2010年5月15日土曜日

2010.5.1-3 Brass Band Live Recording&SR Project終了報告







2010.5.1-3 Brass Band Live Recording&SR Project終了報告

おにぎり音響

昨年の終了報告はこちら!

本番終了後の図面です。






場所:宇都宮市文化会館大ホール
内容:宇都宮Kita高等学校吹奏楽部定期演奏会(有料公演)SR&Live Rec
   1部 Classic Stage
   2部 音楽劇 ウエストサイドストーリー
   3部 Jazz Stage
日程:5月1日〜5月3日 

1日 前日搬入及び仕込み SR Mix&tomi
09:30 横浜出発、まあまあ渋滞
13:45 ホール到着
14:00 機材搬入
14:30 ステージ機材は舞台要員室へ振り分け。
15:00 音響室機材移動、客席手上げ。卓・3U×3・青箱×2
15:30 音響室内機材セッティング、パッチ
16:00 ステージ機材セッティング
 Front、花道、OkuPart4006 、他Solo Mic Setting
 Side SP Setting(AmpをHall設備借用に変更)
 3点吊り
18:30 口笛録音のため、楽屋にm-box&C-414セッティング。
20:30 終了後、稽古見学
21:30 退館 ビジネスホテルシングル宿泊

3日 ALL STAFF
08:15 ホテル出発
08:30 JR宇都宮駅でピックアップ
08:45 ホール到着
09:00 セッティング
10:20 Mic Check System Check Sound Check
13:30 リハーサル 2部→3部→1部
21:30  退館 ビジネスホテルシングル宿泊

4日
08:30 ホテル出発
09:00 モーニングチェック
 連絡系の確保と、Phantam入れる。
 Condencer Micの接続。
 Mic Check
09:30  G.P(2部通し・3部・1部中抜き)
12:00 G.P終了
12:30 開場
12:50 WL電池チェック
13:30 開演 冒頭挨拶無し
16:00 終演
16:55 退館完了
17:15 出発
23:30 横浜到着

#当日までの事前準備と打ち合せ
今年の2部の演目は、ウエストサイドストーリーでした。
何年か前にやったような気がしますが、わすれちゃいました。
必要な音は、ピストルの音と、サイレンの音でした。
ピストルの音は無論、主人公の二人が最後に結ばれるはずの時に、打たれてしまう音なので、とても重要です。
サイレンは、敵対する2つのグループが、一色触発になった時に、警察が現れて・・・、というシーンでした。

この2つは事前に、ファイルを送って確認してもらいましたが、もう1つ大事な音がありました。
口笛の音です。
これは、1日の搬入日に録音する必要がありました。
また、今回とても渋滞が予想されましたので、昨年より早く、朝から横浜を出発しました。

本番の音源のポンだしについては、SR Mixerに確認したところ、自分でやってみたいということで、昨年同様ポン出しをお願いしました。
F.O等レベル操作は私がやりました。

仕込みのポイントは3つあります。
・搬入時間をずらして行いました。

・音響室へは上手通路の通用口からいれました。
 搬入口からの搬入後、舞台上手の舞台要員室に機材をためました。

 角材忘れんよーにね。手前側が高さがちょうどでやりやすいです。

・音響室内へのセッティングは1日にすぐに行いました。


#1日音響室内セッティングのポイントです。。
・人間の配置、ステージの見やすさ、ポンだしの見やすさ、インカム系の配置


・DM1000の背面のパッチは、卓を横に配置したので追加しやすかった。



・HD24のHDRが2台あると安心です、ダイレクトミックスも空きチャンネルにつくりました。



・パッチ全体、パラボックスの位置と、パッチケーブルの長さ
 時間に余裕がありましたが、持ち込みの16P-セパラメス-BOX-セパラオスをもう少し有意義に使えば良かった。



持ち込み16P


会館パッチ盤のパラジャック結構使った。


黄色が会館SR卓入力


会館SR卓出力〜AUX5-6


会館MtrixAmp出力


3点パッチ


会館MDパッチ


VTR送りは客席 STEREO


#1日Stageセッティング
1日の午後、3人のスタッフそろって Stage側のセッティングを開始。
17時から18時頃に録音の予定があったので、時間の様子を見ながらセッティングを行った。

Side SPは、NL-4スピコンが10m。手前に見えるのが花道マイクです。


録音Onlyのマイクの説明を先にします。
3点吊りは、幅は300mm角度は150度くらい、今回楽団の配置が奥まっているので、ちょい狭めにした。マイクはKM184×2です。

Front×5 KM184×5はいつも通り下手からマルチ敷きました。
花道を大外回しで廻すと段差をうまく使えて敷き回せます。来年への引き継ぎです。
花道前に、C-391×2をセッティング、これは花道前でPA必要なマイクが増えても、いいように向きを、客席向きにするかどうか最後まで悩んだ。

あとは、Stage中に、DPA4006奥Part Micをセッティング。
これは、奥Partというよりも、2部のMain Micという感じです。
楠田さんの言う通り、もっと上げて離しても良かったですね。芯を外すのが4006の使い方というけれども、さすがに、上向きには使うのに勇気いりますが、来年やってみたいと思います。



あとは、ワイヤレス×2、カゲアナ、2部Na Mic 565SDスイッチ付き、予備用にSoloを何本か準備しましたが、結局使わずでした。

今回特筆すべきは、2部のセットが大きいのと、ピアノの出ハケがあるので、ケーブルの取り回しを下手に変更しました。

奥パートマイクと2部Naマイク等は、上手側板裏のステージコンセントから敷いた。


ステージパッチ



#2日リハーサル2部、3部、1部
ちょっとだけ、卓触ってもらいました。





リハが終了後、2部へのセットアップをし、Condencer Micをはずして退館。

録音系のコンソールセッティングについてコチラにメモします。



録音系のMAIN&FRONTのHAです。
Main&FrontのHA

MainのCh Strip


PfのHA

PfのCh Strip





花道&奥Part HA


こっちはREC&SR共用系のHA、結局純パラが一番安全だった。

SR卓上のメモの画像を残しておきます。
WL系とカゲアナのHA




WLのCh Strip



F.O.HはGRP1-2がはじっこで見やすい。






本番はちょいまきで進行。

#撤収時
まず、録音機のストップし、カゲアナを録音卓経由から、SR卓からの出力に変更する。
ファンタムを落とし、カゲアナのパッチ83以外をすべて抜く。

フロアさんにも、カゲアナ以外を抜いていいですよと連絡し、音響室をとにかく片付ける。
SR卓の初期設定はSR Mixerにお願いし、私はせっせとパッチを抜いてました。

上手のロビー前に音響室機材をためてから、ステージ側を手伝いました。
昨年の経験を生かし、搬出は横の階段から降ろした。搬入もこちらの方が楽ですね。


Side Ampけっこーしぼった。


出演者の皆さんお疲れさまでした。
STAFF及び、関係者の皆さんお疲れさまでした。

Stage:楠田 和仁(Pakuma)
Stage:長瀬 千里
Stage:石川 美樹
SR Mix:畠山 かおり
Rec Mix:とみ




『何の為に、誰の為に生きているか?』

おかえりー

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