2012.12.15 OOTA Gospel Concert SR 41RP-1 STAFF REPORT
総括して、「もっと想像力をもつ」ということ。
会場に入るまで、もっともっとイメージしておくこと。
会場に入るまで、もっともっとイメージしておくこと。
当然、予定通りにいかないことも当日発生するが、結論としてどういう状態になっていればいいのか、あるいは、どのようにしておくのがベストなのか、を考えておけば、そのゴールまでの手順は何通りあろうとも、その最後のたどりつくべき「状態」に向かって対応できる。
以下、順を追っての振り返りです。
<搬入>
・借用の機材の受けとりについて
借用物の置いてあるところまで、会場のスタッフの方に誘導してもらい、現物のありか、最初の状態、個数、返却時の注意点などを確認する。
借用する機材を持ち出すときには会場のスタッフの方が同席していることが大事。
この流れを打合せの際に確認できていたので、音響スタッフと声をかけあいながら、スムーズに借用することができた。
・搬入後の機材の流れについて
イメージをもっとして臨みたい。今回は、搬入口と音響の機材をためておく場所が、下手の袖奥でした。搬入をしたときのステージの状態、状況を見てすぐ把握して、頭をその状況に合わせて働かせなければいけないと思います。ステージの状態と言うのは、照明のバトンが降りていたり、大道具が動いていたり、逆に、舞台上ではなにも作業をしていない状態であったりいろんな場合があります。
その状況を瞬時に認識して、機材の置き場からどのように機材を流して、どこで作業を進めるのが安全で効率がいいのかを判断しなければならないということです。
もっともっと頭を回転させなければならないと思いました。
<設置・結線>
・マイクの結線の統率役を任せていただきました。
その数にただ焦ってしまい、使用しないマイクまでだしてマイクスタントに立ててしまったり、結線時にマイクの本数の誤りに気づいたりと、視界が狭くなって無駄な動きばかりしてしまった。本数が多いからこそ、落ち着いて、マイクが舞台上に並んだ完成形をもっと想像しておく必要がありました。
<リハーサル中>
・袖幕にひっこまない、ということ。
進行の邪魔にならないことは大前提だが、そのなかで、どんどんステージにでて、状況を、人の動きを見ること。聞くこと。
・一本回線が生きていないマイクがあることが判明。それが判明したのが曲の最中だったため、その曲終わりに確認しようとしてしまいました。しかしそのタイミングは完全に間違いで、即ステージに走り結線を確認しにいきました。
リハ中にやらなければならないこと、やりおえてなければいけないこと、リハ終わりの状態を想像できていなかったからこのようなことになったと思います。
<本番>
・今回はマイク・演者の出はけの転換が多く、それをスムーズにいかせるためにはスタッフの細かい役割り分担が不可欠ということを実感しました。ステージ上では無駄な動きを許されない上、スムーズに転換を終え、スタッフがはけていく必要があるからです。
・インカムがうまく聞き取れない、指示を瞬時に理解できない、ということが何度もありました。私の場合、インカムはボリュームはマックスにすること。そして、頭をもっと常にフル回転させて、次に何を求められているのか、次にこういうことがあるから、こう言われているのだ、と聞き取り、内容を一発で理解できるように、早くそのレベルに達したいと強く思いました。本当に、聞き取れない、理解出来ない自分が、本当に悔しかった。
・今回私は5人中3人の音響スタッフと共に上手にいることが多く、その3人の音響スタッフはインカムをつけていませんでした。上手でインカムをつけているのは私のみという状況でした。転換の情報、進行の情報など、他のスタッフに伝達しなければいけない情報を、適宜周知するということが本当に重要であると感じました。実際、しっかりと逐一共有しておくことで、お互いの確認にもなりますし、音響スタッフ間のコミュニケーションもとてもスムーズでした。
<ばらし>
・バンドを早くばらし、搬出させてあげるため、楽器につけたマイクを早めに外すことを優先しました。
・周りの状況をみて、人を欲している場所に敏感になり、走る、することが自分で見当たらなければ伺う、という基本をこれからも忠実に、そしてもっと柔軟に動けるようになりたいと思います。
以上です。
今回も、このような機会にスタッフの一員として加えていただき、本当に、ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い致します。
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