ、今回は卓などの機材は会場のものを使うこともでき、こちらから出す機材も多くはなかったので、搬入や搬出は割りとスムーズにできたのではないかと思っています。
 今回の実習において、大きく学んだ点は以下のようなものです。
① アーティスト(出演者)の入れ替わり時の機材セッティングをいかにスムーズに行うか
② 様々な楽器に対してのマイキングの方法
③ アーティスト(出演者)が気持ちよく出演するために、どう動くべきか

まず、①の事が今回の実習で一番身にしみたことです。出演者側としては、式をスムーズに運びたいので、それに追いつけるように機材をセッティングすることが大事だと感じました。そのためには、予めどういった機材をどの位置にセットするかをしっかりと把握できていなければならないと思いました。最初は非常に手間取りましたが、後半は(機材が少なかったのもありますが)流れがつかめたように思います。先に裏でセットできるものはやっておく(ブームスタンドの向きなど)、マイクをステージに持っていく順番などを決めておくとスムーズに動くことができました。
②に関しては、自分の知識の薄さを強く感じさせられました。見たこともない楽器(ニコなど)が出たときに、どこにマイクを向ければいいのかがわかっていませんでした。尺八のマイキングなども勉強になりました。尺八の場合、マイクを筒の先端部分に向けると、空気の出入りの音が大きく入ってしまうので、筒の腹の部分に向けたほうがいい音になるとわかりました。この様に、それぞれの楽器にどのような特性があり、どれが最も適したマイキングなのかを把握していないと、いい音を拾う事ができなかったり、スムーズにセッティングができないだけでなく、出演者や観衆にも不快感を与えてしまうことになります。したがって、もっと多くの楽器に対してのマイキングを知らなければならないと感じました。
③では、①、②にも共通していることですが、やはり何が大事かというと、事前に式の流れを頭に入れておかなければならないということです。③のことを行うためには、①や②の事柄をしっかりとできていなければなりません。
今回の実習でも、現場ならではのことを沢山学ぶことができました。臨機応変な対応がとても大事なことなのだと思いました。ケーブルの巻き方一つについても、色々と勉強になりました。今回のように、出演者が入れ替わり立ち代りといった場合では特に迅速な行動が必要でした。この実習のお陰で、ケーブル巻きとブームスタンドの使い方には、実習前よりも随分慣れたと思います。今回の実習では、前回よりも運動量が全然多く、大変でしたが、その分色々な事を学ぶことができました。セッティングに手間取り、先生にご迷惑をおかけしてしまった部分も多々ありましたが、前回よりは動けたのではないかと思っています。
今回出来なかったこと(楽器へのマイキングなど)は、次の機会に生かせるようにしたいと思っています。この度は色々とご迷惑をおかけしましたが、実習に参加させていただき、ありがとうございました。とても勉強になったと思います。

2005年8月29日月曜日

2005.8.29 DELIBARY RECORDING REPORT 33RP

2005.8.29 DELIBARY RECORDING REPORT 33RP
2005.08.29 Hibi Maiko In Studio Fourのレポート

今回はスタジオでの録音ということで、お役に立てる事は少なかったのですが、ピアノ、チェロ、バイオリンのマイキングを見る事が出来ました。
とても個人的なことですが、自分でPro tools Leを使っていて、音がとても細いといつも感じております。しかし一概にPro
toolsのせいではなく、今回002ではありましたが、音の感じはマイクとヘッドアンプで決まるのだなと実感しました。

・チェロを録る時は、チェロの下に木の板などを置き、滑らないように安定させるのと、音を良くするのに使う。

・Vl&Vcを録る時に正面からメインのマイクで一本狙うのと別に、やや上から二本のマイク(ORTF)で狙う。そうすると人が演奏中に多少動いても、音像がふっと揺れたりすること無く、自然に録る事が出来る。

今回プレイバックの時に気付いたのですが、演奏者がクラシックの方の場合、モニターのヴォリュームはあんまり大きくしない方がいいかも知れないという事です。
最初ちょっと大きめにしたのですが、少し下げてくださいと言われました。
考えてみれば、クラシック畑の方々が自宅でそんなに大きい音量でCDなどを聴いているはずもないので、プレイバックの際はそんな事にも気をつけたいなと思いました。

2005年8月27日土曜日

2005.8.27 Jazz Gtr Live SR Project終了報告

2005.8.27 Jazz Gtr Live SR Project終了報告
結城市情報センター
Gtr&VO:Monnet Suddler
Bass:Mark Tourian
Per:Robelt
Cho Direct&VO:Nathan Ingram
Cho:World Soul Chorus Oyama











2005年8月21日日曜日

2005.8.21 BRASS BAND LIVE RECORDING REPORT 33RP

2005.8.21 BRASS BAND LIVE RECORDING REPORT 33RP
2005.08.21 今市市立東原中学校吹奏楽部演奏会録音のレポート

今までSR系の研修にしか参加した事がありませんでしたが、今回は録音という事でまた色々と勉強になることがありました。

・セットされた照明器具には何が何でも触らない。
もし触れてしまった場合は、自分で何とかするのではなく必ず照明屋さんに報告する。照明のケーブル類も這っているものは動かさずに避ける。

・マイクを何本かステージに立てた時、マルチボックスへの入力は普通下手から1〜8とする。

・スタンドなど残したままマイクだけを撤収するときは、スタンドの位置、高さはもちろん、使用したマイクも変えてはいけない。(下手から上手にかけて同じマイクを四本立てた時、次の時に同じマイクで同じ並びになるようにする。)

・マイクを三点つりする時、かならず三点均等に力がかかるようにつる。
客席の上にあるものなので、落下すると危険なため、しっかりと三点に力がかかるようにすれば安全であるから。

・ワイヤレスマイクを使う際は、必ず受信機の見えるところで使う。
ポイントがずれたり、受信エリアからはずれてしまう恐れのあるところで使うと、ザッとノイズが乗ったり、最悪受信できない事態が起こる危険性があるため。

・照明の具合でマイクの影が顔にかからないようにする。
もし顔や気になるところにマイクの影が出来てしまう場合は、ずらして気にならないところに置く。

・ホールでの撤収時、反射板を動かしている時は非常に危険なため、その下に入るようなことは絶対にしない。

・ホールのパッチ盤を使用する時、錆びていたりして接触が悪いことが多いので、繋いだらいじらないようにする。いじるとノイズが乗ったり、信号が途絶えたりしてしまう危険性があるため。

・メインのマイクや、大事なマイクは一番先に&早めにファンタムを入れておく。電気を流しておく事で安定させるため。

・小屋付きのインカムは不用意にオンにせず、使うとき以外は必ずオフにしておき、聞くだけにするようにする。いれっぱなしにしておくと必要以上の事が他の人に聞こえてしまうときがあるから。

・DIを使うときは必ず本番前にちゃんとケーブルが刺さっているかを確認しておく。プロではないだろうが、アマの場合は何があってもおかしくないで出来る事は確認しておく。

・運搬、搬出時に機材は極力邪魔にならないところに置いておく。

2005年8月13日土曜日

2005.8.13 EVENT SR REPORT 33RP-1

2005.8.13 EVENT SR REPORT 33RP-1

2005/08/13 みたままつり研修レポート
栃木県宇都宮市護国神社で行われたみたままつりでの研修について。

会場に到着しスピーカーを設置する際は、クライアントの人と良く場所を確認し、妥協点を探して設置する。
あまりにテージ側に近いとハウリングしやすくなるから、ステージ側近くに設置したいと言われても説得して設置しないようにする。

タップダンス等の足音を拾うマイキングについて。
ダンスが行われるステージの中央にダイナミックマイクで、ステージに垂直に狙う。
板の材質や下の空間の度合いによって、やや響いた感じになる場合はイコライジングで膨らんでいる所を削る。

野外で天候が危ない場合は外に出ている機材はすぐにカバーが出来るように、雨対策用のカバーを機材の近くにおいておく。

小さな太鼓が二つ並んでいる時のマイキングは、マイク一本で行う。
太鼓毎にマイクを立てるとバランスが取りずらくなるため、簡易的なPAでは一本の方が楽である。

三味線は棹の太さによって音作りが変わってくる。
棹が太くなると1〜2Kあたりがビンビン耳を突くようになるので、棹の太さを知っておく必要がある。

ステージ上のものをはける時、先にセットする物をセッティングしてからにする。
当たり前のことですが、あせっていると周りのことが見えなくなるので良くわきまえるようにします。

2005年8月7日日曜日

2005.8.5-7 NATSUKOI EVENT SR REPORT 33RP-1

2005.8.5-7 NATSUKOI EVENT SR REPORT 33RP-1
先日はお疲れ様でした。遅くなりましたが、先になつこいのレポートを送ります。

2005.8.5/6/7 大平町なつこい
栃木県大平町という小さな町のお祭のイベント「なつこい」についてのSR研修のレポート。

まず初日から風邪を患ってしまい、多大な迷惑をかけてしまった事を深く反省します。
この業界体力勝負なので、日ごろの体調管理には細心の注意を払いたいと思います。

具体的に研修中に思った事。
・今回は野外ステージだったので、楽器類のマイクにはウインドスクリーンをつけてあげる。
・マイクを出演者に渡す時は、ON/OFFがあるものは必ずONにして渡し、ミキサーに情報を伝える(誰に渡し、どのきっかけで出るか等)
・スタンドをはける時は出演者の前を通らない。
・ケーブルは常にキレイに見栄え良く。
今回長いマイクケーブルの処理が全然出来ておらず、いつも絡んでいた気がします。とくにステージ上でメインに使われるマイクのケーブルは絡んでしまうと進行に影響をきたすので、常にキレイに出来るようになりたい。

今回ギター類にはDIをかましたが、コレは凄い画期的だと思いました。
DIをかます事でアンプが鳴れば、相当の事故が無い限り本線にも信号が行ってます。今回のようなバタバタした演目には便利だと思います。
拡声時の質はマイク録りには劣りますが、まず事故らない事の大事さを実感しました。

ワイヤレスマイクの電池を換えるときはミキサーに一声かける。
好き勝手に換えてしまうと、不要なノイズが出てしまう時があるのでこれは気をつけたいと思います。

マイキングはとにかく見栄え良く。
お笑い芸人に対するマイキングは、二本のスタンドを同じ高さにし、芸人から見てハの字になるようにしてあげると、向き合ってしゃべる時も前を向いても大体カバー出来る。

ステージ上に人がいる限り、その人の前を横切らない。
音響さんはあくまで裏方なので、表の方の前に出てはまずい。

不明な線、電源はむやみに抜かない。
今回照明の線を抜いてしまう大惨事をやってしまったので、以後絶対にしないよう抜く前に確認を心がけたいです。当たり前といえば当たり前ですが、思い込みで「これは大丈夫」と思っている事が多いので気をつけます。

とにかく舞台の進行に目を配り、その都度何が必要なのかを見極めなければならない。今回自分は目の前の事にとらわれて全然流れを見れなかったので、その流れを常に気にかけられるようにした。具体的に動きながら少しでもステージ上を見て、司会者に気をかけるだけで違ってくると思うので、そうしたい。

2005年7月27日水曜日

2005.7.27 JAZZ SR LIVE REPORT 34SI

2005.7.27 JAZZ SR LIVE REPORT 34SI
7月24日 柏祭りJAZZコンサート 感想レポート SI

 今回はJAZZコンサートのライブのSR実習に参加させていただきました。急な応募にも関わらず、この機会に参加させていただき、先生には誠に感謝しています。
 さて、町での祭りでの野外ステージによるコンサートということで、そのSRに参加させていただいたわけですが、色々な事が勉強になりました。それらを箇条書きに挙げてみると、以下のようなものになりました。
① 野外ということもあり、天候に大きく左右されるという事
② セッティングは迅速に、正確に行わなければならないという事
③ 実際に何度も音を聴いて確認し、その時に応じた最適な音を提供するという事
まず、①に関しては、野外のSRならではの事です。当日は天候が芳しくなく、風も強かったために、セッティングに非常に気を使わなければなりませんでした。野外でのライブの場合、天候が悪くなった場合はどうするのかと思っていましたが、非常に臨機応変な対応をしていて、驚かされました。マイクスタンドを屋根の柱代わりに使うなど、発想の着眼点がすごいと思いました。実際の用途に沿わない使い方でも、それらを利用し、よりよりステージを作るという、柔軟な発想だと思いました。『いいステージを見せる仕事』という本来の目的を再確認することができました。冷静に状況を把握し、行動することが『いいステージを作る』上では欠かせないことなのだと思いました。
途中、雨が降ってきたときには機材をどのように守ったらいいのかを学ぶ事ができました。湿気に弱いマイクには袋をかぶせるなどの方法を取ったり、モニタースピーカーを横に倒して直接降りつける雨を凌いだりといった、現場ならではの方法を見ることができました。
それ以外でも、やはり風があると音は流されてしまいますし、ステージの設置の状況でも、スピーカーの位置を変えたり、機材のセッティングを変えなければならないこともわかりました。例えば、今回のステージのように片側(下手側)が壁になっている場合では、開けている場合と違ったSRをしなければならないことがわかりました。
次に②では、図面を正確に把握し、行動する必要がありました。このとき私が大事だと感じたのは、スタッフ間の意思の疎通です。スピーカー一つ設置するにしても、意思の疎通が図れている方が、時間の短縮にも繋がりますし、より正確なセッティングができるということです。この時自分の勉強不足に情けなくなってしまったのですが、専門用語をわかっていないと迅速に行動できないという事も思い知りました。SR技法で習った知識を総動員し、マイクの立て方、スピーカーの設置の仕方、ケーブルの置き方などが実際のステージで試す事ができて非常によかったと思います。
③では、先生が何度も卓から離れて客席の方へ音を聴きに行っていたことから、そう気づきました。やはり、風の強さなどは時間によって違いますし、その瞬間瞬間でよりよりものを作り上げるためには、何度も自分の耳で確認しなければならないという事だとわかりました。私もそれにならって色々な姿勢や色々な位置で音を聴いてみましたが、実際に位置によって聴こえ方が全然違いました。スピーカーの位置もあり、低い姿勢の方が高音がなくなって聴こえたように感じました。それはスピーカーの指向性の問題もあると思います。先生のちょっとしたフェーダやエフェクターのパラメータのいじり方に驚きました。
上記以外で勉強になったのは、マイクのセット位置もそうです。最初に回線表を見たときに、私はOH L,Rというのがどの位置に置くマイクなのかわかっていなかったのですが、シンバルの位置だということがわかりました。これにはC-414を使用し、学校の授業で教わった、『金物には、音の立ち上がりのよいコンデンサマイクを用いる事が多い』という内容とリンクさせることができました。また、先生からシンバルのマイクセッティング位置の違いによる音の違いについて説明していただきました。その日のセッティングではどちらかというとシンバルの上向き方向からマイクを向けていましたが(私にはそう見えました)、確かに先生から教わったとおり、『チンチン、カンカン』と言った音が鳴っていたように感じられました。また、タムにもコンデンサマイクを使っていた事がわかりました。私は太鼓系はダイナミックで拾うと思っていたので、勉強になりました。その他、スネアやベースやSAXは学校でも扱ったSM-57を使用していたので、自分の中で納得できたのでよかったです。ドラムは金物もスネアも非常にヌケのいい音がしていて、非常に聴きやすいと思いました。
音のことで一番驚いたのはボーカルです。私は、ライブハウスでのSRを聴く機会は今までに何度もあったのですが、あんなにクッキリと声が聴こえたのは初めてでした。発音も正確に聞こえ、ハウリングせず、音もこもっていませんでした。歌が入ったときの先生の卓を操作するのを見ていたのですが、やはりボーカルというのは気を使うのか、非常に細かく操作しているのがわかりました。左手で操作していたコンプレッサーがすごいと思いました。
その他にも様々な機材に触れさせていただき、非常にいい体験ができました。マルチケーブルの先が分かれているタイプのケーブルや、ミニブームスタンドや、ATM25、C-419などのマイクなど、学校では触れたことのない機材も知ることができました。
今回、このSRに参加させていただいた事で、一番勉強になったのは、臨機応変な状況判断です。ステージを作る側になって音を聴く、というのは中々できる機会がないので、とてもいい勉強になりました。足手まといになってしまったのではないか、と悔やまれるばかりですが、ケーブル巻きだけは家で練習しておいてよかったと思っています。それでも、先生や飯田さん、青木さんの半分くらいの速度でしたけど…。ですが、SR技法でやっていた事が実際に役に立っている事が実感でき、それが実際の現場での流れで勉強できた事は非常に嬉しいです。もっと沢山の現場で色々な体験をしたいと思いました。
この度は本当にいきなりで参加させていただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

2005.7.27 JAZZ SR LIVE REPORT 33RP-1

2005.7.27 JAZZ SR LIVE REPORT 33RP-1

研修で学んだこと

・電源
 アンプの容量が一箇所に偏ってオーバーしないよう複数箇所から
 均等に電源を確保する。

・モニターの配置
 必要以上にレベルを上げなくともミュージシャンに適切な音量が聴こえるよう
 にする工夫としてモニター自体を底上げしてより耳に近い位置配置する。

・機材の工夫
 卓のヘッドアンプやAUXが足りない時別の機材や別機能を活用し対応する。
 用途を熟知していれば上手く応用できる。
 
・オペレート
 曲の流れで強調すべきまたは抑えるべきフレーズ、パートを瞬時に判断し
 操作する。常に演奏に神経を集中しなければならない。
 客席の左右場所によって音が異なる時はPANを利用しバランスを整えることもでき
る。
 MCの時は音を出しているチャンネルが減る分全体のレベルも下がるのでMCの
 チャンネルとマスターを上げてレベル調整する。リバーブは通常絞る。
 
・BGMの効果
 あくまでライブが引き立つ為の手段として効果的に使用する。
 ミュージシャンの意向も合わせて選曲やタイミング、ヴォリュームに
 気を配る。ステージが終わった後もアンコールがあることを想定し
 すぐにはかけない。

・反射音の影響
 屋内では壁、天井だけでなく床の反射音の影響も大きい。
 ヴァイオリンを椅子に座って演奏するのと立ってするのとでは
 床までの距離が変わることで音が全く異なる。
 マイキングの角度も壁、床に対して垂直にすると反射音をもろに受けてしまうので
 影響の少ない45度からセッティングするほうが分かりやすい。ドラムなど振動が
 大きくかえってくる楽器も同様。特製上垂直にすべきマイクもある。

・安全対策
 重量のある機材、電気の使用は危険が伴っていて事故が起こらないよう
 未然に防ぐ安全対策を必ず打つ。ラッシングベルトや細引き、ケーブル保護用の
 マット、錘等の使用、無理のない安全で計画的な機材の配置が必要である。
 野外のステージでは雨風に対しても事前の準備を実施する。

・機材、物品の整理整頓
 ケースの中に何が入っているか全て示されていて始めて扱う第三者でも分かり
 やすかった。どこに何があるか分かりやすく整理整頓されていることは
 物の損傷や紛失を免れるだけでなく複数の人間で作業する時でも混乱せずに
 すみ仕事の効率化にもつながる。
 (トラックへの搬入の仕方まで図解されていてとてもとても感心してしました。)

感想

 まず事前に情報や資料を頂けたのは大変有難かったです。
 当日その場で言われて即実行できるほどの実力がない私にとっては
 下調べをすることで或る程度イメージができました。
 手馴れていない人間を使うのは面倒なことが多いと思うのですが
 先生の中で作業や我々の教育を非常に計画的に運んでいらっしゃったので
 とても有意義な研修になったと感謝しております。
 ミュージシャンも素晴らしい方たちでその現場に参加させていただき
 仕事場の緊張感を久しぶりに体感しました。卓をオペレートさせてもらった時は
 今まで味わったことの無いドキドキで大した操作はしていないものの楽しい!!と
 一瞬感じることができました。
 エフェクターやフェーダ−のメモリを一つ変えただけでは私は全く音の変化が
 分からないのですがそれを聞き分けてオペレートしている富先生の耳は
 本当に本当に凄いの一言に尽きます。
 2日間本当にありがとうございました。

2005年7月24日日曜日

2005.7.23-24 JAZZ LIVE SR REPORT 33RP-2

2005.7.27 JAZZ SR LIVE REPORT 33RP-2
日にち:7月23日(土)〜24日(日)
時間:12:30〜22:00
場所:千葉県柏駅西口

<感想>
学校のSRの授業で教わったことが、全く無駄ではなく役に立つ基本的知識だったんだ、と実感した。
小規模というものの、本格的な機材セッティングであった。雨対策としてマルチケーブルのコネクタ部分をビニールで覆ったり、臨時でブルーシートを活用し雨に備えるという天候に対するトラブル処理のしかたも非常に参考になった。機材や楽器のためにも雨天は中止になってしまうのか、と不安だったが、以外と応急雨対策で続行できてしまうのだな、と、驚いてしまった。すぐに中止と考えてしまうのではなく、どのようにしたら続行できるか、というのは、工夫次第でなんとかなるものだ。そのときこそ腕の見せ所なんだなあ、と実感した。アーティストやお客さんありきの仕事であることもわかった。
電源についての知識も、今まであやふやだったが、非常にシビアな問題なので絶対必要な知識であると痛感した。
チューニングについては、あまり学校ではみる機会が少なく今回一通りやり方をみることが出来てよかった(しかし、まだ私にははどの帯域の音が怪しいのかとかわからないが)。
今回少しだけミキサーを触らせてもらったのだが、ものすごく集中力を要する上に、ステージ上だけでなく客席含め会場全体を常に把握していないといけないことも学んだ。とくに、会場のお客さんの表情から音のバランスを読み取るというのは勉強になった。
今回、なんて自分は鈍いのだろう、と、つくづく反省してしまった。やはり、広い視野を持って常に会場の微妙な変化も逃さないように目と耳をフル活用して適切な判断をし行動することこそイベントを成功させるためには必須だと思った。また、先を読む力も必要であると感じた。

最後に超初心者で足を引っ張ってしまったにもかかわらず、研修を続行してくださいましてほんとうにありがとうございました。次回も今回の経験を生かしつつ、出来るだけたくさん学んで研修させていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

2005年6月27日月曜日

2005.6.26 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 33RP

2005.6.26 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 33RP
「Brown Blessed Voice ~GOSPEL LIVE Vol.Ⅵ~」SR研修について
日時:6月26日(日)15:00開演
場所:栃木県総合文化センター

 先日、宇都宮にて行われたゴスペルグループ「Brown Blessed Voice」
のコンサートに音響スタッフの研修生として参加させていただいた。
その時のことについて簡単に記録しておく。

① セッティング
まずスピーカー、卓等の機材を搬入する。すべての機材を運びこんだ後、
客席にハウスミキシング用の卓を、舞台下手の舞台袖にモニター卓をセット。
卓まわりの結線等は担当の方がいらっしゃったので、私が主に担当したのは
舞台上のマイクとマルチボックスのセッティング及び結線であった。

今回、60人近くのゴスペル・コーラスをカバーするために27本、
(ソロ用のワイヤレスマイクも含む)、バンド演奏のために15本
(モニター用も含む)、合わせて42本ものマイクを使用した。
まず、コーラス用マイクだが、縦4列に分かれたマイクのケーブルを
2つのマルチボックスにまとめようとしたのだが、ケーブルが長くなってしまい、
舞台上で邪魔になってしまう上に見栄えが悪いため、
それぞれ延長して4ヶ所にまとめることになった。

この延長したマルチのことをローカルというらしい。
ちなみに、段の側面(客席から見て正面)に、
横長の照明が設置されることになっていたようだが、マイクケーブルに
その照明の熱が当たってしまうのを避けるために、
照明担当の方が照明器具の下に小割のようなものを置いて、
ステージ上から浮かせるという工夫をしていた。

次にバンド楽器用のマイクセッティングだが、今回は舞台下手側の
バンドスペースの中心にドラムがあり、ピアノ用のマイクへのかぶりなどが問題となった。

コーラス隊との間にはアクリル製の遮音版を置いたが、
ピアノとの距離は近く、モニター用のピアノの音が取りにくい。
そこで、モニターミキサー担当の方が、隠しマイクとして、S
HURE58のウィンドスクリーンを外してグラスウールなどで包んだものを、
ピアノ内部の低音側の側面にはりつけていた。
ドラムのTOMやブラス楽器に使用したC‐419はクリップ付きの小型マイクで、
取り付けが非常に便利だが、ウィンドスクリーンをつけるとヘッドの向きが
わからなくなるので注意である。

その後、それぞれ回線チェックを行い、結線とレベルの確認を行った。

② リハーサル・モニターチェック
 リハーサル中は主に舞台上でマイクセッティングの直し、進行の確認、
モニターSPの音量バランスの確認などを行った。
 特に難しいのはモニターバランスの取り方である。演奏者の要求が多いため、
 それを逐一聞きながら、その都度バランスを自分の耳で確認しなくてはならない。
確認をする時、つい演奏者に遠慮しがちだが、SPの指向性を確認し、
その範囲内で聴くことが大切である。ちなみに、例の隠しマイクのおかげで
ピアノの音がなかなかの音質でしっかりモニターできるようになっていた。

 リハーサル中、何度かハウリングが起きていた。多くはギターアンプなどが
原因であったが、どの部分の音域がハウリングしやすくなっているのかを、
確実にチェックするために、補助的にスペクトルアナライザーを使用すると便利である。
もちろん、耳でチェックするのが最前提だが。

③ 本番
 リハーサル通り幕が開き、順調に進んだ。
 途中、マイク移動のために何度か舞台に出て、セッティングを行った。
リハーサル、調整をしっかり行っておけば、本番は非常にスムーズに進むのだという、
当たり前のことだが実は難しいことを改めて実感した。
 舞台と観客席が一体となった非常に熱い舞台であった。

 感想
 リハーサルの時間が十分に取られていたので、その間に私も様々なところを
観察することができた。 研修ならではある。
やはり、周囲を万遍なく見ておかないと、とっさの時に動けないし、
演奏者やスタッフの意図するところを読み取れない。
特に、モニターミキサーは演奏者に常に注意しておかないと、
彼らの要求に応えられず信用を失ってしまうから怖い。
 以前、音響スタッフは照明などの他の舞台スタッフの中で孤立していることが多く、
それを改善すべきだという話を聞いたことがあるが、
 今回の現場はそれぞれスタッフ同士が以前からの知り合いだったこともあって、
コミュニケーションが良くとれていたように思う。
 また、このスタッフの方たちには非常に親切にしていただき、
照明のスタッフの方には色などについてのお話も伺うことができた。
 今後、このようなコミュニケーションのとれた舞台づくりを目指していきたい。

2005年5月31日火曜日

2005.5.31 SR STAFF REPORT 33RP-1 2

2005.5.31 SR STAFF REPORT 33RP-1
先日はご迷惑をおかけしました。僕は現場体験が初めてだったのでとても新鮮で楽しかったです。今後に是非生かしたいと思いました。
また、機会があったらお願いします。

2005.5.31 SR STAFF REPORT 33RP-2
横浜の手伝いのレポートです。
今回が富先生のはじめての現場だったのですが、他の現場にも行ったことがあるのですが、毎回その現場の状況に合わせて一番効率のよいやり方でやらないといけないのですが、僕はその現場に合わせて効率よく動くということがなかなかできなくて今回も搬入や搬出、本番中に出演者へマイクを渡しいに行くタイミングなどがちゃんとできなくて、もっとその現場の状況に合わせて動けるようになりたいと思いました。
あと学校に有る無し関係なしにもっといろんな機材の名前と現場でのその機材の呼び方を覚えて、何かを持ってきてと言われたときにすぐ対応できないといけないなと思いました。
あと最後に、これは今回の現場だけではなく、いろんな現場に行って、最近自分で考えてることなんですが、現場でアシスタントとは常にどうあるべきなのかや、何に気を配らないといけないのかなど、アシスタントとして考えなければいけないことは何かなどをもっと知りたいと思いました。
今回は現場に連れてっていただき、ありがとうございました。

2005年5月12日木曜日

2005.5.2-6 BRASSBAND LIVE REORDING&NIKO RECORDING REPORT 33RP

2005.5.2-6 BRASSBAND LIVE REORDING&NIKO RECORDING REPORT 33RP

宇都宮でのGWアルバイト研修について…

33RP

5.02〜04 宇都宮北高 吹奏楽部 @栃木県総合文化センターメインホール
5,05  二弧 @市内、某ログハウス

*5,02 セッティッグ&リハ
回線を一度、全てステージ上手に集めてソコから録音室(マルチ)とPA卓(会館回線
→マルチ)に送る。

 ステージ下手
ワイヤレス�(会館)司会者用+予備
影アナ(SM57)
Gtr(SM57)
を、会館の回線を使いステージ上手に送る。

 ステージ
3点吊り�(4006)
フロント�(KM−184)
オーディエンス用�(C-414)
全てステージ上手に集める。

 ステージ上手
コーラス�(SM57)
ステージMicをMic Head Ampに通し、マルチで録音室へ

 録音室
YAMAHA DM1000
Pro-tools 002
Dat
10M
をセッティッング

 PA席
MIDAS
GEQ
CD/MD
をセッティング

リハーサルが始まる前に全ての回線チェックとMicチェックをして、リハーサルでそ
れぞれの細かい設定を決めていく。

☆感じた事、気付いた事
ステージには他にも照明、舞台大道具etc…作業をしている人が大勢いるので常に周
りにも目を配り邪魔にならない様、迅速に作業を進める。
ステージで今、何が行われていて、次に何をするかを把握する。
主催者や関係者の顔、名前を覚える。


*5.03 リハ&本番
*5.04 リハ&本番&撤収+ログハウスへ移動&セッティング

コーラスMicを下げソノうち1本をBassMicに…
ステージMicを2本追加(KM-184)コーラス用

☆感じた事、気付いた事
ステージマネージャーに気を配る。
リハで、流れと、変更になった点や自分が本番する事、注意する点など把握する。
ステージ、録音室、PA席が離れているためステージの状況をクリカムで伝え、PA .
録音が動きやすい環境を作る。
本番時、ステージ上で使うワイヤレスMicを使う人が迷わない様に管理する。
本番中のMicSetは素早く。
撤収はテキパキと機敏に動く。

*5.05 二弧、Recording

二弧 Mic�
Per Top�+�
Gtr Mic
Line
Bass Mic
Line
Piano Line
回線表、無くしました…すいません。

Pre-Amp
Headphone Amp

YAMAHA DM1000
Pro-tools 002
MonitaSP

☆感じた事、気付いた事
ミュージシャンに最高の演奏が出来る様、気を配りながら、ソノ時に自分が何をし
て、次に何をするべきか考える。
音に集中する。
トラブルには落ち着いて対応する。(10Mが故障)

学校ではナカナカ体験出来無い本番の緊張感や設備の中、ソレに応じた対応やスピー
ドを肌で感じる事が出来たので、
自分の足りない所が明確にわかった。
もっと勉強します。ありがとうこざいます。

2005年3月3日木曜日

2006.3.3 NIKO LIVE SR REPORT 34RP

2006.3.3 NIKO LIVE SR REPORT 34RP

おつかれさまです。

とりあえずレポートを。
自分の用語の知識不足が毎回足を引っ張っている気がします。
これについてはなんとかしなければいけません。

今回はいかに時間通りに組み立ててリハして、本番をうまくやり
そして撤収していくという一連の流れだとか、
それをするために自分たちがしなければいけない
プロとしての例えば、時間より早く行くとか
いかに効率的に搬入搬出を進めていくのか
といった自覚といってはなんですが
そういった当たり前のことをまなびました。
あとは人の指示をよくきいて即座に理解し、
必要であれば他の人にも伝えることも
うまくできるようにならなければいけないと
自分のだめさ加減に落胆していた所です。
これができていれば今回のほとんどの
ことがうまくできていたとおもいました。

こんな感じでした。
まあ当たり前のことをやってくれって
かんじですね。
ありがとうございました。
また夏の大イベントやその他諸々おねがいしますね。