2007年8月8日水曜日

2007.8.3-5 Natsukoi Ohira Mati O-Matsuri SR 終了報告





2007.8.3-5 Natsukoi Sound Stage2007 SR終了報告 編集中です。








栃木県大平町で毎年行われる、夏祭りのメインステージ音響のSRを
今年も担当しました。


日時:8月3日(金)〜5日(日)
場所:栃木県下都賀郡大平町町営野球場
内容:なつこいサウンドステージ2007
   ・高校生バンド選手権
   ・ゲストバンド演奏(High&Mighty Color、Dirty Old Men)
   ・吉本ステージ

実施スケジュール
8月3日 15:00 〜仕込み
     18:15 アップ、アンプ&ハウスを設置、
           各モニターのケーブルを敷き、
           雨対(あめたい)をして、ホテル宿泊。
8月4日  7:30 現場到着 電源9:00〜
     10:50 お祭り開始
     22:00 現場退却
8月5日  8:30 現場到着 電源9:30〜
     10:40 お祭り開始
     16:00 雷雨屋外作業中断
           卓周りバラシ、ハウススピーカー以外バラシ、
     16:40 雨天会場へ移動、ワイヤレス、MD、マイク類
     16:50 雨天会場到着、 
           ワイヤード×4 ピン×2 MD&CDのみ持ち込みパッチ
     17:15 幕開き
           ゲストダンスユニット CD再生
     18:00 吉本ショー
     19:00 抽選会 塩谷氏に引き継ぎ→撤収へ。
     21:00 撤収終了
     21:30 大平町出発
     23:00 板橋到着
スタッフ:塩谷高弘、田中友尋、石井宏

8月3日(金)セッティング日について。





都内はこの時期お盆前で、混む!!!。
横浜出発10時、到着が15時ギリギリでした。

持ち物必須品
帽子、日焼け止め、冷えピタ、フェイスタオル(3日分)、手元明かり

例年通り、
・ハウススピーカ3/1の仕込みと雨対、
・アンプ周りのセットアップ、
・モニターのSPケーブルのセットアップ
・マルチを、いったん卓側まで這わせて確認の後、引き戻した。
卓側はセッティングは、机の配置のみ。

ハウスは、イントレが450mm程舞台つら位置より、
客席側にでていたので、余裕を持ってセッティング出来た。
毛布を使って養生しながら、
踏み板2枚にバランスよくのせてラッシングした。
ラッシングは青(100mm幅)がメインで、アンカーを5箇所。
青(30mm幅)で、予備的に横方向をとめた。

ブルーシートは、後ろ側をインシュロックで固定、
前側は、ショックコードと細引きで固定。
ただし、ショックコードは10本程なので注意。

8畳敷きのブルーシートが老朽してます。
来年度は、買う事。

アンプは、防犯対策をして、雨対をするが、
同時に、上面に900×450程度のコンパネをのせると便利。
前面や背面の配線はそのままで、雨対できるように工夫。

初日はアンプラックに、サイドのSPスタンドを縛ったがこれも、
落下の問題だけであれば、工夫が必要。

アンプ周りは例年通り、T型〜平行で接続。下手×1口、上手×2口(楽器)

モニタースピーカーは、ビニール筒で、雨対をして、
スピーカーは、テント中央へ。
ここでも、防犯対策をした。

マルチは、30mでぴったり届く。
アンプの外をまわさない方が撤収が楽。
ワイヤレスは、下手受信機が良いと思います。
空箱等は舞台下へ。
雨でとばないよう、角材やパイプいすで補強をした。

宿に帰って、ワイヤレスの扱い説明と、
送受信チャンネルを設定。B41−44


2日目(土)
7:30現場到着
トラックは、ミックス側で機材おろし→上手に移動。
いつもの、日よけテントをブルーシートとショックコードで作成。
この時に、燃料タンクには絶対のらないこと。
芝生で、トランクがこけてアナあいてへこんだ。

フロアスタッフの手順を簡単にメモ。
・ハウス、アンプの雨対はずす。
・モニターをそれぞれの位置に配置し結線。(キャスターのせ)
・16Pをしかるべき位置に配置し、マイクを結線。
・デミトスを開通
・クリカムを開通
・アンプの扇風機を準備
・夜露で濡れた雨対を、ひろげて、ささっと乾かす。
 とばないように、しまっておく。

・車の入場が制限されたら、卓側のマルチをひく。
・卓側のパッチと電源が入ったら、アンプの電源をいれる。

・ワイヤレスと、VO1−4をマイクを速やかにチェック。
・楽器電源を用意しておく。

・やはり卓側で2個、アンプで2個扇風機が必要。

北関東バンド選手権
・リハは基本的に無い。(1バンドめだけ)
・アンプはマイク取りにしたが、DIに戻したい。
  芯がうまく録れない。
  アンプの状態が、不明。
  使い回し出来る。
・ベースはXLR出力で問題無し。
・ドラムキットはもらいたい。
・ギターはショートディレイのハース効果が必要。
 パンの振り切りは不自然。

ゲストバンド
・HDR6回線

ワイヤレスマイク、ヘッドセットのノイズについて。
初日のアクセルホッパーさんのワイヤレスノイズの見解について。
1・MG16のヘッドアンプが元々歪みやすい
2・2P送信機の入力で歪んでしまっている。(大音量に耐えられない)
ヒビノさんに現象を報告&相談したところ、
入力が大きすぎるのでしょうとのことでした。
現在ヘッドセットのマイクはWH−20TQGですが、
これはダイナミックタイプで、コンデンサータイプの
WH−30TQGをおすすめされました。
また、来年度に向けて、やはりピンマイクの整備を進めます。
WL184は、ハイパーカーディオイドなので、普通のカーディオイドの物を
整備します。

花火は、今回は途中で止めたりは無かった。
DMXの回線は別途8Pなりに逃げているので、
問題なかったが、来年も撤収が安全にできる様なプランニングを心がけたい。

雨対と盗難対策を1日目以上にして、ホテルに退却。
ホテルで、ワイヤレスのノイズについての、検証を行う。

3日目(日)
8:30現場到着

朝の、天気予報で、雷雨やにわか雨が予想されていたので、
いくつか工夫してセットアップした。

予備のマイク&DI等は無し。
フットモニターも無し。
トラックの中を軽く整理、現状である物を確認。
コンソールは、ケースの下部はそのままで、設置。
不必要な機材を、舞台下等にせっと。

例年通り、11時開始前の、10:40分頃から太鼓。
太鼓はNonPAの生音でした。

2日目の大きな点として、
ダンスが多くなりました。オーディションは今年は無し。
そこで、ダイマジンの二人が、出演者をいじることがおおく、
もし可能であれば、いじり用にWLをもう1本出せると良かったかも。

ダンス終了後、毎回マイクケーブルフォローが大変だったと思います。
フロアの皆さん、すみませんでした。

また、進行が巻き気味で進むことが多く、常にipodからのBGMを、
あげられるようにしておく感じでした。

ファッションショーは2団体
1つ目の学校さんのほうは、MD、CDの順番がバラバラで大変でした。
一瞬、順番通りに直してしまおうかと思いましたが、卓の横について
もらう学生さんのメモの曲番も変わってしまうのでやめました。

もう一つの団体は、『演奏をしたい』との情報が、事前に有りました。
しかし、趣旨はファッションショーですので、基本的には持ち込みで
お願いしました。

しかし、音響スタッフとして、できる限りのことはしてあげよう、
と、スタッフ同志の意思疎通をはかり、田中君、塩谷君に、出演者と、
マイクや音響関係の打ち合わせをお願いしました。

結果は、CD再生とマイクが4本
そのうち1本は、1系統と解釈し、DIでキーボードに使用しました。
残りの3本は、フロントで、ブラスやMCに使用しました。

この、ファッションショーのセッティングがスムーズにいっていたため、
その後に起こる、夕立にもスムーズに対処できたのだと思います。

16:15分位に、ONタイムでファッションショーが終わる。
しかし、その頃には、もう既に暗雲と、遠雷が鳴っており、
まずは、雨対の準備をした。

完全な判断がでるまでは、雨対のみで、やり過ごすことも考えられたが、
今回、発注元の財団の池澤さん、東日本舞台の湯沢さん、奥村さん等の
好判断で、何一つ問題なく、雨会場に移動でき、スタッフの一体感がと
ても感じられた現場であった。

雨会場に着くと、池澤さんがマイクの準備をしていてくれた。
ヒモが4本、ピンが2本

会館の音響さんに、挨拶をし、
マイクは会館のパッチされている物をそのまま使うことに即決定。
MD&CDのみ、ちょっと使いにくそうだったので、我が社の物を使った。

実は移動する時に、
卓側一式と、ワイヤレス等も全て入れてきたが、
そのすべてを準備する時間はなく、先攻して準備していただいた、各ス
タッフに感謝です。

多分冒頭、ピンマイクでハウッタのは、音響室内でのオーディションスイ
ッチと、プロセへのアサインを間違えた時に、即座にあげたからだと
思います。

塩谷君のレポートに、サイドの音が・・・とありましたが、サイドが
どんだけ出てたかもわからない中で、各スタッフの気遣いに感謝したいと
思います。

また、雨の中機材を死守していた、田中君、石井君、本当に寒かったで
しょう。
来年の引き継ぎとして、カッパも有った方が良いと付け加えておきます。



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