2010年7月31日土曜日

2010.07.30 moment String Qualtet Project in 丸の内カフェ Live Rec 終了報告

2010.07.30 moment String Qualtet Project in 丸の内カフェ Live Rec 終了報告

今年は俳優 <スティーヴ・マックイーン/Steve McQueen>の生誕80年です。
彼の出演映画音楽をサントラアレンジに基づいて、弦楽四重奏(ストリングカルテット)にてリアレンジし、11月頭迄に作品約20本を演奏コンプリートする予定です。

今回は前夜祭に引き続いて、1回目で先だっての録音に引き続いて、M-AQUAではLive Recordingを行いました。

日時:2010年7月30日(金)
タイトル:「moment Strings LIVE 〜スティーブ・マックイーン トリビュート・ナイト」
出演:moment String Quartet
場所:東京・丸の内 「marunouchi cafe 倶楽部21号館」

Audio Planです。





今回StringsのPAは無しということで、実験的にいろいろやらせてもらいました。
一番の収穫は、『弦のマイクアレンジを後ろから』どうするかということでした。
スタジオの劇伴録音や自分の経験では、前からが当然でしたが、Live等見た目がある場合にはやはり上から後ろから録ってることが多く、前回のApple StoreでSM58を上からやってましたが、何かヒントを収穫を得ました。

録音時に弦楽奏者の方とお話していて感じることがあります。
先に答えいいます。
ViolinやVlaの方は、多くは左の耳がとても楽器に近いところにありますよね。
それは、長年聞き慣れて感じとれる、周波数特性は一般の方とはかなり違うと思いました。
こんな書き方するのは本当に誤解をされる方も多いかも知れないのですが、ホントにひらめいたので書かせてもらいます。
左の耳が近いということは、左の楽器に近い方の耳と、右側の耳、どちらにしてもそこで楽器の音を確かめながら音を作っている。
ということは、その演奏家のどちらかの耳のあたりというのは、とてもいい音がしているのではないのか?と思ったのです。

Violinの弓の動きを見ていると、真上は邪魔になります。
前から狙えないのならば、演奏者の後ろの左か右からマイクを構えることになりますよね。
その時に、どっちがいいかと、録音しながら、リハしながら考えた時には、やはり、左耳の方が比較的演奏者の聞いている音に近いのではないのか?と思いました。

ですから、どちらがいいというのではなく、ある意味ヒントをいただきました。
こうやって演奏者と近く音づくりをしていきたいと、常々思っておりました。
現場では饒舌ではないのですが、録音やSRの際に『ムスッ』としていることも多くあると思いますが(最近髪切って余計にコワモテですが・・・)良かったら、気軽に話しかけて下さい。

Tech Tips他
・HD24はバックアップしている時には、IN MONできなくなる。
・必ずHDをアンマウントしたから電源を切る。
・DPAは自分でしまう。










第一京浜国道沿いの油そばが旨かった!!!


STAFF
とみー、たなかしのぶ

クラシックから映画音楽、POPSまでノンジャンルで演奏展開中の弦楽アンサンブルユニット「moment Strings」
1st CD『Opus1』 Comming Soon

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