2011年6月19日日曜日

2011.06.18 Gospel Choir Recording Project終了報告

2011.06.18 Gospel Choir Recording Project終了報告

Gospel ChoirのRecordingを行った。
いま録音から3日経った、6/21 17:05です。
研修に参加された方、参加出来なかった方読んでる方も多いと思います。
下の方に大事な事書いておきます。いつも通り面白くない内容ですが、どうか最後までチラミしていってくださいー。

Audio Plan






Mackie ONYX800R

On MicとややOff Mic


卓周りBS


卓周り横Shot


Head Phone Amp


Choir On Mic/With アクリルフレクターパネル。


Recording作業において、かなり大事なマイク。

卓周りの手元

HD24×2の背面

なんかやてる。

立ち位置。

Choir LS


次回HD Recordingの為のメモ。
・HD24の元ファイル作成には前日に仕込む必要有り。
Importできるのは、AIFF 48/24 Monoのみ。吐き出しはいつも通りWAVでだいじょぶ。
元のファイル作成時は、MASTER or SLAVEとFile名をつけ、file名の最後を0→1等簡単な修正で管理を行えるようにする。

・ADATのケーブル整備
モンスターの長いやつがほすい。

・Word Clockをいつ合わせるか絶対的に間違えない方法の確立。
備忘リストか、Studio Managerを読み込んだり、電源入れる途中にWord Clockの確認を設ける。又はPAでもRecでも図面に書き入れる。

・雑物黄ざるの整理。
充電池がいつもなくてすません。


====雑感====
今まで様々なChoirの録音をしてきましたが、今回いろいろなヒントに恵まれた録音となりました。Mass Choirの録音は久しぶりでした。過去に70人同時録音ってのを、福島市は伊達で行ったことがあったなあと思い出します。

Choir40名弱を、2つのグループに分けて交互に行う方法はメリットとデメリットがある。
・ヘッドフォンアンプをそれほど準備しなくてもいい。(◎)
・のどを休めてじっくり耳を澄ませられるいい時間配分になる。(◎)
・入れ替えに時間がかかる。(△)
・マイクの高さを変えないよう、ヘッドフォンのボリュームを固定出来ればなおよし。(△)
・2つのグループはイーブンでなくても良いが、Recording Directorの重要性を感じる。

Mixingの基本。
『足し算はできる、引き算は難しい』を、きちんと理解してもらう。

どのGrooveを聞いて歌うべきなのか?
『演奏家にどのポイントからモニターを取り出して音を聞いてもらうのか?』
『マイクが遠ければ、遠い音』
『レイテンシー&ディレイ』

そもそも、『時間:Time感はMixing Engineerが管理することである』なんつって。

AUXを何系統も出すのはどうか?全く違うバランスで聞いて唄っていたらどうか?
演奏家が何を聞いてどう反応し、どのようなパフォーマンス、どのような演奏になるのか、マイクも、モニターミックスも大事な役割を担っている。

最近思うのは、身の回りで英語が堪能な友人が多い。
英語の単語をいっぱい使おうと思う。
綴りの間違いや、言い回し、意味の間違い等、まったくもってNativeでない中学英語でも、伝えようとする事が伝えれば良いのだ。

間違いは間違いだけど、使わなければ間違いと解らない。
これ重要だよね、もいっかい。
『間違いは間違いだけど、使わなければ間違いと自分でも気付かない、指摘もされない』


TBのマイクはとても重要だね。
レコーディングスタジオでも、必ず連絡の取れる、コミュニケーションのとれるマイクを置くのはとても重要。
ディレクターや演奏家の指示が聞き取りにくい時、解った振りをせず、音響やさんとしてできることをする。
Ex:SRならば、大きな音を止めるとか、Mix側からのトークバックマイクをきちんと使う。
Ex:Recならば、『このマイクで話してもらうと伝わりますよ』と教える。

いずれにせよ、マイクを使わなくても、要所要所で近くにいって話しを聞く。
意見を述べる。


最後にね2つばかり。
1つめは『これがいまやるべき自分の仕事だ!』と自然と気付く時がある。
それが常に気付けるように余裕が有ると良いね。
『のんびり』『楽しく』が基本だけど、自分自身でそのきっかけや気付くときが来るからあせらずやってみればいい。

2つめは、『ひとのきもちをたいせつにする』
『ひとはみなあまのじゃくな面を持っている』
その時々で、向き合った演奏家やお客さんを大切にすること。

たとえば、音響のスタッフが『私はこの楽器やってます、このアーチスト好きです』なんて、その日のセッション以外の演奏家のことを口にした時にいい気持ちはしないでしょう。

もちろん音楽の神様もいるし、他の音楽から得られる物も沢山あるのだけど、やっぱり気持ちは良くない。

そこまでの自分の音楽だけじゃなくて色々な経験が、そこでMixされて新しい音楽が生まれるけど、そこは謙虚にじっくりやっていけばいいんではないかな。

この2つが大事な事と思います。
『これが自分の仕事だ!と気付く時があるはず』
『人の気持ちになる』

Reportを出すことが目的じゃない、そもそもメモをとることが目的じゃないYO。
ながーい時間をかけて、じっくり音楽や音、ほいでもって人と付き合っていくことが大事。

0 件のコメント: