2020年4月26日日曜日

2020.04.26 電源を入れておく意味続編 Old School

2020.04.26 電源を入れておく意味続編 Old School

日曜日、一人とお話しして、他は少しゆっくりできた。
先日の記事で、機材に電源を入れておく意味を紹介したが、その続編。

というか、この画像を載せたくて。
トモカ電気製のファンタムボックス。
文字通りファンタムをかけるだけの機材なんだが、なぜこういう機材が必要かというと。
・もともとファンタム電源が備わっていないミキサーへ繋ぐとき。
・マイクの近くで(短い距離)ファンタムをかけた方が音がいい、又は長距離伝送でのトラブル。

等々の用途で、使われることが多いのですが、ちょっと他にも思い出したことがありました。

人から聞いた話ですが、海外のスタジオは真空管のマイクに常に電源を入れた状態で、録音に備えている、らしい、、、。
なるほど。


ライブレコーディングなら、早い段階でコンデンサーマイクに火を入れたい。
Stage Box-Mixer-Power AmpまでのOutputは、とにかく早くチェックの一言がSPまで出ると安心。
・仮設での音響や録音は、そこにいる間のなるべく長い時間、電源を入れることによって、ちゃんと動いている時間を長く取り、平均的な打率をあげる。

ちょっと難しいお話でしたが、電源に関してもう一つ思い出したので、この記事を書いたのです。


26-7歳だったか、それまでDeskTopのパソコン(Apple)は持っていたが、あまりノートパソコンに良い製品が無かったのと、スペック的に信用していなかった。

ただ、仕事上どうしても支給のWinやDOS機が楽しくなくて、思い切ってノート型を買う。
初めて新品で購入したノートパソコン、1996年かな。多分、この画像のPowerBook190

私用のパソコンを仕事場に持ち込むのは、とてもよくないことではありましたが、ウキウキしながら職場で使っていた時に、そこそこコンピューターに詳しい同年代のディレクターから衝撃の一言。
”ノートパソコンってさ、電源落としたら意味ないよね”

まー、カチンと来ましたよ。
ちょっと、そりが合わない(番組はいくつかやりましたが)ディレクターさんでしたが、裏を返せば、大切なことを教えてくれた。

もちろん電池の状態とか、安全上の問題とか色々あるんですが、、、。
でも大きな充電器を持つのが嫌だからと、アダプターを携帯せずに、一から電源入れてるのはやっぱりちょっと思うところあります。

”ノートパソコンは、電源をその都度落とさない。
24年後に、気づいてみれば、その教え通りになってた。

トラブルや、録音セッション開始前には再起動しますが、それ以外はずっと、起動しっぱなしです。今はSSDがメインなので、以前ほど起動に電力を使うことは少ないと思いますが、新しくパソコンを買った皆さんには、ちょっと気をつけてみてほしいTipsでした。



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