2015年6月18日木曜日

2015.06.13 Power Chorus Show Case Vol.4 Project終了報告 QL and DL to Dante

2015.06.13 Power Chorus Show Case Vol.4 Project終了報告
YAMAHA QL1 Plus Mackie DL32R Dante Stage Boxとして初使用報告

Dreamers Union Choir Director 木島タローくんの提唱する、Power Chorus
その、Power Chorus Groupが集まって歌うイベントの4回目、(こちらは前回)。
昨年と同じく新宿区牛込箪笥ホールで行われました。



今回のThemeは、『Peace Songs』、平和をテーマにした曲を8グループが歌いました。
Dreamers Union Choir
Power Chorus 新宿
Power Chorus 大田
Power Chorus マチサガ!(町田/相模原)
Busy Smile Deliverers(志木)
Soul Symphony(東京)
キッズパワーコーラス(志木)
morfas(神戸)








本番の様子は、動画などが完成してからお知らせするとして、今回M-AQUAでは、初の試みがありました。

昨年9月導入の、YAMAHA QL1と5月に導入のMackie DL32R、この2台を使用してLive SoundのDigital伝送に踏み切りました。

これと


これを


ここでつなぐのだ。

いやー、ここまで長かったです。
昨年末にDL32Rの発表、国内の販売が遅れ、5月中旬にDL32R本体の導入、翌週にDante カードの国内出荷。
それから、ほぼ週2-3回のペースで、システムトライアル、Wifi環境の構築、QLのバージョンアップ、はじめてのいーさコン作り、、、、。
正直、メーカーが違う機種を、統一されたとはいえ、海外の未知の伝送規格、本当に使えるのか、使っていいとしたら、どのタイミングなのか。

2-3回のLive現場や、リハーサルで、DL32Rの使用はしていたものの、不安要素がいくつか、、。

まずはシステムの概要から。

色々と懸念材料、優位点あるのだが、システムに関して、◯◎△で記します。
◯◎△

当日敷設するケーブルが、一本でいい。
◎伝送途中のMicレベルへのノイズの心配がほとんどない。
◎Stage側とMix側の電位差を気にしなくていい。(ほんとに卓電平行でいい)
◎予備卓としてDLが使える。(分岐した別ミックスも可能)
◎圧倒的にQLの操作性がいい。
QLのAnalogXLRをBGM用や、卓廻りの機器に使える。
◯QLもDLも、I Padが複数台使える。(転換検聴など、Stage Manに託すことも出来る。)
△リタンダントの設定がうまくいかない。
△Wifiを2波(DL Master Fader、QL Stage Mix)飛ばさなくてはいけない
△Dataを2機種に渡ってつくらねばいけない。(DLはIpadのみ)
HAのGainが、DL32R側でしか調整できない。
△音質が若干硬いが、HAのADなのか、OutのDAなのかはわからず。

全般に、特筆すべきことで◎を3つ与えたいこと。
◎DLはI Padが切れても、そのまま音が出続ける。
◎Danteの伝送中の音飛びなどはなかった。
◎そもそも、以前のシステム中のADA(Drive RackやDEQ830)など、システムのタイムアライメントディレイに関してシビアに行える。




以下は、プログラム上の実際のLive Mix改善点です。
1:Cho MicをSolo Micとして使用するときのRouting
2:Cho MicのMonitor Routing
3:MonitorがFOHに及ぼす影響、<Delay>中音のもんわりが、先に聞こえてしまうとアカン。
4:転換の想定した、Mic割り。上手から出るのであれば、下手からの番号固定。
5:STX812Mのドライブ設定。実は感度がちょっと低い(1W-1m-95dB、max peak130dB)

公演内容は、また改めてこちらでお伝えしますが、次回のDreamers Union Choir出演は、6/27江古田聖書キリスト教会です。




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