2008.7.30 Classic Private Project Rec終了報告 工事中
2008.5.30のTest Recordingの様子です。
2008年7月30日水曜日
2008年7月28日月曜日
2008.7.26 27 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri 終了報告
2008.7.26 27 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri 終了報告
日時:7月26日(土)
7月27日(日)
場所:千葉県柏市西口商店街
内容:米澤清カルテット ジャズ野外ライブSR
スケジュール:
13:00 現場集合
15:00 セットアップ完了目標
16:00 リハーサル
18:30 柏祭り内での、ジャズライブ演奏、合計3回
途中、ねぷた通過時中断、別プログラムでの中断あり。
21:00 終演予定 毎日完全撤収
22:10 解散予定
終了報告:1日目
スタッフ 池田匠 朴政彦
搬入はいつもどおり。
ステージの設営が遅かったため、比較的ゆっくりしたセッティングとなった。
ハウススピーカーは、風のため最後までスタンドかスタックか悩んだが、QRx115はスタンド使用となった。
マイクロフォンの変更点
W.BassのLineを追加 GK BassAMPの背面からXLR
TPのMicをBeta57→SM57へ
マルチは16P 30mでインプットのみ
スピーカーについて
FootはFMXで統一
SideはBOSE502A
HouseはNL-4スピコン20m×2
DrとSideRがXLR15m+10m、他のモニターはXLR15mで届いた。
アンプについて
HOUSE P5000S FULL
FMX MON P3500S -10dB
BOSE MON P3500S -12dB
電源は、いつも通り2系統だが、注意点。
必ずビルの管理会社に声をかけてから電源を確保すること。
自動ドアの手動きりかえについて、気にしているようだった。
立ち位置的にボーカルはやはりセンター、Tp等管楽器は上手による傾向があるので、モニター一工夫が必要。
音づくりメモ
Drums
Kickの不要な共振が多かった途中から、Gate
F.TOM/TOMはGATE
MONはSNとOH-Rが中心
最初のうちはKickがLoudだった。
W.Bass
Lineで基本的にいける。
ただし、ピックアップの関係で、1、2度バリッといったが、特にこちらではどうすることもできないが、一応Micの方も、気持ち上げておいた。
こうしておくことで、Lineだけで収音しているよりも、ノイズがでたとき目立たない。
Key
1日目はMONがPostだった。これは失敗した。
2日目はハナっから、Key本人のKeyだけ、Preにした。
軽いCompをかけてもよかったかも。
REVを薄くかけておいた。
TP
とても、痛かったので、EQ。
Shellbingで1k以上-3〜5dB
1〜3kをpeakで-6dB
後半、コンプで頭からつぶしていった。
音質そのものは、そのミュージシャンの楽器の音であり、EQでなんでもできるわけではない。
ただし、頭からつぶしていくことにより、人間の耳で聞いた感じや、脳に到達する印象を和らげることは出来る。
VO
ほとんNO COMPだったが、後半、-6〜-4dBくらいで、4:1程度につぶした。
テント内の飽和を防ぐため。
一日目は滞り無く終了。
終了報告:2日目:
スタッフ 朴政彦 福田大輔 池田巧 深井翠子 鈴木千智 森田
セッティングは昨日よりもスムーズ。
パッチングを、朴君、福田君にかなりやってもらった。
リハーサル等特に問題なかった。
18:30本番開始後 豪雨と強風。
テントが倒れ、HOUSE SPのグリルが破損。 BOSE 502Aが転倒により大破。
雷雨時の注意点。
・無理しない→死ぬ 電気は電位が低い所に向かって流れる。
・水がでてると、より感電しやすい。
・靴を必ず履く→死ぬ
・ケーブルやスタンドは比較的濡れても大丈夫、そのまま似せず乾かせば、なんとか使える。
まずいのは、マルチボックスや接合部。
・雨天時の機材優先順位。
0:コンソール、HDR、等卓周り。
1:スピーカー 特に上向きのFOOT MON
2:マイク コンデンサーマイクやDI
3:水没しないように注意する。安心してると鉄砲水がくる。
・チーフがやめといったらやめ、手を離す。
19:30頃、雨がやむが、まずは機材のチェック、
Mix→GEQ(全部)→PowerAmp(全部)→Speaker(全部)
今回、カウンターウエイトとして使用していたEliminatorも来週は大事なサイドモニタとして使用するのでチェックした。1本Hi落ちあり。
破損状態をチェック。
HOUSE QRXは、グリルをはずして本体を確認。
幸い、ホーンや、ウーハーにはいっていなかったので、グリルのへこみを手で直して、取り付く。
BOSE 502は、チェック時に、アピールのため使っていたが、びびりがでてだめだった。
また、次の日にちぇっくしてみると、結線も切れていた。
演奏者の、再演奏の希望もあり、雨天でも可能なひさしがある場所に移動して演奏を行った。
特筆すべき点として、BOSEのActive EQをいれたままEliminetorにつないだが、ものすごくやりにくかった。
VOの58がかなりへたってるのもあったが、6〜8k辺りが痛かった。
モニターはあえておかなかったが、KEYが雨水の為壊れて、SPからひろった。
最終的に、
VO SAX Bass KEYだけをPAしました。
一時は、雨で完全に中止と思われましたが、演奏者の方の意気込みを汲み取り、簡易なシステムでサイドセットアップしました。
このイベント、毎年なにかありますが、カリカリしてたら何も始まりません。
楽器も、スタッフも全員びしょ濡れでテンションが落ちていた。
特に、私は機材の損害の件もあり、半分心は折れてました。
『ミュージシャンがやろうといっているのに、技術者が尻込みをしていてどうする』
雨で寂しくなったら、BGMを流すとか、せめて照明を焚いて明るい雰囲気にするとか、スタッフとしてイベントを支えることはとても大事だなと痛感しました。
反面、仕事として行う時に、ケガがあってはならないと思いました。
現場でimodeのニュースを見ていたら、他県でテントが飛ばされ8人死亡という記事がでてきました。誰もケガせず、それだけで良かったと思えますし、先日世田谷の方に音声の先輩を訪ねた時にこんなことをいっていました。
『みんなが幸せになればそれでいい』
あー、やっと素直に、この人として基本的なことを、実践できるようになりました。
ある友達はブログで、
『社会に還元する』といったことを良くいっています。
少しは還元できたかな?
と思った柏祭りでした。
スタッフの皆さん本当にお疲れさまでした。
柏祭りのジャズステージを6年くらいやってますが、一番の大雨と一番の損害でした。
最近、学生の何人かの皆さんから聞いたことがあります。
『自分がいっても役に立つかどうか不安だ』
役に立たない物なんて無い。フェーダーを触っているミキサーだけがミキシングをしているわけでもない。
スタッフの熱意や行動が、イベントを支えていると思います。
富のテキトーな応募で騙されたと思っていても、既に皆さんの行動が社会の為に、また自分の為にもなっています。
音の仕事だけでなく、仕事というものは、本気で無いとできないものですね。
肩書きとか、給料とか、そんな物を超えて自分自信を見つめ直すいい機会になったのではないでしょうか?
どうか、この感覚を忘れないうちに書き留めて、自分の道を進む糧として下さい。
スタッフ研修生の皆さん、今回も!ありがとうございました。
レポートお待ちしています。
富
昨年の様子はこちらです。
日時:7月26日(土)
7月27日(日)
場所:千葉県柏市西口商店街
内容:米澤清カルテット ジャズ野外ライブSR
スケジュール:
13:00 現場集合
15:00 セットアップ完了目標
16:00 リハーサル
18:30 柏祭り内での、ジャズライブ演奏、合計3回
途中、ねぷた通過時中断、別プログラムでの中断あり。
21:00 終演予定 毎日完全撤収
22:10 解散予定
終了報告:1日目
スタッフ 池田匠 朴政彦
搬入はいつもどおり。
ステージの設営が遅かったため、比較的ゆっくりしたセッティングとなった。
ハウススピーカーは、風のため最後までスタンドかスタックか悩んだが、QRx115はスタンド使用となった。
マイクロフォンの変更点
W.BassのLineを追加 GK BassAMPの背面からXLR
TPのMicをBeta57→SM57へ
マルチは16P 30mでインプットのみ
スピーカーについて
FootはFMXで統一
SideはBOSE502A
HouseはNL-4スピコン20m×2
DrとSideRがXLR15m+10m、他のモニターはXLR15mで届いた。
アンプについて
HOUSE P5000S FULL
FMX MON P3500S -10dB
BOSE MON P3500S -12dB
電源は、いつも通り2系統だが、注意点。
必ずビルの管理会社に声をかけてから電源を確保すること。
自動ドアの手動きりかえについて、気にしているようだった。
立ち位置的にボーカルはやはりセンター、Tp等管楽器は上手による傾向があるので、モニター一工夫が必要。
音づくりメモ
Drums
Kickの不要な共振が多かった途中から、Gate
F.TOM/TOMはGATE
MONはSNとOH-Rが中心
最初のうちはKickがLoudだった。
W.Bass
Lineで基本的にいける。
ただし、ピックアップの関係で、1、2度バリッといったが、特にこちらではどうすることもできないが、一応Micの方も、気持ち上げておいた。
こうしておくことで、Lineだけで収音しているよりも、ノイズがでたとき目立たない。
Key
1日目はMONがPostだった。これは失敗した。
2日目はハナっから、Key本人のKeyだけ、Preにした。
軽いCompをかけてもよかったかも。
REVを薄くかけておいた。
TP
とても、痛かったので、EQ。
Shellbingで1k以上-3〜5dB
1〜3kをpeakで-6dB
後半、コンプで頭からつぶしていった。
音質そのものは、そのミュージシャンの楽器の音であり、EQでなんでもできるわけではない。
ただし、頭からつぶしていくことにより、人間の耳で聞いた感じや、脳に到達する印象を和らげることは出来る。
VO
ほとんNO COMPだったが、後半、-6〜-4dBくらいで、4:1程度につぶした。
テント内の飽和を防ぐため。
一日目は滞り無く終了。
終了報告:2日目:
スタッフ 朴政彦 福田大輔 池田巧 深井翠子 鈴木千智 森田
セッティングは昨日よりもスムーズ。
パッチングを、朴君、福田君にかなりやってもらった。
リハーサル等特に問題なかった。
18:30本番開始後 豪雨と強風。
テントが倒れ、HOUSE SPのグリルが破損。 BOSE 502Aが転倒により大破。
雷雨時の注意点。
・無理しない→死ぬ 電気は電位が低い所に向かって流れる。
・水がでてると、より感電しやすい。
・靴を必ず履く→死ぬ
・ケーブルやスタンドは比較的濡れても大丈夫、そのまま似せず乾かせば、なんとか使える。
まずいのは、マルチボックスや接合部。
・雨天時の機材優先順位。
0:コンソール、HDR、等卓周り。
1:スピーカー 特に上向きのFOOT MON
2:マイク コンデンサーマイクやDI
3:水没しないように注意する。安心してると鉄砲水がくる。
・チーフがやめといったらやめ、手を離す。
19:30頃、雨がやむが、まずは機材のチェック、
Mix→GEQ(全部)→PowerAmp(全部)→Speaker(全部)
今回、カウンターウエイトとして使用していたEliminatorも来週は大事なサイドモニタとして使用するのでチェックした。1本Hi落ちあり。
破損状態をチェック。
HOUSE QRXは、グリルをはずして本体を確認。
幸い、ホーンや、ウーハーにはいっていなかったので、グリルのへこみを手で直して、取り付く。
BOSE 502は、チェック時に、アピールのため使っていたが、びびりがでてだめだった。
また、次の日にちぇっくしてみると、結線も切れていた。
演奏者の、再演奏の希望もあり、雨天でも可能なひさしがある場所に移動して演奏を行った。
特筆すべき点として、BOSEのActive EQをいれたままEliminetorにつないだが、ものすごくやりにくかった。
VOの58がかなりへたってるのもあったが、6〜8k辺りが痛かった。
モニターはあえておかなかったが、KEYが雨水の為壊れて、SPからひろった。
最終的に、
VO SAX Bass KEYだけをPAしました。
一時は、雨で完全に中止と思われましたが、演奏者の方の意気込みを汲み取り、簡易なシステムでサイドセットアップしました。
このイベント、毎年なにかありますが、カリカリしてたら何も始まりません。
楽器も、スタッフも全員びしょ濡れでテンションが落ちていた。
特に、私は機材の損害の件もあり、半分心は折れてました。
『ミュージシャンがやろうといっているのに、技術者が尻込みをしていてどうする』
雨で寂しくなったら、BGMを流すとか、せめて照明を焚いて明るい雰囲気にするとか、スタッフとしてイベントを支えることはとても大事だなと痛感しました。
反面、仕事として行う時に、ケガがあってはならないと思いました。
現場でimodeのニュースを見ていたら、他県でテントが飛ばされ8人死亡という記事がでてきました。誰もケガせず、それだけで良かったと思えますし、先日世田谷の方に音声の先輩を訪ねた時にこんなことをいっていました。
『みんなが幸せになればそれでいい』
あー、やっと素直に、この人として基本的なことを、実践できるようになりました。
ある友達はブログで、
『社会に還元する』といったことを良くいっています。
少しは還元できたかな?
と思った柏祭りでした。
スタッフの皆さん本当にお疲れさまでした。
柏祭りのジャズステージを6年くらいやってますが、一番の大雨と一番の損害でした。
最近、学生の何人かの皆さんから聞いたことがあります。
『自分がいっても役に立つかどうか不安だ』
役に立たない物なんて無い。フェーダーを触っているミキサーだけがミキシングをしているわけでもない。
スタッフの熱意や行動が、イベントを支えていると思います。
富のテキトーな応募で騙されたと思っていても、既に皆さんの行動が社会の為に、また自分の為にもなっています。
音の仕事だけでなく、仕事というものは、本気で無いとできないものですね。
肩書きとか、給料とか、そんな物を超えて自分自信を見つめ直すいい機会になったのではないでしょうか?
どうか、この感覚を忘れないうちに書き留めて、自分の道を進む糧として下さい。
スタッフ研修生の皆さん、今回も!ありがとうございました。
レポートお待ちしています。
富
昨年の様子はこちらです。
ラベル:
KashiwaMatsuri,
OUTSIDE SR,
PROJECT終了報告
2008.7.21 バレエ公演SR 終了報告
2008.7.21 バレエ公演SR 終了報告
日時:7月21日(月)海の日の振替休日です。
場所:神奈川県 湘南台
スタッフ:佐藤映里子
終了報告
当日いくつかのトラブル&発見がありました。
1:01Vのファンタムとレベル低下について。
MD×2とCDは、XLRでコンソールに入力していましたが、この際、通常よりコンソールへの到達レベルが、20〜30dB低かった。
これは、Phantamの切り忘れによるトラブルであった。
01Vは4ch単位でのPhantam切り替えになるので、今後要注意が必要。
2:公演開始前のCUEシート行方不明
皆さん、ポケットには注意しましょう。
3:Auto Cueは-72dBだが、やはりMD350でAuto Cueを使った時の音頭は、自然でない感じがします。
4:デルタマックスDML1152で、ここまででるのが正直びっくりした。
うちのスピーカーはデルタマックスの後継機なので、設定次第だなとおもった。
下見の画像を載せておきます。
日時:7月21日(月)海の日の振替休日です。
場所:神奈川県 湘南台
スタッフ:佐藤映里子
終了報告
当日いくつかのトラブル&発見がありました。
1:01Vのファンタムとレベル低下について。
MD×2とCDは、XLRでコンソールに入力していましたが、この際、通常よりコンソールへの到達レベルが、20〜30dB低かった。
これは、Phantamの切り忘れによるトラブルであった。
01Vは4ch単位でのPhantam切り替えになるので、今後要注意が必要。
2:公演開始前のCUEシート行方不明
皆さん、ポケットには注意しましょう。
3:Auto Cueは-72dBだが、やはりMD350でAuto Cueを使った時の音頭は、自然でない感じがします。
4:デルタマックスDML1152で、ここまででるのが正直びっくりした。
うちのスピーカーはデルタマックスの後継機なので、設定次第だなとおもった。
下見の画像を載せておきます。
ラベル:
PROJECT終了報告
2008年7月25日金曜日
2008.7.21 バレエ公演SR STAFF REPORT 37RP
2008.7.21 バレエ公演SR STAFF REPORT 37RP
7月21日 湘南台バレエSRレポート
9:00から搬入が始まった。照明の方々と同時に行ったのでお互いに邪魔にならない様にものをおいたりずらしたり、搬入するものは重くて高価なものが多いので常に周りに気を配らないといけないと思った。今回は、富さんの他にスタッフが私一人であったので、前回よりもしっかり言われたことをやったり、率先して動かなければいけないと思っていた。しかし、まずケーブルの種類、何をどこに使うのか等をよく覚えていなかったため、言われたものが分からなかったり、出せないことが多かった。BLOG等にも写真つきで載せているものもあるので早く名前とものが一致するように、最低限指示されたものくらい分かるようにしたい。
ステージ上に、ホールのスピーカーSX300とZX1のスピーカーを設置して電源確保をした。その後、客席の最後列正面の椅子を外して、机を置いてもらってミキサー卓等を設置した。その後ろの壁にマルチケーブルや電源をつなげるところがあった。結線をする時に指示された通りに行おうとしたが、手際が悪い上に、INとOUTを間違えて、富さんに「録音じゃないぞ」と言われてしまった。少し考えれば分かることなのに、間違えるのは身に付いていないからだと思った。
もう一つ常識的なことを間違えたのは、アンプのボリュームを絞る時に逆に動かしてしまったことだ。これは音響に限らず、様々な機器はそのように右に回すとボリュームが上がり、左が下がる様になっているという一般常識だと思う。4月の授業の時から言われていた事であるのに、実際逆にしてしまった。今後絶対間違えない様にしたい。
そして、「カゲアナ」のマイクが下手奥にあり、「がなり」のマイクを客席に置いた。今回、この2つのマイクの使い方をリハーサルと本番を通して知る事ができた。
「カゲアナマイク」・・・お客さんから見えないところで使われるアナウンス用のマイク、舞台袖で行 われる。今回は、演目ごとに題名の紹介と演目のなかで鈴の音を出す時に使用 した。
「がなりマイク」・・・ リハーサル時に演出家などが客席から舞台上の役者に指示を出すためのマイ ク。今回、本番でもう一本のカゲアナ用として使用した。
この2つのマイクのレベルの調整、使用時のフォローも音響スタッフの大切な仕事であることが分かった。
本番時は、鈴の音を出す時と最後のアナウンスの時にマイクのスイッチを入れたり、アナウンスを行う方が行いやすいようにしたりするだけで特に仕事がなかった。舞台監督の方がずっと下手から指示を出している様子をみて、このように音響と照明と出演者が連動して一つの舞台が創られていく事が分かりとても勉強になった。
最後に一つ印象的だった出来事があった。リハーサルの後、本番前に楽屋の前を早足で通っていた時、出演者の6、7歳くらいの子が5、6人固まっていたのだが、そのうちの一人が「よろしくお願いします」と声を掛けてきた事だ。きっと、先生からホールにいるスタッフには誰にでも挨拶しなさいと教えられているのだとは思うが、果たして私がこのくらいの年齢の時にこんなに爽やかに知らない人に挨拶できただろうか・・そして、いまだに学校で「挨拶」「挨拶」と教えられている自分たちはどうなのだろう・・・と。しかし、その一言で何か「頑張ろう!」と思った瞬間だった。挨拶の大切さというのはこういう事なのだろうと小さい子供から教えられた。
仕込み、リハーサル、本番と経験し、今回は一つの公演がどのようにつくられていくのかが分かり、そこで音響スタッフとしてはどのように動いたら良いのか、どうすれば良かったのかをもっと考えていかなければいけないと思った。そして、仕事をするという事は誰かの役にたつということだと思う。
しかし、まだまだ自分は誰の役にも立てていないと思うので、少しでも誰かの役にたてるように、音響スタッフとして基本的な機材やケーブル、専門用語を少しずつでも覚えて身につけていきたいと思う。そして、何か行動する前にもう少し何を確認すれば良いのか、何をするのかを明確にしてから動けるようにしたい。
以上で報告を終了します。反省点は山のようにありますが、SRっていいなあと思った1日でもありました。貴重な経験をありがとうございました。また、勉強して応募したいと思います。
7月21日 湘南台バレエSRレポート
9:00から搬入が始まった。照明の方々と同時に行ったのでお互いに邪魔にならない様にものをおいたりずらしたり、搬入するものは重くて高価なものが多いので常に周りに気を配らないといけないと思った。今回は、富さんの他にスタッフが私一人であったので、前回よりもしっかり言われたことをやったり、率先して動かなければいけないと思っていた。しかし、まずケーブルの種類、何をどこに使うのか等をよく覚えていなかったため、言われたものが分からなかったり、出せないことが多かった。BLOG等にも写真つきで載せているものもあるので早く名前とものが一致するように、最低限指示されたものくらい分かるようにしたい。
ステージ上に、ホールのスピーカーSX300とZX1のスピーカーを設置して電源確保をした。その後、客席の最後列正面の椅子を外して、机を置いてもらってミキサー卓等を設置した。その後ろの壁にマルチケーブルや電源をつなげるところがあった。結線をする時に指示された通りに行おうとしたが、手際が悪い上に、INとOUTを間違えて、富さんに「録音じゃないぞ」と言われてしまった。少し考えれば分かることなのに、間違えるのは身に付いていないからだと思った。
もう一つ常識的なことを間違えたのは、アンプのボリュームを絞る時に逆に動かしてしまったことだ。これは音響に限らず、様々な機器はそのように右に回すとボリュームが上がり、左が下がる様になっているという一般常識だと思う。4月の授業の時から言われていた事であるのに、実際逆にしてしまった。今後絶対間違えない様にしたい。
そして、「カゲアナ」のマイクが下手奥にあり、「がなり」のマイクを客席に置いた。今回、この2つのマイクの使い方をリハーサルと本番を通して知る事ができた。
「カゲアナマイク」・・・お客さんから見えないところで使われるアナウンス用のマイク、舞台袖で行 われる。今回は、演目ごとに題名の紹介と演目のなかで鈴の音を出す時に使用 した。
「がなりマイク」・・・ リハーサル時に演出家などが客席から舞台上の役者に指示を出すためのマイ ク。今回、本番でもう一本のカゲアナ用として使用した。
この2つのマイクのレベルの調整、使用時のフォローも音響スタッフの大切な仕事であることが分かった。
本番時は、鈴の音を出す時と最後のアナウンスの時にマイクのスイッチを入れたり、アナウンスを行う方が行いやすいようにしたりするだけで特に仕事がなかった。舞台監督の方がずっと下手から指示を出している様子をみて、このように音響と照明と出演者が連動して一つの舞台が創られていく事が分かりとても勉強になった。
最後に一つ印象的だった出来事があった。リハーサルの後、本番前に楽屋の前を早足で通っていた時、出演者の6、7歳くらいの子が5、6人固まっていたのだが、そのうちの一人が「よろしくお願いします」と声を掛けてきた事だ。きっと、先生からホールにいるスタッフには誰にでも挨拶しなさいと教えられているのだとは思うが、果たして私がこのくらいの年齢の時にこんなに爽やかに知らない人に挨拶できただろうか・・そして、いまだに学校で「挨拶」「挨拶」と教えられている自分たちはどうなのだろう・・・と。しかし、その一言で何か「頑張ろう!」と思った瞬間だった。挨拶の大切さというのはこういう事なのだろうと小さい子供から教えられた。
仕込み、リハーサル、本番と経験し、今回は一つの公演がどのようにつくられていくのかが分かり、そこで音響スタッフとしてはどのように動いたら良いのか、どうすれば良かったのかをもっと考えていかなければいけないと思った。そして、仕事をするという事は誰かの役にたつということだと思う。
しかし、まだまだ自分は誰の役にも立てていないと思うので、少しでも誰かの役にたてるように、音響スタッフとして基本的な機材やケーブル、専門用語を少しずつでも覚えて身につけていきたいと思う。そして、何か行動する前にもう少し何を確認すれば良いのか、何をするのかを明確にしてから動けるようにしたい。
以上で報告を終了します。反省点は山のようにありますが、SRっていいなあと思った1日でもありました。貴重な経験をありがとうございました。また、勉強して応募したいと思います。
ラベル:
STAFF REPORT
2008年7月21日月曜日
2008.7.12 BRASS BAND LIVE RECORDING STAFF REPORT 37RP
2008.7.12 BRASS BAND LIVE RECORDING STAFF REPORT 37RP
2008年7月12日に行われた、ブラスバンドの演奏会の事についてレポートします。
7月11日...学校の授業が終わってから、12日行われる、ブラス演奏会のリハーサルに参加するため宇都宮に向かいました。
演奏会をする会場は、栃木県は宇都宮市の宇都宮教育会館でした。
僕は学校の授業がフルタイムだったので、リハーサルの最後のところから参加しました。
リハーサルはすごく落ち着いていました。
やはり本番の前日でした。
2階の音響室に行って富さんの機材を見て、思った以上にコンパクトな感じで
ちょっとビックリしました。
メインミキサがヤマハの01V96でモニターシステムは
ヤマハのNS-M125とSonyのCD900Sでした。
レコーダシステムは全部デジタルのシステムになっていました。
メインレコーダがAlesis Adat HD24でした。
4chのR-44という携帯用レコーダでバックアップの素材を録っていました。
2台のレコーダで録っていました。
これで簡単にブラスバンドを録ることができるのが凄かったです。
一応リハーサルが終わってから舞台のマイクを取り揃えるときまたビックリしました。
確かインタネットで見たマイクだったですがドンだけ小さいか、本当にビックリしました。
これ6本でこの舞台を写させたの???こんな感じでした。
マイクは「AKGC414BXLII、DPA4006、Neumann KM184」でした。
いい時代に住んでいるのは間違いないですね!!
これで前日のリハーサルが終わって僕は友達の家で1泊とまりました。
次の本番の日...
だいたい朝の9時から仕事が始まりました。
本番が14:00時からで、その前に全部チェックすべきだったです。
バンドの人が来る前に全部マイクを設置しましてマイクテストを始めました。
マイク6本で録るクラシックだからか、あまり時間がかからなかったです。
午前中、最後のリハーサルがありました。
あの時、僕は舞台でスピーカから出ている音と聞き比べるため舞台にいました。
やっぱり耳で感じられる音楽と、体で感じられる音楽は全然違いました。
音響室にあったスピカーの再生できる周波数が小さいから
そう思われるかもしれないですが何か物足りないな感じでした。
いよいよ本番がはじめ...
レコーダで録り始めました。
Sample late 48k, Clock Source - Word, 24bitで
後はOptical「光ケーブル」で音声信号を受けていました。
たった1本で8chの素材を録ることができるのが凄かったです。
無事に本番が終わりました。
以外に本番に入ってする事が少なかったです。
終わったからすぐ撤収が始まりました。
それで全部終わりました。
この二日間本当に勉強になりました。
ありがとうございます。
また応募します。
2008年7月12日に行われた、ブラスバンドの演奏会の事についてレポートします。
7月11日...学校の授業が終わってから、12日行われる、ブラス演奏会のリハーサルに参加するため宇都宮に向かいました。
演奏会をする会場は、栃木県は宇都宮市の宇都宮教育会館でした。
僕は学校の授業がフルタイムだったので、リハーサルの最後のところから参加しました。
リハーサルはすごく落ち着いていました。
やはり本番の前日でした。
2階の音響室に行って富さんの機材を見て、思った以上にコンパクトな感じで
ちょっとビックリしました。
メインミキサがヤマハの01V96でモニターシステムは
ヤマハのNS-M125とSonyのCD900Sでした。
レコーダシステムは全部デジタルのシステムになっていました。
メインレコーダがAlesis Adat HD24でした。
4chのR-44という携帯用レコーダでバックアップの素材を録っていました。
2台のレコーダで録っていました。
これで簡単にブラスバンドを録ることができるのが凄かったです。
一応リハーサルが終わってから舞台のマイクを取り揃えるときまたビックリしました。
確かインタネットで見たマイクだったですがドンだけ小さいか、本当にビックリしました。
これ6本でこの舞台を写させたの???こんな感じでした。
マイクは「AKGC414BXLII、DPA4006、Neumann KM184」でした。
いい時代に住んでいるのは間違いないですね!!
これで前日のリハーサルが終わって僕は友達の家で1泊とまりました。
次の本番の日...
だいたい朝の9時から仕事が始まりました。
本番が14:00時からで、その前に全部チェックすべきだったです。
バンドの人が来る前に全部マイクを設置しましてマイクテストを始めました。
マイク6本で録るクラシックだからか、あまり時間がかからなかったです。
午前中、最後のリハーサルがありました。
あの時、僕は舞台でスピーカから出ている音と聞き比べるため舞台にいました。
やっぱり耳で感じられる音楽と、体で感じられる音楽は全然違いました。
音響室にあったスピカーの再生できる周波数が小さいから
そう思われるかもしれないですが何か物足りないな感じでした。
いよいよ本番がはじめ...
レコーダで録り始めました。
Sample late 48k, Clock Source - Word, 24bitで
後はOptical「光ケーブル」で音声信号を受けていました。
たった1本で8chの素材を録ることができるのが凄かったです。
無事に本番が終わりました。
以外に本番に入ってする事が少なかったです。
終わったからすぐ撤収が始まりました。
それで全部終わりました。
この二日間本当に勉強になりました。
ありがとうございます。
また応募します。
ラベル:
STAFF REPORT
2008年7月12日土曜日
2008.7.12 BRASS BAND LIVE RECORDING 終了報告
2008.7.12 BRASS BAND LIVE RECORDING 終了報告
日時:7月12日(土)
場所:宇都宮市 栃木教育会館大ホール
内容:ブリティッシュスタイルの金管バンドライブレコーディング
出演:宇都宮ブラスソサエティ
終了報告:ここ数年、担当している金管バンドの演奏会録音でした。
搬入:バンドの皆さんのご好意で、前日夜から仕込みでした。
搬入は、下手客席側の通路非常口より搬入。
角材無し、雨よけ無し、段差が少しだけあるので、コンパクトな機材を目指した。
また、当日夕立が予想されたので、スタンドは、スタンドケースに必要な本数だけを分けておいたことで、スムーズに搬入出来た。
機材は、01V、HD24、MixCable、MixAcc、StageCable、CondencerMic、YAMAHA SP、2P一箱
一人搬入でしたので、ステージ周りをさっさとセッティングしてから音響室へ上がりました。
さすがにやっぱり、階段が狭い。
卓周りのセッティングは以下の通りですが、来年度以降も注意すべき点としては以下の通りです。
1・パッチ盤から、立ち上げで届く距離にテーブルを移動すると楽でした。
2・HDRはうるさいので少しだけ下にしながらも、メーターが見れないとやりにくいので、
こんな感じでロケータだけを延ばしてを使ってました。
3・ITVのモニターを、少し録音側に向けさせていただきました。
録音は、マスターが2mixがR-44 Coaxial 24bit48kで、HD24でバックアップ
VTRへは、Aux1-2 to Omni1-2より、会館マルチ回線を使用、50m+10mで、出先まではバランスで送り、DIを逆に使用して分配した。 DIでPad-20dB入れ。
会館送りは必要のようです。 Aux4 to Omni4(WLとカゲアナ抜き)
WLとカゲアナはパラジャックの後に、トランスを入れて録音分配。
ステージ上の画像です。
本番終了後、17:30には宇都宮を出発しましたが、こんなに日が長くなりました。
搬出は雨に振られず、暑かったです。
STAFF 朴政彦
日時:7月12日(土)
場所:宇都宮市 栃木教育会館大ホール
内容:ブリティッシュスタイルの金管バンドライブレコーディング
出演:宇都宮ブラスソサエティ
終了報告:ここ数年、担当している金管バンドの演奏会録音でした。
搬入:バンドの皆さんのご好意で、前日夜から仕込みでした。
搬入は、下手客席側の通路非常口より搬入。
角材無し、雨よけ無し、段差が少しだけあるので、コンパクトな機材を目指した。
また、当日夕立が予想されたので、スタンドは、スタンドケースに必要な本数だけを分けておいたことで、スムーズに搬入出来た。
機材は、01V、HD24、MixCable、MixAcc、StageCable、CondencerMic、YAMAHA SP、2P一箱
一人搬入でしたので、ステージ周りをさっさとセッティングしてから音響室へ上がりました。
さすがにやっぱり、階段が狭い。
卓周りのセッティングは以下の通りですが、来年度以降も注意すべき点としては以下の通りです。
1・パッチ盤から、立ち上げで届く距離にテーブルを移動すると楽でした。
2・HDRはうるさいので少しだけ下にしながらも、メーターが見れないとやりにくいので、
こんな感じでロケータだけを延ばしてを使ってました。
3・ITVのモニターを、少し録音側に向けさせていただきました。
録音は、マスターが2mixがR-44 Coaxial 24bit48kで、HD24でバックアップ
VTRへは、Aux1-2 to Omni1-2より、会館マルチ回線を使用、50m+10mで、出先まではバランスで送り、DIを逆に使用して分配した。 DIでPad-20dB入れ。
会館送りは必要のようです。 Aux4 to Omni4(WLとカゲアナ抜き)
WLとカゲアナはパラジャックの後に、トランスを入れて録音分配。
ステージ上の画像です。
本番終了後、17:30には宇都宮を出発しましたが、こんなに日が長くなりました。
搬出は雨に振られず、暑かったです。
STAFF 朴政彦
ラベル:
PROJECT終了報告
2008年7月8日火曜日
2008.6.28 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 37RP-4
2008.6.28 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 37RP-4
6/28『ゴスペルコンサート』の研修を終えて。
まず自分の出来ることを出来る範囲でしっかりやろう。と思っていましたが、当日遅刻。
研修だからと言ってしまえばそれまでなのだが、仕事をしにいっていたとしたら、即クビだろう。アシスタントの代わりなどいくらでも居る。 まず生活習慣から変えないといけないと思いました。
そして仕事の内容としては、自分の出来はひどいものでした。
普段は聞き慣れない専門用語。普段とは違うピリピリした空気。
恐らくその空気に飲まれていたのもあるのだろうけど、ひどく何も出来なかったと思う。
ハモンドオルガンのアンプを上手から運ぼうとしている時、僕は何もせず、見ていただけだった。 人手が足りているからいいかなという気持ちがどこかにあったんだろう。
出演者が運んでいるにもかかわらず、スタッフが何もしない。 自分で恥ずかしく思う。
本番途中にも上手にいる時、出演者が客席に降りて行き、モニタースピーカにマイクケーブルが引っかかりそうになったときにインカムから指示が飛んでいるにもかかわらず、すぐに飛び出してケーブルを直すことが出来なかった。
結局、僕がまごまご戸惑っているうちに下手にいるモニタをしていた戸田音響の大坪さんがステージに飛び出してケーブルを直していた。 自分としてはとても不甲斐なかった。
知識もなくただ付いて行くことしか出来ない。
次に何をしたらいいのかわからないもどかしさ。
何をしたら良いか聞いて、ただ言われた事しか出来ない。
それすらまともにこなせない不甲斐なさ。
自分の無力さを知った一日でした。
録音にはSRの仕事を盗み、SRには録音の仕事を盗む。
そんな事を考えていながら仕事をしていたが、それ以前の話だ。
目の前にある仕事もこなせない人間にそんな言葉はまだ必要なかった。
自分の理解力、知識の無さ、準備の足りなさ。を思い知りました。
授業でもそんな気持ちになる事はたまにあるが、あそこまでの危機感と情けなさは芽生えないだろう。
自分はまだ何も出来ない人間という事。
そしてやる気になれば決して出来ない事ではないと言う事。
それを知る事が、自分にとって確実にプラスになると思える研修でした。
良い経験をさせて頂きました。
6/28『ゴスペルコンサート』の研修を終えて。
まず自分の出来ることを出来る範囲でしっかりやろう。と思っていましたが、当日遅刻。
研修だからと言ってしまえばそれまでなのだが、仕事をしにいっていたとしたら、即クビだろう。アシスタントの代わりなどいくらでも居る。 まず生活習慣から変えないといけないと思いました。
そして仕事の内容としては、自分の出来はひどいものでした。
普段は聞き慣れない専門用語。普段とは違うピリピリした空気。
恐らくその空気に飲まれていたのもあるのだろうけど、ひどく何も出来なかったと思う。
ハモンドオルガンのアンプを上手から運ぼうとしている時、僕は何もせず、見ていただけだった。 人手が足りているからいいかなという気持ちがどこかにあったんだろう。
出演者が運んでいるにもかかわらず、スタッフが何もしない。 自分で恥ずかしく思う。
本番途中にも上手にいる時、出演者が客席に降りて行き、モニタースピーカにマイクケーブルが引っかかりそうになったときにインカムから指示が飛んでいるにもかかわらず、すぐに飛び出してケーブルを直すことが出来なかった。
結局、僕がまごまご戸惑っているうちに下手にいるモニタをしていた戸田音響の大坪さんがステージに飛び出してケーブルを直していた。 自分としてはとても不甲斐なかった。
知識もなくただ付いて行くことしか出来ない。
次に何をしたらいいのかわからないもどかしさ。
何をしたら良いか聞いて、ただ言われた事しか出来ない。
それすらまともにこなせない不甲斐なさ。
自分の無力さを知った一日でした。
録音にはSRの仕事を盗み、SRには録音の仕事を盗む。
そんな事を考えていながら仕事をしていたが、それ以前の話だ。
目の前にある仕事もこなせない人間にそんな言葉はまだ必要なかった。
自分の理解力、知識の無さ、準備の足りなさ。を思い知りました。
授業でもそんな気持ちになる事はたまにあるが、あそこまでの危機感と情けなさは芽生えないだろう。
自分はまだ何も出来ない人間という事。
そしてやる気になれば決して出来ない事ではないと言う事。
それを知る事が、自分にとって確実にプラスになると思える研修でした。
良い経験をさせて頂きました。
ラベル:
STAFF REPORT
2008年7月7日月曜日
2008.6.28 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 37RP-3
2008.6.28 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 37RP-3
今まで憧れていた音響の世界を自ら体験出来ると言うことで、とても貴重な経験が出来ると共に本当に自分は音響という道を選んで良いのか、本当に音響の道に進みたいのか、私自身の気持ちの確認をするべく今回の研修への参加を決めました。
元々私は音楽が好きでコンサートにもよく行っていました。
初めて行ったコンサートでの感動が忘れられず、「私もコンサートを作り上げる一人になりたい!」と思ったことがきっかけで音響の仕事に興味を持つようになりました。今までは憧れの思いだけで突き進んで来ましたが、実際本気で仕事にしたいと思っているのならば、もうそのような考えだけでは難しいのではないかと最近では思うようになりました。
しかし、私自身、少し打たれ弱いところがあり、実際音響の仕事に就いても現場の空気に押しつぶされるのではないか、つらい日々が続いたら仕事が嫌になってしまうのではないか、という不安が私の中に生まれてきていました。この研修で、少しでも自分の気持ちがどれほど本気なのか解ればいいな、と初めは簡単な気持ちで構えていました。
しかし、段々と当日が近づいてきて、打ち合わせが行われると、不安で不安で堪らなくなってきました。話を聞けば聞くほど自分では役に立つことが出来ないと思えてくるのです。殆ど経験も無く、知識すら乏しい私が本当の現場でどのように行動出来るのか全く想像もつかないのです。楽しみにしていた筈のボランティアですが、この不安からか参加したくないと思ってしまうほどでした。
偏見かも知れませんが、現場という所は怒鳴り声が響き渡り、どうしても恐い世界というのが私のイメージでした。その世界に自分で入りたいと望んだのだから、物怖じしてはいけないと、何とか自分自身に気合を入れていました。大変なことは承知の上です。その大変さを体験するために参加を決めたのです。だから私は頑張らなければいけないのだと、自分に言い聞かせていました。
いざ当日を迎えると、自分の中で何かが吹っ切れたのか前日までの不安が嘘のように無くなっていました。だから私は安心して会場に向かいました。しかしその安心も長くは続きませんでした。
見ること、聞くこと、触れること、全てが初めての現場です。当然のことですが、授業のようにメモを取る余裕なんてありません。現場での動き方や、搬入の仕方、音響としての心構え、ためになる話はたくさん聞きましたし、身をもって経験しました。しかしそれらは全て自分自身の頭と身体で覚えていかなければならないのです。メモをとって記録を残しておくことはとても大事なことですし、後々自分のためになるものです。けれども、百聞は一見にしかずと言うようにただ話を聞いてメモを取るのと、実際現場で動くのとでは理解力が全く違います。「音響の世界は習うより慣れろの世界だ。」という話を聞いたことがありますが、全くその通りで、いくら頭で分かっていても体が動かなければ意味が無いのだと実感しました。現場ならではの独特の緊迫感、失敗してはいけないという私自身の今までにない緊張感は授業では経験出来るものでは無いと思います。搬入やステージのセッティングで既に緊張はしていましたが、プロの演奏家の方々が実際にお見えになると益々緊張が高まって、改めてプロの現場の厳しさを実感しました。
いくら音響の仕事に憧れていても、いくらやる気があっても普段の生活や授業などではどうしても自分の中に甘えが出てしまうことがあります。事実、最近の私がそうでした。しかし、今回の研修に参加したことで、先ずは普段の意識を変えることが第一だということに気が付きました。
勉強を始めた当初の良い意味での緊張感、そして音響への過度な憧れ、初々しい気持ちを私はいつしか忘れていました。知識が増えていくにつれて薄れていくそのような感情がもう一度芽生えるきっかけにこの研修はなったと思います。
そして、今まで抱いていた音響のイメージをもう一度一から自分の中に新しく思い描くことが出来ました。厳しいのだろうな、と思う反面どこかで理想ばかりが私の中で先走っていました。今回のことだけで現場の全てを知った訳ではありませんが、実際に体験した厳しさを忘れずに、今までとは違った視点で私が目指す音響の仕事について憧れを持てたら良いと思います。しかし、今回の研修で自分の気持ちに多少自信がなくなったのも事実です。役に立てていない自分、知識もなく、動くことさえ出来ないのです。本気で目指すならそれなりの態度で音響に向き合っていかなければならないのだと思います。
中途半端に夢を見ていた自分が恥ずかしく思えました。本気で自分の職業にしたいと思うならば、現実をきちんと見て、理想に埋もれないようにしなければなりません。そして、思うだけでなく行動することです。私自身もっと積極的に動かなければいけないのだと痛感しました。
今回の研修で得たものは数え切れないほどです。
たくさん失敗もして他のスタッフの方たちにご迷惑をお掛けしてしまいました。
しかし、失敗をするから成長できるのだと私は思います。
私はそれだけ成長出来る要素を持っているのだと思って前向きに考えることにしました。
でないと打たれ弱い私のことですからきっと嫌になってしまうと思うのです。小さな失敗が大きな成功を生むと信じて、そして、小さな失敗を大きな成功に自分の手で変えられるように失敗を恐れずにひたすら歩いて行きたいと思います。
今まで憧れていた音響の世界を自ら体験出来ると言うことで、とても貴重な経験が出来ると共に本当に自分は音響という道を選んで良いのか、本当に音響の道に進みたいのか、私自身の気持ちの確認をするべく今回の研修への参加を決めました。
元々私は音楽が好きでコンサートにもよく行っていました。
初めて行ったコンサートでの感動が忘れられず、「私もコンサートを作り上げる一人になりたい!」と思ったことがきっかけで音響の仕事に興味を持つようになりました。今までは憧れの思いだけで突き進んで来ましたが、実際本気で仕事にしたいと思っているのならば、もうそのような考えだけでは難しいのではないかと最近では思うようになりました。
しかし、私自身、少し打たれ弱いところがあり、実際音響の仕事に就いても現場の空気に押しつぶされるのではないか、つらい日々が続いたら仕事が嫌になってしまうのではないか、という不安が私の中に生まれてきていました。この研修で、少しでも自分の気持ちがどれほど本気なのか解ればいいな、と初めは簡単な気持ちで構えていました。
しかし、段々と当日が近づいてきて、打ち合わせが行われると、不安で不安で堪らなくなってきました。話を聞けば聞くほど自分では役に立つことが出来ないと思えてくるのです。殆ど経験も無く、知識すら乏しい私が本当の現場でどのように行動出来るのか全く想像もつかないのです。楽しみにしていた筈のボランティアですが、この不安からか参加したくないと思ってしまうほどでした。
偏見かも知れませんが、現場という所は怒鳴り声が響き渡り、どうしても恐い世界というのが私のイメージでした。その世界に自分で入りたいと望んだのだから、物怖じしてはいけないと、何とか自分自身に気合を入れていました。大変なことは承知の上です。その大変さを体験するために参加を決めたのです。だから私は頑張らなければいけないのだと、自分に言い聞かせていました。
いざ当日を迎えると、自分の中で何かが吹っ切れたのか前日までの不安が嘘のように無くなっていました。だから私は安心して会場に向かいました。しかしその安心も長くは続きませんでした。
見ること、聞くこと、触れること、全てが初めての現場です。当然のことですが、授業のようにメモを取る余裕なんてありません。現場での動き方や、搬入の仕方、音響としての心構え、ためになる話はたくさん聞きましたし、身をもって経験しました。しかしそれらは全て自分自身の頭と身体で覚えていかなければならないのです。メモをとって記録を残しておくことはとても大事なことですし、後々自分のためになるものです。けれども、百聞は一見にしかずと言うようにただ話を聞いてメモを取るのと、実際現場で動くのとでは理解力が全く違います。「音響の世界は習うより慣れろの世界だ。」という話を聞いたことがありますが、全くその通りで、いくら頭で分かっていても体が動かなければ意味が無いのだと実感しました。現場ならではの独特の緊迫感、失敗してはいけないという私自身の今までにない緊張感は授業では経験出来るものでは無いと思います。搬入やステージのセッティングで既に緊張はしていましたが、プロの演奏家の方々が実際にお見えになると益々緊張が高まって、改めてプロの現場の厳しさを実感しました。
いくら音響の仕事に憧れていても、いくらやる気があっても普段の生活や授業などではどうしても自分の中に甘えが出てしまうことがあります。事実、最近の私がそうでした。しかし、今回の研修に参加したことで、先ずは普段の意識を変えることが第一だということに気が付きました。
勉強を始めた当初の良い意味での緊張感、そして音響への過度な憧れ、初々しい気持ちを私はいつしか忘れていました。知識が増えていくにつれて薄れていくそのような感情がもう一度芽生えるきっかけにこの研修はなったと思います。
そして、今まで抱いていた音響のイメージをもう一度一から自分の中に新しく思い描くことが出来ました。厳しいのだろうな、と思う反面どこかで理想ばかりが私の中で先走っていました。今回のことだけで現場の全てを知った訳ではありませんが、実際に体験した厳しさを忘れずに、今までとは違った視点で私が目指す音響の仕事について憧れを持てたら良いと思います。しかし、今回の研修で自分の気持ちに多少自信がなくなったのも事実です。役に立てていない自分、知識もなく、動くことさえ出来ないのです。本気で目指すならそれなりの態度で音響に向き合っていかなければならないのだと思います。
中途半端に夢を見ていた自分が恥ずかしく思えました。本気で自分の職業にしたいと思うならば、現実をきちんと見て、理想に埋もれないようにしなければなりません。そして、思うだけでなく行動することです。私自身もっと積極的に動かなければいけないのだと痛感しました。
今回の研修で得たものは数え切れないほどです。
たくさん失敗もして他のスタッフの方たちにご迷惑をお掛けしてしまいました。
しかし、失敗をするから成長できるのだと私は思います。
私はそれだけ成長出来る要素を持っているのだと思って前向きに考えることにしました。
でないと打たれ弱い私のことですからきっと嫌になってしまうと思うのです。小さな失敗が大きな成功を生むと信じて、そして、小さな失敗を大きな成功に自分の手で変えられるように失敗を恐れずにひたすら歩いて行きたいと思います。
ラベル:
STAFF REPORT
2008.6.28 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 37RP-2
2008.6.28 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 37RP-2
初めて研修に参加させていただきました。
参加する前に色々復習や予習などをしたのですが、やはり話で聞くのと実際やるのとでは全然違うなぁと実感しました。
自分から仕事を探す、コミュニケーションをとる、言われる前に先に動く……などやらなければならないとわかっていても、行動にうつせない自分がいました。
そして一度言われた指示を「はい」と返事したにも関わらず、緊張からかパニックになってしまって忘れてしまったり、持ってきてと頼まれたものがわからなくなってしまったり…ということもありました。
どんなことがあっても、冷静さを忘れてはいけないなと思いました。
今回参加して特に感じた事は、まだまだ知識が足りないなということ、そしてそれ以上と言っていいくらいコミュニケーション力がないなということです。
これからも自分への課題がなくなるわけではありませんが、向上心を忘れずにいきたいです。
今回はお世話になりました。ありがとうございました。
初めて研修に参加させていただきました。
参加する前に色々復習や予習などをしたのですが、やはり話で聞くのと実際やるのとでは全然違うなぁと実感しました。
自分から仕事を探す、コミュニケーションをとる、言われる前に先に動く……などやらなければならないとわかっていても、行動にうつせない自分がいました。
そして一度言われた指示を「はい」と返事したにも関わらず、緊張からかパニックになってしまって忘れてしまったり、持ってきてと頼まれたものがわからなくなってしまったり…ということもありました。
どんなことがあっても、冷静さを忘れてはいけないなと思いました。
今回参加して特に感じた事は、まだまだ知識が足りないなということ、そしてそれ以上と言っていいくらいコミュニケーション力がないなということです。
これからも自分への課題がなくなるわけではありませんが、向上心を忘れずにいきたいです。
今回はお世話になりました。ありがとうございました。
ラベル:
STAFF REPORT
2008.6.28 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 37RP-1
2008.6.28 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 37RP-1
28日のアミュー立川でのゴスペルコンサートのレポートです。
まず全体を振り返ってアシスタントとして思ったこと。
・自分の心と体のモチベーションをコントロールする能力が足りていなかったということ。
・それを知るためのいい経験が出来たということ。
28日の集合時間は8時45分。メンバーは富さん、戸田音響の大坪さん、あと同じISAの石川さん、中田さん、宮川さん。
搬入口が開くのを待ち、出演者さん二人も加わって3階の小ホールに2回に分けて機材を運ぶ。
エレベーターに開延長ボタンがなく、その代わりに立て掛ける板があったのに気が付かず一人がボタンを押しながら搬入をしてしまった。
今振り返ってみて、
《周りの環境を把握し、その場にあるものをいかに有効に使うかということを、
常に考え先読みすることが大切》だと実感。
↓
搬入の後、マルチケーブルを引きスピーカーを設置。
「~を持ってきて」と言われたときにいちいち探してしまった。
搬入をするのが必死で何が何処にあるか場所を覚えていなく時間がかかってしまった。
《空箱は片付ける》《どんなに忙しくても冷静でいること》
↓
機材のセッティングが終わりサウンドチェック、リハーサルが始まる。
《ぼーっと突っ立ってないで自分が出来ることを見つける!》
《相手が分かりやすいマイクチェックの仕方》
考える、受け身にならない
↓
小休憩。質問するチャンス!
《優先順位を決めて質問出来るようにしておく。》
《あとこの日の場合、休憩で気を休め過ぎたと思う》
《ケーブル・マイクスタンドチェック》
↓
本番。
↓
予定時間より早く終わり撤収。
ケーブル、楽器、機材、スピーカーを片付け戸田音響さん、M-AQUAそれぞれの車へ撤収。
《体力はもちろん頭をもう少し使えたと思う》
《ケーブルは種類ごとに分ける》
↓
解散。
最初に書いた通り[マインドコントロール]が1番の課題になった。
当日までにどれだけ気持ちを高めていくかで調べておく事も変わってくるし、当日の集中力も違ってくる。あと、今まで飲食のアルバイトの経験を生かすことも出来たなと思う。アシスタントとして初歩のことを書いてしまってたがこれからの基本になること。
学ぶこと、たくさんありました。
勉強させてもらってばっかりでそれを還元できるようにお手伝いできるようになりたいです。
いい音を届けれるように。
お疲れ様でしたっ。
28日のアミュー立川でのゴスペルコンサートのレポートです。
まず全体を振り返ってアシスタントとして思ったこと。
・自分の心と体のモチベーションをコントロールする能力が足りていなかったということ。
・それを知るためのいい経験が出来たということ。
28日の集合時間は8時45分。メンバーは富さん、戸田音響の大坪さん、あと同じISAの石川さん、中田さん、宮川さん。
搬入口が開くのを待ち、出演者さん二人も加わって3階の小ホールに2回に分けて機材を運ぶ。
エレベーターに開延長ボタンがなく、その代わりに立て掛ける板があったのに気が付かず一人がボタンを押しながら搬入をしてしまった。
今振り返ってみて、
《周りの環境を把握し、その場にあるものをいかに有効に使うかということを、
常に考え先読みすることが大切》だと実感。
↓
搬入の後、マルチケーブルを引きスピーカーを設置。
「~を持ってきて」と言われたときにいちいち探してしまった。
搬入をするのが必死で何が何処にあるか場所を覚えていなく時間がかかってしまった。
《空箱は片付ける》《どんなに忙しくても冷静でいること》
↓
機材のセッティングが終わりサウンドチェック、リハーサルが始まる。
《ぼーっと突っ立ってないで自分が出来ることを見つける!》
《相手が分かりやすいマイクチェックの仕方》
考える、受け身にならない
↓
小休憩。質問するチャンス!
《優先順位を決めて質問出来るようにしておく。》
《あとこの日の場合、休憩で気を休め過ぎたと思う》
《ケーブル・マイクスタンドチェック》
↓
本番。
↓
予定時間より早く終わり撤収。
ケーブル、楽器、機材、スピーカーを片付け戸田音響さん、M-AQUAそれぞれの車へ撤収。
《体力はもちろん頭をもう少し使えたと思う》
《ケーブルは種類ごとに分ける》
↓
解散。
最初に書いた通り[マインドコントロール]が1番の課題になった。
当日までにどれだけ気持ちを高めていくかで調べておく事も変わってくるし、当日の集中力も違ってくる。あと、今まで飲食のアルバイトの経験を生かすことも出来たなと思う。アシスタントとして初歩のことを書いてしまってたがこれからの基本になること。
学ぶこと、たくさんありました。
勉強させてもらってばっかりでそれを還元できるようにお手伝いできるようになりたいです。
いい音を届けれるように。
お疲れ様でしたっ。
ラベル:
STAFF REPORT
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