2011.08.14 Yokohama Akarenga Peru Festival 40RP-2 STAFF REPORT
2011.08.14 ペルーライブイベント@横浜赤レンガ倉庫
◯内容
野外でのライブ、ダンス、DJイベント。ペルー人が主催のイベント
・帽子必須。なければタオル被る。
・野外イベントは黒TシャツでなくてもOK。
・水分補給が大事。こまめに飲む。
・涼める場所を探しておく。
・野外の場合電源の確保が大事。近くの建物に野外用の電源があるのか、発電機が必要なのか。
・ダンスの前に水などがこぼれていたらステージを拭く。
・雨対策
メインスピーカー:ゴミ袋などをスピーカースタンドに付けておき、雨が降ったらすぐに被せられるようにする。
モニタースピーカー:上を向いているので濡れやすい。雨が降ったらとりあえず横向きにしたり、裏返したりする。
マイク:薄いビニール袋を被せて使う場合もある。
電源:地面に置いてある電源は地面から浮かせておく(漏電対策)
楽器:管楽器や木製の楽器は多少なら濡れても大丈夫。革を使った打楽器は要注意
マルチ:これも上を向いているので要注意。濡れない所に置く。何か被せる。
・カメラマンにステージ上の電源ケーブルなどを踏まれないように注意する。
・風でマイクが動かないようにマイクスタンドの各ネジはきっちり締める。
・今回は仕込み図、セット図、セットリストなどがなく、回線表しかない状況だったのでPAさんやバンドさんと話し合い、配置をどうするか、マイクをどうするか事前に決める。
・スピーカーを乗せる足場はバッテンが付いているとスピーカーを乗せられないのでバッテンが付く前に乗せる。ただしバッテンがないとグラグラして不安定なので注意する。
・PAがステージを見る事のできない位置にいる時はステージの状況を伝える。板付きのスタンバイができた、楽器持ち替えた、など。
・今回はバンド→ダンス→バンドという流れがあり、バンド演奏の後ステージ上の物を全部ハケる必要があった。最初に楽器やアンプ、ドラムセットをハケて、その後マルチボックスを丸ごとハケた。その時クリップマイクなどマルチに残しておけるインプットはそのまま残しておいた。それ以外はマルチから抜いた。
・TBマイクが無いときはステージとPAの間で直接やりとりしないといけないので中継する人が必要。
・野外のバラシは暗いので明かりが必須。なので電源は一番最後まで生かしておく。また、電池の式のランタンなどがあると便利
感想
今回は初めての野外イベントでの仕事だった。やはり一番気をつけないといけないのは暑さ対策だと思った。黒くない服を着て、帽子を被り、こまめに水分を取る。これがすごく大事です。また野外の場合何もないところからステージを組んで(今回はステージ車)、スピーカーを設置して、電源を確保して…という流れになるのでステージを作る作業の進行具合も気にしながら作業しないといけない。本番中はステージの状況に常に気を配る事。
ステージ上で何かあった時はすぐに出て行けるように見る事と度胸をつける事が大事。これに関しては前日の世田谷のイベントの反省もあったので少しはできるようになったと思う。二日間を通して、多少自分自身の成長を感じる事ができた。知識に関してもそうだし、動きの部分も現場に慣れてきた感じがあった。また、音響は知識だけでなく現場を広く見渡せる視野や、何かに気づける感性、コミュニケーション能力など様々な能力が必要とされる仕事だなとあらためて思った。
1 件のコメント:
ブログに載っている野外の現場に関するレポートは、自分が野外の現場に行くことが決まってからしっかり読ませていただきました。大変参考になりました。
自分が野外で手伝ってみてからもう一度読むと、自分のときもそうだったなと思うことや、そこにもっと注意するべきだったのかもしれないと思うことなど、また違った感じ方がありました。
その現場でその人が何を思ったのかということは凄く興味があります。
また色々な人に話を聞きにいかせていただきます。
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