2011年12月17日土曜日

2011.12.10 Utsunomiya Gospel Live SR Project終了報告

2011.12.10 Utsunomiya Gospel Live SR Project終了報告
日時:12月10日(土) 前日移動、ビジネスホテルシングル宿泊、打ち上げ参加。
場所:栃木県総合文化センターサブホール 内容:Gospel Concert SR





Beta57×16本、前列のみあまり高くしなくて良いので、ST-201+Mini
中列、後列はST-210ちょい高め。
今年もアクリル板を依頼されました。




13年目のWorld Soul Chorus宇都宮のクリスマスコンサート。
搬入と仕込みは、前日中に行えた。
今年は学校終了後に移動のため、20:15から搬入。



Stage側、ハウスは組まずにおいとくだけ、モニターはだいたいのとこに持ってく。
卓側配置、細かいパッチはせず。
・パッチのしやすさ(机の上にマルチ載った)
・視認性(もう少し卓&機材類を低くしたい)

マルチを敷いておしまい(オスメス方向性間違えないように、ボックスまで繋いでみる。)

今年のポイント&自己課題は、
・『2階バルコニーSP(M7)の設置よるエリア拡大』

・『2/1水平QRx』

内側が上15°下35°  外側が上35°下15°
・『Pianoマイク』

・『HPFを多用し過ぎない』肩特性の音。
・『音量感に有用な周波数』

・『A200を転がし使用で、エリアを絞る』
 
Audio Plan




















OutのPatch→Out Check、InputのStand準備まで行い、シュート中にInput Check。








仕込み図に従って、InputのPatch、OutのCheckをして、シュート待ち。
シュートが12:20過ぎに終わり、約50分くらいかけて、チューニング。
F.O.H TB(C/D GEQ Ch EQ)→StageにいってSolo
・HPFいれず、Mast=All -5dB
・Amp LO/HI Q1212 Full
・2階バルコニーのレベル決め
MON Solo(M1→M6)

Chorus EXPの1.1→1.5チェックした後、Cho MAS(BUS7-8)でまとまった物から-20dB
返す。
BUSのMASTは必ず0dBで使うこと!!!

SoloはMix全般的に音量で聞かせなくても、M7の補助スピーカーのおかげでとても無理せずに、FaderつかなくてもTalk&VO共に聞こえた。
Solo -5規定で、+5位まで、±10dB程度のフォローでいけた。(音量感の感じられない子とか、近接効果が薄れてる子は180とか80とかチョイ↑)

Pianoは下手のFOHに近いので、LOの割り込み気にしながら、調整。
半面上手は、Bass等のパートは、FOHのSub-Lowを聞いていたみたいです。

DM1000卓のマーキング。


ONYX800R Haed Amp全ての楽器はHAを使ってます。

以下、Tuninng Memo Drive Rackの設定。
Sub-Low 50hz〜100Hz

LevelはDrive RackでLO/HI共に-8dB、AmpはFull0dB

GEQ の役割について。
・部屋鳴りのモード低減

・音量感

・FOHから放射された正面からの反射


FOOT3発で十分。Sideも、左右の壁の影響を考えると、FOOTでもいいのかも。
今回M4は、昨年は左右ともにBOSE502A Stand使用でしたが、アクリルの関係で、下手だけFOOTにしてみたら結構良かった。
『足下からはモニター、上の方はF.O.Hのはね返り音』
Stage下手から、アクリルこみ?

Piano Pf DPA4006×2

こちらは昨年のピアノマイクアレンジ
こちらが今年のマイクアレンジ。




















ここ2〜3ヶ月やっている、丸皿スタンドでのアレンジ例△

問題1:楽器〜マイクへの振動振幅の距離です。

マイクと楽器をどれだけ、Isorate(分離)するか、しないか。
録音用のモニタースピーカーの設置等でもよく言われることですが、Isorateするか、一緒に響かせるか、とても大事だと思います。

中途半端なIsorate分離ならば、一緒に振動させてしまえば、位相は同じになる。
特に低域のずれは、濁りの原因なんですね。

同時に振動させるのか、それとも、アイソレーションして分離させるのか、中途半端なアイソレーションなら、ピアノのフタが全閉めであれば、スポンジセッティングのように、楽器と一緒に振動させた方が良い。

スタンドをピアノの中において先日やった所、ペダルのノイズやサスティンの戻りが、少しだけずれたタイミングになってしまうのです。

通常マイクスタンドでたてていれば、その振動はかなり分離しているのだが、楽器にマイクを固定した場合には、その振動の影響具合が、楽器のコンディションや特性によって変わってしまう。

問題2:演奏者は跳ね返った音・響いた音を聞いている。
実は何年も半開でC-414、KM184 等でマイキングしていましたが、いろいろなピアニストの方から聞く意見が参考になってます。
『ピアニストは、反射した音を聞いている』『ピアノの中で響いた音を聞いている』
このヒントは、管楽器にも通じるのですが、管楽器も自分の音は跳ね返った音を聞いていますよね、だからあのアクリルディスクが必要になるときがあると思います。
 話をピアノに戻しますが、だいたいPAやる時にハウリングマージンが欲しくて、ハンマーにどんどん近くなっていってしまうのです。
そうすると、『近すぎる』と言われてしまう。

演奏家もお客さんも誰もハンマーに近いような所で音を聞いているひとはいないのに、ハウリングが怖くて、かぶりが怖くて、不用意にマイクを突っ込んでしまう。

もちろん、ピアノのフタがちょっとでも開いていたらまた違うのですがね。

最後に恒例の打ち上げでのネイザンのお話から1つ。
毎年、ネイザンはこのクリコンが終わった打ち上げで何を来年やるか、これからどうしようかということについて、為になる話をしてくれる。
実は、その為に打ち上げにでているのだ。

『ワタシノトモダチハ、ミンナカエッテシマッタ』(その気持ちはよく解るらしい)

『デモイキテル、ワタシのウチココネ↓』

『ワタシガカエッタラ、ミンナハドウナル』
『ダカラワタシハココニイル』

これからが大切だ!やらなきゃ!


出演
World Soul Chorus宇都宮(Chorus)
ジョナサンカッツ(Piano)
佐久間さん(Drums)
クリフォードアーチャー(EB)
ネイザンイングラム

STAFF
小笠原章
杉江良太
とみー

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