2007年8月7日火曜日

2007.7.28 29 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri STAFF REPORT 36RP-3

2007.7.28 29 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri STAFF REPORT 36RP-3

ケーブル
 ・八の字巻きや床での八の字巻きはできて当たり前。
 ・巻く事だけでなくうまくほぐすのも練習しておく事。
 ・卓側からステージに行くまでのケーブルルートはなるべく
  きれいにまとめておく。
 ・マイクケーブルはなるべく短くつなぐ。
 ・会場やステージの規模が大きい場合は下手側、上手側でわける。
 ・マイクケーブル    : CANARE L4E6S
                      2T2S
 ・SPケーブル(2芯) : CANARE 4S6
                      4S8
                      4S11
 ・SPケーブルは会社によって違う場合が多々、自作している会社が
  多いから。

 ・マルチケーブルやHOUSE SPケーブルやモニターケーブルの
  コネクタの部分にはビニール袋をかぶせる。(雨水からまもるため)。

 ・電源ケーブルと平行させない。ノイズが乗ってしまうため。
 ・ボーカルの人など、ステージ上を動き回る事が予測されるケーブルは
  上手から下手まで動ける程度の余裕が必要。

 ・ステージ上のミュージシャンの安全を考慮した上で配線。


スピーカー
 ・大きいスピーカーや重たいスピーカーの場合、倒れぬように
  なんでもいいので重石を置いておく。

 ・上向きのスピーカーなどは、雨が降ってきた場合、雨水が入ると
  水が中に溜まってしまうので、雨が降りそうだったら直ぐに
  ビニールをかぶせるか、あるいはすぐにかたす。

 ・HOUSEのスピーカーとモニターのスピーカーなど重たいものは
  重石近いものと紐で固く結んでおく。倒れにくくするため。

 ・大きいものが多いので、トラックに乗せるとき、もち上げる時などは十分
  注意すること。

 ・台車に乗せてある時は、流れないように必ず抑えて置く。

 ・スピーカーの位置は、当日のミュージシャンの立ち位置などによって、
  変更される。

マイク
 ・当たり前ですが使う機材、楽器によってマイクはかわる。
 ・ぶつけたり落としたり、雨にぬれたりするだけで音質の劣化が
  あります。丁寧に扱うこと。
 ・ケーブルを一回さしたら、それ以降ケーブルの抜き差しするときには
  かならず声をかける。
 ・楽器の性質やマイクの指向性を考慮した上でマイクの向きを設定する。
 ・クリップマイクの場合たたかれない位置で向きを設定。
 ・マイクは地面に置かない。ダイナミックマイクは磁石が入っているため
 (今回は外だったのでなおさら)。
 ・楽器の出力はインピーダンスが高いので、長い距離ケーブルを敷くと
  伝送ノイズがのりやすいので、DIを通す。
 ・ハウリングしにくい設置。
 ・マイクの名前を覚える。
 ・このマイクは何の楽器に使われていて、マルチの何番か?など
  頭に入れておくと作業効率がよくなる。
 ・マイクスタンドはしっかり閉めておく。安全性を考え。
 ・マイクの位置が決まっているものは、スタンドを最後まで閉めるが、
  ボーカルマイクや、SAXなどの場所が特定できないマイクは、最後まで
  閉める必要はない。
  

その他
 ・ミュージシャンの方の要求があったら速やかに聞いてあげること。
  ミュージシャンの方の行動や反応に目を配る。モニタースピーカー
  の音をたしかめる。
 ・音響機器全て水は厳禁。雨の場合、雨対策は念入りにしておく。少しでも
  ポツポツときたら即効ビニールかぶせる。
 ・かたずけは速やかにさっさと。トラックの扱い方には注意。
 ・堂々とメモらないこと。影で時間のあるときにまとめて書く。
 ・場所を考える。今回はビルとビルの狭間だったので音も変わるし、
  突風などもありうる。
  
  初めてのSRの現場というものに触れさせていただきましたが、やはり
  自分の中ではあまりついていけなかった気がします。機材の名前を覚え
  る事もそうですが、全体的にきちんと把握していなかったのが原因だと
  思います。一つ一つの事をしっかり頭の中にいれ、次に何をすればよい
  のか考えて行動することが大事でした。初めてなので、自分のとる行動
  に自信がなくオドオドしてしまうことがあったり、焦ってしまう事がた
  くさんありました。勉強不足で硬くなりすぎていました。SRというも
  のが現場の環境、その日の天候、人、機材の状況によって、何もかも変
  わり。その状態の時にいかに柔軟に対応して考えて行動するかが重要に
  なってくるものだと学びました。

  たくさんのことを学び、素晴らしい体験になりました。これを自分の糧
  にして次に生かそうと思います。本当にありがとうございました。

0 件のコメント: