2010.12.08 moment X'mas Session2010 Project終了報告『いることが大事』
momentと最初に関わりのあった、X'mas Sessionよりもう何年が経ったんだろう。
何年ぶりかに、moment X'mas Sessionの収録に参加してきました。
場所はHIRO君のライブレコーディングでおなじみの、目黒ブルースアレイジャパン。
鬼頭さんのMCでもありましたが、ここのこけらおとしは、なんと『マイルスデイビス』らしい。
ホントかどうか存じ上げませんが、Jazzを語る上で、マイルスはずせませんね。
私が以前録音に参加させていただいた、Mixing&音楽の師匠と勝手に思ってる、高内春彦さんのCDで、『ジャコへの手紙』というアルバムが2003年に発表されているのですが、その中でも『マイルストーンズ』という曲が有り、ジャコやマイルスの念って、何か後世に伝わっている気がします。
話はだいぶそれましたが、ここ数年X'mas Sessionの全曲に渡っての弦カルアレンジということで、本当にメンバー初め、アレンジの小弥さんお疲れさまでした。
並大抵の努力では無いと思います。
ここで、認識すべきは、『やりたいからやるんだよね』ということ。
そう、エンジニアって何か遠慮したり、勘違いしたり、押し切ったりいろいろなドラマがステージ上で繰り広げられるんですが、今回はライブレコーディングとステージ転換を一人でやるということに(実質照明のフロアの子が手伝ってくれましたが)とても貴重な経験をさせていただきました。
また、サウンドチェック終了時に、HOUSEのPA担当の方が、AGのHAのclip&Head Roomにお気遣いいただき、ラインチェックを入念に最後やらせていただきました。
しかし、そこで大事な事を忘れてました。
『何かを頼んだら、ついていく』
居ることが大事、セッションに存在していることが大事といつも言っているのだから、いなきゃだめだ。
コチラからお願いしていることなのだから、楽屋に行き、きちんとついて行くことが重要。
作業的には、HOUSEのPA Engineerさんと銀次さんだけでよかったのだけれど、お願いしたのは私なんだから、いかなきゃね。
Stagingの基本だ。『いることが大事』
いつものエレベーター前でやろうと思ったら、よく考えるとステージ転換もやらねばいけないとすれば、下手前か上手前じゃないと、Live Recordingとの両立ができないことが2日前に発覚。結果的に収録は下手前MC席で、司会の土橋さんと並んで、設置することになりました。
肝心のStringsのMicは当初、ISOMAX×4+Pro35(当日の朝購入していった)×2で野郎と思ってましたが、さすがBAJ、いいマイクがあるじゃないですかー。
一本6万円のDPA4099がなんと4本ある・・・。
これは、使ってもらわねば・・・。
ということで、ISOMAXは丸の内で十分に発揮して、実感を得たので、DPAで収音することになりました。
いや、やっぱDPAです。
なんの、文句も無いです。
そのまんまで、収音されてしまうのって、ホント凄い。
金があったら、ソッコー4本揃えてしまう所でしたが、コスパと使いやすさだと、ISOMAXがいまのところ、momentにはぴったりです。
特に何も問題なかったですが、Soloマイクの優先Chについては、一考の余地有りました。
来年もまたきたいです。・・・というか、1/23に、宮脇裕子さんのCD発売ライブがあります!
浜離宮が終わった後に見に行こう!
STAFF:音響ひとり
0 件のコメント:
コメントを投稿