2015年1月29日木曜日

2015.01.17-18 Oarai Music Event SR Project終了報告

2015.01.17-18 Oarai Music Event SR Project終了報告

茨城県大洗町で行われた、大洗音楽祭という音楽イベントの音響を担当して参りました。
依頼の依頼なので、あまり詳しく書けませんが、とにかく盛りだくさんで面白かった。

若い頃この近くのマリンタワーに昇ったな。


ホールは震災時に、客席前部が海水に浸かり大変だったそうです。
ケーブル長がギリギリでしたが、いろいろ工夫でどうにか、Inputは16ch×2、OutputはAudio RailというCat-5のDigtal伝送システムをお借りしました。

電位差に関して、Inputだけを考えれば良いと思うと、Digital伝送の優位性は高い。
ただ、100m巻きのケーブルは重いです、、、。

Dante化についても、代用が効かないとなると、まだまだ迷いの途中です。


今回、声楽4人+Pianoのオペラスタイルがあったので、WL AKGを持ち込みました。
袖受信機、1.5mの背丈くらいで、特に問題無かった。and Digitalのレイテンシーが、On Micにはうまく作用していて、ClassicならばOKなのかと。





『Soloをすくうかすくわないか』
『Bass の音色の5khzとか、どうなの?』

本番はお客様入れ替わり立ち替わりとてもにぎやかで楽しいイベントでした。

2015年1月22日木曜日

2015.01.11 Karaoke School Live SR Project終了報告

2015.01.11 Karaoke School Live SR Project終了報告

新年一発目のLive Soundの現場ですが、今やってるBig BandのMixingと、Masteringの仕事の合間で、いろいろヒントがあった。

図面はいつもと変わらないので、今日は文章で。

先にキーワードを二つ。

・音のスピード感、距離感。
DSP(死語か)による遅延、デジタルワイヤレスが当たり前になり遅延。
反面、インナーイヤーによる最近(最も近いという意味での)の音。
体の一部とも思えるくらい近くで音を聞き、必ずやデジタル絡みで音が遅れる。

もう一つは、I Phoneなどの機器のクロックの悪さ。


http://m-aquastaff.blogspot.jp/2014/12/20141214-karaoke-school-live-sr-project.html








Mixを含めて、今までいろいろつぶやいていたこと。
・二つの音を比べたら、『大きい音』『小さい音』
情報量という観点では、大きい方が良いと感じることが多い。

これに付随して、『近い音』『遠い音』
近い音の方が同じように、良いと感じることが多い。

人間の心臓に近いのか、脳みそに近いのか、距離は早さ。
そのひとに届くスピードが近すぎることもあるし、遠すぎることもある。
Mixingってこういうことじゃないか。

そして、上記のキーワードから。
Beat、時計、タイミング、呼吸、どれをとってもその音を感じ取るのに大切なこと。


途中は電気になるけど。

伝えているものはそういうこと。


2年間の集大成仕事を終えてほっとしてます。
次々更新します。

2015年1月10日土曜日

2015.01.10 Big Band Mixing Technique One Self Vol.8

2015.01.10 Big Band Mixing Technique One Self Vol.8

気づけば、新年明けて10日が経った。
一昨日立ち会いMixのFinalがあった。

音って、聞こえ方がいろんな状況によって違う。
Recordingでも、Live Soundでも、Mic Check-Sound Check-1st Take 2nd Take-Rehersal-Play Back-その日のSessionの帰り道、次の日。

時には冷静に、時には入り込んでも、その技術の第一歩は『聞くところ』から、かと。

1枚目を超える統一感。
マスタリングが再来週月曜日19日です。