2010.08.28 根っこは同じ?
二つの考え方、どちらも根っこはおんなじだ。
『相手の人の立場になって考えること』
『相手の人の立場にはならず、あえて客観的的に意見がいえること』
どっちもできたほうがいい。
この夏は、自分の身になったことが、沢山あった。
ミキサーという仕事・人を考えた。
作品に愛情をもつこと・腹をわること・意見をいうこと。
そのセッションに存在するということ。
よく若い頃に、『人の心に入り込みすぎる』とか、『はいってこないで』(これは、今でも言われますが・・・)とか、言われてました。
mixing engineer に必要なことって、そういった『主観と客観』『静と動』が必要で、最初は感覚だけでいいと思う。
ただ、白か黒ではなくてね、間という経過がある。
ミキサー(機械のほう)の、フェーダーってね、0dBより上にプラスもあるし、0dBの下にマイナスの目盛りがある。
勿論、マイナス(客観)からプラス(主観)に連続的に変化することができる。
そうそう、そのミキサーについてる縦長のつまみはね、音をただ大きくするものではないんです。
音響機器は、マイクという耳、増幅と減衰、アンプと抵抗、最後にスピーカーという口がありまして、その間をきちんと伝えるお手伝いをしないと、ちゃんと動いてくれないのです。
波とか、風とか、流れっていいねー。
2つのバランスの具合は、ひとそれぞれだね。
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