2017年7月31日月曜日

2017.07.17 Nishi Tokyo Big Band Fes SR Project終了報告

2017.07.17 Nishi Tokyo Big Band Fes SR Project終了報告

さて、今回で5回目になる社会人ビッグバンドの祭典。



昨年はとんでもない移動スケジュールでした。(じぶんがわるい)
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2016/08/20160718-musashino-big-band-fes-sr.html

2013年から担当しておりますが、一回目の時は卓がDM1000でした。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2013/09/20130715-musashino-big-band-fes-sr.html

5-6月とDUC関連のことで奔走しておりましたが、ひっそりとエムアクア号は30万キロを超え、2度目のクラッチ交換。

長文、資料及び画像膨大ですが、Archiveとして、またBig Band Live Soundの参考の一助になればと思い記します。

夏の前半戦が始まりました。
 暑い、湿気多い。

会場は、西東京市文化会館。
今回からイベント名が西東京ビッグバンドフェスティバルと名前が変わりました。


大きなシステム変更はないのですが、ポイント3つ。
1:FOHのProcessorを変えた。dBx VENU360(よこやまさんほんとにありがとう)
2:FOHの積み方を工夫した。逆T字
3:Side Brass SAXのMonitorをBOSE502→RCFに
4:PfをDPA4099×3に。
5:DrumのTop OH MicにDPA4011Cを導入




1:FOHのProcessorを変えた。dBx VENU360のC/Dのクロス設定とAuto EQのリザルト(Room EQ測定結果)



事前にC/Dのレコメンド設定をしておいてから、Auto EQをかける。







今回Auto EQのターゲットをFlatにしてみた。こっちの方がいいみたい。


2:FOHの積み方を工夫した。逆T字は安定感と低域の量感あっていい。



3:Side Brass SAXのMonitorをBOSE502→RCFに
黒ザルは2段重ねでもよかったね。


でも、結局近すぎてFootにしたのだ。

4:PfをDPA4099×3に。これはもう決定打です。


ホールの奥に突っ込める。


5:DrumのTop OH MicにDPA4011Cを導入
質感がいいのと、このDPAが目指すサウンドの理想がいいんだな。




ドラムモニターかさ上げ。スタッフの皆さんありがとう。


KickはRE320です。もうちょい出してもいい。



卓廻りに3本くらいしか繋がってない。(BGMとTBだけ)
R44は最近こんな接続。
AES-1/2chでDigital PA OUT 2mix
Ana-3chで、測定用のdBx RTA-MのマイクをAud用に。
SyncがAESでかかるので、32ch+増設2chDirect+Aud1chができる。



やっぱ、客席がスロープ前下がりは数日腰が痛かった。

HAはこんな感じでした。
Sax Tb TpはDigital TrimでQL側で調整。

WL Pana受信機(15 16ch)はこのくらい。

Pfの4099は+23dBあたりが妥当。


Youtubeにスインギンパラダイスさんの動画がアップされていました。


昨年導入のSax用フレキなど、だんだんとLarge Emsenble JazzのLive Sound手法の経験が積み重なってきました。

あとInput8chくらい、きめ細かいMonitorがあると、やりたいことに手が届いてきます。
Monitorに関しては、今試行錯誤中なのが、このスピーカーを導入予定です。


驚きの小ささ。

ドイツはThomas製のCPです。侮れません、このサイズ感でこの音色。
これをBrass Sax SectionやChoir Sectionに細かく置きたい。

まだまだやります、がんばろー。
Mix宿題を続けます。

2017年7月18日火曜日

2017.03.15 Piano Trio Recording Project終了報告

2017.03.15 Piano Trio Recording Project終了報告

3月に行った、ピアノトリオの一発録音。






卓持ち込みを最後まで迷ったが、QL→DVSのBUP出来るので結局使用。
16chまでなら、このシステムが一番いいかも。
ただし、HAはMackie。
MackieONYX800R→MOTU→本線ProTools
MackieONYX800R→QL1(演奏者モニター)→予備ProTools( DVS使用)





BassのDPAが秀逸でした。持っててよかった。

2017年7月4日火曜日

2017.06.03 OOTA Gospel Concert SR Project終了報告

2017.06.03 OOTA Gospel Concert SR Project終了報告

2年半ぶりかな、
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2014/12/20141213-oota-gospel-concert-sr-project.html

大田区で活動する、ゴスペルグループ、Precious Praiseの15周年コンサート。
敬虔なクリスチャンディレクター、斎藤直江さんの指導のもと力強く続いています。


このホールは多分3-4回目

当日仕込みのために、いくつか工夫しました。

前後の上田ゲネ〜上田公演と共通することもあり、ST201にホルダー付けて収納。
これがめっちゃ早かった。

モニターは会館にFMX1202の同じやつがあるので、バンド分を借用。
FOHは、EVのXIがはいっている(はず)なので、カラム&プロセで3ch。

違うことといえば、CAT-5 50mを直敷きしました。
前回は卓はQL1になっていたものの、まだHAはアナログだったので、このあたりがかなり時間短縮に繋がってました。

アナログは10回線程度、ワイヤレスも会館借用なので、これもどうにか早くする方法。

シンプルにChoir1-16は +33dBのHA。
ST INの分も同じ要領で設定。

そうはいっても、9時入りの13時開場。
同じホールだからこその、データの蓄積が生きた現場でした。
本番はラニーさんもいらして、温度が上がりました。


タローくんに紹介してもらった、Vesselからもう何年でしょう。


まだまだ、Choir Soundのために、がんばります。