2014年12月11日木曜日

2014.12.10 Big Band Mixing Technique One Self Vol.1

2014.12.10 Big Band Mixing Technique One Self Vol.1

こんばんは。
8月から、スポーツクラブに週2で通っていますが、一向に痩せません、、、、。
ただ、ふとやってみたかったことを思いつきました。

現在取りかかっているBig Band のCD Mixがあります、完成は2月−3月なのですが、その手法を自己自己流のメモとして連載、公開してみることにします。

以前先輩のMixing Enigneer 三木康弘さんが言いました。
『真似されて困るような技術はホンモノじゃない』
そして、録音ってどうしても、『鶴の恩返し』的な、見せちゃ行けない裏側。

もちろん舞台芸術や、ストーリー性のあるもので、ネタがバレてしまうようなことであったら公開はまずいのだけれど、ではどうやったらいい?

Big Bandって、RecordingでもLive Sound(PA)でも、一人のEngineerが一生にどれだけ出来るのだろう?

もちろん私自身の技術に自信があるわけでもないけれど、ホントは2011年制作のコレで、そういうことを検証したかったのです。

そして、Big Bandという音楽のスタイルが、どれだけLegacyを大切にしながら、Inovateに向かっているかも皆さんに知って欲しい。
アレンジを紐解きながら混ぜていく様は、まるで宝の地図のようでもありました。
私自身がその希有な経験をさせて頂いたことを、やっとシェア出来る準備が整ったのです。


文章も、言葉もまとめるのがヘタクソなので、読みにくいこともあるかもしれません。
このタイトルの投稿時には、ご遠慮くださっても良いかと思います。
ただ、自身がやっていることの検証を、時系列に制作の中でメモとして書いてくことが大切だと思いやってみます。

以下、本日の本題に入ります。

録音は10-11月の3日間で5曲、そのうち2曲を12/31までに仕上げます。残りの3曲を年明けに提出、マスタリングの後入稿の予定。

ラフミックスを12月初旬にProducerに送りました。

ここでひとつ。
『Rough Mixってなに?』
少し乱暴な言い方をすれば、録音時の記憶と共に要素を確認する為のモノ、かと。
だから、マキシマイザーがどっかん効いていても、良いと思う。
だって、小さかったら聞こえないのだ、べったりと、食材がぎっしり詰まっているかんじ。
そこからどうするか。

そして今日はもうひとつ。
『Mixの本作業はすぐに始めない』
これむっちゃだいじ。

実はその12月1日に送った5曲のRough Mixを、ずっとずっと聞いています。
だって、ProToolsに向かうといらんことを考えるし、いらんことをやり出してしまう。
だから敢えて、すぐに操作出来るようしない環境で、とにかく聞く。

『車の中』『ランニングマシンに乗りながら』『IpadとかI Phoneのスピーカー』

そういえば、以前個人レッスンを持っていたひろし君には、このことを『Fixする』と、教えたのを思い出した。

ただ、聞き過ぎも良く無い。『耳には限界があり、判断力が変わってくる』

録音から1ヶ月、やっと今週金曜日スタジオに入ります。
『自宅』『スタジオ』『移動中』『スピーカー』『イヤフォン』と、いろんな環境でその5曲を聴くのだ。

Final Mixの最後まで、それぞれの聴取環境については、イーブンで同じ割合だと私は思います。選択肢が多過ぎてもいけないが、少な過ぎてもいけない。

あしたも多分、『まだProToolsは開かない!』←でも、そのテキトーに混ざった、音楽の素材のそれぞれの色合いとか、形とかを、ちょっとづつ聞き分けています。

市場でいうとこの、目利きかも。
早くその素材を使って、料理に進みたいけれど、まだ調理に入らない。
まな板の上でその野菜を生かす方法を、見て、感じて、考えています。

つづく。

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