2010年11月30日火曜日

2010.11.24 26 27 28 moment String Quartet Marunouchi&Kanda SR&Live Rec 39RP STAFF REPORT『見えないサービス・一人でやる・遠慮は放棄』

2010.11.24 26 27 28 moment String Quartet Marunouchi&Kanda SR&Live Rec 39RP STAFF REPORT『見えないサービス・一人でやる・遠慮は放棄』









moment string quartet スティーブ・マックイーン映画音楽ミニコンサート

11月24日、26~28日音響スタッフとして参加しました。
長い時間の中、出演者のモメカルメンバーの方々とも親しくなれて、演奏家のいろいろな面を知ることができましたし、何より今回は今までと違った大きな進歩がありました。

まずは、丸の内初日の24日のお話から始めます。
持っていった機材は少なかったものの、会場にあるミキサーなどを使うので使い方などを教わったり、ステージに出てもoazoの中にいる限り目立った事はしてはいけないといく。ホールでは無いので、走ったり、展示品を見ているお客様の邪魔も勿論いけない行為です。
つい夢中になってケーブルなどを見えないようにしようとしても、その行為はお客様にとってみれば邪魔なことです。
常日頃、お客様や出演者を優先するのが私たちのすべき仕事です。

『見えないサービス』これが一番

MICは“ISOMAX”を使いました。裏表が分かりづらい物なのでMICをつける時は注意して確認も忘れずにしました。
(初日は風防無しでやりましたが、鼻息が目立つので二回目からは風防使用です)

ストリングスにおいて、MICアリのPAというのはとても難しい事なのだそうです

生音が一番ストリングスは合っていて、クラシックをやっている方々はMICが邪魔だし、なによりモニターから出る音と自分が弾いて聴いている音がカブって聴きとりずらい。それをやり易いようにPAするのは本当に難しいのです。
ここで使われた効果機器のはREVとGEQでした。
REVは、本来弦楽器の響きをより近いようにする為に、残響を付加する為です。
AUX OUT→REV→Ch RTN

初日はこんな感じで無事に終わり、次回はトークショーなのでMICは持ち帰り、モニターを戻して現状復帰。


26日はバーバラ・マックイーンさんとマーシャル・テリルのトークショーです。
この日、富さんは違う現場があったので、戸田音響大坪さんという、33期のRP卒業生のPAエンジニアさんと一緒に仕事をしました。
そこで気づいたのは、こう言ったPA関連の仕事をしている方達は暇さえあればケーブル巻きをしています。
私は気づいた事をメモするのに必死でいたり、先輩のPAの仕方を拝見したりするのですが、先輩がしたように≪暇な時間あったらケーブル巻きしろ≫、は大切な事なんだそうです。
新人は決まってケーブル巻きやら、雑用から入ります。ケーブル巻きは、早く巻ければ取り上げられる事もなくなるはずです。その日まで気付けなかったのですが、私もやはりケーブルはすごく早く巻けたりできません。なので、先輩方をこれからは見習って、暇さえあったら近くにあるケーブルを巻いて小さな努力をしていきたいなって思いました。
メモも勿論大事ですが、なにより使ってもらうこと大切です。成長を認めてもらえるようにしていきたいです。


27日は24日に引き続きモメカルの演奏と今回は昨日のトークショーでもいらっしゃったバーバラさん・マーシャルさんも途中から入ってのステージでした。ケーブルが引っかかったりしないように前にでるのですが、立ち振る舞いはきちんとしていなくてはなりません。
ステージの大きさにもよりますが、座っているのも不自然に見えてしまったりする場合もあります。私の場合、身長が高いので立っていると邪魔になりますので大体座って待機していました。
ステージに出ると緊張して、かなり不安になったりします。ですが、それは出演者の方も然り。安心させておく為にも平常心が大切です

27日の丸の内ステージが終わった後モメカルさん達はもう1ステージ仕事が違う所でありました。

神田のデシジョンというcafeでのライブステージで、MIC無しの録音だけの仕事です。富さんはまた違う現場があるので、録音の仕事を初めて私一人ですることになりました。

会場は石の壁になっていて、音響はストリングスには良い環境での録音になりました。
マイクはコンデンサーを2本立てて、レコーダーに2chでLRに分けて録音する形です。操作方法も詳しく教わり作業においては問題ありませんでした。
ですが、いざ録音するレベルを取る時、原音とMICから入る音の大きさでレベルをとるのが難しく、MICの立て方、位置をまた変えるか…。
などと考えましたが狭いので、あまり変更はできなかったです。

こう言った時は「メーターを見る!」 メーターは大体ライブ録音の場合、-5~-10が最適です。
レベルは一番大事な物です。録音中は≪絶対≫にレベル調節はしてはいけません。音の大きさにもよりますが、なるべくはしないのが普通のセオリーだそうです。

他に注意する点は部屋の周りに録音する時に邪魔な音がある…と気づいた場合!
先生がこのままセッティングしたから…ではなく、しなければならない理由があったら構わずやろう。
コンデンサーは細かい音をよく拾うので、風防をした方が良いことが分かった。

当たり前にした方が良い事も、『上司や先輩がやったから触るのよそう…』と思う事が私にはよくあります。

勿論、勝手にやってしまえば怒られるのは当たり前です。しかし、“やらなくてはいけない状況だった”という場合はやっていいんです。とっさの判断力、これも大事

そして、最後に今回MICを立てるのに使ったSTが若干ネジが緩くなっていた事に私は気づけませんでした。壊れているのではないか?と心配になりました。
録音中にガタン!!と下がってしまった事がなかったにしても、結構問題です。
こう言った時は、それしかないんだからコレで最後までやるしかないんです。ネジをきつくして、絶対に下がらないぞ!というくらいやらないといけない。

≪絶対に機材のせいにしない≫これは鉄則中の鉄則。言ってしまったら機材に怒られます。


28日最終日は、24日と内容は同じステージでした。
ですが、メンバーも一人変わっての最後のステージでした。良いPAをしてライブレコーディング成功させるぞ!という意気込みを見せいざ、SRミキサーデビューを果たしました、私ですが・・・。

この時、一人でやる・PAの難しさを初めて知った感じです。
PAは恐ろしい…いつ何時ハウリングがあるかもしれない、曲に合わせての音量(音響)調整・出演者たちにとってやり易い演奏をさせるためのサポート、お客様たちに良い音を届けるためにしなければならないミキサーの仕事は………。

責任が重かったです。
こんなに難しいものだとは知らなかったです。これは一人でやって気づくことです、出来ない・難しいで済む話ではありません。
本当に重大な仕事なのです、説明が少々分かりづらいかと思いますが…言葉にできないくらい私は緊張しました。終わった後は放心状態になってしまい
レコーダーの止め忘れ、ミキサーの現状復帰に手間を取りました。アシで入ってくれた人に迷惑がかかってしまって申し訳なかったくらいテンパってました。
聴いていた音楽が、いつも聴いていた音の筈なのに違って聞こえてしまったり、変に耳がマヒして…不安になりっぱなしでどうしようもなかったのです。
しかし、仕事で聴いている音。すきで聴いている音ではないので、そういった錯覚に陥る事はよくあることらしいです。
不安である事を出演者の方々に気づかれないようにするのが辛くて、寧ろこんなPAで大丈夫だったのか?聴きづらくなかったか?弾きやすかったか?
不安が不安を重ね、涙いっぱいにしてその場を去りました。

PAでなくとも、きっと同じ状況はまた来るときがあります。これは1回自分でやらないと分からない事なのです。
学生はいち早く、この事に気づくべきなのではないか?と私自身思いました。滅多に触れないミキサーにやっと近づけた今ですが現実はミキサーは本当は怖いものでした…。しかし、これからはもっとこのミキサー(他にもたくさんの機材)を扱っていかねばなりません。
へこたれている暇はないので、これからも日々精進していきたいです。

もっとミキサーと仲良くなろう☆

1 件のコメント:

Masakazu Tomi さんのコメント...

たくさんのヒントをいただきました。