2007.7.28 29 Jazz Live SR in Kashiwa Matsuri STAFF REPORT 35RP-1
今回初めての野外でのSRでした。
・事前の打ち合わせの段階で、スタッフ同士のコミュニケーションの意味で
もしっかりと相手の名前を覚えることが非常に重要であると感じました。
・昨年も同じイベントを開催しており、昨年の写真をもっとよく見なくては
ならないと感じました。
ステージが広くない場合のモニタースピーカーを設置する場合には、ステ
ージと同じぐらいの高さを稼がなくてはならない。
今回はマイクケースを使用しました。
・主にステージシステムを担当させて頂きましたが、ステージ上のケーブル
をなるべくキレイに這わせなくてはならないと感じました。
マイクと結線後にケーブルがヨジレてしまっている場合はマイクをマイク
スタンドから外し、ケーブルを辿ってヨジレを解消させることで、よりス
テージ上のケーブルをキレイにさせることができる。
・スピーカーをスタックさせ、ラッシングする場合は、同じ色のラッシング
ベルトを使用する。
スピーカーのハイボックスにアンカーをセットする場合にもしっかりとセ
ットされていることを確認する。
ラッシングベルトはネジレないようにアンカーを通し、ベルトを一度ラチ
ェットの中央部に通し、ラッシングを行う。今回、1/1という二段積み
でした。
風が強かったせいもあると思いますが、ハウススピーカーの横にも支えと
してのスピーカーを配置しました。
この際にも、ヒモを用いて動かないように固定させることが大切であると
感じました。
・野外で、夜まで続くライブということもあり、照明機器を使用しました。
照明は楽器用の電源(今回はKeybordとBassAmpに使用)を使用し、ハウ
ススピーカーの後ろに、スピーカースタンドを立て、クリップで止める形
の照明機器です。
この際にも、ハウススピーカーとスピーカースタンドをヒモで結び、風な
どによる転倒を未然に防ぎました。
・野外ということもあり、雨や風の心配が尽きませんでした。
風に関しては、マイクスタンド、スピーカーの転倒を防ぐためにも、丸皿
や、マルチケーブル、中身の入っているプラ箱を重し、支えとして利用し
ました。
一方の雨対策につきましては、第一にマルチケーブルのコネクター部分に
ビニール袋を被せ、ビニテで水が入らないように袋を固定させ、ハウスス
ピーカー、支えとして用いたスピーカー、スピーカースタンドには大きめ
の透明なビニール袋を利用し、ステージ上の楽器、アンプ、楽器用に立て
たマイクに関してはなるべくステージ上の一カ所に集め、ブルーシートで
被せてしまう。
ステージ面に配置してあるVocalマイクとSaxのマイクに関しては、小型の
ビニール袋(丁度マイク+マイクスタンドが入る)を使用する。
最後にモニタースピーカーの場合(今回FMX)は、雨だと感じたらすぐさ
ま仰向けを横向けにする。
この際に、結線しているコネクター(今回キャノン側)が上側にくるように
しなければならない。雨が強くなってきた場合は、コネクターを外し、
ステージ上に集め、スピーカー部を向かい合わせにし、ビニールシートを
被せて対処する。
・DM1000の扱い方の理解をもっと深める必要があると感じました。
現場ではいつチャンスが来るのかわからないため、事前に理解を深めておく
ことが大切であると思いました。
今回の場合ですと、ヘッドフォンから音をモニタするためには、どこをいじ
ればいいのかということです。また本番時のオペレーションに関しましては
、曲のテンポが変わったらリバーブの量も変える。具体的には、早いテンポ
の時にはリバーブの量を減らす。
以前の授業でもアドバイスされていたことだけに、実際の現場で対応するこ
とができず、悔しいです。
Vocalさんに関しましても、MC時は、曲の時よりも音量をカヴァーするため
にも、少しフェーダーであおる。また曲中に、Vocalさんの持っているマイ
クの動きにも注目し、もしモニタースピーカーに向けた場合にもハウリン
グしないようにすぐに対処しなくてはならないため、ステージから目を離
してはいけない。
・撤収の際に、より迅速にするためにもケーブルのとぐろがステージ側にあ
るのか、卓側にあるのかを判断し、とぐろのある方からケーブルを巻くこ
とによって撤収をより迅速に行うことができる。
ケーブルをお客さんやスタッフさん踏ませないためにも迅速に行わなくて
はならない。
・言葉の意味を理解する能力をもっと養わなくてはならないと感じました。
例えば、『スピーカーにアンカーをセットしておいて』と言われた場合、
何番目にセットすればよいのか?
http://m-aqua.blogspot.com/2007/02/blog-post_19.html
一番外側でよいのか?ベルトは通す必要があるのか?当然ですが動かない
ようにセットしなくてはならない。
どこまでセットすればいいのか?先を予測した行動をするべきか?といっ
た周囲を観察する能力もより磨いていかなくてはならないと感じました。
今回もお疲れ様でした。
またの機会も宜しくお願い致します。
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