2010.4.24-25 Ranzan VO Charity Concert 38RP STAFF REPORT
【4月24、25日 研修レポート】
研修に参加させて頂き、ありがとうございました。
今回は、ホールで行われたチャリティーコンサートのステージ側を担当させて頂きました。構成は、ボーカルとピアノ、フルート、パーカッションで各々にMicを立てました。公演の途中でバックに20~30人程のコーラスが入るので、そのコーラス用にMicをL-R で2本、オーディエンス用に5本、これは客席側に向けてステージのつらの下にセッティングしました。花道にもL-Rで2本立てました。花道のMicは高さを目一杯上げた為にスタンドが不安定になってしまうので足の部分に重りを乗せて倒れないように固定しました。
SPはHOUSEを組みました。3人で行いましが、重いし高さもあるので、しっかりと声を掛け合わないと本当に危険だと思いました。SP を積み上げるのは、ほとんど初めてだったので経験できて良かったです。MOM SPは各出演者の足元にFootを置き、SideをL-R で2本立てました。
卓の電源を2階にある音響室から取ったのですが、こちらも初めてだったので、色々とやり方があることを知りました。1つの方法に捕らわれすぎず柔軟に考えるべきなのだと思いました。
また、様々なことに配慮することの大切さを学びました。出演者の方の中でパーカッションとフルートの方が盲目の方でした。パーカッションの方はヘッドセットを使用したのですが、付ける時やMicの位置などを決める時に、コミュニケーションを取りながら進めていく必要があります。その他にも、スタンドはぶつかったら危ないので必要な時以外は位置をずらしていたり、ケーブルも邪魔にならないように気をつけました。自分を基準とするのではなく、相手の立場に立って考え行動することが重要だと感じました。
リハの前には、サウンドチェックの際にMONへの返しを何度も繰り返し調整していました。研修で参加させて頂いたこれまでの公演の中では、1番時間をかけてMONの音を作っていたように感じます。私は、出演者の方の要望をMixerである富さんに伝えていたのですが、正直、多少の変化だと私には違いが分からなかったです。耳や感性をよくしたいと思います。
公演の最中には観客との掛け合いがあったので、オーディエンスマイクで録った音がどのような感じになっているのか気になります。
撤収の際には、30mのMultiを巻きました。全部1人でやったのは初めてで重くて大変でしたが、巻き終えることができたので良かったです。
今回の研修では、事前に会場の下見に同行させて頂きました。下見では、電源の位置、ホールの回線、緞帳の位置、卓を置ける場所、搬入口の作りなどを確認しました。電源はテスターで測り、ホールの回線はMicを使って音を出し、搬入口はシャッターを開け、仕込みの際に作業がスムーズに行えるよう、可能な限り下調べをしました。1度見ているので、仕込みの日にはどこに何があるのかがいつもより把握できていました。
今回の研修では、初めて経験することばかりだったので、とても勉強になりました。
ありがとうございました。
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