2008.12.6 Soul&Gospel Concert SR 終了報告
結成丸10年を迎えた、宇都宮のコーラスグループ、
『ワールドソウルコーラス宇都宮』のクリスマスコンサートのSRを担当しました。
日時:12月6日 18時30分開演
場所:栃木県総合文化センターサブホール
出演:ワールドソウルコーラス宇都宮
ディレクター&ボーカル ネイザンイングラム
パーカッション 牧野せつ子
ベース 村重
ピアノ ジョナサンカッツ
実施スケジュール:
12月5日(金)
18:00 ホール搬入 ハウスは照明バトン降下位置だったため、積まなかった。
他荒仕込み、卓側パッチ終了。
22:00 退館
12月6日(土)
9:00 Hall入り搬入
12:00 リハーサル?
18:00 開場
18:30 開演
20:50 終演
22:00 退館
22:30 積み込み完了
12月7日(日)
9:30 移動日
内容:ソウル&ゴスペルコンサート
編成:
Chorus:ワールドソウルコーラス宇都宮 37名
Piano:ジョナサンカッツ
EB:村重
Per:牧野せつこ
Direction&Vocal:ネイザンイングラム
日に日に忘れていってしまいそうなので早めに報告を書きますが、後日修正がはいると思います。
終了報告
昨年とは変わり、仕込み慣れた、サブホールでの公演でした。
今年の主催者からの依頼は、『コンデンサーマイク&少ない本数でのコーラス収音』に加えて『個別のマイクや、個別のパート、個人の拡声ではなく、全体のコーラスとしてのモニターが』が課題としてありました。
ハウスは、2/1のスタックで行った。
非常に今回、参考になった点が何点かある。
1:サイドモニターに、ソロマイクのモニタを頼りすぎて、ピアニストの頭越しの音が大きすぎることを本番中に指摘され、修正することになった。
2:Choirモニターの位置。聞き取りやすさについて、もう少しスピーカーを離してエリアを広くとってからチューニングを行えば良かった。
また、角度についても、もう少し客席方向からねらえばもう少しマージンがとれた。
SideモニターをLRパラで行ったがそのあたりも、調整の必要があった。
Choirモニターとして使用出来る系統としては、
*Side=Bass周辺(ただし、ピアノにもかぶる)
*FMX=MEZO、ALTO、TEN、
*BOSE=Bass上段と、SOP
3:演奏がラウドになってきた時に、「もーん」『ぶーん』がくる。
原因は、演奏のダイナミクス上昇に加えて、KM184のLoの足りなさを本番中盗みながら修正していたため。 具体的には200hz→180hzくらいまで下げたところ、静かな曲では、良い音色に変化していったが、盛り上がっていったあの曲で、一発もわんといった。
4:オーディエンスに使おうと思ったRE90HがとってもSNが悪く使い様が無い。
5:ピアノのマイクが、『close&Near』を指摘された。
ジョナサンは自分のピアノの音はいらないということになった。
6:ZX−1のアンプはフルテンだった。やはり通常のスピーカーに比べ10dB近く差がある。
アンプの設定とともに、注意が必要。
7:EBのモニターは、かなりアンプをサゲテいただき、EBtoEBの音を返した。
8:Choirマイクの本数であるが、昨年の課題を引き続きクリアするため、10本でおこなった。1本1本のマイクのハウリングマージンは稼げるのだが、SM57で1本→5本の時の音質の広がり具合と、KM184での1本→5本での音質の広がり具合の差が印象てきだった。
ネイザンからの指摘は、男性陣のマイクの本数の少なさを指摘された。
今回、主なチューニングの時間を
・Choirマイクの頭決め
・ハウスのマージン取り
・ハウスの58チューニング
・ソロマイクの頭です。結構上がった。
・ハウス&プロセの音決め
・ChoirのEQ EXP −28 1.3〜1.5:1 HPF200hz
・ChoirのKM184のEQデス。
・ChoirのSM57EQデス。
・58フロントフットチューニング
・Choirのモニターチューニング
・ピアノモニターチューニング
チューニングが終わりリハが始まる。
途中オーダーの偏向はあったが、主に返していたのは以下の通り、
ChoirSide=Pf、カホン、Bass
ChoirFMX中央=Choir、Pf
ChoirBOSE上段両サイド=Choir、Pf
ピアノ=ピアノ、クワイヤ、
ベース=ベース
カホン=ソロ、
フロントフット=ソロ、
最近モニタのEQを、グラフィックだけに頼らず、プリセットEQをセッティングして行っている。QRXのデータを修正して行っているが、チューニングは早くなった。
アンプとのレベルダイヤの調整は、マスタで-5dBから-10dB、ATTで-0dBから-10dBくらいです。
いずれも、卓のAFLでアウトを聞いて小さくなりすぎないレベルに調整することを心がけてます。
GEQのチューニングです。
今回ちょっと手狭で、卓の下にDrive RackとHAおきました。
STAFF 前日搬入/中田亮、小笠原章
当日音響スタッフ/小笠原章、小野峻
0 件のコメント:
コメントを投稿