2019年10月20日日曜日

2019.10.20 SHIAWASE MATSURI Vol7 Outside SR STAFF REPORT 1

2019.10.20 SHIAWASE MATSURI Vol7 Outside SR STAFF REPORT 1


10月20日しあわせ祭り

〇覚えた単語
・パンチ→黒いマットみたいなもの
・フレキ→マイクスタンドのグニョグニョ曲がるやつ
・インストゥルメンタル→器楽曲、楽器のみの演奏 インスト
・マイクーPFLーMIX FaderーAFLーOUT
・コンタクト→クリップマイクなど、取り付けるやつ。
・HS→ヘッドセット
・GAIN=HA
・4バーストレード→4小節ごとに交互でソロを演奏する、ジャズのアドリブソロの形式のひとつ。

〇覚えた仕組み
・AES→デジタル出力の規格で1本でL R 2ch送ってる

・DBX(緑)→THRU/OUTPUTに繋いで、もうひとつのスピーカーに繋ぐとふたつのスピーカーがそれぞれ設定された音域のみをOUTに出してくれる。 
パワードスピーカーでの接続方法。

・IntPB→インターナルプレイバック
 内部の再生機でミキサーから直接音源を流せる
高度なタイミングが必要な場合は向かない

・位相、逆相
マイクとマイクを向かい合わせにして近づけた時、
音量が上がる→正相(NORMAL)XLRの1と2のピン  バランス
音量が下がる→位相(INVERSE)1と3のピン  アンバランス 
正相と位相の切り替えスイッチ→フェイズスイッチ
スネアのトップとスナッピーにマイクを立てて位相(逆相)にしたりする。
今回の現場ではアコーディオンは逆相にはしなかったが、ステレオペアのマイクや、2本のマイクどうしが近かったり、向かい合ったセッティングの時には注意。

フェイズスイッチは、
バンドでベースが小さいと思った時、切り替えてみるとちょうど良くなったりする。
1本のマイクではわからないが、ステレオになると問題が起こることがある。

〇ミキシングの工夫
・ギターのストロークとアルペジオの音量の違い、フォローの仕方

・MCと演奏でReverbを使い分ける

・今回のマジックショーのミキシングの工夫
    HS→演者(マイク)とお客さん(生声)が接している時のバランス。音量をおとして生声も聞きやすくさせるなど
    BGM→話の流れやマジックが成功した時など、BGMでも、盛り上がりを付けたりするとよりいい

・comp、レベル(HA)、EQは調整すると外(F.O.H)も中(MON)も変わってしまう。
1度基準を決めたら動かさない。(HAは特に)


・F.O.H→音楽的なフォロー
   MON→明瞭な音や、音量が常に一定の方が演奏しやすいことなど、が求められる

・今日は中(MON)はプリで固定、外(F.O.H)は動くようにポストだった。モニターは基本プリ。(絶対ではない)
モニターの音量がその都度変わってしまうと演奏しづらい。でもBGMや、SEが、モニターにも出ている時、ポストでないと操作しづらいため、BGMやSEだけポストににする場合もある。
今日はスマホから、小卓で絞ることがたので、メイン卓はプリで大丈夫だった。
スマホー小卓ーMAINーOUT


・ソロの音が小さい時音量をあげるけど、全体を下げるという考えもある。

・チューニングは自分の声、誰かの声、チェック用の音源を、使う
声だけでは調べられない音域もある。

〇行動面、意識的なこと
・マイクを生かすとき話している内容を聞く。
その内容が聞き取れるくらいのフォローをする。

・BGMはその場にあったものを選ぶ。
盛り上がった演奏の後は落ち着いたBGM、バラード調の演奏の、後は明るめなBGMなどなど、、工夫、歌があるBGMは、せっかくの生演奏をBGMで打ち壊しにしないような、配慮が必要。

サウンドチェックでその楽器の音色やダイナミクスを知った上で、どんなバランスにするか考える。

・声は人それぞれ違う。マイクが一緒でも人が変われば音量も音質も変わる。よく見ること。

・モニター、メインなど卓をふたつにする場合、2人が意思疎通出来ていないと中と外でサウンド感が変わってしまう。

・ミキシングすると音ばかり気になってしまいがちで、人の話が聞けなくなる。
人を見ること大事。


〇しあわせ祭りを終えて
今回の現場スタッフは富さん、同学年、わたしの3人のみだったため、仕込みも、まんべんなく全てに関わった。

仕込みの時の反省点として、機材の名前がわからなかったり、コミュニケーションが上手くとれてなかったり、自分の中で反省点は沢山あるが、いつも現場で思うことと一緒で、あまり改善できていないなと思った。
あと、モニターのチェックの時、自分が声を出して確認している時、声が小さくてチェックしづらかった。

チェック中でも、場の空気を気にしながら、音量を出す必要が無いものや、大きな音が出てしまう時の配慮など大切だと感じた。

本番中では、マイクケアが進んでできた。
ステージ横では結構大きな音が出てると思っていたが、メインスピーカーを下向きにしたため、後方に行った時、あまり聞こえなかった。色んな所に行ってここではどう聞こえているのか気にする必要があるなと感じた。
ミキシングをした時、最初はチャンネル数が少ないから、やたらフェーダーを調整しようと頑張っていたが、むやみに調整する必要は無くて、でも常に演者をみたり気にかけてすぐに行動できるように準備しておけば大丈夫なのではないかと思った。
1番最後のゴスペルの時は、チャンネル数が多くて、真横から動けなくて常に大きな音量だったからどのようなバランスだったかわからないので心配だった。
ゴスペルとバンドのバランスや、バンドの中でのバランス、ゴスペル、バントとソロのバランスなど色んな角度でバランスを聞かないといけなくて、そればかり気にしていた。
ソロマイクが手持ちで色んな人が使っていたため、人が変わる事に声質や音量が違うこと、その人にあったフォローをするということがよく分かった。
目の前にソロマイクがあるのに違うソロマイクを使う人がいたり、立ち位置が変わってマイクがぐちゃぐちゃになって、フェーダーが分からなくなってしまったり、見ていても混乱してしまうことが多くて、頭がパンクしそうになった。
いままでは音楽を聴きながら仕事が出来るPAと言う認識だったけど、今回、ミキシングをしてみて、演奏されている音楽を聴衆に届けるという意味がとても分かった。
改めてフェスや音楽関連のイベントのスタッフの人は凄いなと思った現場だった。

バラシでは、一本のケーブルをまく時間が短縮できてきて、以前より素早くできたと思う。
機材車に積み込む時に、もう一人のスタッフとコミュニケーションが取れて積み込みやすかった。仕込みの時より何があるか把握出来ていたので、指示されていることが理解出来ていたと思う。バラシながら積み込む時の順番など最後を見すえて片して行けたらもっと時短できるなと思った。

自分のことで手一杯だったが、もう一人のスタッフがやっていたこともちゃんと見ておけばよかったと思った。
今回は疑問に思うこともたくさん質問できて、理解が進んで、ミキシングもしてみて、たくさん経験できて、とても勉強になった。

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