2005年8月29日月曜日

2005.8.29 DELIBARY RECORDING REPORT 33RP

2005.8.29 DELIBARY RECORDING REPORT 33RP
2005.08.29 Hibi Maiko In Studio Fourのレポート

今回はスタジオでの録音ということで、お役に立てる事は少なかったのですが、ピアノ、チェロ、バイオリンのマイキングを見る事が出来ました。
とても個人的なことですが、自分でPro tools Leを使っていて、音がとても細いといつも感じております。しかし一概にPro
toolsのせいではなく、今回002ではありましたが、音の感じはマイクとヘッドアンプで決まるのだなと実感しました。

・チェロを録る時は、チェロの下に木の板などを置き、滑らないように安定させるのと、音を良くするのに使う。

・Vl&Vcを録る時に正面からメインのマイクで一本狙うのと別に、やや上から二本のマイク(ORTF)で狙う。そうすると人が演奏中に多少動いても、音像がふっと揺れたりすること無く、自然に録る事が出来る。

今回プレイバックの時に気付いたのですが、演奏者がクラシックの方の場合、モニターのヴォリュームはあんまり大きくしない方がいいかも知れないという事です。
最初ちょっと大きめにしたのですが、少し下げてくださいと言われました。
考えてみれば、クラシック畑の方々が自宅でそんなに大きい音量でCDなどを聴いているはずもないので、プレイバックの際はそんな事にも気をつけたいなと思いました。

2005年8月27日土曜日

2005.8.27 Jazz Gtr Live SR Project終了報告

2005.8.27 Jazz Gtr Live SR Project終了報告
結城市情報センター
Gtr&VO:Monnet Suddler
Bass:Mark Tourian
Per:Robelt
Cho Direct&VO:Nathan Ingram
Cho:World Soul Chorus Oyama











2005年8月21日日曜日

2005.8.21 BRASS BAND LIVE RECORDING REPORT 33RP

2005.8.21 BRASS BAND LIVE RECORDING REPORT 33RP
2005.08.21 今市市立東原中学校吹奏楽部演奏会録音のレポート

今までSR系の研修にしか参加した事がありませんでしたが、今回は録音という事でまた色々と勉強になることがありました。

・セットされた照明器具には何が何でも触らない。
もし触れてしまった場合は、自分で何とかするのではなく必ず照明屋さんに報告する。照明のケーブル類も這っているものは動かさずに避ける。

・マイクを何本かステージに立てた時、マルチボックスへの入力は普通下手から1〜8とする。

・スタンドなど残したままマイクだけを撤収するときは、スタンドの位置、高さはもちろん、使用したマイクも変えてはいけない。(下手から上手にかけて同じマイクを四本立てた時、次の時に同じマイクで同じ並びになるようにする。)

・マイクを三点つりする時、かならず三点均等に力がかかるようにつる。
客席の上にあるものなので、落下すると危険なため、しっかりと三点に力がかかるようにすれば安全であるから。

・ワイヤレスマイクを使う際は、必ず受信機の見えるところで使う。
ポイントがずれたり、受信エリアからはずれてしまう恐れのあるところで使うと、ザッとノイズが乗ったり、最悪受信できない事態が起こる危険性があるため。

・照明の具合でマイクの影が顔にかからないようにする。
もし顔や気になるところにマイクの影が出来てしまう場合は、ずらして気にならないところに置く。

・ホールでの撤収時、反射板を動かしている時は非常に危険なため、その下に入るようなことは絶対にしない。

・ホールのパッチ盤を使用する時、錆びていたりして接触が悪いことが多いので、繋いだらいじらないようにする。いじるとノイズが乗ったり、信号が途絶えたりしてしまう危険性があるため。

・メインのマイクや、大事なマイクは一番先に&早めにファンタムを入れておく。電気を流しておく事で安定させるため。

・小屋付きのインカムは不用意にオンにせず、使うとき以外は必ずオフにしておき、聞くだけにするようにする。いれっぱなしにしておくと必要以上の事が他の人に聞こえてしまうときがあるから。

・DIを使うときは必ず本番前にちゃんとケーブルが刺さっているかを確認しておく。プロではないだろうが、アマの場合は何があってもおかしくないで出来る事は確認しておく。

・運搬、搬出時に機材は極力邪魔にならないところに置いておく。

2005年8月13日土曜日

2005.8.13 EVENT SR REPORT 33RP-1

2005.8.13 EVENT SR REPORT 33RP-1

2005/08/13 みたままつり研修レポート
栃木県宇都宮市護国神社で行われたみたままつりでの研修について。

会場に到着しスピーカーを設置する際は、クライアントの人と良く場所を確認し、妥協点を探して設置する。
あまりにテージ側に近いとハウリングしやすくなるから、ステージ側近くに設置したいと言われても説得して設置しないようにする。

タップダンス等の足音を拾うマイキングについて。
ダンスが行われるステージの中央にダイナミックマイクで、ステージに垂直に狙う。
板の材質や下の空間の度合いによって、やや響いた感じになる場合はイコライジングで膨らんでいる所を削る。

野外で天候が危ない場合は外に出ている機材はすぐにカバーが出来るように、雨対策用のカバーを機材の近くにおいておく。

小さな太鼓が二つ並んでいる時のマイキングは、マイク一本で行う。
太鼓毎にマイクを立てるとバランスが取りずらくなるため、簡易的なPAでは一本の方が楽である。

三味線は棹の太さによって音作りが変わってくる。
棹が太くなると1〜2Kあたりがビンビン耳を突くようになるので、棹の太さを知っておく必要がある。

ステージ上のものをはける時、先にセットする物をセッティングしてからにする。
当たり前のことですが、あせっていると周りのことが見えなくなるので良くわきまえるようにします。

2005年8月7日日曜日

2005.8.5-7 NATSUKOI EVENT SR REPORT 33RP-1

2005.8.5-7 NATSUKOI EVENT SR REPORT 33RP-1
先日はお疲れ様でした。遅くなりましたが、先になつこいのレポートを送ります。

2005.8.5/6/7 大平町なつこい
栃木県大平町という小さな町のお祭のイベント「なつこい」についてのSR研修のレポート。

まず初日から風邪を患ってしまい、多大な迷惑をかけてしまった事を深く反省します。
この業界体力勝負なので、日ごろの体調管理には細心の注意を払いたいと思います。

具体的に研修中に思った事。
・今回は野外ステージだったので、楽器類のマイクにはウインドスクリーンをつけてあげる。
・マイクを出演者に渡す時は、ON/OFFがあるものは必ずONにして渡し、ミキサーに情報を伝える(誰に渡し、どのきっかけで出るか等)
・スタンドをはける時は出演者の前を通らない。
・ケーブルは常にキレイに見栄え良く。
今回長いマイクケーブルの処理が全然出来ておらず、いつも絡んでいた気がします。とくにステージ上でメインに使われるマイクのケーブルは絡んでしまうと進行に影響をきたすので、常にキレイに出来るようになりたい。

今回ギター類にはDIをかましたが、コレは凄い画期的だと思いました。
DIをかます事でアンプが鳴れば、相当の事故が無い限り本線にも信号が行ってます。今回のようなバタバタした演目には便利だと思います。
拡声時の質はマイク録りには劣りますが、まず事故らない事の大事さを実感しました。

ワイヤレスマイクの電池を換えるときはミキサーに一声かける。
好き勝手に換えてしまうと、不要なノイズが出てしまう時があるのでこれは気をつけたいと思います。

マイキングはとにかく見栄え良く。
お笑い芸人に対するマイキングは、二本のスタンドを同じ高さにし、芸人から見てハの字になるようにしてあげると、向き合ってしゃべる時も前を向いても大体カバー出来る。

ステージ上に人がいる限り、その人の前を横切らない。
音響さんはあくまで裏方なので、表の方の前に出てはまずい。

不明な線、電源はむやみに抜かない。
今回照明の線を抜いてしまう大惨事をやってしまったので、以後絶対にしないよう抜く前に確認を心がけたいです。当たり前といえば当たり前ですが、思い込みで「これは大丈夫」と思っている事が多いので気をつけます。

とにかく舞台の進行に目を配り、その都度何が必要なのかを見極めなければならない。今回自分は目の前の事にとらわれて全然流れを見れなかったので、その流れを常に気にかけられるようにした。具体的に動きながら少しでもステージ上を見て、司会者に気をかけるだけで違ってくると思うので、そうしたい。