2011年6月21日火曜日

2011.06.18 Gospel Choir Recording 40RP-6 STAFF REPORT

2011.06.18 Gospel Choir Recording 40RP-6 STAFF REPORT

◯わかった事、教わったこと、気づいた事
・Word Clock:サンプリング周期を正しく同期させるための信号の事。今回のように複数の
 デジタル機器を用いる場合はMASTERからSLAVEへ同期信号を送る。BNCで接続。
・SLAVE:従属装置。
・adat:角型オプティカルを使ったデジタルインターフェイスの規格で、最大8チャンネルの
 信号を同時に伝送できる。
・MAINのDPA4006は無指向性。カメラのシャッター音も拾うので注意。
・DC=ドンカマ=クリック
・ミキサーの役割は「混ぜる」だけでなく、「分ける」ことも重要。
・ONYX 8ch HAはアナログ入力、デジタル出力の、ADC付きマイクプリアンプ。マイクレベルをラインレベルへ増幅。
・今回はマイク→HA→HDRという流れで録音した。そのため音量や音色を調整できるのはHA部分のみで、ミキサーはモニター用として使った。
・ミキサーのチャンネル1〜16のレイヤーで、インプットのないチャンネル9、10のフェーダーが上がっていた→リバーブに使用していた。リバーブはミキサーのフェーダー固定で送り側で調整する。
・マイクスタンドを前に出す&下げる等、は歌っている人から見た時の事。自分の目線からではない。
・ラックやケースの中身を覚えると作業効率が上がる。ただしM-AQUAの場合はケースに中身が書いてある。けど覚えるべき。
・出演者やディレクターへのケアが足りていなかった。疲れている人へ椅子も出せないのは最悪。
・マイクの配置や卓周りの配置など、どんな仕上がりになるのかイメージしておく事が大事。また、そのイメージはスタッフ全員が同じであったほうがいい。
・HDRの右下が赤く点灯している時はREC中。
・曲と曲の間などにマイクを直すのは必要最低限にした方がいい。歌っているいる人が自分の歌が良くないのでは?と不安になってしまう。
・マイクを立てていればその音を足す事は簡単にできる。
・ミキサーのアウトをたくさん使うのはもったいないのでヘッドホンアンプへの出力は半分をマルチでパラって出力した。
・マイクを1本ずつ前、後ろと交互に半円状に配置し歌う人のスペースを広くした。
・エンジニアが静かにしてほしい時は素直に言ってもいい。
・常に周りを見て他の人が何をしているのかも見ておく。
・『次は何をしますか?』という質問ではなく、『次はこれでいいですか?』と自分で考えて質問できるようにする。
・一つの作業を全員でやる必要はない。効率が悪い。
・とにかくコミュニケーション!口下手は損!


◯今後の課題
 富さんにも言われましたが、やはりコミュニケーションが全然足りていないと思いました。自分で考えてもわからないような事は素直に質問するべきだし、自分の知っている事であれば周りの人に教えてもいいし、もっともっと積極性が必要だと感じました。それと空気を読む事、これもまだまだできていませんでした。歌っている人へのケア、ディレクターへのケア、富さんへの質問のタイミング等、常に集中を切らしてはいけないと思います。まだまだ技術どうこう以前の問題が多いのでそこから改善していく必要があると思いました。

1 件のコメント:

M-AQUA Live-Sound さんのコメント...

『コミュニケーション能力を高めるには???』なんて、そう簡単に変割ることが難しいのがコミュニケーションだと思います。
『タイミングを変える』『場所を変える』『人を変える』『質問の前にどこまで考えたかを伝える(ただ聞きではなく、共有)』。