2015.11.12 Whether Power Chorus was what made of Ashio? Project 終了報告
12/29 ダイジェスト動画とDUCサイトを追加いたしました。
ダイジェスト動画
DUCサイト レポート
http://dreamersunion.jp/news/ashio151112-report
Dreamers Union Choir 栃木県日光市足尾町 公演
まず初めに、今回のProjectの説明の前に、一枚の画像をご覧いただきたいと思います。
画像は今年9月、栃木県日光市足尾町の喫茶店ラポールに貼ってあったもの。
実は今から20年近く前、7年間の宇都宮放送局勤務時、何度か足尾に訪れたことがありました。多くは中継放送所の保守。番組の取材ではほとんど伺ったことはありませんでした。
ただ、小説家の故立松和平さんを何度か取材で帯同したとき、様々な活動をなさっていたことなどを聞き、”足尾"というキーワードに何か気になるものがありました。
私の母方の出生や親戚が住んでいたというのも、もう一つの縁かもしれませんが。
そしてこの唄、足尾で古くから歌い継がれている歌だということも、栃木で活動する作曲家の方から噂では聞いていました。
『渡良瀬』『庚申山』『男体颪』←足尾町は奥日光の真南に位置します。
など、土地の名を詩に連ねたこの唄。
"歌い継がれる"こと、景色や人は変わっても、残るものがある。
さて、そんなラポールでいただいたこのガッツリ唐揚げを食べて何をしていたのかというと。
事の発端は、夏のはじめ。
ある仕事の前日に、恩師の先生の御宅に宿泊させていただき、いつも通り酔っ払っていた。お酒もだいぶ回った23時過ぎ、こんな相談が。
"ゴスペル Oh Happy Dayを唄いたいのだけれど、どなたかゴスペル指導者を紹介してくれませんか?"
生きていれば、こんな絶妙な機会があるのだ。
もちろん、現在M-AQUAで多くの繋がりがある、木島タロー氏を紹介する。
MissionのConceptはこう。
栃木県日光市足尾町にある全校生徒25人の中学校、全校生徒が一つになれる合唱に今取り組んでいる。
『ふるさと』や前述の『足尾の四季』などを、恩師の音楽の先生が指導しているが、そこで新しくGospelを唄ってみたい。
そして晩夏の9/3、タローくんを乗せて行ってまいりました。
団子を食べ、
こちらにが動画や画像はございませんが、全校生徒25人に向けてのWork Shopを行ってきました。
生徒たちは、そのある一曲を練習し、秋に行われた合唱祭、町の文化祭など、幾つかのイベントで歌ったようです。
そして、その後の11/12(木)歴史的な日でした、Dreamers Union Choirの公演が行われたのです。
朝のうちはどんよりでしたが、日光宇都宮道路を快調に進む。
紅葉も終盤色鮮やかな細尾峠を越えてみると。
足尾の町が広がっていました。
会場は中学校と隣接する小学校の体育館。
12名のSingerとPercussion佐藤由さんが来てくれた。
立派な体育館。
そして、この風景どうでしょう?
真ん中に置いたピアノは、ある意味を込めたシンボリックなもの。
(最後に説明しますね)
足尾という町がどんな歴史を辿ってきたか。
Dreamers Union Choirが歌うのは、『Gospelや黒人霊歌に対する敬意と歴史』、『夢』や『自然との共生』、この地で歌う意味を強く感じました。
そんな中で、9月の中学校ワークショップから、練習を続けていた曲はコレ。
『Pressing My Way』
どんな困難や境遇が待ち受けていても、乗り越えて前に進む事。
本番のMC中、Directorの木島氏がこんな一言を述べた。
『震災や自然破壊、今世界中で考えなければいけない自然との共生、足尾の皆さんは、わたしたちよりちょっと先輩なのかもしれませんね』と。
そして、もう一つ本番の直前に、どうしてもDUCメンバーに伝えたかったことがあるのだ。あまり時間を押せない学校公演、ステージに出る直前にこう告げた。
『Directorの木島氏も、高校時代に経験した大人数での合唱のPowerから、ゴスペルを学び、今Power Chorusを進めている。
今回観覧した(する)中学生たちが、この公演や、学校を卒業しても、なんらかの形で"大勢で唄う楽しさ"に気づき、唄い続けていくことが出来るよう、そんなPerfomanceでお願いしたい』
緑を増やすために、種を蒔き続け、木を植えている人たちがいる。
この足尾にPower Chorusの、種を蒔かせてもらった。
いつだか、木島氏と車中で話したことがある。
100年後に、今ここにいる全ての人がいなくなっても、歌い継がれる歌になっていることが望みだと。
こちらは、DUCの記事です。
http://dreamersunion.jp/news/足尾1
わたしは栃木に7年住んで、栃木の演奏家に多くのものを学び、その後のM-AQUAの音響の要としてとても結びつきが深い。先だっての、中国もGreat Experienceだったが、本当にかけがえのない経験をさせていただきました。
小倉孝司 先生
木島タローさん(Power Chorus主宰)
佐藤由さん(Percussion)
Dreamers Union Choirの皆さん
そして、もちろん足尾の町の皆さん、本当にありがとうございました。
音響 M-AQUA
富 正和
12/29 ダイジェスト動画とDUCサイトを追加いたしました。
ダイジェスト動画
http://dreamersunion.jp/news/ashio151112-report
Dreamers Union Choir 栃木県日光市足尾町 公演
まず初めに、今回のProjectの説明の前に、一枚の画像をご覧いただきたいと思います。
画像は今年9月、栃木県日光市足尾町の喫茶店ラポールに貼ってあったもの。
実は今から20年近く前、7年間の宇都宮放送局勤務時、何度か足尾に訪れたことがありました。多くは中継放送所の保守。番組の取材ではほとんど伺ったことはありませんでした。
ただ、小説家の故立松和平さんを何度か取材で帯同したとき、様々な活動をなさっていたことなどを聞き、”足尾"というキーワードに何か気になるものがありました。
私の母方の出生や親戚が住んでいたというのも、もう一つの縁かもしれませんが。
そしてこの唄、足尾で古くから歌い継がれている歌だということも、栃木で活動する作曲家の方から噂では聞いていました。
『渡良瀬』『庚申山』『男体颪』←足尾町は奥日光の真南に位置します。
など、土地の名を詩に連ねたこの唄。
"歌い継がれる"こと、景色や人は変わっても、残るものがある。
さて、そんなラポールでいただいたこのガッツリ唐揚げを食べて何をしていたのかというと。
事の発端は、夏のはじめ。
ある仕事の前日に、恩師の先生の御宅に宿泊させていただき、いつも通り酔っ払っていた。お酒もだいぶ回った23時過ぎ、こんな相談が。
"ゴスペル Oh Happy Dayを唄いたいのだけれど、どなたかゴスペル指導者を紹介してくれませんか?"
生きていれば、こんな絶妙な機会があるのだ。
もちろん、現在M-AQUAで多くの繋がりがある、木島タロー氏を紹介する。
MissionのConceptはこう。
栃木県日光市足尾町にある全校生徒25人の中学校、全校生徒が一つになれる合唱に今取り組んでいる。
『ふるさと』や前述の『足尾の四季』などを、恩師の音楽の先生が指導しているが、そこで新しくGospelを唄ってみたい。
そして晩夏の9/3、タローくんを乗せて行ってまいりました。
団子を食べ、
最中を食べ、
こちらにが動画や画像はございませんが、全校生徒25人に向けてのWork Shopを行ってきました。
生徒たちは、そのある一曲を練習し、秋に行われた合唱祭、町の文化祭など、幾つかのイベントで歌ったようです。
そして、その後の11/12(木)歴史的な日でした、Dreamers Union Choirの公演が行われたのです。
朝のうちはどんよりでしたが、日光宇都宮道路を快調に進む。
足尾の町が広がっていました。
会場は中学校と隣接する小学校の体育館。
12名のSingerとPercussion佐藤由さんが来てくれた。
立派な体育館。
そして、この風景どうでしょう?
興味深いことに、体育館ステージの背面がガラス張りで足尾の風景が見えるのです。
真ん中に置いたピアノは、ある意味を込めたシンボリックなもの。
(最後に説明しますね)
足尾という町がどんな歴史を辿ってきたか。
Dreamers Union Choirが歌うのは、『Gospelや黒人霊歌に対する敬意と歴史』、『夢』や『自然との共生』、この地で歌う意味を強く感じました。
そんな中で、9月の中学校ワークショップから、練習を続けていた曲はコレ。
『Pressing My Way』
どんな困難や境遇が待ち受けていても、乗り越えて前に進む事。
本番のMC中、Directorの木島氏がこんな一言を述べた。
『震災や自然破壊、今世界中で考えなければいけない自然との共生、足尾の皆さんは、わたしたちよりちょっと先輩なのかもしれませんね』と。
そして、もう一つ本番の直前に、どうしてもDUCメンバーに伝えたかったことがあるのだ。あまり時間を押せない学校公演、ステージに出る直前にこう告げた。
『Directorの木島氏も、高校時代に経験した大人数での合唱のPowerから、ゴスペルを学び、今Power Chorusを進めている。
今回観覧した(する)中学生たちが、この公演や、学校を卒業しても、なんらかの形で"大勢で唄う楽しさ"に気づき、唄い続けていくことが出来るよう、そんなPerfomanceでお願いしたい』
緑を増やすために、種を蒔き続け、木を植えている人たちがいる。
この足尾にPower Chorusの、種を蒔かせてもらった。
いつだか、木島氏と車中で話したことがある。
100年後に、今ここにいる全ての人がいなくなっても、歌い継がれる歌になっていることが望みだと。
こちらは、DUCの記事です。
http://dreamersunion.jp/news/足尾1
わたしは栃木に7年住んで、栃木の演奏家に多くのものを学び、その後のM-AQUAの音響の要としてとても結びつきが深い。先だっての、中国もGreat Experienceだったが、本当にかけがえのない経験をさせていただきました。
小倉孝司 先生
木島タローさん(Power Chorus主宰)
佐藤由さん(Percussion)
Dreamers Union Choirの皆さん
そして、もちろん足尾の町の皆さん、本当にありがとうございました。
音響 M-AQUA
富 正和
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