2020年5月2日土曜日

2020.05.02 ノイズは増える?減る? Old School

2020.05.02 ノイズは増える?減る? Old School

昨日は例の給付金申請日。
朝から夕方まで『ログイン出来ません祭り』に参加してて、疲労困憊。
夜中にやることもあり、4/8から毎日投稿しようと思ってましたが、無理せずzzz。

今日は午前中に10人で合同ミーティング、無事終わってお昼寝。


某S君がつぶやいていたことが気になり記事にしてみる。

可逆圧縮と不可逆圧縮。

昨今政治の世界で、日本語に訳されたものが、『不可逆的な、、、、』みたいな文言で進みますが、オーディオ界に振り返ってみると。

wikipediaより
・可逆圧縮(かぎゃくあっしゅく)とは、圧縮前のデータと、圧縮・展開の処理を経たデータが完全に等しくなるデータ圧縮方法のこと。ロスレス圧縮とも呼ばれる。
非可逆圧縮(ひかぎゃくあっしゅく)は、圧縮前のデータと、圧縮・展開を経たデータとが完全には一致しないデータ圧縮方式。不可逆圧縮(ふかぎゃくあっしゅく)とも呼ばれる。画像音声映像データに対して用いられる。静止画像ではJPEG、動画像ではMPEG-1MPEG-2MPEG-4(DivXXvid3ivX)、MPEG-4 AVC/H.264HEVC/H.265WMV9VP8、音声ではVorbisWMAAACMP3ATRACDolby DigitalDTS Digital SurroundDolby Digital PlusDTS-HD High Resolutionなどが代表的な非可逆圧縮方法にあたる。

weblio辞書より

不可逆的

読み方:ふかぎゃくてき
可逆的でないもの、すなわち、元に戻ることができない性質をもつものを指す表現。「可逆的」の対義語。不可逆的な性質を「不可逆性」と表現することもある。


ちょっと何言ってんだかわからないなあ。

AさんからBさんへ音を送ったときに、ファイルの中身が減っていたり増えていたりするのはわかりますかね?
ノイズが増えたり、聞こえる周波数帯域が減ったり。

アナログ時代では、ノイズは基本的に増えていくもの。
元の情報は減っていき、いつかはノイズに掻き消されてしまう。

しかし音響の面白いところは、聴く人の環境によって、個人の耳によって感じ方が違う。
ノイズが増えようが、情報が少し変わろうが、伝わるメッセージがあるってのが、音の面白いところ。

音響の基本とも言えるんですが、今やそれが当たり前じゃないからこそ、ちょっと書いて起きたかった。

mp3は音が悪いとか、FLACやハイレゾがどうのこうの、このコロナでリセットされて、本来伝えたいものが残るのがいいと思う。少し乱暴ですが、記録するというのは、生きることを記録する。PAならば、生きた人のメッセージを伝えること。

そして、誰もが1日1日生きることが奇跡で、『伝えたい』と思ったことは、ちゃんと生きているうちに伝えること。

数年前に亡くなった、聖路加国際病院の日野原医師が、こんなことを言ってた。
100歳を超えても講演の予定を入れていたそうだ。
秘書に、『先生そんなに先の予定を入れて大丈夫ですか?』と聞かれたところ、こんな言葉が。
『最初にその講演をやろうと考えついた人の気持ちを大切にしたいから』と。

私たちの仕事は、演奏家と違って、自分で演奏するわけではない。
今のコロナ禍で演奏家が、必死に宅録や、配信にチャレンジしているのが、エンジニアにとっては少し羨ましく、我々の仕事ってなんなのか?と思うこともあるでしょう。(これ本音)

ただ、普段から客観的に演奏家・表現者の思いを汲み取り、最初の気持ちを大切に、演奏者と共に届ける。

いろんな方法を試し、未来を待ち望む。

今日は真面目だ。
とうとう、クッキー(白猫)が、iOSでは"犬"と認識されるようになりました。

少し表現を訂正させていただきました。
5/2 16:54

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