2009.12.26 Na Deli Recording Project終了報告
内容:Na録音
場所:さいたま市マンション
今回友人の依頼で、Na録音を行った。
マンションの一室でNa録音を行ったが、Na(ナレーション)録音をお考えの方に、参考になると思いますので、許可を取りこちらで公開させていただきます。
まず音を録る場所ですが、なるべくデッドな(音の響きにくい)場所をご準備下さい。
カーペットやカーテン等は音を吸音しますので、良い条件です。
寝室も良いと思いますが、トイレ等狭い場所は、壁の反響が収音される音に影響を与えますので、あまり向いていません。
最低でも4畳半程度の広さが必要です。
吸音に必要な布類は何でも良いのですが、マイクに近い反射性の素材を遮る為に、エムアクアではナレーションの机の上にこのようなフェルトを置いたりします。
これは、放送局のスタジオの机からヒントを得てます。
ちなみにこのフェルトは、100円ショップのものです。
録音場所の中が響き過ぎない事=吸音以外に、もう1つ大事な事があります。
録音場所の中に不必要な音が入ってこない事=遮音が必要です。
しかし、実際に録音スタジオのような遮音が必要かというとそうでもない事もあります。
生の音をマイクを通さずに聞こえていた不必要な音が、録音してみたらあんまり気にならないという事がよくあります。このあたりは経験も必要なのですが、録音するナレーションをどのような用途で使用するかでも変わってきます。
そしてあと1つ大事な要素があります。
1:録音場所の中が響き過ぎない事=吸音
2:録音場所の中に不必要な音が入ってこない事=遮音
3:録音場所の音が外に漏れてしまわない事=防音
この3は、よっぽど大きな台詞を喋らない限りは問題にならないと思いますが一応書き留めておきます。
この3点に注意していただければ、以外と一般の家庭でも録音は可能です。
また、集会所や会議室で録音をお考えの方は、この3点をまず考えていただくと良いと思います。
録音する音がナレーションだけであれば、機材はこの程度となります。
できれば、録音を当社のエンジニアが確認する時に別の部屋があると良いと思います。
ナレーションを読む方にはヘッドフォンを掛けていただき、ご自分の音をよく確かめながらマイクとの距離等を確認しながら録音を進めます。
この時、録音を操作する別の部屋からの指示もこのヘッドフォンに流れてきます。
いずれにしても、細かいアドバイスやご相談は無料ですので、ぜひ一度ご検討下さい。
M-AQUA 富 正和
maquanet@gmail.com
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