2011.11.12 Atsugi Gospel Festival SR Project終了報告
米軍厚木基地内教会で行われた、ゴスペルWS的なイベントコンサート。
半月以上の前の現場であるが、一番印象に残っていることを最初に書いておきます。7:30に小田急相模原駅に集合、タロー君の車に4人の音響スタッフ、エムアクア号に2人の音響スタッフを乗せて、いざ厚木基地のゲートへ。
イツモノコトナガラ、かなり緊張する。
IDの忘れは無いか、所持品の検査や、様々な状況を想定してしまう。
難なく、ゲートを私を含めた七人が無事通過して、会場となる教会へ。
これもいつものことなんですが、写真が撮れない。
教会の建物は、基地内教会の特徴でもあるのですが、特定の宗教だけに特化してはいけないらしく、また和風のテイストも取り入れてある、250人収容の教会。
7:50に一旦教会内を見てから、機材降ろし。
そこで、今回のProjectの中で一番印象的な出来事があった。
8:00丁度に、米国の国歌『星条旗よ永遠なれ』が流れたのだ。
私は父が船乗りで、横須賀の自衛隊等は、朝夕の決まった時間にラッパが流れる。
軍隊の日常である。
いつも連れて行く学生スタッフには、本人の信仰については触れないが、『郷に入れば郷に従え』で、Christianの事前のお祈りなどには、強制では無いけれども、『静かにするように』と教えている。
今回も同じようにしようと思っていたが、8:00に『星条旗よ永遠なれ』が流れた時、私達はいつも通り、猛烈に機材降ろしをやっていたのだが、ある米兵の一人から、『作業を止めて欲しい』と、言われた。
いつものことでもあるし、手を止めて流れを確認することも大事だし、慌てずやった方が良いので、指示に従った。
ただ、学生スタッフには、少し違和感を覚えたかも知れない。
今回かなりの機材量で、仕込み時間もタイトな為、7人もの音響スタッフでやる意味が、会場について理解したようだし、何より早く搬入をしたいのに、ちょっと戸惑ったはず。
しかし、その違和感はその後に流れるある曲によって、払拭されたはず。
『星条旗よ永遠なれ』が流れたあと、『君が代』が流れたのだ。
これは、本当にびっくりした半面、納得がいった。
私の中で、反戦を唄うグループの仕事が、なぜ軍隊の基地内で行われるのか、ずっとずっと自問自答していた。
在日米軍の様々な問題、国歌へのいろいろな日本人の考え方、そしてやはり、敗戦し安保の生きているこの日本。
黒か白かでは無く、よりより形になっていくことを願います。
米兵もその家族も、日本人もChristianもそうでないひとも、一人一人の人間で、様々な考え方があり、尊重し合い、助け合うことを願います。
戦争や平気や戦いの無い世界で、音楽に包まれながら暮らす日がきっと来るはずだと願っています。
今回主催の、木島タローとDreamers Union Choirの掲げるメッセージの1つです。
『夢見ることが現実的』
このブログを書いている今日は、Johnの命日であります。
本当にいろいろなことを考えらせられます。
さてさて、本題です。
出捐グループの数が多く、一番多い国友さんのChoirで100P・・・。
トニカク、ジコナキヨウ作業を進めなければということを念頭において作業しました。
・低域の重要性→音量感とは、本当に大切なもの。
・水平指向性の確保→回折や反射について、
・基本は点音源→Delay SPやSPそのものを分散した時の時間差について。
・オペは正面が良い→横で音は聞きにくい。・カーペットは搬入時の効率悪い。
・カーペットは音量感に乏しく、かなり難易度の高いSR現場だと思った。前回の池袋も同じ。
Audio Planです。
Audio STAFF
大久保洸志 Okubo Hiroshi
小山 裕羽 Koyama Yu
日下 南 Kusaka minami
那須野 剛志 Nasuno Takeshi
田中 優美子 Tanaka Yumiko
石川 美樹 Ishikawa Miki
富 正和 Masakazu Tomi
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