2012.10.28 Taro-K&Dreamers Union Choir Tokyo University of the Arts Senjyu de Kiku Sekai No Ongaku 41RP STAFF REPORT
東京藝術大学「千住で聴く世界の音楽」シリーズ第5回、アメリカの音楽:
「絶望を生き抜くための歌・ゴスペルとその系譜」動画が出来ましたのでご紹介します。
そして、こちらはProject終了報告です。
以下、千住で聴く世界の音楽現場レポートです。
木島タローさんとDUCのメンバーによるアメリカの音楽の中から ゴスペルという音楽をその歴史とともに解説していく興味深い内容 のコンサートだった。
一度下見に同行させて頂いた東京芸術大学北千住校舎にある大きな レコーディングスタジオ。
今までホールやライブハウスなどでのPA現場に参加させて頂いた 事はあるが、 スタジオとしての音響環境を整えられた場所でのPAというのは初 めてで音の響き方・方向性に大きな違いを感じた。
正直に言うとPAシステムが必要な環境なのか?という事。
生の音を聞いても思っていたより繊細な表現が失われずに届くな、 壁からの反射音でモニターは必要ないかもしれない、 そんな印象を受けた。
専門学校の授業である先生がおっしゃっていた事に、 何でもかんでもマイクを立てれば良いって事じゃない。 必要な音をお客様が心地よく聞ける音量で届けるのが仕事だ。 という言葉があった。私にとってそれは凄く衝撃的で( 当たり前の事なのだが)心に残っています。
そんな事を考えながらリハーサル・本番と進み、 音をじっくり聞いて思った事は、今回の企画・ そしてDUCさんというchoirグループには必要なシステムで あったなという事です。
普段からDUCさんはchoir一人一人にマイクをおき、 そしてオケのキーボード・パーカッション、 富さんのミキシングと共に音楽を造っているグループなのです。 そして会場してお客さんが入るとまた大きく変わりました。 人の体は本当に音を吸収するのかっと初めて実感した。 椅子が並べられた時点でも響きに変化があった。
本番中は卒業生の先輩と下上に分かれて待機。 上手メインSPの前に待機していたからか音量に少し体が動く。。 お客様は比較的年配の方が多くこうして大学(地区?) の企画に応募して参加される位なので、音楽や文化に興味があり、 教養のある方々なのだろう、、、という印象を受けた。 実感としては少し音量に驚かれたかな?という部分もしばしば。 それも演出や音楽表現の一部なのかなとも感じた。 タローさんのお話とDUCさんの歌に目をキラキラさせて聞き入っ ていらっしゃった。
ステージに注意を注ぐ事ももちろん重要な事だが、 PAという仕事は直にお客様の反応を感じられるという事も魅力の 一つだと思っている。 私はお客様の拍手の音や歓声を肌で感じる事が大好きです。
・ 驚いた事が富さんがチューニングをされている時にGEQを使って 補正しなければいけない周波数帯域が少なかった事。 これは設計の問題なのでしょうか? またホールとは違ってステージ/ 客席と空間の違いが無い事にも理由があるようにも思った。
・搬入は壁や床に傷を付けないよう注意。 安定した状態で多くの物を一回で運べるよう、 キャスターに計画的かつ丁寧に乗せる事。 搬入やセッティングを早く済ます事が出来れば音にこだわる時間が 増える。
・卒業生の石川さんから学ぶ事も沢山ありました。まず、 動きが俊敏!常にアンテナを張っているんだなと。 何か起こった時・次に手をつける事、 また常に考えていて様々な提案や意見をおっしゃっていた。 一緒に仕事をしたいと思える・ 信用のされる人になるには大切な要素だなと感じました。また、 マイクチェック時に気になる周波数帯域を声で長くとっていて、 一緒に問題の部分を探しているという姿勢を見習わなくてはと感じ ました。 リハーサル時も率先してステージ上の事が一番把握できる場所で見 る事も大事。そこで得た情報はスタッフ同士で共有し、 何より自分の為になる。 今回も情報を自ら取りに行くという事の重要性を実感した。
・ 本番中にマイクスタンドの上げ下げやギターのハケなどを行ったの だが、お客様の居る前でステージに出るのは本当に緊張する。 しかし、今年の夏私に課せられた課題の「マイクスタンド」 を立てる事。 これを機に何度もスタンドをたてる練習をしたおかげでこの部分に 関しての緊張は無かった。練習だけでは力にはなっておらず、 こうして本番中に行う事ができて少しの自信に繋がりました。 それにしてもヤタローさん(DUCchoirの一人) の背の高さには驚きです! 今回は自分の顎の位置にスタンドのどの部分がくるかという事を覚 えていて本番調節した。
すごく素敵なステージで、 お客さんとして来てみたいなという気持ちにもなりました。
音楽の歴史を知る事は音楽の捉え方を変えてくれます。 また沢山学ばせて頂く事がありました。
いつも、またとない貴重な本番に参加させて頂き、 ありがとうございます。
東京藝術大学「千住で聴く世界の音楽」シリーズ第5回、アメリカの音楽:
「絶望を生き抜くための歌・ゴスペルとその系譜」動画が出来ましたのでご紹介します。
そして、こちらはProject終了報告です。
以下、千住で聴く世界の音楽現場レポートです。
木島タローさんとDUCのメンバーによるアメリカの音楽の中から
一度下見に同行させて頂いた東京芸術大学北千住校舎にある大きな
今までホールやライブハウスなどでのPA現場に参加させて頂いた
正直に言うとPAシステムが必要な環境なのか?という事。
生の音を聞いても思っていたより繊細な表現が失われずに届くな、
専門学校の授業である先生がおっしゃっていた事に、
そんな事を考えながらリハーサル・本番と進み、
普段からDUCさんはchoir一人一人にマイクをおき、
本番中は卒業生の先輩と下上に分かれて待機。
ステージに注意を注ぐ事ももちろん重要な事だが、
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・搬入は壁や床に傷を付けないよう注意。
・卒業生の石川さんから学ぶ事も沢山ありました。まず、
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すごく素敵なステージで、
音楽の歴史を知る事は音楽の捉え方を変えてくれます。
いつも、またとない貴重な本番に参加させて頂き、
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