2013.12.14 World Soul Chorus Utsunomiya Gospel Live SR Project終了報告
最後にネイザンと会ったステージから2年が経ちました。
場所:栃木県総合文化センターサブホール 内容:Gospel Concert SR
この空見てください、むっちゃ寒かったです。
戻って来た。
二年振りに戻って来た。
16年って、
わたしは、この宇都宮でJazzに触れ、Nathan Ingramが初めたGospel and Soul Musicに影響を受け、起業を決断した。
いわば、この全国各地に広がった、World Soul Chorusがとても、わたしの人生に影響を及ぼした。
ちょっと前に大事な友人に話したメッセージの一つをシェアしよう。
口伝とは、口で伝えるということ。奴隷たちに逃げるための相談や知恵を授けるまいと、紙と鉛筆を奴隷商人が与えなかったからだ。むろん、祖国アフリカの地では、紙や鉛筆(譜面)等ではなく、もっと違ったコミュニケーションが、アフリカン・アメリカンの中であったから。
そして、ここからが自論なのだが、やがて、その口伝のメッセージの出典や由来、誰が最初に言い出したのか?ということは、だんだんと人々の記憶から薄くなっていっても、メッセージの根幹は、ちゃんと伝わる。
誰が言うか、何を言うか、何処で言うか。
音や音楽が、その優しい忘却の過程で、変わらぬメッセージを届けるものだとわたしは信じたいのです。
Nathan Ingram IIIが、つくり伝えたこのWorld Soul Chorus。名前の意味を考えたなら、とても深く尊いものだ。
関わったひとりひとりの人生に、また、私たちやその音がこの地球上から消え去っても、そのメッセージさえ残れば良いのではないか。
新年から、色々書きすぎた。
ただ、もう赤いケーブルが無くても、それぞれの道に歩いて行く旅が、もう始まっているのかも。
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