2011.09.17 Blessid Union of Souls LIVE@XEX日本橋
アメリカのBlessid Union of Soulsというオルタナティヴロックバンドの来日ライブ。
前日の夜に仕込み、次の日にリハーサル〜本番という流れでした。 また楽器やアンプをレンタルしたためそのセッティングもありまし た。
仕込みは僕と富さん二人で、 本番は戸田音響の大坪さんが加わり三人体制で行いました。
二人での仕込みということで一人一人の仕事量も、 負担も増えます。 二人とも同じレベルでプランニングを理解してそれぞれの仕事をで きればいいのですが、僕は全く着いていけませんでした。まず、 プランニングを理解したつもりで全然理解できていませんでした。 SRプランニングの授業でもやりましたが、 紙面に載っていなくても必要な情報はたくさんあります。 何のケーブルでどれくらいの長さが必要なのか、 どこをペアケーブルで引いたらいいのか、電源はどこか、 ワイヤレスの受信機はどうなってるのか、その他何が必要かなど、 まだまだ色々あります。 初めて行く場所でSRをするという事がどれだけ大変なのかを目の 当たりにしました。かなりの労力を要する仕事です。 そんな中で自分のするべき事がわかっていませんでした。 自発的に動く場面なのか、そうでないのか。また、 その作業は丁寧に行う作業なのか、 それとも急いで終わらせないといけない作業なのか、 次は何するかなど。場面場面で考えないといけない事だらけです。 その考えなければならない事を先読みしていないと、 すぐには動けないし何をしたらいいかわからなくなります。
また、 今まで授業等で覚えてきた知識が現場で使える知識になっていない という事も感じました。マイク→マルチ→HA→ミキサー→ GEQ…という流れはわかっていても、 それが現場ですぐに結線できるのか、そこが重要です。 座ってゆっくり考えるのは誰でもできます。
デジ卓についてはまだ授業でやっていないし自分で覚えるしかあり ません(学校の授業でやるんですか?)。 今どこのレイヤーなのか、AUXの何なのか、何をしているのか、 デジ卓はそういった所が見えにくいので、 常に意識して操作しないといけません。
本番はステージマンをしていましたが、 特に大きなトラブルもなくライブを終えられました。 今回のような袖のない場所では立っている場所にも気を付けないと いけませんでした。
そしてお店のMARTIN AUDIOのスピーカーかなりかっこいい音出てました。2/ 1の上がラインアレイであんなに鳴るのかと思いました。また、 今回の仕事を通して英語も必要だなと感じました。 PAの会社によっては海外からスピーカーを買って、 メーカーの人が日本に来て研修をする、 というところもあるようで、 ますます英語は必要になってくる思います。
最後に、I believeという曲すごく好きになりました。 事前にYouTubeでも聞いていたのですが、 やっぱりライブは最高です。
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