2013.03.08 Sound Consideration 『意味』は自分で探す『依頼と意志』は考える。
その違和感は、マイクとマイクが、 離れすぎているから起こっているのか、 それとも近すぎているからなのか。
音源・マイク・耳。
FBで同級生とつながる。
介護や社会福祉、必要とされる仕事について考える。
音の仕事はどうだろう。
先日嫁の祖父が96歳で亡くなりました。
お正月に施設に会いに行った時、偶然・ 突然唄い出した賛美歌の一説、携帯の動画に納める。
放送の仕事の中で、 みんなが必要としている公共性について認識するのは、 シンプルだった。視聴率0パーセントを目指し、 0パーセントでもやる番組がある。
PAはどうだろう、 多くの人に今伝えなければならないメッセージがあり、 それをお手伝いする。伝える情報・伝えない情報を整理する。
録音は、 演奏家が客観的に時間を超えて自己の演奏を見直すためにも、 ろくおんのぎじゅつはひつようだし、なにより、 聞いてくれるひと、 録ってくれるひとがいる時の演奏や演技は違うはず。
技術者が何のためにいるのかそれぞれ意味を考える。
多くの音響の仕事は、『依頼があってこそ』のことと、『 これが必要だ、こうしなければならない、こうしたい』 というふたつに分かれると思う。
『依頼』と『自己の意思』
『相手がしてほしいこと』『自分がしたいこと』
『相手がしてほしくないこと』『自分がしちゃいけないこと』
『意味を考える、意味は探す』
最初から、何が向いていて、 はっきり道が決まってたら面白くねーべ?
先週の日曜日の吹奏楽部演奏会のミックスをチェックしながらがっ こへむかう。
この3月でご退職される顧問の先生。
三部で、合唱がはいる。
曲は『明日という日が』、リハでマイクを立てようか迷う、 スタッフにも追加のマイクを指示して準備してもらう。
本番、演奏のダイナミクスの配慮もあるが、Aメロ、 Bメロと進むうちにだんだんとうもれる。
これでいい。
これから進む道世界の荒波って、こういうこと。
音を大きくすることも、大きくしないこともPAでだいじなこと。
録音はどうするか?
3年後、30年後のためのバランスを考える。
舞台つらの録音用の補助マイクは、多くの要素をとじこめる。
ホールで起こったことそのまんまじゃなくて、後で客観的に聞いた時どう思うか?
音響の仕事は、だから面白い、だから難しい、自分のやりたい勉強は、誰か欲する人の依頼から始まって、そのバランスが大事なのだ。
『なにやってもいい』
ただ、自分でそのバランスを感じてとることがだいじなのだ。
いつも読んでくださっている皆さん、 いつもありがとうございます。
今日は甘えてしまいますと、いいねがほしいです。
共感したいからです。
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