2012年6月29日金曜日

2012.06.24 Roppngi Seisaku Daigakuin Daigaku Project終了報告

2012.06.24 Roppngi Seisaku Daigakuin Daigaku Project終了報告
六本木にある、政策大学院大学(GLIPS)の文化祭、音響技術協力に行ってきました。
 今回の依頼は、学校のSさんからの紹介。
やり取りの大部分が英語、世界各国の文化を紹介し、学生同士の交流、広報活動の一環で、フツーの文化祭・学園祭とは趣が違い、とにかくワールドワイドなイベントでした。

会場の想海總ホールは、ときどきクラシックの演奏会もやるような、多目的ホール。
立派な設備でした。
こちらが下見の時の画像でやんす。

会場には学会・講演会・式典をやるにはふさわしい設備がありましたが、音楽の収音と叩きの再生系についてはいささか不安が残りました。

今回はMCやDVD再生については、学生さん運営委員にお任せして、M-AQUAはあくまでそのサポートと、音楽部分のPA、よさこい&ハワイアンなどMD/CD系の叩きを行った。

インドネシアの楽器、圧巻でした。そして繊細。音覚えてる?

このイベントのクライマックスは、各国から来た留学生のファッションショー。
本番前に、学生の音響担当さんからいらいされたので、結果的にM-AQUAのコンソールから出力。

また、来年もお手伝いしたいです。
STAFF
とみ
たけした

2012年6月28日木曜日

2012.06.23 Nishikokubunji Izumi Hall Gospel Live SR 40LC STAFF REPORT

2012.06.23 Nishikokubunji Izumi Hall Gospel Live SR 40LC STAFF REPORT
 6/23(土) 西国分寺いずみホール

<メモ>
・反響の多いホールだった。
L側を鳴らしてるのにR側から音が聞こえたりして不思議な感じがした。
・今回、マイクはダイナミックではなくコンデンサで、すべて上からとった。
(でも普通ゴスペルのソプラノは上からと下から、2つで録るのが基本)
シーバーを持っていないスタッフはその時その時の指示がすぐに伝わってこないので
状況がよくわからなくて不安になる(経験あり)→状況をこまめに伝達する。
・転換は休憩挟んでいたので余裕を持ってできた。
・やっぱり絶対、電源は大事。(入れ忘れ)

今回一番良かったのは、リハ中、富さんがいろいろ調整している間、ゆっくり音を聴けたことです。
反響板の関係で、音(特に低音)がもわもわと聞こえてしまう中、
PAでそれをスッキリさせるには...だけど迫力ある音を失わないためには...と、
いつも以上に音を良く聴き、試行錯誤が必要な環境だったと思います。

Choirのみなさん、リハでもあんなに歌っていたのに、本番も最後までパワフルで凄かったです。
またよろしくお願いします。

2012年6月27日水曜日

2012.06.23 Nishikokubunji Izumi Hall Gospel Live SR 41RP-2 STAFF REPORT

2012.06.23 Nishikokubunji Izumi Hall Gospel Live SR 41RP-2 STAFF REPORT

今回、特に強く次につなげたいと思ったことは、
PAの視点
2年生の動き方
③動くべきときに動く
3点です。

PAの視点
PAの位置は、ステージをよく見渡せる位置にある、ということ。
音の責任者であるPAは、ステージ上で起きていることに敏感に気づかねばならない。
トラブルだけでなく、ミュージシャンの要望もいつとんでくるかわからない(だから視線は常にミュージシャン、つまりステージに向けられている)。そしてときにステージ袖に控える音響スタッフと連絡をとりつつ、それに出来うる限り迅速に対処しなければならない。
卓の横についている間は、その緊張感に圧倒されていました。

Mixingをしているときに、ときどき視線を上空に上げてらっしゃるときがありました。なぜだろうと思って、一緒にやってみたところ、おどろくほど音が客観的に聞こえました。
視覚にとらわれない音とはこんなにも聞こえ方が違うのかと、その違いに驚きました。
一方で、生の音楽に身をゆだねてノリながらMixingしているときももちろんあり、ミュージシャンの持ち味、会場の特性、お客様の雰囲気を理解しつつ、やはり自分が純粋にいい、と思えるその音を信じることも大事なことなのかもしれないと思いました。

2年生の動き方
今回初めて2年生の先輩と現場に参加させていただきました。
2年生の動きひとつひとつが勉強になりましたが、通じて言えるのは「必要とされているときに、確実に動いている」ということです。
インプットチェック中など手が少しでもあいたとき、ステージ上ではケーブルをきれいにしたり、進行表には、リハでの進行のなかでわかった細かい情報を、簡潔に書き込んでいたり、また事前に入った情報(今回はM2を後方へ動かすかもしれないという情報)から、その準備をしたり、モニターの位置を変えたあとは、モニターの聞こえぐあいを最後に確認する、などとにかく常にアンテナをはり、気付き、先回りして行動していた。
早くあのような動き方ができるようになりたい、という明確な目標ができました。

③動くべきときに動く
動くべきときに、動くことができなかった。
リハ中、ステージ上でMic Standを調整しているのは見てわかっていたのに、自分が行くまでもないか・・・という、非常に無責任な気持ちが生まれてしまっていました。意識が低すぎました。結果、そのままステージをじっと見つめながら、その場にとどまっていました。
その直後、富さんに一喝入れられ、遅すぎましたが、それでやっと目が覚めました。
ステージに向かっていくタイミング、スピード(瞬発力)、見る力、変化に気づく力、必要とされていることに気づく力、そのときに対応する力。
すべてが欠けていました。私はステージを見ているようで、まったく見ていなかったことに気づかされました。
言われるまで、行ったほうがいいのだろうか、と思うタイミングがたくさんあったのに、体が動かなかった。本当に悔しかった。
「あっ」と思ったら、その気づきを大事にして、二の足を踏まないこと、走りきること。
しかし、状況によっては、ステージに上がってはいけないタイミングもあるため状況を見極める必要もある。
でも、今回動かなければならない場面が確実にあった。
途中からリハに参加されたPerの方への対応や、Saxの方がリハ中に音響スタッフのほうを見て、モニターに指をさし、なにかを訴えるサインを出したときの対応。
前者は、Perの方がまずステージにあがっていらして位置に着いたらやらねばならないことは考えて想像すれば明白で、まずはしっかりと挨拶、そしてマイキング、モニター位置の調整。後者は、そのとき、何を要望しているのかすぐ駆け寄り、直接聞いて、対応する必要がある。
このスピード感が、ミュージシャンと音響の信頼関係を生むのだと、強く感じた。
このとき、ミュージシャンの身になって考える視点も大事。
ミュージシャンは今こうしてほしいのだろう、そして次はきっとこうしてほしいだろう、というこの先回りの考え方も非常に大事だと感じました。


以上です。今回も参加させていただき、本当にありがとうございました。これからずっと体に覚えさせておかねばならない根源的なことを叩き込まれました。
今後も宜しくお願い致します。

ここから、富の追記・解説になります。
「③動くべきときに動く」について。
わたしが、放送局勤務時代に大事な仕事としてこんな仕事がありました。
「緊急報道」です。
災害・事故・事件など、突発的に報道の必要があった時に、幾つかの仕事があります。
特に中継車を使用して行う生中継・素材伝送などは、一秒一刻を争います。
それは人命がかかっているからなのです。
「誘拐」などは、報道協定(警察及び報道関係者の守秘義務)がありますが、災害等については、その限りではなく、必要な情報を視聴者に届けるためには、各局競争といいながらも、放送人の使命として皆やっているわけです。

ある上司の部長とデスククラスの先輩の話です。
部長「中継をすべき内容であっても、中継車を出すということは、すごく重い」
「なぜなら、一回中継車を動かすのに皆さんから頂いた財源から、その人件費諸経費がでるからである」
デスク「でも、我々はその初動が遅れることによって、視聴者が不利益になってしまうことや、人命に関わることがまずいのです。
放送に関わる人間であれば、誰しもこう思っていますよ。
もし、中継車を出動して、現場に向かい、電波を確保して(放送できる状態にして)、万全な対応をしていても、事件が解決してくれたほうがいいのです、無駄になってもいい」
「台風中継や気象に関することであれば、我々が仕事が無かったほうが(事件や被害が)いいのです」

これをいつも思い出します。
そう、誰かがやるだろうでもなく、気づいて無駄になることなんてないし、私が放送から学んだことはこういうことなのです。

長くなりましたが、ある意味「無駄になってもいい」でも、「無駄なことなんてない」
何より、その音がその場から無くなってしまう前に、その音が聞ける場所に行く事が大切だ。

2012年6月25日月曜日

2012.06.23 Nishikokubunji Izumi Hall Gospel Live SR Project終了報告

2012.06.23 Nishikokubunji Izumi Hall Gospel Live SR Project終了報告

最下部に加筆しました。

2年ぶり。
国立、立川方面で活躍中のゴスペルグループ
今回の特筆は、いやハードルはこんな感じ。
・手あげ(会場は地下1階)
・クラシックホール
・袖が無い(見きれ多し)
・ホリが無い
・コンデンサーマイクでの集音依頼
・生ピアノ
・Fl Sop.Sax  Alto.Sax Tenor.Sax マルチリードの持ち替え+ Guest Fl

サブローをあきらめてよかった。
New Mic AKGの最安値のコンデンサーマイクにチャレンジ。
とにかく表が厳しい会場でした。
モニターのオーダーと、中音で解決or外音での解決の選択肢の決断がうまくいった。

FOH Spaekerはべたおき。角度をつければよかった。
しかし、8オームドライブの落ち着いた感じも、余裕もあってよかった。

ピアノのマイク画像が無かったが、DPA4006×2のスポンジパターン。
全閉より、ほんのちょい5cmあけの方が良かった。
Solo SM58 2時くらい。
choir Mic Pad Off 9時 HAとATTをうまく使うと、えーかんじや。
ピアノも9時くらい。


いつもながらに、到着までのハラハラドキドキ。
しかし、今回は優秀なスタッフに囲まれて、すぐ平静をとりもどせました。

いろんなGospelいろんなChoir Soundがある。
大事なポイントは、ピッチとグルーブとハーモニー。
Tuningも、あまりとっぴょうしなことはせずに、Basicに集中した。

そして、Choir Micは大冒険しました。
本番直前の週に、Micを5本新規に購入整備しました。
AKG ( アーカーゲー )  / PERCEPTION170
AKGのPERCEPTION170というマイクです。¥8,800
音色は自然な感じです。風防が付属していなかったのが惜しいところです。
おかげで、風防無しの勝負にでることができました。
AKGのPERCEPTION170が前列5本、Neumann KM184が後列4本。

Big Band等のSaxMicに悩んでいたところでしたが、これでいきます。

もう一つ書きたいことが、この会場まさに、反響板の前で唄っているようなものです。
あきらかに、反響板から反射してきた中音域と、ダイレクトな高域、もわもわの低域の処理が難しかったです。

Faderの規定をなるべくまもり、HAはあけて、ATTをうまく利用する。
MONはPre Postの設定判断がうまくいった。

プロセも効果的に使えて、すこしだけ楽になりました。

なんか、うまく書こうとしても書けないのですが、本番を通して、Choirのピッチの安定感は良かったと思います。これも、Allコンデンサーのおかげか?

FBに書き込んだ、文章を転載してみます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
西国分寺ゴスペルコンサート終了、終演時に懐かしいゴスペル仲間
(真理ちゃん)に会う。
思い返せば32歳で、フリーになりたての頃は、ほんとうにいろんな人の力を借りてどうにかやってました。
『ワタシワネコーラスのマイクワ、コンデンサーガイイトオモウネ
これは、ネイザンイングラムのメソッドだ。
今日もマージンには不満はあるが、質感とピッチはとても良かった
PAで、コーラス、コンデンサーマイク9本、オフマイク。
10年前なら、あっという間にこころが折れていたかもしれないけれど、やっと先ガ見えてきた。
ダイナミック16本でやろうが、コンデンサー9本でやろうが、気持ちは変わらないし、うたもかわらない。
どちらも、人を信じてやってみること。
コーラスのパートどうしが互いの和声を信じて、ディレクターを信じて奏でるこの音楽に、まだまだ可能性を感じます。
面白かった!

20120627加筆
STAFF:
佐藤 翼
大橋 麻里
嶽下 あい
青木 理佐
とみー

今回撤収時にディレクターの太田さん、Choir代表のよしのさん、お二人から学生スタッフの皆さんの動き・気遣いについて、大変感心してお褒めの言葉をいただきました。

2012.06.23 Nishikokubunji Izumi Hall Gospel Live SR 41RP-1 STAFF REPORT


2012.06.23 Nishikokubunji Izumi Hall Gospel Live SR 41RP-1 STAFF REPORT

6/23のゴスペルコンサートSRのレポートです。

今日学んだ事は
・GEQの調整、サウンドチェックについて。
 →自分で声を出して(もしくは他の人に出してもらって)周波数ごとに調整していく。調整する周波数を決めたら一旦煽って下げていく。どんどん下げていけばハウる事はなくなるが、音の魅力が減っていく。あくまで自然な音。その境目が難しい。
操作できる周波数は63・80・100の倍数だがその間にも音はある。声を上手く使って調整。
実際本番では調整したマイクを声で使わないかもしれないが、基準は最初に声でとったもの。一度とったデータを大切にする。

・Ampの機能。
 →今回は二つのスピーカーを一つのAmpから同じ信号を出した。しかしAmpのアッテネーターは別で。
AmpにはParallelというスイッチがあり、内部で信号をアッテネーター前にパラる事ができる。
使う機材の機能を知っておく事は重要。

・スピーカーについて。
 →人の耳は横のついている。従ってサイドモニターは重要。
リハーサル中、ステージ上で音を聞いて驚いた。ハウス・モニタースピーカー、客席側・ステージ奥側から跳ね返ってきた音。そして直接音。色々な音が色々な方向から色々な早さで耳に到達する。
ステージ上の音場調整はすごく難しく感じた。プレイヤーの演奏しやすい調整。もちろん客席にもモニター音は聞こえる。全体の音場とも兼ね合いをとりながらレベルを決めていく。
正直この部分に関しては全く理解できていません。これからステージ・客席・卓側、どの様な調整をしてプレイヤーにはどう聞こえ、客席ではどの様に聴こえるのか実際聞いて勉強して行きたいです。

・ミキサーは本番中何を聞き、どんな作業をしているのか。
 →本番中ミキサーはびっくりするくらい忙しいと感じた。BGMを出し、MCマイクのレベルを調整(Revを下げ)、曲中は演出補助をし、プレイヤーとアイコンタクトをとり、ステージ上の事をステージマンに伝える(今回は袖からステージ上が見にくかった)、モニター等の調整を行う。
特に曲の始め(MC終わり~曲頭、choir・その他楽器の出だし)・終わりは全神経音に集中。
卓のフェーダーを触る事は重大なこと。私は1db動かすだけでもすごく重く感じた。

今回会場の音にすごく集中できた。
またスタッフが多かった為、常に積極的に動くことは大切だが効率を考え自分を客観視しながら今動くべきか・今どこにいるべきか考えて行動しなければと感じた。

2012年6月22日金曜日

2012.06.16 Utusnomiya Ha Jazz No Machi Medical Conference Event SR 41RP-2 STAFF REPORT

2012.06.16 Utusnomiya Ha Jazz No Machi Medical Conference Event SR 41RP-2 STAFF REPORT

20120616宇都宮JAZZ@宇都宮グランドホテル

レポート提出が遅くなりまして、申し訳ございません。
今回は、富さんの現場に始めて参加させていただきました。
今回学んだことを次につなげていけるよう、レポートにまとめます。
まず、4つは全般においてこと、そして現場でよく聞いた用語、業務ごとで学んだ主なこと、まとめ、となっております。


<全般>
○機敏に動ける服装をする
タオルを首に巻くなどして、汗をかいても快適に機敏に動ける格好で臨むことも、現場に集中する大前提として必要だと思いました。

○確認を怠らない
現場で、指示を一回で理解できずに、あたふたして何度も聞き返してしまうという場面がたくさんありました。
指示を正確に聞き取れない、または指示を理解できないときは、不安な思いのまま行動にうつさずに、すぐに声に出して確認をし直すこと(伺える状況をみて)を心掛けたことで、だいぶ気持ちも楽になりました。
知識、経験も皆無な状態で余裕もなく、一方で一辺倒に難しく考えてしまう状態で、思い込みで、「きっとこうだろう・・・」と勝手に自分でつじつまを合わせて解釈した結果、富さんの意図したこととはまったくの的外れなことをしようとしていました。
何のためにそれをするのか、なぜそれをする必要があるのかを考えていませんでした
指示していること、やっていることには、必ず理由があって、その理由がわかれば、応用がきいてくると思う。考えて動くことを怠けてはいけないと思いました。
また、自分でやったことがない、やり方がわからないことに関して指示を受けた場合は、素直にその旨を伝えるほかない。そして指示を仰ぎ、気持ちをぱっと切り替え、実際のやり方を見て学びとることに集中する。即座に知識吸収モードにシフトしました。

○わからないことは素直に「わかりません」と言う
自分でやったことのないことを独断でやるのは、人にとっても機材にとっても危険なことである上、その指示通りできなければ、結局二度手間となり、時間もかかり効率が下がります。
今回ばらしの際、次に何をすべきかを富さんに確認せずに、独断でばらした結果、ばらしてはいけないものもばらしてしまい、仕事を増やしてしまいました。
今後、ひとつひとつ吸収して「わかりません、お願いします」の数を減らしていくことと、今回の経験を踏まえて、機材の結線前の状態も確認したいです。

○スタッフ同士で声をかけあう(そのとき、手を止めない)。
何をしているか、何をしようとしているかを声に出して、声をかけあうように、と富さんから言われたことで、今どのような状況なのか、次に何をするのかなど情報をキャッチしやすく感じました。コミュニケーションが密になり、安心感がありました。スタッフのチームワークは、その作業効率に比例すると感じました。


<用語>
○現場でよく聞く用語
搬入、ばらしの際など知っておくとよかったと思います。
・青ばこ(青のザルボックス)
・黄ザル(黄のザルボックス)
・こわり(重し)×→細い角材
・コンパネ(黒い板)
・パンチ(Dr.の下に敷いていたマット)
・棺おけ(立方体に近い高さ約1mの大型トランク)


<業務ごと>
○積み下ろし、搬入、セッティング
・積み下ろし→搬入の際、よけいな体力を消費しないために、機材の運搬方法を工夫する。機材を、下手、上手、ステージ真ん中と、大まかな行き先ごとにわけてバランスよくトランクを上にのせて搬入するのが理想。それをスムーズにおこなうためには機材のビジュアル、名称、用途を把握して、それぞれのだいたいの位置をイメージしておく必要があります。
・搬入したら、まずメインSPをくみOUTから音がでることを確認します。お客様に音を届けるというのが使命であるから、OUTから音が出るかは最優先確認事項。

Mixing
・今回、富さんのMixingを見て驚いたのは、視線は、常にミュージシャンに向いていたことです。少し関係ないことかもしれませんが、富さんの表情にもはっとしました。Mixing中、ずっと険しい顔ではなく、ときに柔らかい表情でした。演奏中、ミュージシャンが、PAになにか合図を送ろうとしたときに、ずっと険しい顔よりも適度に余裕のある表情をしていたほうがミュージシャンも合図も出しやすく、気持ちよく演奏ができるはずだなとふと思いました。ミュージシャンの気持ちに寄り添う、というお話しもありました。Voの方が曲間にMCをした際のMixingでの対応は、ミュージシャンに寄り添った気持ちをもっていないと発想できないなと感じました。
PAは、ミュージシャンの方々と、何気なくコミュニケーションをとって情報をすいあげながら、技術的だけではなく、その現場でミュージシャンが気持ちよく演奏できる雰囲気も整えていくことが大きな役目だと再認識しました。

○ばらし
・ステージのフロントにも機材を置く、恥ずかしがらないこと。
・同じ型番でいくつか使用したマイクやスタンド、モニターなどは、片付ける一連の流れを個々やるのではなく、種類は違えど、片付けにおける同一の動作の機材を固めておけば(一斉にトランクにしまうなど)、効率がよくなりました。
・紐がついていないケーブルは8の字巻きする必要はありません。
・ケーブルの数を数えているとき話しかけないこと。数え間違いの原因になり、二度手間になってしまいました。気をつけます。
・マイクはマイクホルダーと必ずセットです。ホルダーはマイクごとに形が違うという基本を忠実にしていきたいです。
・ばらす順番(優先順位)、なぜそれらを早めに片付けなくてはならないか(目的)を考えながらばらしていきます。わからなければ聞く。


以上です。
今回、参加させていただき、味わったことのない緊張感を味わい、どうなるのかと不安でいっぱいでしたが、ライブPAを目指す私にとって、すべてが私の目標と直結していると思うと、純粋に喜びで胸がいっぱいでした。素晴らしい経験をさせていただきました。
それと同時に、現場での動き方の鈍さ、知識・経験の無さという現実を突きつけられ、また、毎日の勉強で学んでいる基礎的なものの考え方がいかに現場でも有効かということも痛感しました。
まずは、言われたことを確実に理解して確実におこなえるようにしたいです。そのためには図面の内容を頭の中でイメージできるようにして参ります。今後も、向上心をもって努めます。
今回は、このような機会を与えていただき、本当に、ありがとうございました。

2012年6月21日木曜日

2012.05.02-04 Brass Band Live Recording&SR 40RP STAFF REPORT

2012.05.02-04 Brass Band Live Recording&SR 40RP STAFF REPORT

◯日時:2012年5月2日~4日
◯宇都宮北高等学校定期演奏会
◯場所:宇都宮市文化センター
◯スタッフ:富さん(Rec) 楠田さん(STAGE) 日下(PA) 嶽下(STAGE) 石井(見学)

☆初めて使う機材を見て、使って。今回はPAを担当させて頂いた。使用した卓はDIGICOのSD8。デジタル。初めて見たし、初めて触った。
正直「うわーはじめて見るし触るしカラフルだし大きいしかっこいいけど使いこなせるのか?」と、焦った。
 とにかく焦っているだけでも仕方がないので、よく表示を見る事にした。メインの画面に、選択したチャンネルのモジュールが並んでいて、よーく見ると普段使っているアナログのコンソールとあまり大差が無かった。ちょっと安心した。

 いつも新しい機材を見ると尻込んで訳がわからなくなってしまうが、今回は「表示をよく見る」ことで対処出来た。

また、いつもひっかかるのが"光っている状態"が「ON」なのか「MUTE」なのか。なんとなく学校の卓の感覚で行くと光っている=ONの意識があったが、今回の卓は光っている=MUTEだった。一歩間違えれば大事故に繋がる。気をつけなければいけない。他にもEQのツマミを動かしただけでかかると思っていたらEQ自体のON/OFFスイッチがあったり。

 8チャンネル一区切りで慣れていたので、12チャンネルで区切られているのがとても新鮮だった。

今回、卓の調子が悪く、万が一の事を考えGAINやEQ等の情報をすべてメモで控えた。デジタルはとても便利だれど、アナログと違ってデータが飛んでしまうとおじゃんになる。GEQが組み込まれていたが、ツマミを操作してから効果がかかるまで若干時間差があった。これもデジタルならでは?

 便利だけれど慣れるまでちょっと使いづらいデジタルコンソール。でも今の主流はデジタルなんだろうなぁ。

☆今聴いているのは何の音?
初の音響室。いつもの客席オペと違い、自分で音を選択しなければならない。それがエアモニの音なのか、何かのマイクで拾った音なのか、レコーディングしている音なのか、運営系に送っている音なのか。
もちろん音響室の中にいたのではいくらエアモニがあるとは言え、実際どういった響きをしているかはわからない。走って客席と音響室を行き来する。実際の音を自分の耳で確かめる。自分の基準で確かめる。どんな音がしたか、どう感じたか、どういう音にしたいのか。

☆どうしてHA絞るの?ATT絞るの?
 私の「なんでも絞る」癖。今回だったらAmpのATTとsoloマイクのHA。
Ampはどうしても学校で教えられた通り絞ってから落としてしまう。
soloマイクも、声でチェックしたため人の声よりもレベルの大きい楽器がきたら....と考え下げてしまった。これも確か学校の実習か何かで教わったような気がする。
 でも実際、急にそのマイクを使う事になったら?いつレベル取るの?AmpのATTは?ちゃんと覚えてる?
 学校で教えているのは一番安全な方法なのだとは思う。

☆その楽器の生の音を考える。
琴のマイクのレベルを取る時に、いつもの管楽器soloやVoと同じ感覚でHAを上げた。でも、よくよく考えるといくらsoloとはいえもともと大きい音のする楽器ではないし、求められているのは生音の補助となるような自然な音。楽器本来の音や役割を考えれば、ある程度の増幅の目安が立てられると思った。

☆どうして自分から動けないの?どうして話そうとしないの?受け身なの?
 現場で立ちすくんでしまう。動けなくなる。指示を待ってしまう。全体を見渡す余裕が無くて、変化に気づけなくなる。提案が出来ない。

多分、緊張していて余裕が無いのもあるけれど、一番は自信が無いから、なのかもしれない。他の人より多少多く現場に出させて頂いているのに、その割に動けない。他の人が1で出来る事が私は3はかかっている気がする。本当に何に対しても自信が無くて、一歩踏み出すのが怖い。でもいつまでもとどまっている訳にはいかない。

 現場に行けば行く程、自分の中の「こうなってなきゃいけない」という理想と現実のギャップが大きくなっている気がします。でもこの先就職してからも付きまとう課題なはずだ。不器用だけれど、不器用なりに自分が確実に前進出来る方法ってなんだろう。

☆その他メモ
予備のMDのチェックもしなきゃだめ!レベルも取らなきゃ。なんのための予備?
MDは名前書き込める。便利。
23Fの電池。
お弁当大事。みんな食べないと。
ボイスクレジットはやっぱり大事。ファイル名のメモも大事。

Tomi Said
・TDの仕事の一つがお弁当の管理
・コンソールのマニュアルリコール(再現可能なように書いておくこと)
 だいじ。

2012.04.27 Dreamers Union Choir Gospel to the Next Shibuya O-West SR40RP STAFF REPORT

2012.04.27 Dreamers Union Choir Gospel to the Next Shibuya O-West SR40RP STAFF REPORT

◯memo
当日前日共に授業があったため当日のリハ途中からの参加。
学校→渋谷...は当たり前ですがスムーズに移動。
渋谷→O-WEST.....迷った。駅の、真逆の出口から出ていた。半泣き。しかも雨。そういう時に限って携帯のGPSも狂い始める。=道順は前もってしっかり確認すること。

ステージ上で何が起こっているのか、何が起ころうとしているのか。目で追う、頭で追う。打ち合わせと変わっている所は?変わった演出は?

当たり前だけれど音以外のサポートも重要。例えば今回だったら客席側のサブステージに関して。

ステージに登る段を用意したり、サポートしたり。音響的な技術がなくても気配りが出来れば気づける事。やっぱり「気が利く=ちょっとした変化にすぐに気がづく」だと思う。これって音に置き換えても通じることかもしれない。ちょっとした"音の"変化に気がつくということ。

エンジニアとアーティストとのコミュニケーション。
アーティストの要望に素早く気づいて素早く答えなければいけない。わざわざ大声を張り上げなくても、そこにマイクがあるのだから1本生かせればスムーズにやり取りが出来る。ステージマンが中継をすれば良い。

何度も立ち会わせて頂いているDUCの公演。毎回毎回元気を頂いています。考えさせられます。
"Over My Head"を聴くと、去年の7月の南青山マンダラの公演が思い出されます。大橋・佐藤・私の1年生三人でステージを担当したあのときのこと。たくさん怒られて、べっこんべこんに凹んで、大橋と終電を逃してとぼとぼ帰ったあの日よりも、何が成長したのか、逆に、何かを、忘れてしまっていないか。

そして今回興味深いと思ったのは、私がサブステージのモニターチェックの時にマイクでいつも通りに「チェック、ワン、ツー」を繰り返していた所、レディーさんに「"ツー"じゃなくて"two"よ(英語)」と言われた事です。なるほど!

12.4.27(金)雨
スタッフ:富さん(HOUSE)、大坪さん(MONI)、大橋(STAGE)、日下(STAGE)

2012年6月17日日曜日

2012.06.16 Utusnomiya Ha Jazz No Machi Medical Conference Event SR 41RP-1 STAFF REPORT

2012.06.16 Utusnomiya Ha Jazz No Machi Medical Conference Event SR 41RP-1 STAFF REPORT



今回学んだ事は、主に
・DM1000の取り扱い方
EQやいくつかのエフェクタの概念
音響スタッフとしての心構えについてです。

デジ卓といっても基本はアナログ卓と同じで全てが表に出ていない為、必要時には呼び出して操作する。
またエフェクタが内蔵されているという点でも、基本的にはアナログ卓から送り戻すという結線が行われているというように、頭の中で理解出来ればなんら複雑なものでもないなと感じた。

しかし本番では急いで操作する事も必要なので十分に機能を把握しておく必要があると感じた。

また音響スタッフは出演者の考えをよく理解する事が大切。
今回はEGtrの方の繊細な音作りを尊重しそれを引き継ぐという場面があった。
また本番中も出演者の方の音を聞くだけでなく、表情を読み取って何か不備はないか感じ取る事も大切な仕事。
ステージ以外にも会場の流れなどを読み取ったり、音響スタッフは色々な視点で音を見る必要があるんだなと勉強になりました。

今回会場の様々な場所・また卓のヘッドフォンなど同じ音源を色々な形で聞きその違いを理解できたのが凄く良かったです。
SRの仕事の基本は音を多くの人に届けるという事。その場所や役割などは常に同じではないが良い音・必要な音を届けるという根本的な部分を再確認できました。

2012.06.16 Utusnomiya Ha Jazz No Machi Medical Conference Event SR Project 終了報告

2012.06.16 Utusnomiya Ha Jazz No Machi Medical Conference Event SR Project 終了報告

日本医史学会という、医療の歴史を考えるカンファレンスが、宇都宮で行われました。
その学会の懇親会で、宇都宮Jazzの演奏があり、そのSRにいって参りました。

久々のグランドホテル、3スパンぶち抜きが、Main SPのフォローエリアとしては少し不安もありましたが、基本的に問題無し。
できれば、イントレ等でHeight(高さ)を稼げると良かったかなとも思いますが、水平75度のFOH SP若干の角度調整でクリアしました。


仕込み時間に余裕があったので、いろいろ実験。





楽器系でいうと、PianoとOHのHAをもう少し開けても良かったかなとも思います。

上手袖オペの位置が、サブローの影響を受けないところにいれたのが、良かったのかも。

ピアノは、全閉も検討しましたが、自然な音色が良いと思い半開。
Super Lowは使わず。





プランはこんな感じです。




良い知らせも聞けてよかったです。





0617 追記
・サウンドチェックの手順、サウンドチェックが無い場合の手順。
・Monitor Orderについての、パターン。
・NL4スピコン1mのトラブル
・抜くな表示必要?
・ラッシング、注油必要

Live Sound STAFF
たけした、あおき、とみ

2012.06.14 Secret Recording Project 41RP STAFF REPORT


2012.06.14 Secret Recording Project 41RP STAFF REPORT

少しだけperで参加させて頂いたのですが、そこで感じた事は思っていたよりもプレイヤーが孤独であるという事。
レコーディングブースの中は静かで、コントロールルームの中の会話は基本的に聞こえない。
アシスタントやエンジニアに出来る配慮があると思った。
いい作品を作る為にはコミュニケーションをとる事が大切。

今回はもう収録されている音源にchorusをダビングするものだった。MainVoとのバランスは後で調節するものだと思っていたのだが基本的には収録時にchorusの方に調節して頂いていた。
・曲の構成をすぐに把握する事。
CueBoxでプレイヤーの方の耳に流れている音は基本的にはコントロールルームと同じ音。
・何か二つを聞き比べてバランスをとる時、PANを左右に振り切ると分かりやすい。

いつもスタジオの方のProToolsを扱うスピードには圧倒されます。
あれが当然なのかと思うともっと勉強(練習)しなくてはと思いました。
今回特殊なレコーディングだったのですが、みんなで一つの作品を作ろうという雰囲気がとても楽しかったです。なかなかこのようなパターンはないと思いますが、もっと自分の考えを発信出来れば良かったです。
全ての現場は一度しかなく、やり直しがきかない。その事をしっかり心に留めておきたいと思います。

2012年6月13日水曜日

2012.05.27 Nikko Outside Event SR 41RP-2 STAFF REPORT


2012.05.27 Nikko Outside Event SR 41RP-2 STAFF REPORT
・電源極性の確認
・電源確保後、OUTから準備
・トラブルがあっても雰囲気を崩さないような振る舞い
・雨天時の対応
・演奏者の方々、スタッフの方々への配慮
・移動時、歩かない
・機材のしまい方、改めて確認しました。

《今回Big Band SRに参加させていただいての感想》

現場では私は何の役にも立てなかったな。というのが正直な感想です。
また、何か質問するにしても、指示される前に「ここをどうにかしたいんだな…」と思っても、具体的な質問、提案が出来ないので、その点知識の無さを痛感しました。

気付いてもできない。ということは単にできないことと同じなので、座学ももっと頑張らなければと思いました。

そして、今回現場で1番言われてはいけないであろう言葉を言われてしまいました。
ですが、これに懲りずまだまだ何度も挑戦させて頂きたい!!という気持ちが非常に強いです。

次回は同じ失敗をしないようにします。
次回までにもっと知識を身につけ、スキルを磨いておきます。

またよろしくお願い致します。
今回はありがとうございました。

2012年6月12日火曜日

2012.06.10 Karaoke School Live SR Project終了報告

2012.06.10 Karaoke School Live SR Project終了報告


ブディストホールから、浜離宮朝日小ホールへ移して初めての卒業式。 
しかも、一日仕込み〜バラシでした。
ただし、今まで入学式で得られたデータから、問題なく作業できた。


HAこんなかんじ。
収録系は、とにかくクロックいのち。あと、MON切り替えもね。 



FOHのMainはあんまり高さをかせがなくてもだいじょうぶ(あげないほうがいい)
今回講師演奏が無かったため、MD一台以外の再生系、CD、MD予備、Casette使わず。

こちらがぷらんでありまする。ぷりんではありませぬ。
サイドはステレオ、カラオケもリバーブもステレオ。
収録小俣さんに2ミックス渡す。

えーと、では今回の雑感というか、核心を書いちゃいます。


NHK時代に先輩にならったこと。
『演歌はBassだ、VOとBassが1:1であること』
中継のKさんだったか、Oさんだったか忘れた。
局内の番組制作というのは、中継と制技(番組やる方)に別れていた。
私は制技出身ではあったけれども、あんまり出来の良く無かった私にもきちんと教えていただいたこと、ほんとうに覚えています。
1:1って、ただバランスをとればいいだけでもないし、ヒントをいただいたということ。
『Bass』を良く聞けよとね。


 ソレト、今回やっていてわかったこと。
『オケも、VOも一音一音拾っていく』 
コレあたりまえだが、むっちゃだいじだ。
カンガエナオシマシタ。イロンナコト。


また、スタッフそれぞれ『声をかけるタイミング』こりゃ重要だ。
・前の曲終わる
・MCのバランス毎回とる
・MCの曲紹介時に、タイトルの順番の確認。間違っていたら、AMSで一曲早送り、又は巻き戻し。
・『どうぞ!』のきっかけで叩く。
・曲始まる、音量音質即座に調整。
・唄いだしのVOをついて。
・Aメロ4小節くらいでバランス落ち着かせる。


コレヲネ、100曲やったらそりゃうまくなるつーの。
先日の劇伴135曲に匹敵する中身でした。


Assignment Job(あってる?)割当仕事、もすごく大事だけど、ちょっとでも時間を作ってHOUSEの音を聞きにいく。
話しにくいが、『本質&ほんとのこと』を聞きにくる。
これがだいじ。むちゃだいじ。
それにはやっぱり大切なのは普段からの会話「ねえねえ!」って言った時に、すぐ近くに存在することができる能力。


SOLOはその楽器の音を聞くのはもちろん、かぶりの音を聞く。
かぶりをきれいにする。


もう、手のウチは全部公開していこうと思います。
だから、いろいろ書き込みお願いします。いや、直接会って話しましょう。


先日のヤタローセッションもおなじこと。
『顔見て話そう!』すべてはここから!


STAFF
楠田 和仁(Pakuma) Project Chief
大橋 麻理(M-AQUA) STAGE
嶽下 あい(M-AQUA) STAGE
とみー(M-AQUA) 煙チェック担当。


さあ、次回の入学式もがんばろー!
M-AQUAは、Assignment Jobも悪いとは思わない。
ただ、率先して、「とみさんなにおもろいことやってんの?」と、聞ける位置にいたほうが、有利です。



2012.06.10 Karaoke School Live SR 40LC STAFF REPORT


2012.06.10 Karaoke School Live SR 40LC STAFF REPORT
昨日のカラオケ大会でのアンプのアッテネーターのメモ、
渡し忘れてしまったのでこちらで報告します。

F.O.H→ −6
M1M2→ −10
M3→ −13

でした。
ちなみに、いつもファンがキュルキュルいうのはF.O.H用のアンプのようです。

以下レポートです。お願いします。

6/10(日) カラオケ大会@浜離宮朝日小ホール

これまでは出演者(講師以外)は全てひも付きマイク(SM58)でしたが、今回は歌は全てWLマイクを使用。
WLを使うことでケーブルのケアをする手間が減り、舞台袖少しだけスッキリ。
出演者の中には目の不自由な方や歩きにくい衣装(裾の長いドレスなど)の方もいらっしゃるので、ケーブルがない方が出ハケの際の安全性は高いように感じました。

ただし、WLはこまめな電池の交換が必須。
使用したMaxonのマイクは約2時間で電池(9V?)を全て消耗してしまうため、
今回のような電池を交換するタイミングが少なく、かつ長時間使用するような現場では、特に注意が必要だと思いました。

そしてその、WLの電池に関するお話。
富さんに言われて気付いたことではありますが、「電池を換えたばかりのときの音はシャッキリ」「電池が減ってくるとボケてくる」。
電池の残量があれだけ音に影響しているとは、今まで気が付きませんでした。
ずっとWLを使い続ける現場だからわかることだったと思います。

それと、DIの回線チェックでホットタッチしたときの音が小さかったこと
アースが原因だったようですが、アースを取るか取らないかの選択についてはこれという正解は無く、臨機応変に判断することもあるのだとか。

インピーダンスやこういう電気のことについて、まだまだ勉強不足です。
今後も一回一回の現場でひとつでも多くのことを学んで肥やしにしていきたいです。

2012年6月11日月曜日

2012.06.11 06.23 西国分寺ゴスペルいちょうホール下見Inspection Project経過報告

2012.06.11 06.23 西国分寺ゴスペルいちょうホール下見Inspection Project経過報告

こんな建物です。
 

 搬入口こんな感じ。


すみません、手上げです・・・。
 煙チェックOK

共用スペースを少し運びます。
 

 クラシックホールです。
 ピアノはスタンウェイD-274
 最後方の角度は良い感じ。
 サブローの置き場に、照明のフロアコンセントあり。
埋めてしまうので、照明さんと要相談。
 上手も同じ。
 えーかんじや。