2012.07.07 Dreamers Union Choir Cafe Live at Mitaka Kaze No Eki Project 終了報告
人間一日経つと、かなりの記憶が薄まっていきますね、そして、音そのものもライブ等はその場・その瞬間でしか味会うことができないし、いつの間にか消え去っていく。
常々思うことなんですが、『音』そのものは、すぐに無くなっていってしまうけれども、『記憶に残るもの』これが大切だと思うのです。
ライブが終わって帰り道電車の中で思う3時間後、季節が変わった3ヶ月後、周りの環境や自分自身も移りかわる、3年後。
もともとは、放送屋だったわたしが、Live-Soundに魅せられ、PAも生業として9年が経ちました。今回のLiveはそんな原点に立ち返るようなSessionだったと思います。
さてさて、本題です。
今回Dreamers Union ChoirのFree Live会場は、三鷹ジブリ美術館と井の頭公園にほど近い、カフェ『風の駅』というところでした。
吉祥寺から歩いて15分くらいなのかな、ガソリンスタンドを改造したカフェ、以前この亜あたりを車で通ったときから、いい感じのお店が多いなーと思ってました。
画像の真ん中へん、ガソリンスタンドでいうところの、事務所部分?が厨房と店内スペース。
ちなみに、このカフェ、メンバーのいわがバイトしています。
前日から、天候が悪かったのですが、到着してまず思ったのは、『カフェライブ』ではなく、『半野外風・カフェイベント』でした。
当日土曜日だったこともありますが、とにかく人通りがひっきりなしで、車も吉祥寺方向にのろのろ運転が多かったです。そして、実は下の画像でわかると思いますが、バス停があるのです・・・、お店のスペースにね。
ねこバスはきませんが、それっぽいバスはきます。
エムアクア号内の配置
下にGEQ・Rev・Power Amp
今回の図面です、Pages導入なので、情報が少ないです、すみません。
なんか、わらじまつりみたいだーー。
昔から、車に機材をくんでやるのってなんだかテンションあがる、やりにくいけど、雨の心配が少しだけ楽になるので、今回の場合よかったかも。
FOHはカフェ仕様 A200×2
ちょっとだけ、ほんのすこしだけ、反省を。
・卓の配置について、パッチしにくかった。ステージまでほんの5歩だったけど、見通せないって厳しい。
・セッティング時のトラブル不具合は、すぐにクリアできて何にも問題は無かったのだが、もっと冷静に、こころを強くする。
原因は2つ。
一つ目は、NL4〜XLR×2の変換ケーブルの接触不良。(後日ハンダ付けします)
二つ目は、Mix→GEQへつなぐ、PHONE→XLRオスケーブルが、SP変換ケーブルだった(GND一番ピンノーコネクション)
そんなとこでした。そりゃ、GNDがつながってなかったら音でねーっすよね。
・システムチェックのルールを作る。
いっこいっこ、一系統一系統、やり方をちゃんときめよう。グローバルに通用するやりかた。ちょっと、アイデアがあるし、基本的なこと。(今後M-AQUAに参加するひとは必ず聞いてください)
・『全体の音量感とシステムにおけるレベル管理』の説明をもっとうまくなりたい。
総合的に感じたこと。
『やっぱ、やること』
↓ ↓ ↓ ↓
『毎日やってるやつに負けたくないし、不器用なんだからやる』
『そして、当たり前なことは当たり前じゃない』
↓ ↓ ↓ ↓
『自分達しか理解できないやり方とか、言葉とかばかりを使っていては、本当にこの仕事が社会的に通用しなくなる』
『サービスの基本は、相手のしてほしいことをする』
『相手がしてほしくないことはしない』
『大事なことはちゃんと確認する』
雨だけど、たくさんのお客さんが立ち止まってくれました。
なんだか、ぱらぱら雨が人を引きつけ、いい雨の中の演奏でした。
原点に何度もかえることができるチャンスが、セッションには沢山転がっています。
こういった、ストリートライブやフリーライブの良いところは、『知らない人に会えること』それは、Sound Engineerにとってもおなじことで、その出会いをつなぐ音楽とその仲間といつまでもいたいです。
出演:Dreamers Union Choir
Sop うだめぐ・亜紀
Alto Aiko・Tommy
Tenor J-Crown・いわ(AG)
Director/Piano 木島タロー
STAFF:
とみー、嶽下(Setting〜リハーサルまで)
またやりたい!面白かった!
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