2012.04.27 Dreamers Union Choir Gospel to the Next Shibuya O-West SR Project終了報告
DUCの本公演です。
昨年10月の池袋アムラックスホールより約半年、ここまできました。
ほんとにこの2年くらいいろんな事がありました。
ここでは書ききれないので、割愛しますが、画像だけでも紹介します。
2003年12月、退職から起業して2ヶ月あまり、ワールドソウルコーラス福島のコンサートを観覧にいった時、ロビーでNathanと何か話しているところです。
いろいろなものを受け取りました。
さてさて、本題です。
仕込み時間がちょいと足りませんでしたね。
こういったライブハウスであれば、早開けの10時でした。
今回ホールにあるFOH卓Sound Craft Vi6を使わずに、いつも通り持ち込み卓を使いました。リハーサルでデータがとれるので、FOHはいいんですが、MONは時間かかるよね、すまぬつぼさま。画像右下がVi6(かっこいい)
さてさて、仕込みのところから、説明します。
最近よく気をつけてるのが卓の配置。
あたりまえなことで、『いつもがっこでわたし自身がいってんじゃんっ』て思うけど、ほんとうに機材の配置次第で(Mix Stage Mic Speaker)出てくる音が決まると思う。
今回持ち込みのDM1000をホールの卓の手前に置くってことは、わたし自身のオペ位置&音を聞ける位置が音響室内で奥になり、より音が聞きにくくなる?視認性が悪くなる?いろいろ問題はあったんですが、落ち着いて卓位置を設定してよかった。
あのね、卓を動かせない、常設のとこでやるときにも、やっぱり両手をぱっと前に出して、『自分がどのような操作をするのかを想定して』『どのように音を聞くのかを想定して』、セッティング(プラン段階)からできたほうがいいよね。
昨年11月の厚木だったか、時間が無くて横向きにやったら、えらく操作性がわるかった。
ただでさえ、不器用なんだから、その辺りを落ち着いてやる事が冷静な判断につながる。やっぱりステージに向き合って、なるべく『見た目通り』にやるのがいいね。
ライブハウスの音響操作スペースについて思う事がある。
だいたい、客席最後方の一番よいポジションより、上だったり、横だったり、音響室って少しだけ音が聞きにくい場所にありますよね?
でも見やすかったり、観客から見えにくい構造だったり、いろいろ考えられている。
ライブは言葉では語り尽くせない内容でした、いつも通りね。DUCのライブから2週間たって、今ふと考えついたんだけど、これとっても重要な事がある。
音響エンジニアに大切な事って、『主観』と『客観』を自由自在に行き来する事。
音響室がガラス張りになってたり、少しだけ聞きにくいけど見やすい。
今回も、すごく奥だったので外音がすごく気になった。
でも、それは、ライブの内容に入り込み過ぎてしまわず、必要な時には入り込んで『主観で操作し』必要な時には冷静に『客観で聴く』そんないききがやりやすかったのかもしれませんね。
ホールの音の印象は、ステージ、ホールともに、よく設計されていて、反射が心配されたけど、デッドなほうでした。
ちょいと、下見の時の画像を。
れいくとかつかったことない。
本番終了後、メンバーが今日は『とみさんの顔がよく見えた』と・・・。
もにたく。48in SM2
ずっとインフィル置けばよかったかなと・・・後悔してます。
サブステージとの関係。
さてさて、今日のブログは長いです長い。GWだからね。
まず音響プランです。
モニター戸田音響大坪さんに、リハーサルからおつきあいいただきました。
実はDUCでモニ卓使うのって、DUO以来かも?
プランで思った事は『Inputが多いよ!きじまくん』 しかし、発見した事がいくつもある。
Keyって、とりあえず、First Choiceで当たり前にStereoって今まで学校で教えてきたけど、これちょいと訂正します。もちろんステレオのエフェクトを使って音色形成がなされているものがおおいのでそうしていたけど、MONOの方がよいときもあるね。
Clav、OrganとかPadも、生ピアノを目指していない積極的に音作りしているピアノとか、なんだかいつもKeyのEQで悩んでいた事が、今回解決した。
それは、よくよく考えると、モニターにも関係していたのかも。
だって、モニターでかならずL+Rをするし、何らかの手法で、Key音源がL-Rに拡げてあるのを、こっちの都合でいろいろPanをかえるじゃない、だからそこで、扱いにくくなる帯域がでてくるって、ほんとごくごく基本的なことだ。
今回レイモンドが弾く88KeyのPiano系はStereoで、タロー君と坂本君のKeyはMonoにして、実はあんまりFollowしなくてもよかったし、ずばっとFollowしなくちゃいけない時には、migi Bounceの宇宙人音色とか、Brass系の『パッパー』とか、すんなり操作できた。
これって、スンゲー重要だ。
他には、Perについては、やっぱりこれくらいマイク必要だね。
Solo3本については、あとの方の本題で述べます。
とりあえず、貴重な本番画像。
ここのところの課題。
・Choir Soundにおいて、自分の音をどうモニターするかの課題。
1:アクリル板=ドラムを囲む
2:アクリルディスク=自分自身の音を跳ね返す仕組みを作りモニター音量を下げる。
3:モニターの音色について=Horn SPではなく、BOSE502というより自然なモニターで行う。
今回の問題は、やはりバンドのモニタ音量において、Choirの下手と上手で聞いている音量、かぶってくる音量が違うこと。
今までのChoir RecやBig Band recで学んだ事から2つヒントを。
・丸 enn 円というのは、かぶりが均等になる。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2010/03/20100123-choir-recording-day1-project.html
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2010/03/20100206-choir-recording-day2-project.html
・コの字型というのは、単一指向性のマイクをうまく使うと、一番相手の音が聴きやすく、いちばんかぶりにくいはず。ただし、背面の音がきれいな事が重要。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2008/02/20083-big-band-recordingstaff.html
あまりまとめられていませんが、モニターに関してのキーワードを列挙
・やってる感の音量
・リズムとピッチ
・互いの和音と倍音の確認
・SoloとChoのキャラクターの違いについて
DUCにおいて、SoloとChoのMicを共用とするかどうか、そろそろ固定したい。
安心したい。
肝心の表音は、Panがうまくいったなと思った。
皆さん、ピアノのマイクのPanって難しいと思いませんか?
『近接した二つのマイクの相関関係』とは、良い面も、考慮する面もいっぱいあるということ。
前列の6人は、互いに近く相関関係があるため、隣り合っていても、少し離しておく。
後列についても基本は同じだが、Tenはやはり真ん中に位置して欲しいのでこんな感じ。
Over My Head
どこかで音楽鳴っていますか?
STAFF
Monitor:大坪 宏昌(戸田音響)
Stage:大橋 麻里(M-AQUA)日下 南(M-AQUA)
Front Of Houce:とみ
20120513 Ladyからの追記
・Solo Singerは現れなくてはいけない。
・あいているマイク、人のいないマイク。
・On Micが過ぎれば、内容が聞き取れない。
DUCの本公演です。
昨年10月の池袋アムラックスホールより約半年、ここまできました。
ほんとにこの2年くらいいろんな事がありました。
ここでは書ききれないので、割愛しますが、画像だけでも紹介します。
2003年12月、退職から起業して2ヶ月あまり、ワールドソウルコーラス福島のコンサートを観覧にいった時、ロビーでNathanと何か話しているところです。
いろいろなものを受け取りました。
さてさて、本題です。
仕込み時間がちょいと足りませんでしたね。
こういったライブハウスであれば、早開けの10時でした。
今回ホールにあるFOH卓Sound Craft Vi6を使わずに、いつも通り持ち込み卓を使いました。リハーサルでデータがとれるので、FOHはいいんですが、MONは時間かかるよね、すまぬつぼさま。画像右下がVi6(かっこいい)
さてさて、仕込みのところから、説明します。
最近よく気をつけてるのが卓の配置。
あたりまえなことで、『いつもがっこでわたし自身がいってんじゃんっ』て思うけど、ほんとうに機材の配置次第で(Mix Stage Mic Speaker)出てくる音が決まると思う。
今回持ち込みのDM1000をホールの卓の手前に置くってことは、わたし自身のオペ位置&音を聞ける位置が音響室内で奥になり、より音が聞きにくくなる?視認性が悪くなる?いろいろ問題はあったんですが、落ち着いて卓位置を設定してよかった。
あのね、卓を動かせない、常設のとこでやるときにも、やっぱり両手をぱっと前に出して、『自分がどのような操作をするのかを想定して』『どのように音を聞くのかを想定して』、セッティング(プラン段階)からできたほうがいいよね。
昨年11月の厚木だったか、時間が無くて横向きにやったら、えらく操作性がわるかった。
ただでさえ、不器用なんだから、その辺りを落ち着いてやる事が冷静な判断につながる。やっぱりステージに向き合って、なるべく『見た目通り』にやるのがいいね。
ライブハウスの音響操作スペースについて思う事がある。
だいたい、客席最後方の一番よいポジションより、上だったり、横だったり、音響室って少しだけ音が聞きにくい場所にありますよね?
でも見やすかったり、観客から見えにくい構造だったり、いろいろ考えられている。
ライブは言葉では語り尽くせない内容でした、いつも通りね。DUCのライブから2週間たって、今ふと考えついたんだけど、これとっても重要な事がある。
音響エンジニアに大切な事って、『主観』と『客観』を自由自在に行き来する事。
音響室がガラス張りになってたり、少しだけ聞きにくいけど見やすい。
今回も、すごく奥だったので外音がすごく気になった。
でも、それは、ライブの内容に入り込み過ぎてしまわず、必要な時には入り込んで『主観で操作し』必要な時には冷静に『客観で聴く』そんないききがやりやすかったのかもしれませんね。
ホールの音の印象は、ステージ、ホールともに、よく設計されていて、反射が心配されたけど、デッドなほうでした。
ちょいと、下見の時の画像を。
れいくとかつかったことない。
本番終了後、メンバーが今日は『とみさんの顔がよく見えた』と・・・。
もにたく。48in SM2
ずっとインフィル置けばよかったかなと・・・後悔してます。
サブステージとの関係。
さてさて、今日のブログは長いです長い。GWだからね。
まず音響プランです。
モニター戸田音響大坪さんに、リハーサルからおつきあいいただきました。
実はDUCでモニ卓使うのって、DUO以来かも?
プランで思った事は『Inputが多いよ!きじまくん』 しかし、発見した事がいくつもある。
Keyって、とりあえず、First Choiceで当たり前にStereoって今まで学校で教えてきたけど、これちょいと訂正します。もちろんステレオのエフェクトを使って音色形成がなされているものがおおいのでそうしていたけど、MONOの方がよいときもあるね。
Clav、OrganとかPadも、生ピアノを目指していない積極的に音作りしているピアノとか、なんだかいつもKeyのEQで悩んでいた事が、今回解決した。
それは、よくよく考えると、モニターにも関係していたのかも。
だって、モニターでかならずL+Rをするし、何らかの手法で、Key音源がL-Rに拡げてあるのを、こっちの都合でいろいろPanをかえるじゃない、だからそこで、扱いにくくなる帯域がでてくるって、ほんとごくごく基本的なことだ。
今回レイモンドが弾く88KeyのPiano系はStereoで、タロー君と坂本君のKeyはMonoにして、実はあんまりFollowしなくてもよかったし、ずばっとFollowしなくちゃいけない時には、migi Bounceの宇宙人音色とか、Brass系の『パッパー』とか、すんなり操作できた。
これって、スンゲー重要だ。
他には、Perについては、やっぱりこれくらいマイク必要だね。
Solo3本については、あとの方の本題で述べます。
とりあえず、貴重な本番画像。
ここのところの課題。
・Choir Soundにおいて、自分の音をどうモニターするかの課題。
1:アクリル板=ドラムを囲む
2:アクリルディスク=自分自身の音を跳ね返す仕組みを作りモニター音量を下げる。
3:モニターの音色について=Horn SPではなく、BOSE502というより自然なモニターで行う。
今回の問題は、やはりバンドのモニタ音量において、Choirの下手と上手で聞いている音量、かぶってくる音量が違うこと。
今までのChoir RecやBig Band recで学んだ事から2つヒントを。
・丸 enn 円というのは、かぶりが均等になる。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2010/03/20100123-choir-recording-day1-project.html
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2010/03/20100206-choir-recording-day2-project.html
・コの字型というのは、単一指向性のマイクをうまく使うと、一番相手の音が聴きやすく、いちばんかぶりにくいはず。ただし、背面の音がきれいな事が重要。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2008/02/20083-big-band-recordingstaff.html
あまりまとめられていませんが、モニターに関してのキーワードを列挙
・やってる感の音量
・リズムとピッチ
・互いの和音と倍音の確認
・SoloとChoのキャラクターの違いについて
DUCにおいて、SoloとChoのMicを共用とするかどうか、そろそろ固定したい。
安心したい。
肝心の表音は、Panがうまくいったなと思った。
皆さん、ピアノのマイクのPanって難しいと思いませんか?
『近接した二つのマイクの相関関係』とは、良い面も、考慮する面もいっぱいあるということ。
前列の6人は、互いに近く相関関係があるため、隣り合っていても、少し離しておく。
後列についても基本は同じだが、Tenはやはり真ん中に位置して欲しいのでこんな感じ。
一部、SopのChStrip
Over My Head
どこかで音楽鳴っていますか?
STAFF
Monitor:大坪 宏昌(戸田音響)
Stage:大橋 麻里(M-AQUA)日下 南(M-AQUA)
Front Of Houce:とみ
20120513 Ladyからの追記
・Solo Singerは現れなくてはいけない。
・あいているマイク、人のいないマイク。
・On Micが過ぎれば、内容が聞き取れない。
0 件のコメント:
コメントを投稿